リボルバー・リリーのレビュー・感想・評価
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予想した内容ではなかった
なんとなく戦争が関連してるかな〜と思ってたけど本筋はそこじゃなかった。現代だからこそ表現できる、戦争への考えを深める映画ではある。
銃撃戦や殺人、などのアクションやシリアスな雰囲気が大好きな私にはぶっ刺さり。清水さんはやっぱり良い刺激を与える演技をされるな、という印象。
大正時代ならではの女性のファッションも楽しめた。
しかし、CGがひどい。余りにも撮影感が強い場面が複数あって気になった。
予告映像(?)で特に注目されてたアクションシーンもあまり印象に残るものはなかったかなぁ…頑張ってるんだろうけどせっかくの見せ方が微妙、と思った。
良く工夫してました。
本日TOHO池袋にて鑑賞しました。
いつでも1100円クーポンにて鑑賞しました。
レビューみて躊躇してしまいましたが。
良かったと思います。
ネタバレします。
私、日本映画では、観客目線と制作側目線で見ることにしているので、全然みれました。
まあ、大ヒットは、しないかなあ~‼️
時代考証は、良かったと思います。
衣装とか、街並みとか電話☎️良かったです。
問題のアクションですが、確かにアクションでいくと日本アクションでした。
これは、単に制作費だけの課題だと感じました。
故大林宣彦監督が、言われていた
「限られた制約で作品作るのも仕事の1つである。」等発言していました。
ラストの濃霧🌁のシーンですが、昔は、雨の後良くありました、懐かしいです。
残念なのは、中間あたりの撃ち合いですが、子供の登場ですが、ないの方が自然かなあーと思いました。
今回は、なんと言っても
謎のおばさんです。
肩口に絵を描いて治療するおばさん
謎めいて良かったです。笑笑🤣😆🧐。
この映画の関係者の皆様お疲れ様です。
ありがとうございます😊。
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
予告編にやられた
映画館で見た予告編で気になっていた作品
観賞前のワクワクは見事に裏切られました
個人的にまったくお勧め出来ませんが、綾瀬はるかがほぼ全シーン出ていると言っても過言では無いので、美しい彼女をたくさん見せてもらえた感謝で星2つ付けました
髪型のバリエーションをもう何種類か見せてくれていたら、もう一つ星を付けてましたね
でもまあ本音は途中から「まだ終わらないのか、、」で頭の中がいっぱいになっていました
下調べなしに観に行きましたが
この作品は漫画原作ですか?
映像としての見せ場はたくさんあったし、瞬間を切り取ればいい絵になるシーンのオンパレードでしたが、活劇となって動きが付くと、決めポーズまでの過程にしか感じられず、全てがイマイチでした
脚本も、ここでそんなこと言う?と疑問に思うセリフが頻繁に出てきたし、天候や服装の一貫性の無さと移り変わりの見せ方が雑でチグハグなシーンも気になりました
あと、有名な軍人の名前を突然ポンと置かれても、納得感がなく安易だなとしか思えなかったのも残念なポイントでした
力を入れたシーンのはずの銃撃戦も、主人公チームは棒立ちでも無敵状態で相手は1発でやられるイージーモード、屋内や霧の中での銃撃は発砲している場所がバレたら狙い撃ちされて当然なのに場所移動はほとんどなく、さらに色街?での銃撃戦では唐突な赤ちゃんの登場で笑いがこらえられなくなりました
主人公の百合さんについては、ゲームのラスボス並みに硬い!とにかく硬い!!冒頭で新調した白い洋服は何か物凄い繊維で編まれたものなのでしょうか?撃たれて大量出血して、足も撃たれて瀕死なはずなのに、足を引きずって歩く程度の消耗具合って、少し前に肩撃たれて寝込んでた人と同一人物とは思えませんでした
元伝説のスパイ?らしいですが、スパイの強さってシルベスター・スタローンとかアーノルド・シュワルツネッガーみたいな強さでは無いと思うのですが、最近はジョン・ウィックみたいな暗殺者もいるし、ああいう百合さんみたいなのもありなんですかね
