「急げパトカー、救急車」アンビュランス Uさんさんの映画レビュー(感想・評価)
急げパトカー、救急車
結構サイコな筋書きのクライムアクションであり、救急医療ものだったと思いましたが、まずこの場合の「サイコ」は使い方が合っているのか自信がありません。誠に不思議で、かつ半端な感じも強かったですが、結局、ラストまであれこれ予測する愉しみはなくなりませんでした。
ジェイク・ギレンホールはシュールなギャングだし、救急医のキャムには侠気が溢れているし、この二人がこの先、何をするか?
◉圧倒的な緊迫感がベースなのに、含み笑いの種も途切れない
救急士と市警とSWATとギャングそれぞれの時間が重なり合って、序盤は緊張感に包まれていた。それは中盤も終盤も切れることはなかったのですが、警官のデイトの申し込みが血しぶきのキッカケになった所から、シリアスに微かな笑いが寄り添うことになった。
フラミンゴやらブルドッグやら、緑色とかのギャグの流れが続く。死者や重症者が続出している事態なのに、いつ犯人や追跡する刑事群が笑い出しても、それはそれで話が成立してしまいそうなと言う意味で、半端で愉しい作品であると思った訳です。
第一、キャッチコピーが「それは、単純な銀行強盗のはずだったーー」ですからね。「単純な」って……
◉ウィルの生真面目な逃走劇は、ずっと病院まで続いた
ウィルの運転は技術としては、ジミなぐらいスマート。でも、相手の車に掠りもしないですり抜けるわ、迫ってくる車は横転させるわ、こんなカーアクションも悪くないです。
自分たちの車は緑色に塗り変えて、それまでの塗装に変身した車が次々現れたシーンは、シュール感さえ醸し出していました。ここからファンタジーに変わるのか!
なお、どうしても一つスッキリ納得できないことがありまして。
銃撃で殺しかけた警官の命を必死で救おうとした、ウィルの行為に感動して、助かった警官がこの人は撃ってないと言ってしまうのは、やはり笑いを狙ったものですか。
こんにちは
「ハウスオブグッチ」と「モービウス」にも共感ありがとうございます。
テンポのいいアクション映画で楽しめました。
主役はギレンホールならぬ軍人のウイル(ヤーヤ・アヴドのゥル=マティーン2世))でしたね。
知らない人です。名前が長くてもっと簡単にして貰いたいですね。
CGをあまり使わないアクションがさすがにマイケル・ベイ監督らしかったですね。
共感ありがとうございます😊