ナイブズ・アウト グラス・オニオンのレビュー・感想・評価
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1は面白かったけどこの2作目は退屈だった。
島について主人公がうろついてところで見る気力がなくなった。それぞれの人間関係相関図がわからんくて楽しめない。皆さんの評価が意外と高いのでびっくり。ネフリは性根を据えてみなければダメなんですね。ネフリは見散らすことも多いですが、テイクオフが長すぎると見る気が失せるのも事実。開始5分で展開がないとネフリでは次のコンテンツに行ってしまいますね。
意外な展開があって、良かった。
『ナイブズ・アウト グラス・オニオン』鑑賞。
*主演*
ダニエル・クレイグ
*感想*
前作は鑑賞済み。ダニエル・クレイグは、007のイメージが高いけど、探偵役もハマってて、前作同様良かった。コロナ禍なのか、マスクしてましたね。
密室の謎解きミステリーで、早い段階で、犯人はなんとなく察しはついたけど、中盤から意外な展開があって、正直驚いた。
箱形パズルは自分も解いて見たいなー。仕掛けがめちゃめちゃ凝ってて面白かった。どうやって作ったんだろう。
登場人物達のさまざまな思惑が絡み合って、事件に発展して、探偵ブランがどのように解き明かしていくのか。前作同様、あぶり出し方も面白かったです。(^^)
第3弾があったら、是非観たいです!
まあまあかなあ。
ノリが好き
ブノワ・ブランは動かない
2023 19本目
玉ねぎの中身は...
タイトル通りオニオン(玉葱)のように皮を一枚一枚謎をめくってゆき真相に迫って行く探偵謎解きミステリー。
キャラクターが個性抜群で、ロケーションとなる舞台のギリシャの孤島もかなり映えていてよかった。何よりダニエル・クレイグの衣装やキャラクターがマッチしていてジェームズ・ボンドの次に見つけたハマり役だと思っている。
冒頭は現代社会を色濃く反映し登場人物はコロナに怯えマスクを着用しているし、主人公の名探偵はコロナ禍の中外出を控えお家でオンラインゲームのAmong Usで推理の憂さ晴らし、名推理をオンラインゲーム上で披露している。そんな中謎の箱が家に届きコロナ禍の憂鬱さを吹き飛ばすような魅力的なミステリーツアーが始まり出す。というのが導入部分だがここだけで笑える部分もあるし謎解きも面白そうと脚本の良さに引き込まれた。
ミステリーなので脚本が重要になるがしっかりとミステリーのルールは守っている中での仕掛けがたくさんある。犯人の犯行動機や意外性どんでん返しのような仕掛けは正直ないが、この作品は犯人に行き着くまでの推理が醍醐味で楽しい仕掛けがたくさん用意されているので十分にミステリーものとして楽しめた。
今作はネトフリ限定なのがもったいないぐらいの出来なのでネトフリに加入していてミステリー好きの人は是非一度鑑賞して欲しい。
名探偵の域を越えすぎ
次回作はスクリーンで観たいっ!!
今や私の中ではダニエル・グレイクはボンドよりブランのイメージが出来上がってしもた!
あのおとぼけ感がたまらないっ!
犯人探しや動機は比較的、単純ではありましたが濃すぎるキャラ達を巻き込んだ犯罪活劇!
一枚一枚剥がされて行く謎説きには
前作以上、異常な程引き込まれました
…とにかくブランのファッションが楽しい!
インチキ😁セレブの様なスカーフ巻きでシレッと島に到着…水兵さん水着は似合いすぎて爆!
かと思えば依頼を受ける際は探偵らしいスーツでボンドばりにキメているし
事が済んだ後の英国紳士らしい装いこそ
風変わりな名探偵そのもの!
ストーリーを追いながらの衣装変えを存分に楽しめました⭐️
2度も3度も見直したくなりますね!
年末年始、数ある配信作品を堪能しましたが
断トツNo.1の作品でした!
次回は劇場で沢山の皆さんにも楽しんでいただきたいですよね!
それなりに楽しめた
楽しかった
オシャレでゴージャス!毒気も良い感じのエンタメミステリー
もう一捻りほしい!
