劇場公開日 2023年8月11日

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リボルバー・リリーのレビュー・感想・評価

全247件中、1~20件目を表示

4.5これまでで最も美しい綾瀬はるかが躍動

2023年8月11日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

長浦京氏の原作は、非常に映画的でありながら、映像化困難な設定だった。
ましてや感動大震災後の帝都・東京が舞台ということで、大正時代のセットを作り込むことは潤沢な予算が必要になってくるということも言わずもがな。
それでも、紀伊宗之プロデューサーと行定勲監督は見事にやってのけたと言っても過言ではないだろう。一寸の隙も無いキャスト陣を揃え、俳優陣もまたその期待に応えた。
その中心にいたのが綾瀬はるか。これまでで最も美しい綾瀬はるかをスクリーンで観ることができるはず。そして改めて、アスリート並の体感と運動神経だなあと感嘆せざるを得ない。
羽村仁成、ジェシー、古川琴音ら若手キャストの奮闘も目を見張るものがあるが、長谷川博己、野村萬斎、豊川悦司らの匂い立つような存在感と大きなアクセントを加えたことも言及しておく。

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大塚史貴

1.0面白く無い

2024年4月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

面白く無い→眠くなる→映画に集中出来ない→ストーリーが分からなくなる→面白く無い∞

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背中にエンジン

3.0うーん、ちょっと期待外れ

2024年3月31日
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鑑賞方法:VOD

銃撃戦は凄いけど、そんなことあるか?とツッコミたくなる。
脚本も多々ツッコミたくなる。
綾瀬はるかの美しさとシシド・カフカのかっこよさがこの映画の魅力。

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A1_Godzilla

1.0期待していた分

2024年3月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

インスタで新しい学校のリーダーズが歌っている予告を観て、エンドロールが終わるその時まで新しい学校のリーダーズがテーマソングだと思っていたので最後まで流れなくてびっくりした。調べたら"はみ出し応援ソング"だった。...はみ出し応援ソングって何?

公開当時から観に行きたくて楽しみにしていたけど上映期間とタイミングが合わず観に行けなかったので、レンタルが出るのをずーーーーーっと楽しみに待っていた。
レンタル開始日に借りて早速観たが、途中から訳分からなくて終盤暇だった。
私は途中で寝てしまってどこか見逃したのかなと錯覚するほど。(寝てない)

予告やプロモーションの映像と、実際の音楽のテンション感が違う。映画は静けさの中でアクションシーンがある感じ。

ジェシーさん、板尾さん、佐藤さんの演技が浮いているように見える。
ジェシーさんが10代の頃から出演ドラマはほとんど観てきたし映画館でも観たことがあるけど、ジェシーさんが演技下手って人生で思ったことが無かったのに今回は本当に演技が下手だしセンスが無いと思った。
多分この役の引き出しが1ミリと無かったんだと予想する。

(そういえばこの監督のピンクとグレーという作品でも、主演の中島くんが下手に見えた。人生で中島くんの演技下手と思ったこと無かったのに。また最近の中島くんの作品を観たけど下手と思わなかった。)

綾瀬はるかは不死身すぎる。

主役の子の演技は自然で私は好きでした。
ジブリの声優に選ばれそうなナチュラルな感じ。

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姿

5.0綾瀬はるかには、白いドレスがよく似合う!

2024年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

テレビドラマの「セカチュー」を見てから、綾瀬はるかさんに、ゾッコンです。
バラエティで魅せる天然ぶりも可愛いのですが、やっぱり演者として素晴らしい女優さんだと思います。
「おっぱいバレー」とか「星降る夜に」とか、綾瀬さんならではの雰囲気で魅せてくれます。かと言えば、「義母ブル」みたいなドラマで涙も誘う。
でも、極めつけは本作でも披露してくれるアクション女優の一面かな。「精霊の守り人」なんて、まさに綾瀬さんの代表作。大画面で観てみたい一本です。映画化してくれないかな。

