「君はひとりじゃない!今年の映画で初涙。特典は鑑賞後に見よう。」かがみの孤城 ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
君はひとりじゃない!今年の映画で初涙。特典は鑑賞後に見よう。
原作未読。ヒロインのこころが不登校から始まり、ある日、鏡の向こうの弧城にワープする物語です。
こころ役に16歳の等身大の當真あみちゃん、オオカミさま役は芦田愛菜さんです。
まず、當真あみちゃんの声がこころの自信なさそうな態度にピッタリです。数多くの人からオーディションに選ばれただけのことはありますね。すんなり感情移入できました。
「オオカミさまは誰?」「願いを叶える鍵はどこ?」等、ミステリー要素があるため、終始引き込まれました。
この物語は、不登校をキーワードにし、社会から隔離された子の心情を丁寧に描いていました。社会人でも、無職や引きこもりの方もいると思います。そんな人たちなら特に共感できると思います。
物語の最後のオオカミさまの真相に涙が溢れました。
感動系の映画では、今年一番だと思ったほどです。
追記 原恵一監督の「河童のクゥと夏休み」も好きな映画です。
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