百合さんについては、始めの設定と後半の設定に矛盾があった気がするのも不満のひとつ。冒頭では、もう殺さないみたいなセリフがあったような気がしましたが、後々殺しまくってますよね、途中で説明もなかったしモヤモヤしました
全編にわたって納得がいかない場面、セリフ、設定が多く、久しぶりに失敗したなと思った映画鑑賞でした
麗しき綾瀬はるか
原作は面白いんだろうと思う。
設定とか面白くて…巨額の金を巡る争奪戦なわけなのだけど、海軍とか陸軍とか幣原機関とか内務省とか。
なのだが、まぁ、湿っぽい。
監督のカラーなのだろうなぁ…相性があまり良くない感じ。
何につけ、陸軍が馬鹿過ぎて…萎える。
台詞も安っぽけりや、芝居も安っぽい。
陸軍の隊長とか喋ってて恥ずかしくないんだろうか?喉を締めりゃいいってもんでもなかろうに。
この台詞のチグハグ感というか、オリジナリティの無さというか…面白くなりそうな脚本を潰しまくったような感じだ。
別に陸軍に限った事ではないのだけれど、随所にそんな事を感じる。
銃撃戦の最中に赤ん坊が乱入してくるとか。
「は!?」って感じで、何が起こるのかと思いきや、普通に救出して終わりとか。
なんかこう、リズムを乱すにしてもそっち方向じゃないんじゃなかろうか。
綾瀬はるかさんはすこぶる良かった。
最初の草むらで倒れ込んだであろう相手に殴りかかる時のアクションなんか、結構好み。
そう、作品の雰囲気はすこぶるいいのだ。
上品な女性が凄腕の殺し屋で、沈着冷静で度胸も良ければ容姿もいい。
大正ロマンとも言えるファッションも映える。
その彼女は引退しながらも、何かと戦い続けているような背景も素敵だ。
彼女に忠誠を誓う仲間とのやり取りもいい感じではあるのだけれど、いかんせんソレを邪魔するものが多々あって苛立たしい。
タイトルからしてドストライクで「リボルバーリリー」ってゾクっとすんじゃん!
やっぱリボルバーを構える綾瀬さんは素敵だったよ!
めちゃくちゃ似合う。
マガジンじゃないのよ、リボルバーなのよ。
キャラも設定も大好物なんだけどなぁー。
山本五十六に銃口突きつけて「私はいつでもここに来る」なんて台詞も、ありがちだけどゾクっとする。
でも、その後、あらぬ方向に歩き出すんだよ。
まるで仲間を無視するかのように。
1人にしたかったんだろうとは思うけど、置いてかれた仲間の事を思うとやるせないのよ、コッチとしてわ。
…刃は心臓まで抉ってそうだしさぁ。
彼とのバトルはそこそこ面白かった。
毎回、リリーが負けちゃうんだけどね。
幣原機関の分派みたいな事なんだろうけど、コイツも出てきたら来たで、何故殺さないのか意味不明ではある。
リリーを生かしておく意味もないだろう。
ラストの霧は良かったのだけど…霧じゃなかったらどうやって海軍本部までたどり着くつもりだったのだろうか?
下水道から出てくるにしても、まだまだ距離はありそうなとこから出てくるし…スリルが足りないんだよなぁ、基本的に。そのスリルを極端に下げてるのが陸軍の言動なわけで…アクション作品には致命的な欠陥だ。
リリーの店まで襲撃しといて、その後放置気味とかだし、リリー達にも危機感無さそうだし。
リリー達に後ろ盾でもありゃいいんだろうけど、どうやらそんな雰囲気でも無さそうだ。
もっと芝居場を整理しないと見てられない。
最後の眼帯の男とかもさぁ…唐突過ぎんだよ。
ありゃなんだ?
幣原機関の新たな刺客か?
暗殺者向きの風貌じゃねぇなあ…。
アクション自体は面白くもあったけど、トータル的には赤点な印象。
豪華な出演者陣、派手なアクション、興味深いストーリー!…なのに…
なぜなんでしょうか?
テンポ?間?が悪いのか…
物凄く長く感じてしまいました💦
他の方も書かれてましたが、銃撃戦に緊張感が無い…って言うか、あれだけの武器を持った大人数の軍人が集まってるのに、どうして数人相手に手こずるのか?
なんかリアリティを感じられず、感情移入出来ませんでした。
綾瀬はるかさんは良かったです!
日本を代表するアクション俳優ですね♪
綾瀬はるかにそろそろ傑作を!