勿論、この作品も、劇場公開時に映画館で鑑賞した大好きな作品です。
先日の日本アカデミーで、綾瀬さんが主演女優賞にノミネートされて・・・また見たい欲求にかられてBlu-ray買っちゃいました。
いや~、何度みても面白い。Blu-rayには、メイキングなんかも入っていて楽しませてもらいました。

さて、本編ですが、ストーリーもさることながら、やっぱりそれを生かす演者の皆さんが素晴らしい!
綾瀬さんを筆頭に、長谷川さん、シシドさんの如何にも頼りになるバディぶり。
一癖もふた癖もあり、異常さを魅せる佐藤さん、板尾さん。
怪しい雰囲気で狂気を魅せる清水さん。
そして、狂気と言えばジェシー。いや~、ビックリです。あのオチャラケキャラの同じ人とは思えない。凄まじい迫力で見せつけてもらいました。

昔、「太陽にほえろ!」で松田優作さんがジーパン刑事の殉職に際し、赤い血が映えるように白い衣装で挑んだ話を思い出しました。綾瀬さんの白いドレスもそれですかね。傷だらけで挑むクライマックス、最高でした。

大正時代っていう中途半端さも相まって、ホンッと、楽しませてもらった作品です。
ラストのラストであんな俳優さんが登場して・・・あわよくば続編?
ファンとしては見たい気持ちもいっぱいなんですが。どうでしょう?

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ratien

1.0ステマという訳では無いのですが…

2024年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

こんな凡作を宣伝するくらいなら、もっと「ベイビーわるきゅーれ」を宣伝してほしいです。
あれの方がよっぽど真に迫ったガンアクション映画だった。

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ガッキー

3.0可もなく不可もなくって感じです

2024年3月12日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

萌える

公開後のレビューがあまり
評判良くなかったけど、楽しめたよ
普段のほんわかした綾瀬はるか
過去作品からアクション一番似合う
本作品も普段とは違う表情、
キレのいいアクション。
目新しさはなかったけど…
酷評するほど?という印象です。

少年を守る理由も明確に伝わったし
不満はないけど…
可もなく不可もなくって感じです

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シムウナ

1.0肩透かし、みたび

2024年3月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

綾瀬はるかさん×東映。と聞くと「レジェンドアンドバタフライ」を思い出してイヤな予感はあったのですが、まさに的中しました。
劇場公開時の酷評を聞いたうえでの鑑賞でした。
冒頭から一家惨殺のスプラッタ場面で始まり、後もやたらに画が暗くて、我が家の激安TVでは真っ黒の画面を見続けることになりました。
宣伝ポスターのイメージで、綾瀬さんの爽快なガンアクションが楽しめるのかと思いきや、スタッフの畑違い感満載の陰湿で安っぽい場面が続き大きな肩透かしです。
何故だか主演の綾瀬はるかさんが全く美しくない(苦笑)。
出ている役者さんたちも豪華なんですが、みな無駄遣いです。
あわよくばシリーズ化をもくろんでいたのかもしれませんが・・観客が何を観たいのかをよく考えて欲しいものです。
原作は未読ですが、どれくらい「勝手に変えて」作られているのかも、このご時世気になるところです。
「大怪獣のあとしまつ」「レジェンド・・」そしてこの「リリー」は東映肩透かし3部大作の伝説となりそうです。

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ベーコンえっぐ

4.0綾瀬さんのアクション、凄かった。かっこいい&美しい。映像も誌的。そ...

2023年12月23日
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鑑賞方法:映画館

興奮

綾瀬さんのアクション、凄かった。かっこいい&美しい。映像も誌的。そして、俺達の”チャァオ”(長谷川博己さん)が素敵だったなあ。豊悦はさすがもっていく役。ジェスは予想以上にひどい役(笑) 羽村君がちょっといらっとくるぼんで、頑張っていた。

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く

4.0綾瀬はるか、不死身すぎるw

2023年11月5日
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萌える

ナイフで胸を刺されても、胸や背中を撃たれても、死ぬどころか平気でドンパチやっているw

ストーリーは、世界大戦を回避すべく、キーマンとなる少年を守る壮大な物語だが、兎にも角にも綾瀬はるかのアクションシーンが光る!

