月の満ち欠けのレビュー・感想・評価
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欠けることなく満たされました!
大泉ファン(子猫)の方達には冒頭のシーンで大門通を思い起こさせてしまうでしょうが大泉さん含めキャストの皆さんの素晴らしい演技が作り出す世界がそんなものを軽く払拭させてくれます!笑
映画館を出る頃には感動とほっこりで心が満たされました!
純粋に泣けた!
原作を読まずに、気になる映画の為、見に行ったが、純粋に泣けた。3回位泣ける。自分は小山内(大泉洋)に年齢が近いから共感したわけではなく、どの年代でも部分部分で共感する場面はあるのではないかと思った。ストーリーに一貫性はなく、理解に?が付く箇所はあるが、2時間の映画に複数のシチュエーションを織り込んでいるため引目で観たら、楽になるファンタジー映画である。また、俳優の迫真の演技と置かれている境遇に引き込まれ感動させられる。「過去と現在のつながりと、思いは叶う」ということが本当にあったら良いな、と思う反面、自分の身に起こるのは恐く、辛いとも感じた。あくまでも非日常(ファンタジー)を感じたい方向け作品。
泣けるけど、感動までは、
原作を3年前に読んでいたにも関わらず、細かいところはすっかり忘れていた。
少しあざといけど、大泉洋と柴咲コウの最後シーンが1番良かった。輪廻転生という信じられない話より、人の思いは見えないけど大事なものということを痛感した。
ストーリー・映像・役者の演技がみごとに調和した、いい作品です
テーマは非日常で凄いですが、それとは裏腹に作品自体の空気感はしっとりと落ち着いた雰囲気でとても好みです
ストーリー自体もすごく良かったと思います、予想以上に楽しめました
他者のレビューで原作にこだわっているコメントも多いですが、私は未読ながら全く問題なく楽しめました
大泉洋さんの無駄にハイテンションだったり、柴咲コウさんは不機嫌そうな雰囲気、といった普段のキャラをグッと抑え込んだ静かで力強い演技、そして目黒蓮さんと有村架純さんもまた切ない運命をたどる禁断の恋を静かに力強く好演しているのが作品全体を通して受けるしっとり感なんだと思います、四人ともすごくいい演技してますし、もちろんその脇を固める伊藤 沙莉さんや田中圭さんも確かな演技で作品を支えてます
そして現代と過去を行ったり来たりして真相が明らかになっていくストーリー展開がとてもスリリングだし、映像のこだわりもすごく感じました、特に過去のパートでは80年代の街並みやカルチャーが再現され、ほどよいレトロ感がすごく良くて
と、ありきたりな感想になってしまいますが、主軸のストーリー・映像・役者の演技の3要素がとてもバランスよく立っていて見応えのある作品に仕上がっています
また時々観たくなる作品が増えました
期待しすぎたかな
大泉洋も有村架純も良かったけど話がイマイチだった
泣けるという予告の前振りだったのに泣き所はなかった
輪廻転生あったとしても身近なところに生まれ変わりすぎだし小学生に私はかつてあなたが好きだった人の生まれ変わりですって会いに来られたところで普通に考えたら怖いだけだし...
目黒連は全然年取らないし
唯一良かったというかはまってたのはモラハラ夫役の田中圭かな
原作読めばもうちょっと話に入り込めるのだろうか
とにかく行く前から期待しすぎてがっかりな映画でした
生まれ変わり
大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウの演技が良かったですね。
時間軸は過去から現在までの数十年なのですが、特にそれに合わせた大泉洋の演技及び過去の高田馬場や東京の表現が印象的でしたね。
退屈だった
なぜここまで目黒蓮と有村架純が惹かれ合っているのか分からず感情移入がそもそもできず涙は一滴もこぼれなかった。(ハンカチ準備してたけど)
設定が単純すぎるし、薄っぺらい内容だし、なんかホラーだし感動要素ゼロでした。駄作じゃない?