前宣伝も派手に行われるなか、どうしても行定勲がアクション大作というイメージが湧かず正直期待値はぼんやりしていた。悪い予感が当たってしまった。例えばハリウッドなら脚本も特撮もその道のプロを入れるのでクロエジャオもMCUを撮れるたりする。本作は美術も特撮も撮影も音楽も一つ一つの技術はよくできていたと思うが、脚本、シーン設定、間のとり方などが練り足りない。せっかくの綾瀬はるかが、技術陣が、勿体無い。こういう大きな映画なら監督に任せず会社側ももっと口を出してでも最低限ウェルメイドにまとめる責任がある。
綾瀬はるかは年々好きになってきた役者。大きな仕事もたくさんこなしていらっしゃるが、そろそろ三十代での当たり役が欲しい。本作はそれとなる可能性があり、事実本人は美しく凛々しく、求められるレベルの動きもできていたと思わるだけに、スジと各シーンの残念さが悔やまれる。トヨエツは綾瀬はるかとの子どもと息子と、時系列がよく分からなかった。霧のシーンはもはや誰と何を戦ってるのか分からなかったし、ランブル包囲網や海軍司令部前など、あまりに軍が弱すぎ綾瀬はるかが強すぎてどんどん覚める一方。もっと練ってくれ!日本には素晴らしいアクション監督も役者も居るんだから!
『綾瀬はるか無双』
失礼ながら原作は読んでいませんが、物語の構成がしっかりしていて伏線回収もとてもきれいでした。ストーリーは前に進みながらも過去のエピソードが織りまぜられていて徐々に深みにはまってゆきます。
そしてチラシ等でご察しの通りアクションシーンの連続です。これは必見です。
当然ながら派手な銃撃戦などもございますので、ぜひとも劇場でご覧になられる事をオススメいたします。(特に音響が)
ちょっとベタな感じの演出ですが、面白ければ『あり』です。
内容は、リリーの復讐劇になるのでしょうか? 自分の今まで人生の精算をするようなもので、あまり感情移入はできませんでした。
あとラストのマロングラッセのシーンはわざわざ入れなくても観客の想像にゆだねれば、それで良いのではないでしょうか。蛇足に感じました。
またこれはコミカライズされていても良いのではないかと思いました。
ブラック・ラグーン(漫画・アニメあり)のようなハードな感じで見てみたいと思いました。
続編ができればそれにも期待をいたします。
あと役者の層が厚すぎる!
大河ドラマに出ておられる方々が次々と登場されます。しかも主役級含む。
それだけでも観る価値がありだと思います。
綾瀬はるかさん、そろそろハリウッドに進出ですかねぇ…
それはそれで観てみたいかも。
アクション重視も痛快さが弱い
長浦京原作の日本のスパイ・アクション小説を映画化した本作。大正時代を見事に再現されています。重要なのは、軸足がどちらになるかです。ストーリー重視として軍資金を巡る陰謀や謀殺といった重々しさで展開するのか、アクション重視としてストーリー展開よりテンポを良くするかとなります。冒頭では陰謀、謀殺からの不気味さ、陰湿さの重々しさが際立ってきますが、中盤からはそれが無くなりガンアクションに振れていきます。そして後半は完全にアクション重視となっていきます。綾瀬はるかの小気味よい動きを際立出せたくなるのはわかりますが、あまりにも無理な闘いシーンにリアル感がなく荒唐無稽に思えます。そもそも主人公の小曽根百合こと“リボルバー・リリー”の人物像が確立しておらず、スパイであるのにただの殺し屋となっています。そこまでそぎ落としたのなら、娯楽アクション映画のようにクライマックスはド派手な演出してほしかったです。豪華な出演陣の割りには地味な作品でした。
邦画アクションでは珍しくドラマパートの画作りにこだわった秀作
珍しく劇場で2回鑑賞。
予告で思った通り、映像美が素晴らしく、キャスティングが優秀で世界観の構築レベルが高かったので気に入った。
鈴木清順の『夢二』っぽい雰囲気と行定監督の『うつくしいひと』と任侠映画を混ぜた感じかと思ってたけど、思った通りだった。
あと宣伝でミスってるかなって思うのは、多分企画上部のスタッフはジャンル化したアクションとして撮ってないし、企画してない。
完璧な作品ではないけど、いい意味で変で良い。
邦画芸術系アクションジャンルの黎明期作品になってほしい。
以下ネタバレ。
◾️キャストについて◾️
