月の満ち欠けのレビュー・感想・評価
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素敵な映画です。
とても素敵な映画でした。
演じた皆さんの涙に心を打たれました。
鑑賞出来て本当に良かったです。
大泉さんがいろんな理由で涙を流しますが
その都度感情も異なりとても胸に響きました。
有村さんの彼を思う表情がとても可愛くて、
それ以上に切ない涙がとても美しかったです。
柴咲コウさんが受ける一途な愛に流す涙も
とても綺麗でした。
涙の話しばかりになりましたが
ラストは全員が前向きになる優しい映画です。
内容はファンタジーな内容でしたが
映画は元々ファンタジーではないでしょうか。
僕はそれが良かったと思います。
それから、あの頃の高田馬場が自分の昔の記憶と重なり
とても感傷に浸りました。
(最後に写る黄色い2シーターはビートかな?)
映画は一期一会だと思います。
師走で慌ただしい時期ですが
是非皆さんに観て貰いたいと思います。
よくこの時間にまとめました。
原作ファンの人にはどうかわからないけど、映画から入ったわたしからすると、とてもよくできた作品だと思います。説明的にならず、観ている人に「これは?」と関係性を考えさせながら、徐々に分かるようにしていく仕掛けのうまさ、役者さんの好演で、2時間ほどの作品がアッという間に感じられました。
正真正銘の転生譚でしたが。
原作の小説は読んでいません。
◉瑠璃から瑠璃から瑠璃へ
「生まれ変わっても、あなたに逢いたいー」は切ない比喩ではなくて、言葉そのままの転生の話だった。物語は踏切事故と自動車事故から始まる。それらは偶然ではなく、ある一人の男(田中圭)の身勝手としか思えない振る舞いが原因だった。命を落とした妻や少女たちは、恋人や夫と再会したいと言う目的を抱いて生まれ変わる。
しかし、叶うならば……ではなく、ハッキリとした意思で再会へ向かう彼女たち。最初は情感に身を委ねる気満々で映画を観出したのですが、いやいや正木瑠璃(有村架純)に始まる小山内瑠璃(阿部久令亜)と緑坂瑠璃(小山紗愛)の3人の瑠璃の輪廻転生が主軸で展開した。
その落差に、私は戸惑わずにいられなかった。そして絶対に再会すると言う小山内瑠璃の強い使命感と、緑坂瑠璃の転生は事実だと言う強力な肯定感を見せられてしまうと、ファンタジーの妙薬に浸ることは、難しくなりました。転生の奇跡は、押しつけられるものではなく、自然に受け入れるものです。
◉差し出された傘は、最強のオールドファッションド・ラブソング
一方で、発端となった学生三角哲彦(目黒蓮)と人妻正木瑠璃のラブストーリーの存在感が大き過ぎたことも、輪廻転生譚を妙に霞ませてしまったのかも知れません。
この二人だけで一つの話となりますよね。間違いなく現実だった、でも、もしかしたら間違いなく夢だった恋物語。古いレコードショップ、古い映画館、古いポップス、神田川? 沿いの古びた風景などなどが、私の心をベタに盛り上げてくれた訳です。切なくて幸せを感じました。
それにしても、不倫の愛に相手を引きずり込み、自分も引きずられる有村架純を見ていると、あぁ、こう言う女性が人の人生をさり気なく壊してしまうのだ! と思わずにいられなかった。
何年も前に大泉洋と「アイアムヒーロー」で共演した時の有村架純は、半分ゾンビーのいたいけな娘役だった。私はそのゾンビー以来のファンです。
小山内賢(大泉洋)が転生を頑なに否定し続けて、最後に恐る恐る信じそうになる。妻梢と娘瑠璃の写真を見て、涙を止められなくなる。ここで終わってくれたら、それでもファンタジーの風をまとったまま、シアターを後にできたかも知れないですね。
しかし車の中で、梢の生まれ変わりの少女が微笑んで、怒濤の転生譚は幕を閉じた。更にエンディング曲の「思い出をすり抜けて生きていくだけ」が、まんま過ぎるなぁ。
ジョン・レノンへの讃歌
原作が佐藤正午氏の直木賞受賞作ですから、小説としては読み応えがあるのでしょうが、小説と映画は表現方法が全く異なるということが理解されていない作品のように感じます。
輪廻転生によって時空を超えて生まれ変わり、そして繰り返される人智を超越した濃密な恋愛劇。本作はこのように敷衍できるでしょう。ただ文章で読むとそれなりに受けとめられますが、実写の映像になると、変にオカルトじみて胡散臭く、一種ホラーがかった奇怪な空気感が作品を通じて漂います。怪しいスピリチュアルストーリーに堕し、これは逆説的な意味でマンガ的です。
