月の満ち欠けのレビュー・感想・評価
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良いところも不満なところもある
良いところも悪いところもあるので、加点方式なら良い評価、減点方式だと不満点がある評価。
別に不満一辺倒で終わることは無いので、鑑賞して楽しいと思う。
役者の演技がすばらしいので、例え人物に感情移入をあまりしていなくても十分にもらい泣き出来る。
もはやこれだけでお釣りがくる。
物語は、純愛に描いてなおホラーみがあった。
最初からホラーとして描いたらそれはそれでおもしろいホラーになりそう。振り解けない縁となって何年越しにあらわれるヒロインと、側にいて気を許す相手と思っているヒロインにどんどんと薄ら寒さを募らせていく周囲。
間違いなく作品の意図しない楽しみ方ではあるが、正直ちょっと見てみたい。
物語の主軸である1980年代の描写は気になった。
セットの小物などはそのように描いているが、ファッション髪型化粧がモブはおろかメインキャストたちも何故か2010年代だった。物語の1980年と2007年どころではなく2010年代前半くらいに感じた。
別に当時を完全再現する必要はないと思うが、それっぽくする、という努力も特には感じない。なんでそこを妥協したのか全く分からない。意味を見出すなら、見ている人に回想や時系列を逆に混乱させて、ヒロインの境界線を朧気にして全部1人なのだと認識させたかったのかもしれない?
あと良くも悪くもセリフでだいたい話してくれるので、たまに目を閉じていてもだいたい分かった。
目をかっ開いて2時間集中しながら見る必要がないので、仕事後にぼんやり疲れをとりつつ何かに浸りたくて見る映画として適性がある気がした。
ファンタジーとリアルの曖昧な落差
いい話ではあるんですよ。
輪廻転生、ファンタジーの定番。
ただ、小説なら言葉を重ねて沁みさせられるだろうけれども。
また、(ビジュアルを伴うというなら)漫画で『妻、小学生になる。』のように記憶だけあるが肉体的接触を伴わないとか、『僕の地球を守って』のように「超能力のある宇宙人が前世」ってくらいぶっ飛んだSFファンタジーに振ってしまえば、フィクションとして楽しめますが。
現代社会を舞台に、少し前に死んだ人の記憶が生まれた誰かの子供に引き継がれるってのは、どうにもこう……
変な宗教っぽくてのめりこめなかったんですよね。
それに、冷静に考えると、50近い男と7〜8歳の女の子の再会でしょ?
ちょっと引いちゃって……
役者は全員よかったのに。
表現方法として、たとえばアニメーションにすればともかく、実写ではフィクションとリアリティの境目が曖昧なのが、マイナスに思えたのでした。
嫌いではないが...
原作を読んでいたので映像化したらどうなるのか気になって見に行きましたが、2時間におさめるために少々駆け足になっていた感があり、台詞もどこか説明口調が多いのは気になりました。
物語の内容も私は知っていましたが、知らない人はすんなり飲み込みにくい内容なので賛否はかなり分かれそうですね。
ただ演者さんや映像の見せ方はとても素敵だったので純粋に出演者のファンの方は見てみてほしいです笑
こちらの評価に納得!
あらためて、ここでの評価に信頼をおきます。
ファンタジーと現実の境がなく、どっちよりで観ていいものかと共感出来ないままで終わってしまった。初めに時系列と人の相関図を理解するのに悩み、これ何歳の大泉さん(?)となかなか年齢差を感じることが出来なかった。ルリちゃんも、どれがどれだか、、キーワードは、「おかえりなさい」!と気づいた時には、ハッとしましたが!と言いつつも、最後は単純に少し泣いた。そして、何よりエンドロールでときめきました。もしや(?♪)と思ったら、やっぱりルリちゃん♡
金夜ロードショーでok
生まれ変わりのお話。前世の記憶を持つ子供たちがいるのはテレビでも見たことあるけど、さすがに前世の記憶がありすぎて逆に怖い。もはや身体だけ違う人で、瑠璃がずっと生きている感じ。
ファンタジーではなく、ちょっとホラーだった💦
恋愛、愛についても少し薄っぺらいものを感じた。何も知らないあきらくんがただただ可哀想だった。
あと1番気になったのが、1980年代の瑠璃の髪型が合ってなくて浮いていた。明らかに現代の髪型(薄い前髪に綺麗なカール)1980年代は聖子ちゃんカットとかワンレンヘアとかもっと色々あったはず。映画ならもうちょっとちゃんとやってほしかった。
でも良かったこともありました☺︎
・映像は綺麗
・大泉洋さんの圧倒的演技力
・小山内夫婦の温かい関係性
・1980年代の高田馬場の再現度
・フィルムとか音楽とか、1980年代を感じた
・有村架純ちゃんが可愛すぎる
・めめ様の背筋と腹筋がやばかっこよかった
・田中圭の悪役な感じとても良き
映画館ではなく金曜ロードショーでいいかなという感じです😓
しっとり、じんわり系
どんな感じなのかあまり前情報を入れずに鑑賞しました。
観終わった後、満たされた気持ちになりました。
思いの外、レビューが良くないので感じ方など分かれるのかもしれませんが、私は好きでした。
有村架純さんはめちゃくちゃ美しかったです。
物凄く冗長
この物語はファンタジー、救われる思いを持つ人たちもいる。
けれど、押し付けがましさ半端ない。
子供は親を選んで産まれてくる、だと?