俳優の魅力
最近の邦画は優れた俳優の演技には魅了されるが、肝心なところで残念な、作品としては満足のいかないものが多い。(個々の力は優れているのに勝てないサッカー日本代表みたい。あ、勝ったか)
今作も大泉洋と有村架純見てるだけでいいんだけど、
あっ!て思うはずのシーンで、カットバック挿入しないと気づけないような見せ方が残念だった。
もっと観客を信じればいのに。
洋楽の入れ方のセンスも、???
ストーリーは、生まれかわりとかこんなの好きだけど、いかにもこの原作者らしい、どうだ、面白いだろうって顔が浮かんでくるような展開だったな。
年寄りには、目黒蓮がずっと若いままに見えました。
輪廻転生。愛はファンタジーと狂気を呼ぶ?
大泉洋さんの普通のお父さんの演技、良かった。
強く相手を思う気持ち+消化出来てないことが輪廻転生をする理由ならば、
ルリはアキラと逢えたら、昇天しそう。
ラスト、ビジュアル的に正木瑠璃と三角哲彦になってたけど
外野から見たら……なんて考えたら
ちょっと怖いですね(笑
正木リュウノスケさんも追いかけてきそうだし、
あれもきて、これもきて……となると
コメディになりそう(笑
そんな感想をもった私ですが
新幹線の中のシーンは、ツラレて泣いてしまいました。
幸せって幸せの中にいるときは
それは当たり前だから
気付かないんだよね。
ファンタジーとは言えども‥
確かに所々感動要素はあったけどツッコミどころが多すぎて泣ける所では無かったです。
生まれ変わりはあるとしても小山内瑠璃・るりが正木瑠璃の趣味・考えなど全く一緒すぎて逆に怖く感じました‥特にるりが小山内堅さんが八戸に帰るというシーンで娘の瑠璃と全く同じセリフでパパと呼んでたところ。
また瑠璃・るりが三角に会いに行くシーンも、ん?と違和感でしか無かった。なんで電話番号知ってるの?
同じ番号で残ってたとかあり得ない展開
最後るりが高田馬場にやって来て三角に会いに行くシーンも違和感しかない。
本当はいい年した三角と子供のるりの再会なのに昔のシーンに戻ってよく分からなかった。
俳優陣は良かったと思う。
でもジャニーズの子は大泉洋に比べたらまだまだだなと感じてしまった。頑張っていたのはわかるけどセリフがちょっと棒読み。
有村架純も色っぽさよりも三角と並んで歩くシーンは特に普通にしか見えなかった。
2度目は無いです。
ん?これでいいの?
正直、よくわからなかった
予想していた感じの映画ではなかった
私的には、涙する場面も( ඉ́ .̫ ඉ̀ )♡無い
もし、生まれ変わっても
あれは、ありえないかなぁ
ん?でなる場面が多くて
感動するより、考えてしまう場面が多かったかな
結局、ハッピーエンドなの?
もう一度じっくり見たい作品
1回で理解するには難しい。もう一度見たいので2回目希望の人用に半額券システムが欲しいところ。映画館も儲かるだろう。
大人っぽくなった有村ちゃんが素敵な女性になったのだけは分かった。
完成度に欠け
輪廻転生して身近な人に生まれ変わっていく設定の好き嫌いは分かれると思いますが、どちらにしてもそれを信じ込ませるだけの材料に乏しく、なかなか気持ちが入らないままエンドロールを迎えてしまいました。
月の満ち欠けのように亡くなってしまった人もどこかで新しい生を受けて幸せに暮らしているかもしれない。そう思える事で救われる人もいたかもしれない。それだけに作り込みの甘さが残念に感じてしまいました。
ジョンレノンも誰かに生まれ変わっているのかなぁ。
素敵な映画です。
とても素敵な映画でした。
演じた皆さんの涙に心を打たれました。
鑑賞出来て本当に良かったです。
大泉さんがいろんな理由で涙を流しますが
その都度感情も異なりとても胸に響きました。
有村さんの彼を思う表情がとても可愛くて、
それ以上に切ない涙がとても美しかったです。
柴咲コウさんが受ける一途な愛に流す涙も
とても綺麗でした。
涙の話しばかりになりましたが
ラストは全員が前向きになる優しい映画です。
内容はファンタジーな内容でしたが
映画は元々ファンタジーではないでしょうか。
僕はそれが良かったと思います。
それから、あの頃の高田馬場が自分の昔の記憶と重なり
とても感傷に浸りました。
(最後に写る黄色い2シーターはビートかな?)
