ザ・ホエールのレビュー・感想・評価
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主演の方も凄かったけどエリー役の女の子よかった💓
お昼食べた後に見たので、一つの部屋だけの展開だと寝てしまうかも、と思ったけどそんな事はなかったです。
主演男優賞を取った演技、堪能しました。そして娘役のエリー役の子も素晴らしかった✨
主人公がゲイで娘と妻を捨て、という設定、ゲイという事でなんとなく純愛っぽくてとても感情移入されるけど、コレ普通に他の女性と恋愛して妻子を捨てた、だったら単なるクズなのか?と見終わってしばらくしてからふと思いました。
ちょっと入りきれませんでした😅
なんでこの娘は、こんなに口も性格も悪くなったのだろう。本人の気質にもよるのだろうけれど…。
そして、チャーリー。こんなに娘が可愛かったのなら、娘を思って過食をやめられなかったのでしょうか。
もう少し娘の心のうちを描いて欲しかった。
それにしても騒がしい最期の五日間。
こんなにいろんな人が毒を吐きにくるなんて。
汚いけれど、痰壺のようです。
チャーリー、人気があるんだかないんだか…。
人は家族に傷つき、家族に救われる
チャーリーは言う。「人は誰も救うことなんてできない。しかし誰もが人を救いたいと思っている」。それはチャーリーだけではない。この映画の中の人々は皆そう思っている。
そんな思いとは裏腹にこの映画の登場人物は過去にそして今もお互いを苦しめ合い、苦しんでいる。チャーリーの醜い巨体と常に聞こえる喘鳴はその象徴のようだ。
クライマックスは訪れる。チャーリーの命が尽きようとするとき奇跡が起きる。チャーリーは娘のエリーを救い、またエリーに救われるのだ。
僕にとってこの状況はリアルで、チャーリーに感情移入(デブでもゲイでもないけど)し、最後の最期に僕の涙腺は崩壊した。映画のなかで僕も救われていた。父と娘の激しくも優しい遣り取りは見事だった。
そして希望へ…
舞台に魅せられた鬼才ダーレン・アロノフスキー監督が映画化…
1つの空間をずっと見続ける異色の室内劇
体重272キロの巨漢、主人公チャーリーを見た途端思わず目を背けそうになった
み、見てはいけない物を見てしまった
心のざわつきに居心地の悪さを冒頭から感じてしまった
恋人を亡くしたショックから過食になり
重度の肥満症に…しかも治療を拒み続けた結果
病状も悪化し余命僅かと悟ったチャーリー
そんな彼が自らの過ちと向き合い
愛する人に心から愛してると伝えたい
孤独だった彼が無償の愛を捧げる最期の5日間の物語
チャーリー以外の登場人物も皆、心に傷を抱えそれぞれが信じる人、愛する人を求めている
チャーリーの姿を初めて見たピザ配達員と同様のリアクションをしていたであろう冒頭での私が次第に隙の無い緊張感に引き込まれ
人を信じ愛して自身を慰る…
そんなチャーリーから一瞬たりとも目が離せなくなっていた
結末の後味の悪さが癖になるアロノフスキー監督らしくなく😁
希望的な結末は静かな感動を与えてくれました
キャスト人の絶妙な間の台詞の取り方や制限された定点間の中での感情のぶつけ合い…圧巻でした
何よりオスカーを晴れて手にしたブレンダン・フレイザー!「ハムナプトラ」シリーズでのイケメンっぷりで世の女性達を虜にし冒険少年の心を踊らせた彼が奇跡の復活!!
撮影中モチベーションを維持するだけでも困難なのに彼の目だけで全てを表現する演技に
ただただ圧倒されました!
