遠吠え

劇場公開日:

  • 予告編を見る
遠吠え

解説

2019年カナザワ映画祭の「期待の新人監督」に入選した「カミング、バック」など、自主制作で短編作品を手がけてきたシェーク・M・ハリスの初長編監督作品。これまでは同世代の若者が抱える鬱屈した感情や自我を描いてきたハリス監督が、うだつのあがらない四十路の男を主人公に描いたブラックコメディ。地位も名誉も金もない、40歳の田之上隆二は、セクハラでバイトをクビになった日に中学の同窓会の案内が届く。さらに、ほぼ同時にマッチングアプリで連絡を取り合っていた女性の紫アカネから、直接会わないかというメッセージが届く。下心丸出しで待ち合わせ場所に向かった隆二は、アカネから、1000万円を報酬に父親を殺してほしいという驚くべき依頼を受ける。後日、中学の同窓会に参加した隆二は、初恋相手の千聖と、かつて隆二と千聖をいじめていた土田勝徳と再会する。その日を境に、隆二の日常は急激に変化していく。

2021年製作/86分/PG12/日本
劇場公開日:2022年4月16日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

2.0ポンコツの証明

2022年4月16日
Androidアプリから投稿

悲しい

セクハラでクビになった40歳独身カラオケ店マネージャーの、言い訳、逃亡、役立たずなダメ人生の転機の話。

マッチングアプリでメッセージのやり取りも無いのに突然会って話すことになった20歳のJDから父親殺しを依頼されると共に、中学の同窓会で自分達を虐めていた男と虐められていた好きだった女性が結婚していたことを知り巻き起こるストーリー。

GO!井上でもそこではダメだろうがっ!な従業員に告発されて、クビになったのにそれをわざわざ話してネタにしようとしちゃうアホ主人公に、いるよな~こういうヤツと呆れた感覚を覚える序盤。
いや~口もペラペラ中味もペラペラのペラペラペラ男ですね。
それでも彼に話をしちゃう同級生は何を期待しているのでしょう。

そして、いよいよその時が訪れて、いや、そこでそのタイミングでやらせるなら自分でやっても…と違和感バリバリ。
まあ、コメディっちゃあコメディだしとは思うけれど、ここまでの流れではそれ程シニカルな感じやユーモラスな感じもないしね。

そして山場の話も悪くはないけれど、盛り上げ方も落とし方も舞台劇の様な感じで、映像作品としてはクドさとかまどろっこしさを感じた。

って思ってたら、舞台挨拶でやはり舞台劇を書いている人が書いたって話していて納得した。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Bacchus