映画は一期一会だと思います。
師走で慌ただしい時期ですが
是非皆さんに観て貰いたいと思います。
よくこの時間にまとめました。
原作ファンの人にはどうかわからないけど、映画から入ったわたしからすると、とてもよくできた作品だと思います。説明的にならず、観ている人に「これは?」と関係性を考えさせながら、徐々に分かるようにしていく仕掛けのうまさ、役者さんの好演で、2時間ほどの作品がアッという間に感じられました。
ジョン・レノンへの讃歌
原作が佐藤正午氏の直木賞受賞作ですから、小説としては読み応えがあるのでしょうが、小説と映画は表現方法が全く異なるということが理解されていない作品のように感じます。
輪廻転生によって時空を超えて生まれ変わり、そして繰り返される人智を超越した濃密な恋愛劇。本作はこのように敷衍できるでしょう。ただ文章で読むとそれなりに受けとめられますが、実写の映像になると、変にオカルトじみて胡散臭く、一種ホラーがかった奇怪な空気感が作品を通じて漂います。怪しいスピリチュアルストーリーに堕し、これは逆説的な意味でマンガ的です。
映像の構成で見ても、やたらと人物の寄せアップが多用され、茶の間のテレビ画面ならともかく、映画館の大スクリーンでの寄せアップを交互に見せる会話シーンの構成は、映画の持ち味を棄損しています。
更に、あまり意味のない手持ちカメラの、而も長回しが多く、殺気だった緊迫感、並みでない躍動感を見せるようなアクションシーンは皆無ですから、これらもストーリーには何ら関係がない使われ方だと思います。
また挿入される個々のエピソードが、多分原作を忠実になぞっているがために饒舌過ぎて、テンポが緩慢で退屈することが多く感じます。
但し、40年前に遡る、有村架純扮する正木瑠璃と目黒蓮扮する三角哲彦の話は、CGによってノスタルジックな空気感を上手く漂わせつつ、年上の既婚女性と若く情熱的な男との恋愛劇を、専ら男の視点での一人称で映しだす描き方で、スクリーンに引き込まれました。
挿入されるジョン・レノンの「Woman」のリズミカルでリリカルな旋律は、二人の世界をより神秘的で甘酸っぱく覆っていきました。
半世紀以上前のフランス映画『個人教授』を彷彿させますが、願わくば、有村架純に若者を夢中にさせ翻弄するような蠱惑的な妖艶さと奔放さがあれば、このエピソード全体にもっと強く惹きつけられたと思います。この箇所だけに絞って1本の映画に仕立てて良いくらいです。
ただこのやたらと長いエピソードは、作品全体の重要な要素だけれどもメインストーリーではないので、非常に雰囲気よく描かれていますが、寧ろ話を凝縮して尺を縮めないと、私のように食い入って見入ってしまい、作品全体からすると焦点が不明瞭になってしまっています。
役者について言うと、主役の大泉洋は、明らかに彼のキャラクターの良さを生かせていません。軽妙で飄々とした、つかみどころのない、やや浮世離れしたところが彼の持ち味ですが、本作の彼が演じる小山内堅は、殆ど個性のない善良な市井の人で、まるで正反対のキャラ設定です。
そのせいか、ラストの彼の号泣カットには全く理解できず、共感できないどころか、腹立たしくも思え、非常に不満足な印象が残りました。
せめて、非業の死から40年を経たジョン・レノンへの神々しくも崇高な讃歌と捉えることにします。
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