貞子DXのレビュー・感想・評価
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IQ200の天才が貞子に立ち向かうバカコメディ
もう貞子の呪いを描き続けるとなると、怖いより面白おかしく茶化すしかない、というのは近年の作品から感じていて、その路線の成功作が白石晃士監督の『貞子VS伽椰子』だと思っていた。『貞子DX』はその上を行く作品……とは言わないが、全編ギャグに振り切った点では、貞子映画史上もっともコメディ寄りになっていて、怖さをほぼ放棄している様は潔くすらある。テレビのコント番組的なノリはわりと滑り気味だと思いつつ、もはや怪異ならおまかせ俳優となった小芝風花が作品の可笑しみを支えていて、EXILE TRIBEの川村壱馬もビビリの王子キャラをちゃんとみっともなく演じていて良い。IQ200の天才が貞子に知能で立ち向かう話のはずが、実にIQ低そうな映画になっているのがもったいないが、そもそもIQ200の天才が登場する時点でバカっぽいので、皮肉でなく、こういうノリが正しい作品な気もする。
意外にも今の時代にアップデートされた作品になっていて、今の「貞子映画」の正解か?
「リング」シリーズに登場しインパクトの強さから、これまで何度も映画化されている「貞子」シリーズ。
出来が良いものとそうでないものの差が大きいシリーズですが、意外にも本作は「出来が良い」方に分類されそうです。
まず「ホラー×コメディ」という相反するような要素を組み合わせるといった❝混ぜるな危険❞の試みですが、これが意外にも成立していました。
さらにはキャッチコピーの「IQ200の天才が挑む呪いの方程式。」という「天才による謎解き」といった要素を加えることで、単なる「お遊び映画」では終わらず、割と本格的な頭脳戦を繰り広げることになり成功していたと思います。
「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズの木村ひさし監督作品なので、オヤジギャグ的なところは滑り倒していますが(笑)、不覚にも(?)笑ってしまうシーンもあり、本作の試みに適した監督だったと感じました。
さらには、脚本は「リング」シリーズの原作者である鈴木光司が「世界観監修」を行なっていて、脚本もしっかりしたものとなっていました。
主演の小芝風花は、これまで映画ではあまり良さが出ていない気がしていましたが、本作ではうまくハマっていて、「当たり役」と言えそうです。
「ホラー映画」が苦手な人でも見られる、上手いところを突いた作品だと思います。
まあ、あの“悪魔のいけにえ”も本家二作目はコメディタッチだったから
あり得るというか、やっぱりそうくるか、な展開とも言えますね。
ただ、デカい音や大声にやたらと驚いて見せるシーンが、ちょっと食傷気味なのは難点といえるが、極端に期待せず、力抜いて観てるぶんには、意外と楽しめるかも?、な作品に仕上がってるかな….
万人ウケするかとなると、ビミョー。
よいホラーコメディ
前情報を何も入れずに、やばそうと思いながらみはじめたらコメディ要素がいい感じでとても楽しめた。
ミステリー要素は浅めだった。
個人的に苦手な"1人で戦わなければいけない!誰もわかってくれない!みたいな孤独感"がなく、変な焦りを与えられなかったところも良かった。
ビデオ通話でチャトラ猫の頬が赤くなるところが好き。
母親の落ち着きも好き。
貞子もこっちに振り切っちゃったか
貞子vs伽倻子あたりからなんかネタぽくなっていった貞子、今作はもはやコメディのカテゴリーに入っていた
あの怖い初期の貞子はどこへやら
もう、ウィルスみたいになってるし、まあ対策法としての新解釈は面白くはあるけれどコメディとして見ても特に笑えるわけでもなくてねえ
ゾンビのようにのんびり近づいてきてるの見るともうため息しかでてきません
今や一流女優の小芝風花を見るための映画ですかね
ホラー苦手な人でも全然見れるくらいコメディと化してます
シリーズを非ホラーに転調しようという企みは買うが、 撮る動機の欠如...
シリーズを非ホラーに転調しようという企みは買うが、
撮る動機の欠如、
こんなもんてイイよね?感、
そして下手と稚拙は駄目だ。
雑、なのだと思う。
貞子がテーマのギャグ映画
ホラーを笑いに使うとこうなるんだなあ〜。トリック味の貞子がここにある。テンポが良い。あまり真剣に見ずに軽く見ると変な味がして面白かった!
