「タイトルなし」ホワイトバード はじまりのワンダー yukarinさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
ワンダーのアナザーストーリー、より、実はヘレン・ミレンにひかれて観た作品
期待以上だった
心に残る作品はこうしてさりげなく現れる
ヘレン・ミレン演じるGrand-mèreが孫に自身の話として語り始めた時点で、サラが生き残ることは分かっている
それでは、どう生き残るのか、周りの人々はどうなるのか
良い予感などひとつもない中で物語は進む
実際にフランスの村には、ユダヤ人たちをかくまっていた人々がいたという
この話はフィクションだけれども、似たような話はたくさんあったのだろう
そして、この手の話は、常に、己の命もかえりみず誰かを助けようとする行為に驚かされる
選択肢が限られた中、果たして自分には出来るだろうか?
ジュリアンと家族の生きた日々、そして、名を継ぐ孫のジュリアンの心に残るもの
生き残ったサラの人生とそこから彼女が語ること
作品の中で出てくる数々のセリフとともに、深く深く心に残る作品になる
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