キャスト陣については時代物の空気感を纏える人をきちんとキャスティングしていたので、この点が大いに作品を助けたと思う。
撮るだけで画になるオーラを纏えるキャストを、余計な味付けをせずちゃんと活かした撮り方だった。
主演の綾瀬はるかはCMやバラエティのキャラより、クール系の方が似合うお顔立ち&骨格なので、やっと映画でこっちの役が来たなって思った。
コン・リーや夏目雅子や小雪と同系統のお顔立ちなのに、ブレイク後の映画ではそっちの要素を活かされてこなかったのが本当に不思議。
今作での彼女は偉大なるキャンバスという存在感だった。
個性ある共演キャストの個性を殺すことなく、しかしいないシーンでもゆったりと百合の気配が落ちる。
理想的な主演女優の佇まい。
清水尋也と古川琴音は若手のうちにこの映画でその魅力をちゃんと映して貰えて本当に良かった。
綾瀬はるかと清水尋也の霧中の対峙シーンはこのキャストじゃ無ければおそらく画的に成立せず、寒い演出に見えただろうし、清水尋也は今までも他の映画で重要な役で見ていたはずなのに、この映画でやっとその存在の稀有さを認識した。
古川琴音は似た役を他でも見たけど演出演技指導は今まで見た映像で一番良かった。あのモダン着物のお衣装が本当に良く似合う。
二人とも今の日本でこの映画内の役を変われる若手演者はいないと思う。
ベテラン勢だと佐藤二朗の描き方は今までコメディイメージから出る造形で新境地だったと思う。
羽村仁成は今回初見だったけど、素朴さ愚直さがとても良かった。
好きなキャストが起用されすぎて全てのキャストには言及出来ないけれど、長谷川博己が岩見で本当に良かった。彼がこの映画の案内人だったような気がする。
◾️映像美や世界観について◾️
行定監督や撮影の今村圭佑、美術の清水剛は課せられた役割はきちんと達成しているし、時代物映画としては現代の邦画では最高レベルの映像美を作って貰えて好印象。
音楽も当時の流行歌を効果的に使われたり、大人の都合のJ-POPは無しでちゃんと映像に合った音を聴けてよかった。
そしてこれは嬉しい誤算だったけど、映像重視の娯楽性無しな映画になるかと思いきや、ミステリー要素もある西部劇という雰囲気で以外なほど真っ当な娯楽映画になっていた。
台湾時代の百合のシーンはフィルム時代の発光感に近い映像になっており、こういう映像部分のこだわりが好きな層には堪らない作品だった。
同日に『さらば、わが愛/覇王別姫』を見たので、高解像度化で当時の名作映画と全然異なった撮影環境になってるはずなのに、同種の映像を見れたことには素直に感動する。
素敵な画がいくらでも出てきて幸せだったので、このチームで時代物映画を定期的に撮ってほしい。
️◾️良くなかった部分◾️
肝心のガンアクションの集団戦ではガンアクション部分とCGの設計権限者の映像美的な部分の未熟さが出てたと思う。(一対一の時の体術のアクション設計は良いのに、団体戦のコンテが現代の映画レベルに達していない)
脚本が悪いという意見、よくよく見ると団体戦のコンテが悪いと言っているものが多数だと思う。脚本はわりと良い。2時間半飽きずに見れたのは脚本が優秀だから。ガンアクションのコンテが悪い。もしくはコンテ内部の人物の動きがコンテの情感を理解して振り付けしていない。
霧の部分は団体戦で大勢の敵が主人公側の都合に良いように攻撃を待つという不自然さを解消する舞台設定で好きだったけど、あれはどうやら行定監督が大枠を設定してたらしい。
特撮系やリアル系のアクション設計の弱点が映像美側視点(おそらく舞踏系の構想を持っていた。殺陣の発展系?)の監督アイディアによってカバーされた部分も結構あったのだと思う。
おそらく監督意図としては舞台やMV的なセンスがアクション動作にも欲しかったのだと思う。殺陣や体術の設計担当はおそらくこういう意識を理解していたはずだけど、ガンアクションはリアル寄り視点に人材が偏っている傾向がある。故に詩情的舞踏的コンテの内部の動きがリアル系だったりして、まとまっていない印象になっている。
時代劇の殺陣もアクションも本質は「舞踏」なのではないかという視点で撮られてるので、今作のアクション振り付けにはそういうセンスが求められていた。