死地へ真っ白なドレスで向かい、真っ赤に血で染まっていく綾瀬はるか…ポーカーフェイスで銃をぶっ放し、一撃で敵を仕留めていく様は、華麗で美しかった!

(私的には、長谷川博己の紳士っぷりに惚れ惚れ)

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うさぎ

4.0惜しい!綾瀬はるかはかっこいい

2023年10月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

綾瀬はるかはかっこいいし美しい
取り巻くキャラクターも美しい、かっこいい、面白いのに脚本があと一歩欲しかった
でもドレスでガンアクション楽しめました!
ジェシーの陸軍少尉と綾瀬はるかのバトル、真に迫り迫力があって良かった
清水寛也と綾瀬はるかの対決もまた良かった

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シェリ

2.0完全に期待外れ…

2023年10月23日
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鑑賞方法:映画館

プロモーションがけっこう派手だったことと事前に番宣で知った予備知識で自分の中で勝手にハードルが上がっていたのかもしれないが完全に期待外れだった。この作品が伝えたいものが全く分からず、観終わったときの感想は「綾瀬はるかさんのPV」だった。
綾瀬はるかさんが好きな人のための綾瀬はるかさんの素敵な映像を見せる映画。
観たあとに残るのはそれだけです。
行定勲監督の作品を観たことがなかったのでこういうものなのかもしれないが、深夜にテレビで放送していたら観るかもくらいの内容だったので期待して観に行った分だけ落胆。
時代設定や伝説の元スパイなど好きな設定なだけに残念な気がしてならない。

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リバー

3.0銃と煙草のファンタジー

2023年10月19日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

ざっくり分かりやすく言うと
大正時代の女殺し屋の話

銃撃戦が見どころと言っていい。
で、
どこまでリアリティを求めるか。
「キングダム」でも言ったけど
こっちの攻撃は当たるけど
向こうの攻撃は当たらない、みたいな。
「リボルバー」なので
6発撃ったら弾込め。
物陰でやってるにしても
その間は絶対平気。
6発しか撃てないから
大軍に対して1人1発ずつ。
「急所ははずしてある」とのことですが
必ず倒れて戦闘不能になる。
が、こっちは
多少の負傷では倒れず戦い続ける。

そういうツッコミを全部やめて
ある意味ファンタジーだと思えば
楽しめる。
綾瀬はるかがカッコいい。

時代考証はちゃんとしてる感じする。
銃が簡単に手に入るし
至る所で煙草吸ってる。
煙がうまくオシャレな画になってる感じ。

[戦いは続く]
って感じで終わるけど
あんまりヒットしなかったみたいだから
続編は無いんだろうなぁ。

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TAICHI

3.5タダだから見たけれど

2023年10月17日
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鑑賞方法:映画館

難しい

たとえタダでも時間は浪費してしまった。
笑えない荒唐無稽ほどタチの悪いものはないです。
誰がこの企画、脚本にGOを出したんだ!
責任者出て来い!

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ヘルメット

4.0綾瀬の志保美悦子的な作品!

2023年10月16日
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鑑賞方法:映画館

彼女はかなり特訓したのかな?近年この手の作品はCG任せが多いが飛び道具は銃のみで小細工少なめの男どもとの格闘シーンが見もの❗

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ゆたぼー

3.0何故人は綾瀬はるかにアクションを演らそうとするのか

2023年10月11日
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鑑賞方法:映画館

綾瀬はるかの最高傑作はTBSドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」、はまり役は「ホタルノヒカリ」だと思うのだが、「僕の彼女はサイボーグ」とか「今夜ロマンス劇場で」とか「ギャラクシー街道」とか、変な配役が回ってくるのは何でだろう。そして「精霊の守り人」「奥様は、取り扱い注意」や本作のようなアクション役に駆り出されるのは何でだろう。「八重の桜」?オジサン達は綾瀬さんに強い女像を見ているのかな。
その答えを知っている。「ICHI」の綾瀬さんは良かった。カッコよかった。凄みがあった。
期待してなかったけど、本作の綾瀬さんにも、あの頃の凄みを感じた。美しかった。
けど、シシドカフカがカッコ良かったな。