映像の構成で見ても、やたらと人物の寄せアップが多用され、茶の間のテレビ画面ならともかく、映画館の大スクリーンでの寄せアップを交互に見せる会話シーンの構成は、映画の持ち味を棄損しています。
更に、あまり意味のない手持ちカメラの、而も長回しが多く、殺気だった緊迫感、並みでない躍動感を見せるようなアクションシーンは皆無ですから、これらもストーリーには何ら関係がない使われ方だと思います。
また挿入される個々のエピソードが、多分原作を忠実になぞっているがために饒舌過ぎて、テンポが緩慢で退屈することが多く感じます。
但し、40年前に遡る、有村架純扮する正木瑠璃と目黒蓮扮する三角哲彦の話は、CGによってノスタルジックな空気感を上手く漂わせつつ、年上の既婚女性と若く情熱的な男との恋愛劇を、専ら男の視点での一人称で映しだす描き方で、スクリーンに引き込まれました。
挿入されるジョン・レノンの「Woman」のリズミカルでリリカルな旋律は、二人の世界をより神秘的で甘酸っぱく覆っていきました。
半世紀以上前のフランス映画『個人教授』を彷彿させますが、願わくば、有村架純に若者を夢中にさせ翻弄するような蠱惑的な妖艶さと奔放さがあれば、このエピソード全体にもっと強く惹きつけられたと思います。この箇所だけに絞って1本の映画に仕立てて良いくらいです。
ただこのやたらと長いエピソードは、作品全体の重要な要素だけれどもメインストーリーではないので、非常に雰囲気よく描かれていますが、寧ろ話を凝縮して尺を縮めないと、私のように食い入って見入ってしまい、作品全体からすると焦点が不明瞭になってしまっています。
役者について言うと、主役の大泉洋は、明らかに彼のキャラクターの良さを生かせていません。軽妙で飄々とした、つかみどころのない、やや浮世離れしたところが彼の持ち味ですが、本作の彼が演じる小山内堅は、殆ど個性のない善良な市井の人で、まるで正反対のキャラ設定です。
そのせいか、ラストの彼の号泣カットには全く理解できず、共感できないどころか、腹立たしくも思え、非常に不満足な印象が残りました。
せめて、非業の死から40年を経たジョン・レノンへの神々しくも崇高な讃歌と捉えることにします。
たぶん、映像化失敗作品だと思う。音楽がうるさい。
原作を読んでいないので即断は禁物だけど、おそらく映像化は失敗していると感じた。
映画が始まって、なにか微温的な印象を受けた。これで最後まで行ったら、つまらないだろうとの印象を受けた。
輪廻転生の話ではないかと推測したら、当たっていた。原作を読んだ方なら理解出来るけれど、何の予備知識の無い人にとっては、時間が前後して戸惑ったことだろう。
それと音楽がうるさい。ジョン・レノンの「ウーマン」は私の大好きな曲なので嬉しかった。後は余計な音楽が流れ、私は呆れた。
とにかく、一度原作を読んでみて、改めて評価したい。
欲しいもの、観たいものが手に入らなかった感。
原作未読。
グループのファンなこともあり、観に行きました。
最初のカット、遠目の大泉洋が漁港?を進む姿をカメラが横に流れるように追う。まずそのカメラワークが気になり、そして以降、誰かが走る度に、誰かが誰かの手を引く度にそれが多用される。意図していたものなんだろうか、と観終わってからも考える。
おそらく原作、小説の形だとそれぞれの瑠璃がもっとはっきり描かれているような気がする、読んでみないと分からないけれど。それが、映像化では上手くいっていなかったのかもしれない。
それぞれの役者は良い。ただ、ストーリーの展開が突発的だった。物分かり、察しの良い人達ばかりだった。
そして時代背景やその時代を意識してなのかセリフ回しに違和感があった。あの頃の人達はそういう語尾を使っていただろうか、使っていたかもしれない、でも違和感。
違和感は違和感を呼んでしまう。1981年などと映し出されても、納得がいかないと思うのは実感がないからか、私のせいか。
ホラー化してしまったのを残念に思うのも、角度を変えれば、じんわりあたたかいものに、又は生まれ変わりを信じて救いにもなったかもしれない、という期待からか。
ただし残ったのは、あきらくんへの執着と貪欲さだったようにも思う。面白くなかったわけじゃない。丁寧さが欠けただけだ。
劇中歌、アテレコなど、音にこだわりを…と思っただけだ。
それらは原作を読まないと答えは出ないんだろうなあ。
私は嫌いじゃないよ笑 設定がなかなか難しいから表現も難しい作品だな...