映画の責任者はプロデューサーと監督ではあるけど、不評部分がどの権限者の仕事かと言われると時代劇系のご都合悪役の振り付けから出られないガンアクション設計にあったと思う。そしてそこの担当者が実は不在なのではないかと思った。(監督の絵コンテはあっただろうけど、アクションバイオレンス系をよく撮る監督すら銃のコレオ設計は多分出来ない)
アクション監修や監督はいたはずなので、ドラマパートが得意だけどアクションは初めてという監督のバランスをもっと調整出来ると期待していた。そんなに怖くて我が強い監督だという印象はないし。インタビュー集を見ると結構下からの現場意見は拾うタイプの監督っぽいし。
リアル系でなければならないシーンはコンテ設計やカメラワークに口を出すなりする必要性があった。アクションファンが言うような「監督のせい」という分かりやすい問題ではなく、ガンコレオの人材不足の都合でハーモニーが上手く設計出来なかったことが問題な気がする。
いない楽器(ガンアクションコレオ)を指揮者(監督)は鳴らせない。
CGは運搬船や海のシーンが全体的にダメだった…。
これはシンプルに制作費が足りてない部分が画に出たと思う。横浜港のシーンは直前のシーンと同じロケーションで撮っても良かったと思う。
◾予算の問題◾
色々書いたけど、「予算が足りない」「銃のリロードなどを魅せるコレオ設計が出来る銃器担当者がまだ育っていない」、この点だけで十分なのかも。
歴史物時代物の予算は最低限5-10億から、そこにアクションをトッピングすると全然足りてなかったというか。
予算を足して最後の舞台設計は突入ではなく脱出に書き換えて、大きなセット内で敵を削っていく設計にすべきだった。
あの野外で軍がしっかり固めてる門を目指して勝てる描写は文章でしか説得力を持たない幻想なのだと思う。
いくら監督が専門外だったとしても、そこは実写で構築不可であるとして設定変更を要請するチーム力がないぐらい大きな意味でアクション撮影が育ってない事実は見えたと思う。
◾️邦画アクションについての愚痴◾️
邦画アクション映画に出がちなダサい(舐められる)エロさを纏った女や、便所臭い下品な女(演者の悪口ではなく、アクション、バイオレンス、ホラーはそっちの下ネタシーンが高確率である)が出ず、『リボルバー・リリー』はこの点だけでも高く評価したくなる。
よく見る批判に「反動の演技がない」ってのが多いけど、ハリウッド作品も2:8(反動あり:反動無し)ぐらいで反動はついてない。
でも勢いやリズムがあるのはカットの重ね方やエフェクト的なカット構築の映像ノウハウがあるからなので、raw映像の問題だと思っているアクション業界人が多い時点でアクション好きの人の映像的批評能力に疑問を感じてしまう。
あとリアル系反動演技に一番近いのはジェシーさんなのに、彼を事務所で見て批判する人もアクション好きには多い。
反動演技しているけれど引の画で動きが潰れてる(視覚能力が弱い人は意識しないと視認出来ない)箇所などもあるので、この批判は批判ありきのコピペ批判なのだと思う。
型ごとの銃の扱いがよく分かってない人も言いやすい部分だし。
ガンマニアは装填シーンを省略しない部分は褒めてたりするし。
邦画のアクションは作る層も見る層も煮詰まってマニアックな方向に先鋭化してる印象。
アクション系を専門にする監督はなぜ中〜大規模予算のそこそこ気合いの入れた作品がアクション専門外の行定監督に任せられたのか考えてほしい。
話題性もあっただろうけど、「格」のある映画を撮れる監督というのは絶対条件だったと思う。
パンフレットにもイメージ作品として名前が上がっている『緋牡丹博徒』は60年代の作品だけど、高貴な女主人公像だったと思うし、『リボルバー・リリー』はそっちのヒーロー像をようやく復活させてくれた作品だと思う。
◾️最後に◾️
アクション作品で一般部門の国際賞を狙うなら文芸系監督とアクション設計が互いの足りてない部分を上手く補い連携しないと無理だと思う。
そっちの道があるとしたら、この作品は殺陣と特撮以外の舞踏芸術寄りアクションの黎明期的映画だった気はする。
良いところがいっぱいあったので、アクション設計側はたまに分野外の監督と組んでみてほしい。
邦画においてジャンル化して煮詰まった組織だと生まれないアクションコレオがこの映画には絶対あった。
その不死身をつくるのは肉体か、精神か。