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あらP★

4.0綾瀬はるかが魅せる究極の美しきヒロイズム❗

2023年9月26日
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鑑賞方法:映画館

ロードショーが終わりそうだったので、劇場に滑り込み。
平日最終回のガランとした劇場で、貸切か…と思ったら、もう一人女性の観客がいた。つまり、二人だけ。

思ったより良かったというのが率直な感想。
ガンアクション映画が不作な邦画にあって、健闘していると思う。

原作小説は未読。作者の長浦京は直木賞候補に挙がった経歴くらいしか知らない。発売中の「小説現代」に「リボルバー・リリー 0」(前日譚らしい)が掲載されていたので、書店でパラパラと数ページ斜め読みして、そのまま棚に戻した(スミマセン)。ハードボイルドに分類される文体を少しだけ感じた。

現代でなく大正時代という設定が、映画化に適していたと思う。
美術・衣装で再現した日本が最もオシャレだった大正ロマンの時代。この雰囲気のお陰で、非現実的な異世界のバトルに抵抗感なく入っていける。大震災の1年後にしては復興途上感がなかったが。
そして、和装・洋装を織り交ぜた衣装と髪型の七変化に、どれをとっても絵になる綾瀬はるかが凛々しい。

陸軍の巨額の裏資金を巡る攻防戦に、子連れの逃避行、暗号の謎解き、同じ訓練を受けた暗殺者、陸軍と海軍の対立など、てんこ盛りの具材にヤクザの親分まで盛りつけた物語は、混沌として正直よく解らない。

主人公の元間諜・小曽根百合(綾瀬はるか)が偶然救った少年(羽村仁成)が、追手から逃れながら自分を訪ねようとしていたことを知る。旧知の人物(石橋蓮司)がある一家を惨殺した後自殺したことに疑問を持って調査に乗り出した百合だったが、少年はその事件の唯一の生き残り慎太だった。
百合には協力者がいる。元海軍軍人の弁護士・岩見良明(長谷川博己)、百合が身を隠すカフェー(カフェではない…)に従事する奈可(シシド・カフカ)と琴子(小川琴音)だ。財界ヤクザの親分・水野(佐藤二朗)は敵か味方か分からない。
彼らの関係性はほとんど説明されず、岩見に至っては弁護士だということが直ぐには分からなかった。
余談だが、岩美の立ち位置には『ストロベリーナイト』で西島秀俊が演じた菊田刑事のような献身的な片思いを感じた。

敵方は陸軍大佐(板尾創路)が首領のように見えて、彼も組織の一部でしかない。裏資金を回収しなければ陸軍の存続が危ぶまれるのだが、そこには大佐自身の立場と命もかかっている。
大佐がこのミッションに抜擢した津山大尉(ジェシー)は、冷酷な怖さを醸し出していたにも拘らず、もったいない遣われ方だった印象。一方、謎の男(清水尋也)は百合を恐怖させる敵役としての存在感があった。

素手の格闘は列車内、草原、湖畔などシチュエーションを変えて展開され、銃撃戦も至近距離の早撃ちや、隠れ家を取り囲む部隊との攻防、敵が見えない霧の中での撃ち合いなど、バリエーション豊富だ。
そして、傷だらけの百合が単身敵陣に立ち向かうクライマックス。
映画のポスターにも使われている白いドレスに身を包んだ百合が、その白装束を鮮血に染める壮絶な戦いの末に、決めのセリフを残して去っていくヒロイズム。
綾瀬はるかの射るような目線が美しい。