かつての大スターが今後は名優として沢山の作品を盛り上げて行く事でしょう⭐️
いとしのエリー
ほぼ全編の舞台となるチャーリーの住居は昼間ですら暗く、会話も陰気なものが多い。
そんな中で、リズとの間で交わされる些細なじゃれ合いがオアシスのよう。
鑑賞にストレスを感じるほどの重苦しさは、最後の解放を際立たせるためだったのでしょう。
リズがチャーリーの望みを汲むのは分かるが、その他の人物が強制的に救急車を呼ばない不自然さはある。
ただの看護師なのにリズの処置や診察が適切すぎるとも思う。
チャーリーは全肯定していたが、エリーは相当捻じ曲がっている。
『白鯨』も読んでないし、宗教の知識もないし、アメリカ的な言い回しにも親しくない自分には難しい部分が多い。
でも、終盤(泣きはしないが)涙腺にくるものがあったのも事実です。
個人的に好きだったのは、エリーの宗教批判。
感情的ながらも鋭く、納得感もあり、かつ分かり易い物言いは、推敲した文章ならいかほどかと思わせる。
チャーリーの言う「文章の才能」は紛れもないものだったのでしょう。
過去(特に妻子を捨てたときの心境やアランとの関係)が薄く、感情移入しきれないのが残念。
でも、少数精鋭の演技には目を瞠るものがありました。
人は人を救えない、が……
ブレンダン・フレイザーの演技はすばらしさは言うまでもなくありません。
ほぼ主人公のアパートの部屋のなかだけで展開します。
ドアの使い方が本当に巧みです。
「救い」がテーマですが、「神」や「これが救いです」という言葉では救われないし、「救い」を標榜する人ほど異質なものを排除して逆に死に追いやったりもする。
ある展開によって救われてしまった人が、それまでの対等な目線で「なんとかその人を理解しよう」とする態度から、一気に上から「救いを与えようとする」冷たい人に変貌するあたりとか、少しでもカルト宗教のくだらなさに触れたことのある人は覚えがあると思いますが、そのへんを鋭く抉っていますね。
そうした、簡単に排除に転ずるカルト的な「救い」観念とは対照的に、この映画での「救い」の鍵はやはり「寄り添うこと」であり、主人公の恋人のようにそれでも救い切ることのできない場合もあるが、寄り添うことで人を少しでも破滅から遠ざけることができるのではないかというのが、少なくとも人間にできるわずかな望みだということを伝えようとしているように思いました。
主人公は、まず娘に対してそれができず、一方で恋人をしばらく死から遠ざけてはいたが、最後に娘に再度寄り添おうとします。
この娘が寄り添いと理解を必要としているのは痛いほどわかります。
悲しかったのはピザ屋さんですね。わずかな心の交流があってそれ自体は素敵なことだったのに……
前作「マザー!」で宗教にすがる人間の身勝手さや醜さを、彼らに振り回される神(の妻)の側から描いた監督ですが、今作も本当の救いは宗教そのものにあるのではないし、間違い、苦しみながらも人と対等に交流することくらいしか希望はないのだと切り込んでいます。
今回はラストがダイビングではなく……そこはこの映画の救いでした。
今年ベスト
観賞後も涙が止まらなかった!
完全に「レスラー」のダーレン・アロノフスキー!彼の作品は本当に心に刺さる!
何から何までダメな男なんですけど、あるんですよ美しく見える瞬間が。「レスラー」のラストでは命を落とすことになるであろつリングからのダイブに挑むミッキー・ロークが、本作では娘に受け入れられようと立ち上がるブレンダン・フレイザーが、二作ともこの生き方しか俺には出来ないんだという魂の叫びを描いたような映画だった。
主人公は娘のことを自分の作品と言い放つなど、彼の奥さんの言う通り自分のことしか考えていないどうしようもない奴です。医療でも宗教でも彼の心は治せませんでした。
本作では部屋から一歩も外へ出ないワン・シチュエーションムービーで登場人物も5人という限られた駒しかございませんが、扉の向こうの世界は雨だったり、ちょうど日が昇っていたり、誰がどのタイミングで部屋に来るかなど計算された駒の使い方が素晴らしく、140分たっぷりと濃密な人間ドラマに仕上げてきた。
後は何といってもやはりブレンダン・フレイザーの演技!淡々と進むストーリーながら、ここぞというところであの演技を引き出し、音楽で盛り上げて、というとても硬派で久しぶりに映画らしい映画を観た!現時点での今年ベスト!
