原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たちのレビュー・感想・評価
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裁判関係のドキュメンタリーとして明るい展望を示している
これまで観てきた裁判関係のドキュメンタリー作品は、大抵原告や弁護団が苦闘していく経過を描いたものが多かったけれども、本作では、判決を下した裁判官が、その趣旨を語り、退職後もその趣旨を普及していこうと運動に加わっていき、さらにまた、代替エネルギーとしてのソーラーシェアリングの明るい展望を拾い上げているところも良いと思った。
見るべき
原発の危険性を説く樋口英明元裁判長と弁護士河合弘之氏の活動、農業と並行して太陽光発電システム採用してる農家の皆さんのドキュメンタリー 図、グラフ有りプレゼンみたいでとても分かりやすい 地震国日本には原発は厳しい、耐震性も低い、耐震テストも住宅のようには出来ない 原発差止訴訟裁判でも裁判長が文系で内容が解らない人が多くまだまだ全停止には至っていない、と課題だらけ 福島原発は2号機、4号機の「奇蹟」のお陰で関東まで放射能が拡がらなかったというのはショッキングだった 災害は何時何処で起きるか分からない 南海トラフ地震が懸念される中、原発稼働は懸命ではないので、再生可能エネルギーの拡大、効率アップが急務 太陽光発電はスマート農業とも相性良さそう 日本人開発得意そうですけど…再生可能エネルギー先進国はなんと中国だそう あのHuawei主力 問題も多い国だけど変り身も早いな! 12/5 クロ現 原発再稼働
見るべき作品
3.11から時間が経つことで原発への関心が薄れるなか、昨今のエネルギー価格の上昇で原発の再稼働が話題に上がる今こそ見るべき作品である。作品の構成が原発差止裁判だけでなく、太陽光発電を活用して、新たな農業に挑戦する方々の姿も同時に描かれていて、飽きさせない。知らないことの怖さと罪深さ、このような事象を報道しないマスコミ、映画はまだ力があることを実感します。
為政者に伝わるだろうか?
関西電力大飯原発の運転差し止め判決を下した福井地裁の樋口英明裁判長は、退官後、原発の危険性を説いてまわる活動を始めた。河合弘之弁護士は、地震に原発が耐えられない構造であることを指摘する樋口理論で新たな裁判を開始した。一方、福島では近藤恵が農地上で太陽光発電するソーラーシェアリングに農業復活の道を探り、環境学者・飯田哲也の協力で営農型太陽光発電を始動したという話。 原発反対は危険性を考えるともっともな事だと思うが、そんなに多くの映画館で公開されてる作品でも無いし、為政者には伝わらないだろうという感想。 農業でソーラーシェアリングの試みは素晴らしいと思った。 農業従事者の少ないところでは草刈りが大変だからと田や畑にソーラー発電機を設置されているが、農業をやりたいというならあの背の高いソーラーパネルは効果的だと思った。
元気が出る映画です。
平易な言葉でわかりやすく語る樋口英明さんもさることながら、農家の方々の言葉に説得力があります。田んぼや畑の上空に広がる太陽光パネルは、強すぎる太陽の光を発電に使ってくれる農産物の味方。発電と収穫が両方得られるwin-winの未来を映し出します。
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