一条文華が耳のあたりに手をあてて何かやるのが好き
今作は、頭脳明晰で冷静沈着な大学院生の一条文華(小芝風花)と、怖がりで自己中な前田王司(川村壱馬)、感電ロイドといった個性的な登場人物たちが協力あって人類滅亡を阻止しようと奮闘する。
貞子は既にブランド化に成功している。
一条文華が考える時に特徴のある手の動きをするのを見て、『あばれはっちゃく』(1979年~1985年頃に放送されたテレビドラマ)の主人公"長太郎"の逆立ちや、舐めた指でアタマを撫でる『一休さん』を思い出した。
霊媒師のKenshin(池内博之)も個性があって魅力的。
謎を解明しようとするミステリーの側面と、個性的なキャラ達による笑いを誘うやりとりが見どころ。
静岡のおじさん
もう貞子は終わりです
存在自体がギャグになってます
まあ今さら貞子でビビらすのは無理なのだろうからギャグ路線になってんだろうけど
静岡のおじさん、毛が生えた、なんか笑ったけどため息も出たよ
あとあの謎解き、IQ200もいらんだろ
貞子で怖がるのは諦めることにした
小芝さんが可愛かった!!
凄く面白いと言うわけではないですが、中田監督が撮るより良いような気がします。小芝さんの可愛さが良く出ていたと思います。言い寄られて拒否しているのも良かったです。天才らしいですが、説明に成程という気分にはなりませんでした。
まったく笑えない
コメディーなのだが、まったく笑えない。いわゆるサムい笑いを狙ってるのだが、とにかく笑えない。おなじくTV出身でお笑い演出が得意な福田雄一や三木聡の酷い映画よりも、さらに酷い。志が低すぎる。木村ひさしは、傑作「貞子 vs 伽椰子」を撮った白石晃士の爪の垢を煎じて飲んで反省してほしい。
リングシリーズ最高傑作!途中までは、え?!って思うけどな
2024/04/14
リング公開前にアメリカ紀伊國屋で小説を買って
1人でだだっ広いホテルの部屋で読んで
くっそ怖かったリング。
それを斜め上にベクトルとって
一見コメディにしたのか?と思わせる構成で
最後には見事に昇華させた手腕、お見事です。
ずっと思ってたのよ。世の中の貞子という人は
よっぽどからかわれただろうなぁと
そう言う意味でもこの作品は良作ですね。
なんかちょっとら違うけど、バブルガムクライシス2040だっけ?そのラストを思い出した。
貞子でなくても成立する内容。
この作品。
とっくに、Amazonプライムビデオで、無料で鑑賞出来ているかと思いきや・・・
未だ有料とはね・・・
やる気の無さを最近痛感するが・・・
まぁ、いいや。
呪われたKADOKAWA。
まだまだ貞子商法に拘るとはね。
もはや、KADOWAKA自身が呪われているとしか言いようがないんだが、今更言った所で諦めるしかない。
貞子も進化する。
今作のキーワードなんだろうけど、こうなると、別に貞子でなくても成立する内容。
別のホラーアイコン生み出して描けばいいだけ。
呪いから逃れる方法のアイデアだけは感心したが、それだけかな。
小説全部読んでたらある程度納得できるかと
コメディタッチでミステリー要素のある貞子映画です。
小説のループまで読んでいる方は、貞子とウイルスの関係に違和感なく観れると思います。
コメディとしてイマイチでミステリーとしてもホラーとしてもイマイチですが、総合的に楽しめました。
主人公の女優さんがとても可愛くて良かったです。
貞子3Dや貞子vs伽耶子なんかより内容的には成立していると思いましたし、これは少数派の意見かもしれませんが、二度と消えないデジタルタトゥに一生付き合わなければいけない呪いを撒いたというのを想像した時にはかなり恐怖しましたし、毎日呪い解除の為にやらなくてはならない事があるなんて私だったらそれだけで気が狂いそう。
映像的な恐怖や、ジャパニーズホラーのネットリした恐怖を期待したらいけない映画ですが、最近の貞子シリーズでは私はいい方だと思います。
シリーズで1番怖く無い‼️
みなさんの感想をなんとなく見てたからコメディー要素は予測してたけど思ってたより要素強め(笑)、でも逆に面白かったし小芝風花さん可愛かった👍。
王司さん最初邪魔な存在やったけど最後はなんとなく許せちゃった😊、感電ロイドさんのがイケメンやね(笑)。主人公の母役の西田尚美さんも昔学校の怪談に出てたイメージで久しぶりにホラー映画で見たきがします。
シリーズの中では1番怖く無い貞子映画だけど個人的には有り。
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