ハムナプトラからの…
ブレンダン・フレイザーといえばハムナプトラ‼︎
子供の頃にハムナプトラを観て以来、超娯楽映画として大好きで何回も観てきました。
ハムナプトラ以外でブレンダン・フレイザーを観る機会がなかったのですが、久しぶりにでてきたと思ったら、今回アカデミーをとったので嬉しくなって劇場に。
役のためとはいえすごい増量でした。
はじめて主人公チャーリーの体型を目の当たりにした登場人物達とまったく同じ反応しました。衝撃
物語は、宗教観が深く関わってきたり、突然登場した娘エリーとそんな頻回に会ってないのに最後の最後で急に距離が縮まったり。チャーリーは大学のオンライン講義で文章・エッセイの書き方を教えていて、娘とも文章、エッセイをとおして心を通わせようとするのですが、なんかそのストーリー展開も中途半端でした。
冒頭チャーリーが発作を起こした時から、「死ぬ直前にこの文章を読みたい」と言って頻回に朗読してたエッセイは、実はエリーが数年前に書いたものだった…ってすごい感動するはずの展開だったんですが、そこまで。
難解な部分を読み解くことのできない私には、物語自体あまり人に勧められないなぁと思いました。
宣教師のくだりは必要だったのか、元妻の登場は必要だったのか。
自分の過ちを悔いあらためて、魂を解放させるエンディングに向かうのであれば、
もうちょっと、エリーとの物語に注力ほうがよかったのではないかと思っちゃいました。
リズとの友情、よかったです。
エリーの最後にみえた笑顔、可愛すぎる。
映画自体のよさではなく、演者一人一人が素晴らしかったです。
主演男優賞は納得。
初日舞台挨拶にて鑑賞。
舞台挨拶、終始穏やかな雰囲気で、すごく良かった。
舞台が原作と聞いて、なるほど…と。
何かものすごい事が起きたりはせず、登場人物の感情の波はあれど、淡々とお話しが進みます。
それに飽きたり、苦手な人はいると思う。
個人的には、とても満足しました。
ブレンダン・フレイザーさんは、もはや怪演と言っていい程に素晴らしいお芝居。
特に呼吸がすごい。
肥満感を出す為の、あの呼吸の仕方。
ザラザラとした音の呼吸とか、どうやってるんだろうか。
とにかく息苦しそうだし、痛そうだし、むせるし、詰まるし…。
見ていて、こちらも何だか息が詰まってくる。
タイトルにも書きましたが、主演男優賞は納得。
他のキャスト陣も本当に素晴らしかったです。
特にホン・チャウさんが印象に残りました。
とても自然体で、お芝居らしからぬお芝居というか。リアルというか。
自分も辛いのに、それを隠して日々チャーリーの傍に居る姿、そこからの彼女が本音を吐露するシーンでグッときます。
ラストは泣きました。
すれ違い続けた9年を埋めるって、やはり簡単にはいかない。
チャーリーのエリーを見つめる眼差しや、彼女の為にしていたお金の事を考えると、もうあのラストは泣けて仕方ないです。
心が元気な時じゃないと結構色々持っていかれそうな作品なので、みなさまお気を付けて。
「白鯨」が示す意味とは?