私は嫌いじゃないよ笑
設定がなかなか難しいから表現も難しい作品だなとは思った。
途中、え?ん??というところは正直あったものの、個人的には世界観含めで好きだったし、泣けた。
有村架純ちゃんが素晴らしすぎるのと
大泉洋目当てで観に行きましたが、どうも泣き顔アップになると変顔に見えてしまう💧
妻と子を亡くしてやさぐれたお父さんは良かったけど、ストーリー自体が家族の話をクローズアップしたいのか、生まれ変わりの悲恋をクローズアップしたいのか、どっちつかずでモヤモヤする。
熱を出してから別人みたいになったのは生まれ変わりじゃなくて乗っ取られたのかとか、本来の人格はどこへ行ったのかとか、好きだけど伊藤沙莉ちゃんの女子高生はさすがにコスプレだろうとか、ツッコミどころもたくさん。
さすがにラストはホラーだろと失笑。
だがしかし。とにかく有村架純ちゃんが素晴らしすぎる。
キレイで切なくて、幸せを願わずにはいられない。
そして、田中圭の愛すれどもどかしいモラハラ夫も良かった。
目黒蓮くんと有村架純ちゃんのファンなら観てもよいかな。
キャスティングが素晴らしい
ツッコミどこはたくさんありましたが、有村架純さん始め、大泉洋さん、目黒さん、伊藤さん、初見の脇役の方々が皆さん、いい雰囲気と演技で成り立たせてます。
矛盾や疑問を持ちつつも最後はジワーっとしました。
輪廻転生。。。
内容も何も知らずに
大泉洋主演の映画って事で鑑賞。
え?有村架純ちゃんも出てるんだー
え?田中圭まで!!
ん?生まれ変わりじゃないよね。
記憶と思いが残りすぎてて先に進めないんじゃ?
