遠吠え
劇場公開日:2022年4月16日
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解説
2019年カナザワ映画祭の「期待の新人監督」に入選した「カミング、バック」など、自主制作で短編作品を手がけてきたシェーク・M・ハリスの初長編監督作品。これまでは同世代の若者が抱える鬱屈した感情や自我を描いてきたハリス監督が、うだつのあがらない四十路の男を主人公に描いたブラックコメディ。地位も名誉も金もない、40歳の田之上隆二は、セクハラでバイトをクビになった日に中学の同窓会の案内が届く。さらに、ほぼ同時にマッチングアプリで連絡を取り合っていた女性の紫アカネから、直接会わないかというメッセージが届く。下心丸出しで待ち合わせ場所に向かった隆二は、アカネから、1000万円を報酬に父親を殺してほしいという驚くべき依頼を受ける。後日、中学の同窓会に参加した隆二は、初恋相手の千聖と、かつて隆二と千聖をいじめていた土田勝徳と再会する。その日を境に、隆二の日常は急激に変化していく。
2021年製作/86分/PG12/日本
劇場公開日:2022年4月16日