虐待死した子供たちを完全スルーしてますね、気分悪い。
私が信じられるのは、一度きりの命、だからこその煌めきだけ。
あきらくんと瑠璃のラブストーリーがとても良かったからこそ、それを台無しにするのはいたたまれなかったな。
お~か~え~り~
生まれ変わりがテーマの、直木賞受賞のヒューマンラブストーリー。ただ、説明過多なセリフとくどい演出で、テンポがすごくゆっくりかと思うと、急に端折るので、いつの間にそうなった、と思う所もありました。
有村架純さんの感情表現が上手なんですが、大人の鑑賞に堪える作品とは言えず、かと言って、重たくて若者が喜びそうな内容でもないので、お勧めはしにくいです。
大泉洋さんはとても良かったです。
大泉さん以外には感情移入しにくかった理由の一つが、撮影方法です。人物ばかり映して、人物目線の景色がありません。川沿いの階段に座って「俺ここが好きなんですよ」と言っても、空を見上げたり川を見渡す映像が無いので共感できないです。大人瑠璃がぼんやり店の外を眺めていたら外の雑踏を映して欲しい。夫婦が好きだという海の美しい眺めはあったっけ?あったとしても記憶に無いです。
唯一、主人公が母親のもとに駆け付けるシーンではすれ違う人々を映してましたが、その時は頭が混乱していて半分上の空だと思うのに、親子連ればかり何組もはっきり映すのがわざとらしかったです。
普段は気にならない所が気になってしまいました。
大変興味深い内容ながらも色々と疑問も─
神秘的でミステリアスな作品で、率直に面白かったです。絵空事のようでもしかしたらと感じさせる部分も大いにあったので、めっちゃ引き込まれました。それだけに違和感も相当目に付き、感情などはあまり持って行かれませんでしたが、その違和感含め色々と楽しめました。作品的には問題があるところかと思いましたが・・・
40年超という短くない時代を語っている作品で、風景とか映像に対する工夫やこだわりはかなり感じましたが、若干年をとらない人物というものを感じ取ってしまい、失礼ながら笑えました。
同じ魂を何度も出現させるためには悲しすぎるストーリー展開が必要だったのかなー。それにしても全然報われる感覚もないしハッピーでもなかったなーと・・・
細かいところだと、ホームビデオの映像で、2人しか居ないはずの空間なのに明らかに3人目がカメラを回している!最初ホラーとかお化けなのかと思ったけど、単純に普通に第三の目をホームビデオという設定にも強引に入れているだけだったような・・・
とまぁこんな感じです。
救われる人がいるでしょう
前夜祭で鑑賞
舞台挨拶を見てから見ると洋さんの演技(ギャップ)すごいなあって。
無慈悲なことを経験した方々からすると、
命は無駄じゃなかった、と、
とても救われる世界線のお話。
何事も命は尊くて大事ですから
生まれ変わることをポジティブに
捉え過ぎちゃいけないねとは思った次第です
田中圭を法かなんかの力で懲らしめて防ぎたかった!!
原作を読むと…
原作を読んでから映画を見ましたが…
やっぱり原作読んでからだと、頭の中に登場人物や情景のイメージがすでに出来上がっているため、
ギャップは結構ありました😂
有村架純さんは大好きですが、
正木瑠璃のイメージが、もっとか弱く、神秘的な雰囲気をまとっている女性のイメージだったので、
現実的で元気すぎかな…?と思いました
目黒蓮さんと有村架純さんのお2人を見てるとめちゃくちゃ現代感があって…過去の回想シーンなのにすごい現実味がありました。笑
あとカメラアングルも、狙ったようなアングルが多くちょっと冷めてしまったのが正直な感想です(・・;)
柴咲コウさんと大泉洋さん夫婦はめちゃくちゃよかったです!!
柴咲コウさんの夫を愛する家族想いの母親役は本当にぴったりで…それが見れただけでもこの映画を見る価値はあります。
とっても楽しみしていた映画だけに、
期待が高すぎたんだと思います😶
私は原作を読まずに映画観ることをおすすめします。
浅い
予告編は良かった。
だから、早々に観に行きたかったが、どうしても観たいという妻に合わせて1日遅れの観賞。
泣く気満々で行った割にはイマイチ入り込めず…。
期待が大きすぎたかな。
輪廻転生が大前提。
使い古されたテーマで目新しさはない。
多様な愛情のあり方を組み合わせてはいるが、不自然さは禁じ得ない。
田中圭に至っては無罪放免で不快感ばかりが残る。
不自然と言えば伊藤沙莉の高校生姿にもずっと違和感を感じた(本人のせいではないが)。
ストーリーも比較的単調で前半の冗長さにはちょっと眠気を催した。
途中からはほぼ結末が見えてしまい、結局その通りになった。
私の中で輪廻転生ものといえば、桜、ふたたびの加奈子だが、遠く及ばないと感じた。
残念。
それでも、子役の熱演には胸が熱くなることもあったし、
柴咲コウのビデオには予想通りではあったが涙した。
輪廻よりこちらを前面に出してくれた方が個人的にはシンパシーを感じたかも。
原作当然未読。
読んでみたい。
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