って思ったら
田中圭から追われて
一回目も
二回目も
尿意も忘れるぐらいビックリはしたけど。
それなら三回目また狙われたらどーするん。。。
そっちに思考が持って行かれて
感動とかなかったなぁ。。。
意外性でずっと飽きずに最後までは楽しめたけど。
お母さんを選んだんだよってセリフは響いたわ。
ここから、自分の話ですが。
子供三人、上の二人の息子とはリンクしなかったが(もうかなり大人なせいもあり)
下の娘が言ってくれてる様な気がした。
離れて住んでる娘が
お母さんである私を選んで生まれてくれて
私のわがままを許してくれた気がした。
そこはなぜか映画に関係なくセリフだけが響き少し涙した。
有村架純さんはやはり素敵です
目黒蓮くんはsilentとほぼ同じ演技なんですね。
泣きの芝居も口籠る感じも想くんでした。
とりあえず田中圭くんが怖すぎます。
これは褒め言葉です。
前もこんな感じ見たことありますけど
上手ですよね。突然ぶちキレる演技最高です。
大泉洋さんもふざけてるより、シリアスな方が
好きです。
中盤で時系列が全くわからなくなってしまって
迷子になってしまいました。
最後の方で理解できましたが。
あのジョンレノンの明るい曲この作品の色に
合ってるのかちょっとわかりませんでしたけど
イケメンと美女の恋愛は美しいものです。
スピリチュアル的な要素を子供がサラッと
口にしてしまうのが怖かったですし、
前世の記憶がいつまでも残ってるのも
ややこしいなと思ったり、
それでも親が子を、子が親を思う気持ちには
涙を流してしまいました。
父性
見終わってエンドロールを見て愕然とした。
あの「母性」と同じ監督が撮ったことに。
いや、母性でもその片鱗はラスト少し見えてたけど、それでもあの作品を撮った監督が多少ジャンルが違うと言えど、ここまで典型的な駄目邦画を撮れるのかと。
まず台詞が良くない。
最初に伊藤沙莉さん演じるゆいが大泉洋さん演じる堅に家族写真を差し出して言う、「奥さんの梢さんも・・」。
普通、こんなふうに奥さんのと枕詞をつけるだろうか。
自分(ゆい)も相手(堅)も梢さんが堅の奥さんであることは既に知っている事実なのだからわざわざ言わないだろう。
いかにも設定を説明するためにつけたという感じで不自然極まりない。
しかもご丁寧にそのあと「今日結婚記念日なんですよね」と付け加える。
結婚記念日について触れるなら奥さんのをつけなくても伝わっただろう。
こういうところで台詞がリアリティを失い、キャラクターもリアリティを失う。
大泉洋さんや有村架純さんをもってしてもこの映画のセリフがとても言いにくそうだった。
次に大泉洋さんの演技。
僕は今回初めて大泉さんの演技を下手だと思ってしまった。
最初の家族パートで娘に接する姿がどこか他人行儀なのだ。
娘を溺愛するのではなく他人様の子供に接するような妙な壁がある。
それが最も顕著に現れるのが小山内瑠璃が高熱で病院に入院するシーンだ。
そこで瑠璃を励ます様子がまるで「他人の子供を励ましてる」ように見えてしまった。
思えばこれまで大泉洋さんが演じてらっしゃった役で良いなと思った役は「真田丸」しかり「鎌倉殿」しかりどこか冷たさをもってる役だった。
ただ、瑠璃が亡くなったあと哲彦が訪ねてきた時に「瑠璃が生まれ変わりだったのでは」と言われた時の怒りと悲しみで顔が歪む様はとても父親という感じで良かったので前半が不調だっただけだと思いたい。
そして構成も良くない。
この映画は生まれ変わっても添い遂げたい男女の恋愛物だと思うのだが、最初に小山内一家の物語から入ったことで話の軸がブレた気がする。
自分の娘が誰かの生まれ変わりだったことによる父親の葛藤を描きたいのか、生まれ変わっても添い遂げたい男女の恋愛を描きたいのかがわからない。
多分どちらも描きたいのであろうが、それは欲張りすぎというもので瑠璃と哲彦をメインに据えつつあくまで脇筋として生まれ変わりの瑠璃の父親の葛藤を描いたほうがどちらのテーマもうまいこと両立できたのではないだろうか。
結果二兎を追うものは一兎も得ずを体現していた。
そもそもの話これは生まれ変わりなのだろうか。
小山内瑠璃が熱にうなされてから人格が変わったのなら、それは生まれ変わりというよりは乗っ取りな気がする。
そこで引っかかったからこそ最後の方の感動パートで気持ち悪いと思ってしまった。
もし入院以降に正木瑠璃が入ってきたのなら堅はその入院の時に子供を失っているということになって・・ない??と非常にもやもやする。