ハードボイルドの傍らに艶と華が漂うようなタイトル、大正末期のモダニズムをイメージできる凝ったセット、演者がまとう衣装の美意識や粋な品が、映画そのものにある見知らぬ世界への誘い役のようにこの好奇心に指先をのばしてくる。
しかし、その繋がれた手に引き寄せられ近づくと見えてくるのは元諜報員・リリーの心の奥に沈む深い哀しみ。
その過去こそがリリーが封印したものを動かし、美しいウェーブヘアに仕立てたばかりの絹のドレスで流血に染まる宿命に立ち向かわせる。
後方から援護する仲間たちの存在とそれぞれにある命をかけて守りたい人への思いがリリーを奮わせ息をのむ朝霧の銃撃戦は成功、帰路の汽車の中からここまで伝わるような安堵感も束の間…
その空気を引き裂いた黒い眼帯の男の足音。
間髪入れず飛び出していくリリー。
またもや…続く。
その予感しかないエンディングまでを、スクリーンを香らせる女優・綾瀬はるかが華麗かつ迷いなきアクションで魅せる。
いくらなんでも?!のシーンのいくつかを超え、またこの先があるなら、期待も込めやっぱり自分の眼で確かめたくなるのは、彼女が放つ唯一無二の惹きつけ力ゆえなのだろう。
修正済み
アクションは、最高ですが……
綾瀬はるかは、最高だ。衣装やアクション、言うことない。?がつく内容になってしまう。清水さん演じる南は、以前、百合に傷をつけた人物なのか?そうであれば、疑問に思うことはたくさんある。水野は、百合が愛した唯一の人なのに、行方をくらまし、他の女性との息子を守れとは?
原作は、違うみたいだが、しょうがないのだろう。よし、原作読んでみよう。
大正時代を生きたスパイ
【アクションがかっこいい、ドレスが綺麗、銃の音が迫力がある】
評価がかなり厳しい本作。個人的にはそんなに酷くないとは思うけど‥人それぞれだからなー。
綾瀬はるかのアクションもかっこいいし、銃の扱いもかっこよかったです(^^)衣装も素敵なので注目です!
ただ観ててSixTONESのジェシーが残念だと思った。色白だし、男臭さがなく背が高いだけで迫力がなくて陸軍大尉には見えない。
実力派の俳優さんが集う中、なぜジェシーだったのか?残念です。
結構重要な役だったのでもっと実力派の俳優さんがしてたら良かったなーと思います!
シシドカフカがかっこいい。
佐藤二朗もやっぱりいい(笑)
かなりの攻撃を受けたのに死なない綾瀬はるか。。笑
恐らく謎のおばあさんに不死身にされたのでしょう。
鈴木亮平の無駄遣いやめてw
綾瀬はるかの美しさ
魅せ方という意味での演技が上手い役者さんたちが多くかなり見やすかった。ジェシーの演技を初めて見たがレベルが高かったと思う。
原作を読んでないのでなんとも言えないが男の子がもう少しなんとかならないものかとは通して思った。あの子だけ浮いてるように思った。今後の展開が楽しみ。
タイトルなし(ネタバレ)
大正末期、関東大震災から1年経った頃。
秩父で一家惨殺の報が新聞に載った。
いまは東京・玉ノ井でカフエの女将をしている小曽根百合(綾瀬はるか)は、容疑者とされ、現地で死亡した人物に見覚えがあった。
百合には、台湾の幣原機関なる秘密組織で間諜として凄腕を発揮した過去があった。
嫌な予感がし、すぐさま現場視察のため秩父向かった百合は、一家の生き残り、慎太少年(羽村仁成)と出逢う。
少年は、玉ノ井の百合を訪ねよと、事件直前に行方を消した父からあるモノを預かっていた。
それは、巨大な陰謀のカギとなるものだった・・・
といった内容で、女性が主役のハードボイルドアクションは日本では珍しい。
監督は、どちらかといえば繊細な映画を撮るイメージの強い行定勲。
ですが、個人的には『北の零年』『春の雪』の骨太な作品の方が上手いんじゃないのと思っているので、本作も意外ではありませんでした。
また、主演の綾瀬はるかも、どちらかといえば柔らかいイメージの女優さんですが、これまでも時折見せるコワイ表情などでスタイリッシュな印象がありました。
本作では、絵に描いたような大正モガ(モダンガール)の装いで、拳銃をぶっ放す様子に痺れます。
映画は、ストーリー的には荒っぽすぎなんだけれど、カッコいい綾瀬はるかを魅せるための作品なのだからこれでよし、許容範囲。
多勢vs.少数の撃ち合いが数度登場するが、中盤の玉ノ井決戦は、エノケン(榎本健一)の陽気な『東京節(パイノパイノパイ)』が流れる中での銃撃戦は、映画演出としてはオーソドックスな対位法という手法で、行定監督のベテラン手腕が光ります。
