HARD BLUE 蒼穹のレビュー・感想・評価
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会話の内容がちょっと難しい…?
あらすじは、仲良悪そうな親子が王様の暗殺を実行するかしないかであれこれ話し合うい、その会話を通じて父親が改心するんですが、会話の内容が難しかったり、説明文を読み聞かせされてる気分になりました。言ってることは間違ってないとは思いますが、もっと工夫できた気はします。
カメラワークが少ないので、最近のカメラワークが多い映画に慣れてる身としては少し退屈かもしれませんが、内容の割に雰囲気が穏やかで、ストーリー的にも安心できる映画だと感じます。子役の自然体でいかにも芝居って感じがないところもの人的には好きです。
もっと頑張って欲しいってところもありますが、良いところもあるので興味のある方は観てみてもいいかもしれません。
なんか不思議なほんわか切なく嬉しい
いつもの映画館にぶらりと入って観た映画。長いカットが多くて眠かったのだけど、親子の会話劇になってから、急に引き込まれた。役者の顔がしっかりと演技している。天才的な演技じゃない演技の子役。最初はしばらく前の単館系邦画の印象だったのが、何かファミリーピクチャーで、歴史啓蒙的でガンダムファン映画という、レトリックと引用を重層化させた映画だった。こんなのあるんだな。最近、まったく見ないタイプのオゾンや初期の青山真治っぽさがたまらなく響いた。最後は何か胸がいっぱいになる小津のような終わり方だったよ。
商業作品ではありませんが・・・
本作は大学の研究室の作品で、学生さんたちが勉強の一環で制作した作品だそうです。映像技術がない学生が作り始めて10年(とおっしゃっていた気がします)で完成し上映とのこと。3年前の映画祭のオープニング上映を本作の最後のお披露目にする予定がコロナの影響で消滅。その後学生さんが、劇場営業して今回の上映にこぎつけた・・・そうです。
という経緯があるので内容云々ではなく、研究室に在籍していた多くの学生さんたちが携わり、未経験の方々が制作し上映にまで至ったことに拍手喝采・・・としたいのですが、一応対価が発生していますので1作品として感想を書かせていただきます。
描きたいことは理解しますが、主人公ナオとコマの関係性の変化になんら説得力がなく、なんでそうなるの?が多くてお話としてはなんだか成り立っていないなぁって感じでした。またどこかに置き去りにされてしまっている「トミノ」はそもそも一体なんだったのだろう?とか、母親は音楽流したいだけの存在だったんもだろうか?とか・・・・全体的に薄いのです。こんな親子がいて、家族がいて、こんなことがあって、こうなったんです・・・という状況が描かれているだけでその先がなかったですね。で、お話自体はエンタメでもなんでもないですから・・・まぁ、ムゥんってなっちゃいます。
それっぽい雰囲気はあるものの、一体なんだったのかなぁ?って感じでした。一研究室の活動ですから予算なんてあってないようなものでしょうから、その中で工夫はされたと思いますが、やはりチープ感は否めません。それをカバーする何かがあればよかったのですが・・・まぁ、残念ですね。
まー、稼ぐこと目的にした作品じゃないしね。研究室作品だもんなー。でもね・・・って感じ。
見かけ倒しでなけりゃ良いがな
子供を連れてお仕事に出ることになった殺し屋の話。
あらすじ紹介には過激派組織がどうとか書かれているけれど、その辺は良くわからず、とりあえずヒットマンのヒットマン?
ボソボソした会話が少しあった後、これまた良くわからず父親と会い子供を連れて出かけていく主人公。
射撃の腕は確かにもの凄かったけれど…。
一応少し軽いノリの会話も有りながら進行していくけれど、笑いになる感じでははいし、気になるのはGネタぐらい。
とにかくマッタリ淡々としているし、あらすじに書かれている背景みたいなものも良くわからず、何をしたいのか???
一応子連れヒットマンのロードムービーってことなのかな?
ツメはゴックが1番近いかと。
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