あまりにも辛すぎて何回か泣きました。何が辛いって、ブレンダン・フレイザーの娘を見る時の眼差しが切なすぎる。日頃から娘にゴミみたいな目で見られ続けてけちょんけちょんに貶されてても、娘が可愛いと思いたい親父の顔だ。きっついだろ、これ…と何故かほぼほぼ初っ端から泣いてた。無論、そんな所から泣くような変な客は私を除いては誰も居なかった。多分。
なお『白鯨』はハーマン・メルヴィル作のアメリカ文学らしいです。未読の状態で観に行ってしまった。
この巨大なおやっさんが白鯨、つまりはモビィ・ディックだったのかどうかは原作未読過ぎてスルーしてしまったのですが…
最後まで観終えた後、ようやくこの人が巨大化したのは愛する人と別れたストレスだけじゃないんだな、ということを理解出来ました。
馬鹿野郎。
お前が逝ったら誰が娘のことを理解するんだよ、とやっぱりここでも泣いてしまいましたが。
いやあ、きつかった。
初めは理不尽な縁だったかもですが、あの看護師さんが居てくれて良かった。車椅子のバックオーライの場面。シビアな場面続きでしんどかったですが、ちょっと笑えました。私もあの方に看取っていただきたいもんです。
神の不在の中にある、神の存在
チャーリーのパートナーのアランはニューライフ教会に「殺され」、もちろんアランの妹リズも教会を憎んでいる。娘のエリーは父チャーリーに捨てられ、母親、学校からも疎外され孤立している。ときおりチャーリーのアパートに来るトーマスは当初ニューライフ教会の宣教師を名乗っていたが、実際は父親と教会から自ら離れた「逃亡者」だった。このように、ほぼ全員がいまは信仰を持たない「棄教者」だ。
しかし、緩慢な「死」を自ら迎えようとしているチャーリーは、娘エリーや元妻メアリー、「義妹」リズ、トーマスたちとの交流の場で彼らの生を救済し、同時に自らも救済されるプロセスに、キリスト教の信仰を想起せずにはいられない。それぞれが恋愛、食、カネ、キャリア、酒、ドラッグなど俗物に依存する生き方をさらけ出しながら、死を迎えようとしているチャーリーの導きから彼らは赦され、そして隣人愛に収斂していく、極めて宗教的な作品だ。
人は一人では生きれない
チャーリーが最後に話していた「人は他の人を気にせずにはいられない」から人間は素晴らしいと言っていた言葉がとても響いて、思いやりのある世界になっていくことが一番だなと思いました。
想定外・・・・
難解すぎる。。。この映画~♫
テーマは・・・。
人の偽善とエゴを観客に問わせてむき出しにさせる映画で。
神という存在の『肯定』と人間のどうしようもないけど・・・。
それでも愛すべき所の肖像でしょうか。
※あくまで個人の妄想です。
観ながらラストのほんとギリギリまでは・・・。
この映画も監督が何を表現したいのか、ほんとに分からなくて、
思っていた事は・・・。
主人公が余命5日という根拠がまったくないので・・・。
最後・・・死なないって落ちなのかしらぐらいで・・・思って観てたら・・・。
あぁぁぁ・・・ラストギリギリで・・・。そっか~って、予想は外れて・・・
赦して分かり合えた瞬間・・・。奇跡は起こるが・・・。
神は与え・・・奪い去る。。。
そこで・・・あらゆる対比の輪郭が各々の内面のグロテスクさの影にあったものが、
観えてきたんですが。。。
※あくまで個人の妄想です。
ほんとに・・・。娘を別れた神さんが育てているhiroとしては。。。
予告から想像していた内容からは大きく裏切られた上に・・・心を抉られました。
そして、作品と監督が問うてきたものも想定外すぎて・・・
ただただ・・・観た後、放心状態(≧◇≦)
・・・監督は相当、内面を抉ってくる変態な上に凄く、
考え抜いて創っている事で・・・個人的には感服しています。
でも・・・友人に良かったよ~って奨める事が・・・。
僕には・・・できーーーーん( ;∀;)
悩んだ末に☆は3つに致します。
【「白鯨」”贖罪と救済の物語。そして、正直に自分の気持ちを晒す事の大切さを難解な展開の中で描いた作品。”主人公の余りの肥満体のインパクトは大きい。ラストの光り輝く展開は、心に響く作品である。】
ー 余りの肥満により死期を悟った巨漢の男チャーリー(ブレンダン・フレイザー)はオンライン講座の教師。が、彼は生徒たちには自分の顔を晒さない。