クライマックスの日比谷海軍省前決戦では、海軍省の前がこんなに雑然とした林だったの?と疑念が湧きましたが、あとから当時の写真をみると、日比谷公園のあたりは現在ほど整備されておらず、なるほど、これぐらいの感じだったのかぁ、などと納得。
荒っぽいストーリーは許せるとしても、脇役の男優陣が弱いのには、ちょっと閉口。
キーマンの豊川悦司、百合を助ける相棒的役割の長谷川博己はまだしも、陸軍・板尾創路、海軍・阿部サダヲともにハマっていないのが興を殺ぐ感じ。
特に前者はただ怒鳴り散らしているだけで、なんだかなぁです(これは脚本のせいでもあるのですが)。
とはいえ、カッコいい綾瀬はるかに魅せられる映画としては上出来。
続編が出来そうならば、観てみたいです。
なお、大正期のアクションということで、実相寺昭雄監督『帝都物語』を思い出しました。
時間があれば、あわせて観たいところです。
華麗なアクションを期待して見に行ったのに……
最強の女スパイが陸軍相手に大立ち回り、とアクションを売りにした宣伝でしたが、開けてみたら……。
こちらが期待していたのはスティーブン・セガールの映画を期待して行ったのですよ。
で、開けてみたら超絶劣化版のイーストウッド監督作品だった。
って、例えが一番自分でしっくり来ました。
ドラマを撮りたかったのか、アクションを撮りたかのか、美しい絵の映画を撮りたかったのか……
いずれにしても中途半端で成立してません。
これは出演者じゃなくて完全に演出、脚本が悪いです。
監督が取捨選択を間違えまくった結果ですね。
役者陣の芝居は一部を除いてしっかりしていた為、これで救われた感じですね。
あ、一部の戦犯はジェシーくんです。喋るたびに白けます。
問題のアクションシーンもメイキングは良かったのにどうしてこうなったんでしょう?
結果は、間延びした再現ドラマの銃撃戦。
広さを取れない小さいスタジオで多人数とやり合うわけで、違和感が拭えない。
予算不足なのかなぁと思ったり。
あと帝国陸軍が弱すぎる&バカ過ぎる。
PS2のメタルギアソリッド並みのAIで、思わず映画館で苦笑しました。
やられた陸軍兵も、それだけ動けたら小銃撃つだろとツッコミ入れたくなりました。
その距離なら銃剣あるやろ、とも。
御都合主義が出ますね。
そして爽快感の無さ。
技術面では東映映画のテレビを見ている様な平面的な録音が気になりました。
あとは山本五十六の描き方も微妙でした。
既に指を失ってるわけですが、オリジナルでもそこに触れたほうが最後に活きたのではないでしょうか?
また海軍が陸軍に封鎖されて、海軍省前に陣取られたら黙ってます?
リアルも微妙。ファンタジーとしての描き方も微妙、中途半端な作品でした。
火曜サスペンス劇場でやったら80点ですが、劇場映画なら普及点以下です。
何故☆2なのかはベテラン俳優さんの頑張りがあるからです。
結論、1流の食材(一部例外)を揃えても、シェフの力量で並以下の料理を出された感じですね。
私個人的には白石和彌監督が撮ったらどうなるか見たい食材でした。
綾瀬はるかばんざい
何度も何度も予告を見ましてね。
その都度
「こりゃコケるな🤔」と思っ(ry
失礼w
物凄く豪華キャスティングじゃないですか😳
出てくる人出てくる人、すごくて驚きました。
ストーリー設定も面白いはずなのに…
どうした💦
そもそもハードボイルドアクションムービーを
撮りたかったんじゃないのか?と思っていたのですが
結局は綾瀬はるかを美しく魅せるための作品と言った印象です。
それならそれでいいのですが
個人的なだめだめポイント№1として
アクションシーンがどうにもこうにも…。
こればっかりは見せ方で如何様にもできたと思うのです。
小曾根(綾瀬はるか)の美しさと
仕事(殺し)をする際のこだわりを
(美しい衣装)
映えさせるには、あの中途半端な
スピード感ではなく←
むしろスローモーション撮影をして
美しく舞うように演出していれば
あの美しいドレスの裾が翻り、銃弾による
出血も美しく映えたんじゃないか?と思ったりします。
だめだめポイント№2
MAX7~8弾しか装填できない銃なのに
何回撃ちました?とか
だめだめポイント№3
あの陸軍のポンコツっぷりはありなのか?