正月映画にふさわしい
南国逃避型
(ややネタバレあり)
招待状、孤島、億万長者、謎かけ、すねに疵持つ者たち。
アガサクリスティみたいなフーダニットになっていて、じっさい原案を書いたライアンジョンソン監督もエルキュールポアロと地中海殺人事件などの「南国逃避殺人ミステリー映画」から発案した──と語っていた。(byWiki情報)
また、映画のタイトルGlass Onionをつけるにあたって、ジョンソン監督はありふれた風景の中に隠されているものとしてガラスを選び、ガラスが使われている曲をスマホで探した結果ビートルズのGlass Onionにたどりついた──とのこと。(byWiki情報)
なんか衝動的発想から、そらおそろしいものをつくっちまうんですねえあっちの人たちは・・・。
パーティ出席者役でヨーヨーマ。乗船者の咽喉に殺菌噴射するだけの役でイーサンホーク。悪友たちが島に着くとマイルズ(ノートン)がマッカートニーのギターでブラックバードを弾いている。ブオンという独特な時報はフィリップグラスの作曲。ボストンダイナミクスのBigDogみたいなのが荷物を運び、プールサイドにはジャレットレト監修の「ハード・コンブチャ」が大量に冷えていて、屋上には乗るあてもないポルシェスパイダーが展示され、壁には休館中のルーブルから寸借したモナリザ、オードブルにはジェレミーレナーラベルのホットペッパー、狂言殺人の筋書きはギリアンフリンに依頼してある・・・。
神は細部に宿るという言葉があるが前作ナイヴズアウトに勝るとも劣らない怒濤の細部。それらがすべて伏線として稼働・回収される緻密さ。に加えて惜しみない予算。南国気配、豪奢な調度と建造物、画の隅々一個のライターに至るまで、みみっちい見ばえor中が空洞のようなものは一つもない。に加えて不測の展開。回想でスリリングに明かされる意外な真実。に加えて数多の有名人のカメオ出演。・・・。
むかしとはいえよくもまあこんな映画つくる人たちとせんそうやったもんだ。
骨格は古典的な推理ミステリー。美しい舞台と饒舌な新時代人。──を用いてライアンジョンソン監督がカリカチュアしているのは今日的なインフルエンサー的生き方の形骸性についてだろう。
たとえばFilmarksやnoteで言うなら100本の映画レビューを1日1本づつ100日かけてしっかり書くよりも、10分間で1,000人のめくらフォローをするほうがSNS上のポピュラリティを稼ぐには効果的だ。形骸性とは(たとえば)そういうこと。
登場人物はみな泡沫的な素姓に支えられている一発屋たち。
モデルからデザイナーに転じたバーディー、醜聞と舌禍を怖れる州知事のクレア、Twitchストリーマーのデューク、アルファ社の主任ライオネル、アンディからアルファ社を乗っ取ったマイルズ。
気勢のようなもので稼げる時代。常用される炎上マーケティング。脆い立脚点にびくびくしながら、保身のためにオルグであるアンディを裏切る。
じっさいに、わたしたちはかれらのように不誠実な人物像を常日頃YouTuber政治家業界人経済人タレント・・・有象無象の有名人のなかに見ているはずだ。
『思いつきの発言を真実だと思うのは危険です。』byブノワブラン(クレイグ)
すなわち映画が隠喩しているのは今日的な著名人の傲慢についてだろう。
WikipediaによるとPoliticoの記者は映画を『遍在するイーロン・マスク、ドナルド・トランプ、ジェフ・ベゾスと共に生きる我々全員への寓話』と評したそうだ。笑。
映画の登場人物と筋書きは、現代社会のカリスマたちになぞらえられ、謂わば揶揄と共有が同時にできる風刺画になっていた。
なお映画はリモート画面にカメオ出演していたアンジェラランズベリーとスティーブンソンドハイムに捧げられている。ふたりとも公開前に亡くなった。
また情報によるとNetflixはさらに1本のKnives Out映画権を有し、ジョンソンはすでに3作目を書き始めているそうだ。
アンサンブルキャストの中でじぶん的にひときわだったのはJanelle Monáe。チョコレートのビロードのような照り肌!ガトーショコラかトフィかカラメルか、甘くて濃厚な食べ物に見えてしまう魅力的なひとだった。
とはいえ絵が燃やされるのは同意できず、その蛮行をマイナス0.5としたw。
──
ところで冒頭、宅配便を玄関先で受け取るとき、マスクをしていなかったKathryn Hahnが思わず服の襟首で口を覆う。
新型コロナウイルス禍。
Glass Onion: A Knives Out Mysteryでは、パンデミックという時事現象が、とくに概説されずに背景になっている。
将来、これが過去の仕草に変わるだろうか?
不可解な風習だと思える時がくるだろうか?
未来のGlass Onion: A Knives Out Mysteryのレビューで、あのころはみんなマスク付けてたんだぞ──ってヤフコメ民風マウントをとれる時代がやってくるのだろうか?
いけ好かないセレブを痛快にパロってみました
前作のテイストとはガラッと変わり、いけ好かないセレブ達が集うエーゲ海の孤島が舞台。イーロン・マスクをパロったエドワード・ノートンのクズっぷりが面白い。
ビッグ・テック企業で巨万の富を築いたマイルズが、コロナ禍の退屈しのぎのために友人たちをパーティに呼ぶのだが、なぜか名探偵ブノワ・ブランも招待されている。
徐々に明かされていくブランが招待された理由と、マイルズがもたらす蜜に群がる取り巻き達の悲喜こもごものドラマが繋がっていって痛快なラストへ。
『ホワイト・ノイズ』や『ほの蒼き瞳』は劇場公開だったのに、『ナイブズ・アウト: グラスオニオン』は劇場公開なしなんて残念。一番これが劇場で見たかったのに。
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