ただ、慎太少年が命がけで守ろうとした父の遺志はこの展開で全うできるのか。山本五十六(阿部サダヲ)の駆引きの魂胆の解りづらさもあって、疑問符が残る。
最初から海軍が目的地だったら解りやすかったのに。

百合が慎太少年に射撃を教える場面があるが、結局少年が敵を撃ち殺すシーンがなかったので、ホッとした。

ともかく、格闘に、銃撃戦に身体能力を発揮した綾瀬はるかを絶賛したい。
長谷川博己とシシド・カフカも大正ロマンに溶け込んで魅力的だった。

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kazz

4.0大正時代のスパイアクション

2023年9月24日
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鑑賞方法:映画館

国内産スパイアクション映画。綾瀬はるかのアクションが美しいです。
この雰囲気は大正時代ならでは。生命の価値が今の日本とは違うんだなぁと。
ストーリーはそこまで秀逸とは言えないけれど、兎に角印象深い作品でした。

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あいわた

3.0上海銀行を選ぶか白髪女を選ぶか

2023年9月22日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

萌える

元スパイの女が少年を助ける話。
ガンアクション。迫力は並。躍動感は映画「Gメン」のが上だろう。

良い点
・大正時代
・格好良い女

悪い点
・関係性が分かりにくい
・足悪設定の必要性
・白髪女の謎
・命中率補正
・濃霧で誤魔化す

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猪古都

1.5ウソでしょ…

2023年9月18日
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こんな王道の企画、グロリアでもアジョシでもいいけど、なにしろ優れた先行作品がたくさんある手堅い題材なのに、こんなにしくじることってある?

大正時代を舞台に、かつて特務機関の工作員であった百合は事件の鍵を握る子供を守るため、軍を相手に孤独な闘いに身を投じる……
って、このプロットがつまらないわけないじゃん!なんでだよ(両手両脚をばたつかせて地面を転がりながら)!!

アクションや銃の扱いに関しては識者に任せるとしても、ドラマの部分、孤独なエージェントとして育てられたヒロインの悲哀とか、守護対象の子供との絆とか、最低限盛り上げなきゃいけないエモがゼロ。えっこの映画、演出力、低すぎ…?

そりゃこの内容で予算が10億って相当つらいんだろうけど、スタッフはがんばってセットや衣装、小道具を用意しているように見えけどなー。
謎キャスティング(あんな未来の海軍総司令官おるかい!とか)はあるけど、キャストはみんながんばってたと思う。ジェシーとかアイドル勢もそんなに悪く見えなかった。

なのに肝心のドラマがアレってさー。
莫大な資金が云々とかいうのはあくまでマクガフィンなんだから、説明なんか後回しでいいのに。まずはこのヒロインのキャラクターをしっかり描いてほしかった。。

長谷川博己に恨みはないけど出番多すぎ。奴がせっせとお膳立てしてくれるもんだから、ぜんぜんヒロインが追い込まれてる感じがしない。あくまでヒロイン+子供が強大な敵に追われてて、果たして2人は生き残れるのか、ってのがキモのはずでは?

子供との関係性も、反発したりお互いのために自分を犠牲にするとか、もっと明確にやってくんないと変化したり深まってるのかどうか、イマイチよくわからない。
あとはご都合。いくらなんでもヒロイン無敵すぎとか、もう言い出すとキリがない。そう、土砂降りの直後の地面がぬかるんでないとか、マンホールからどうやって上がったんだろうとか、もうほんとにねー。

冒頭の東映印が残念に思えるジャンル的勘所の耐えられない軽さ。この世代の監督って、子供の頃からある程度その手の作品通ってきてるんじゃないのかなぁ。

ただ、シシド・カフカと綾瀬はるかが背中を預けてクールに戦う中盤の銃撃戦はよかった。
この2人の台湾最強バディ時代がみたい。。

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ipxqi