そして、且つて愛した男アランを亡くし、8年前に別れた妻と娘エリーへの贖罪の気持ちを持って引き籠って暮らす日々。
故に、歩行器無しでは歩けないほどの肥満体に・・。
◆感想
・今作は、自らの死期を悟った男の、月曜日から金曜日までの日々を室内劇で描いている。そして、何よりチャーリーの肥満体には、驚かされる。
・ストーリー展開は、ハッキリ言って難解だが、良く見ていればダーレン・アロノフスキー監督が言わんとしている事は分かる。
・アランの妹、看護師リズ(ホン・チャウ)は彼を頻繁に診察するも、与える食事は高カロリー食だし、”ニュー・ライフ”という怪しい新興宗教の宣教師は、彼を陥れようとしたエリーのSNSにより自身の救済の機会を得る。
ー この辺りは、可なりダーレン・アロノフスキー監督らしい、皮肉な展開である。-
<エリーは父チャーリーに8歳の時に捨てられた恨みを持って彼に接するが、チャーリーはエリーには只管優しい。贖罪の念があるからである。
チャーリーはエリーが8歳の時に書いた「白鯨」の”正直な気持ちを込めた”エッセーを激賞するのである。
チャーリーは、オンライン講座で初めて自分の太った姿を生徒に見せ、”正直に書け!”と言う言葉を残して、パソコンを壊す。
そして、彼は娘エリーに向かって(以前は歩くことが出来なかった。)涙を流しながら、一歩、又一歩と歩んでいくのである。
ラスト、彼の足が浮いて光り輝く空に舞い上がり、彼は且つての妻と娘がいる海岸で、新たなる一歩を踏み出すシーンは印象的である。
彼の願った贖罪が叶ったシーンであろう。>
戻らない9年の時間
オンライン講師のチャーリー、生徒達は姿を見せ会うも自分の姿は非公開。
そんな自分の姿は三段腹ならぬ四段腹といってもいい位デブ、あなたの腹の肉、膝下まで垂れてるよ!って位の酷い肉付き!なので非公開。(自分の姿に自信がない)
チャーリーはゲイながらも女性(メアリー)と結婚、そして子供(エリー)が産まれる。
エリーが産まれるも男を選んで離婚。
エリーが8歳の時別れ17歳の高校生になってからチャーリーの前に現れるエリーそこから始まる話。
個人的感想はチャーリーとエリーをメインに進行していく話かと思ったんだけど若干脱線ぎみ、最終的には話は繋がるんだけどチャーリーとリズ(看護師)のやりとり、リズとトーマス(宗教もどき)のやりとり、トーマスとチャーリーのやりとりみたいのが無駄に長く見えてしまって、チャーリー、エリー、メアリー家族のやりとりで時間を使って欲しかったな!ってのが率直な感想。
終盤からの元妻メアリーがチャーリー宅に訪ねてきてからの、最初は性格悪い元妻だなと思ったけど喘息の音を聞かせてからの抱き合いながら過去の話をするシーンは良かった!元妻の愛が少し残ってる様にも見えた。
ラストの死にかけてるチャーリーにエリーが「パパお願い・・」とエッセイを読んであげるシーンは泣けた。
素晴らしかった
主人公が、憎らしい態度をとる娘に「素晴らしい」と称賛する。その心の広さがすごい。娘も態度は悪いが、常に嘘がない。正直すぎて刃になっているのだけど、その正直さを主人公は絶賛する。
元奥さんが非常に刺々しい。
宗教2世の問題と、里子の問題も描かれる。
食生活がひどい。糖質をとり過ぎだ。そのパンやピザをオートミールに替えるだけであの体形ならすぐに体重が減るのではないだろうか。
(追記)
あまりに素晴らしく現時点で今年1位であることを確認したくて上映最終日に2回目を見る。最終日とあって多めにお客さんが入っていた。
主人公のチャーリーは体がでかいけど心もでかい。死にかけのチャーリーに対して3人の女は皆そろいもそろってケンケンしている。もうちょっといたわってやってほしいのだけど、チャーリーの大きさに甘えているようにも見える。娘以外はチャーリーの横に座って体を預ける。
クライマックスのドカ食いがすごい。ピザ2枚重ねなんて初めて見た。リズは看護師なら、あんなホットドッグみたいなのではなく低糖質高たんぱくの鳥のササミ的な食べ物を用意してあげてほしい。
チャーリーが生徒に正直であることを求めて授業をしている。そういう意味では娘のエリーは非常に正直に育っていて、確かに明るい将来がありそうだ。
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