セバーグ
解説
スターチャンネルでは「セバーグ 素顔の彼女」のタイトルで放映。
2019年製作/104分/アメリカ
原題または英題:Seberg
スターチャンネルでは「セバーグ 素顔の彼女」のタイトルで放映。
2019年製作/104分/アメリカ
原題または英題:Seberg
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2021年12月14日この女優さんを知らず何の知識もなく観ましたが、ほんと気の毒でしかなかったです
この頃のFBIは、国にとって、自分達にとって、不利益だと思える対象にはあんな事をしていたのでしょう
盗聴とか盗撮とか勝手に家の中に侵入されてたり、そりゃ追い込まれると思います
なぜ彼女はパンサー党に寄付したり不倫したりしたのかと思いましたが、夫と息子とは離れた生活で寂しかったからなのでしょうか
クリステン・スチュワートはショートカットがとっても似合ってて衣装もステキできれいでかわいかったです
演技も素晴らしかったと思います
ジーン・セバーグと言ったら「ジーン・セバーグの日記」とか「ホワイトドッグ」とか謎の死とか他が凄いインパクトなんで、これはそうなんでしょうね、偉かったですよね、とすんなり納得する感じでした。
可哀想なイメージだけで押さなかったところは良かったです。
ジーン・セバーグの伝記映画というよりもFBIによる法や秩序も関係無しに強引な捜査を進める様が犯罪行為でしかない恐ろしさを描いているようで。
パリまで赴きセバーグに全てを暴露する場面は実際の話なのだろうか、FBIの良心的立場であるジャックの正しい行動が脚色だとしたならば潔さが足らない。
公民権運動やブラックパンサー党との関わりが寄附をすることでの行動しか描かれず、躊躇無しに男女の関係に至る大胆さが軽薄にもメキシコでの妊娠含めて。
奔放すぎる行動や精神のバランスを崩してしまうセバーグを献身的に支えている旦那の我慢強さに同情してしまう。
「勝手にしやがれ」で一世を風靡したジーン・セバーグ。実話に基づき彼女の悲しい運命を描いたもの。
公民権運動に力を貸したことでFBIから執拗に盗聴・盗撮をされ、心ない暴露報道で家族も自身も傷ついてしまう。精神を病んだ彼女は40歳で自殺と思しき死を遂げる。国家によって潰された女優ジーン・セバーグをクリステン・スチュワートが好演しています。ストーリーのつくりも丁寧です。