結果おそらく原作自体にあまり共感できないのに、製作陣が余計に悪くしている映画だった
有村さんが凄く良いの
目黒さんの佇まいが良いですね。
そして何より、有村さんが凄く良いんです。
なので、この二人の許されない恋をもっともっと見たくなるの。
でね、そう感じてしまうと、生まれ変わりの要素が邪魔に思えてくるんですよね。
それがないと、月の満ち欠けではなくなるんでしょうけど。
ちなみに、月は毎年4センチずつ地球から離れていってるらしいです。
ええ、『ぼく明日』の上山の情報です。
ところで、今年は冬休み向きの恋愛映画無いのかな。
目黒さん出てるけど、この映画は違う気がするし。
生まれ変わってもあなたに会いたいの意味がわかった
この物語は3人の瑠璃が前世の記憶を持ったまま生まれ変わっていく内容。
特に印象的なのはやはり有村架純が演じた瑠璃だ。謎めいた雰囲気を持ちながらも哲彦と出会って少しずつ笑顔を取り戻していく姿には純粋な2人のラブストーリーを感じられた。そしてその記憶を持ったまま生まれてきた後世の瑠璃。凄い能力を持っているなと不思議に思うところはあるが輪廻転生を信じられる人には感動的な内容だと思う。
人は生まれ変わるために死んでいく。人生をやり直すため。前世というものはただ記憶がないだけで誰にでもあるのではないかと思わされた映画だった。
子役が多すぎて関係性がこんがらがったり、子供がべらべら話し始めた時はびっくりしたが全体的な内容としてはまとまりがあって良かった。
生まれ変わってもあなたに会いたい。前世の記憶を頼りに会いに行くヒロインたちには胸がぎゅっと締め付けられた。最後の有村架純と目黒蓮の再会シーンは泣けた。
ぜひちょっとでも気になる人には観に行ってほしい!!
「不思議感」と「愛の強さ」を堪能できる作品。
現生で幸せになれなかった男女が、生まれ変わって運命的な出会いをして幸せになるという話は普通にある。この作品は、男は生きているけど女の方だけ2代にわたって生まれ変わる点がユニークだ。生まれ変わるという奇跡がもたらす「不思議感」と、生まれ変わっても相手を思う「愛の強さ」を十分に楽しめる内容になっていると思う。
幼い少女が突然知るはずのない遠くのレコードショップを訪ねたり、高校生になって見知らぬはずの男をリアルに絵に描いたりと「不思議感」の演出は楽しく、物語の行く末を期待させる。正木瑠璃と三角哲彦の若い男女と、小山内一家の全く関係ないかのような物語が、瑠璃という同じ名前の二人の女性によって結びついていく展開が面白い。ここでもジョン・レノンの歌だったり月の満ち欠けの話がエピソードとしてとても印象的に使われていて楽しい。二人の「瑠璃」から伝わるのは、現生に強い思いを残した愛の強さと美しさである。その強い思いは、ラストで感動的なシーンにたどり着いた。
生まれ変わっても相手を思う「愛の美しさ」が伝わる良い作品であると思う。少し物足りないと感じたのは、三角と瑠璃の間に必然性みたいなものがあまりない所だ。瑠璃はパワハラな夫から逃げているだけだし、三角は女性経験が乏しく、瑠璃の外見が気に入っただけに見える。生まれ変わるくらいだから、何か二人の間に「運命的」なものを感じさせる演出があってもよかったのではないかと思う。
有村架純と目黒蓮は気持ちが伝わる良い演技をしてくれた。大泉洋は人を食ったような芸達者な演技で作品にリアリティを与えてくれた。
ちょっとゾワッと正直しました
月が満ちては欠けるように人の生も繰り返されるのか。
幸せになるために想いを強く持つというのは悲恋でもあるのかもしれないけど、ある意味怖いw
何度も同じような不幸にハマるのもある意味業が深いというか。。
少しずつ紐解いていく中で、え、この人がみたいな展開もあって物語には引き込まれました
目黒蓮さんも大泉さんもそのまま20年位の時を演じられているので、いつの話だかがわからなくなりそう。
1980年の街で車やバイクは出て来たけど主人公たちの服装がもっと時代風でもよかったのでは?という気がしました。
最後に瑠璃と三角の邂逅のシーン雨すごいんですが、目黒と有村の絵になる二人で綺麗ではあるが、リアルではちょっと犯罪っぽい感じになるよね。。。
三角側は特にすごい壁があるよな、、、
SF的な物語でもあるが若干情念的なものが怖い。。ビートルズとか柔らかい音楽でふんわりさせてますが、ゾッとするものもありました
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