893組長にいとも簡単に56されるって🤣
SixTONESのジェシーさん、
めちゃくちゃ頑張ってたけど、
ちょっと意識しすぎた声が変です。
あれじゃホラー映画吹替え版みたい。
演技とかよかっただけにもったいない。
撃たれても刺されてもゾンビのような小曾根
もうなんだか荒唐無稽が過ぎます。
言いたいことはまだまだあるけど
そろそろ抹殺されそうなのでやめときます🤣
続編ありきのラスト、このままでは謎が一切
回収されないままになりそうですね。
テレビ
ドラマのシリーズものとしての公開でも良かったような気もしたが、テレビの現状と制作費回収の観点から考えたら、テレビより劇場。と言う選択肢になったのかなぁ?とか、非常に下世話な思考を巡らせ観た。が、ストーリー及び映像はその下世話も超越し十分に楽しめる内容だった。敢えてツッコミ&深読みを入れておくと、幣原の名と平岡のヤクザな動きの描写は、戦後日本を暗喩的に浮かび上がらせてくれる演出。だと思う。良いんじゃないでしょうか。娯楽通じての現政権への批判◎
まぁ、オンライン配信したらまた観るわ(^^)
いろいろ惜しい
陸軍と海軍が国家予算の10分の1の秘密資金を奪い合い、その暗証番号を知る少年を綾瀬はるか扮するリリーが守る話。
綾瀬はるかさんのガンアクションは見ごたえありました。もっと見せ場多くてよい。
ジェシーの悪役ぶりも狂気があってよかった。
シシド・カフカさんもお見事です。
もちろん、他の俳優陣も。
惜しいのは、照明が暗いシーンが多くて、とくに銃撃戦が見づらかったこと。
加えて、脚本がまったりし過ぎて中だるみしたことと、凝りすぎた構成が、かえってストーリーをわかりにくくしていたこと。
リリーが戦う動機をさっさと提示して、あとはひたすら少年を守るアクションと、ピンチに仲間が助けに来る展開でよかったでしょう。
その方が、リボルバーリリーというタイトルから連想するスカッとするガンアクション映画になったと思う。いろいろ中途半端だった。
主要なキャラクターは全員魅力的で、すべて生き残ったので、思い切りカタルシスに振り切った脚本ならば続編を見てみたい。
お菓子食べに行こうね、、、とか
完全に死亡フラグなのに、やっぱ主人公だからか、死にませんでしたね。。。ラストに一瞬鈴木亮平出すのは、サプライズ狙いなのか、やんわりと続編匂わせなのか、、、あーゆーキャスティングでのカメオはよくあるパターンだけど、あまりにもいきなり過ぎて「おーっ」ってならないんだよなあ、個人的には。。。
幻覚ぽいの見て発砲とかちょっと芝居がかった演出がすぎたかなあ。
琴子のキャラも最初はゆるふわなのが、ラストはぶっ放し系になっちゃうし、それならそもそも少年連れ去られるの阻止してよっ!って感じだしね。
綾瀬はるかもシリアスな顔に変化がなくてちょっとなあって印象だし、豊川悦司との関係性も「んん?」ってのは合った。
冒頭のアクションはまあまあだったけど、ちょっと殺陣が直線的過ぎるというか、もっと「しなやかさ」があってもよかったなあ。
ということで。続編にはあまり期待してないです😅
生身のヒロイン
メチャクチャ強いのに、傷だらけの生身のヒロインが、真実感があって良かったです。綾瀬はるかさんは、おっとりした様に見えてめちゃめちゃ動けるのが凄いですね。平岡との約束は何だったのでしょうか?鈴木亮平さんは勿体無い使い方でしたね。
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