「この冬に見るべき美しい作品」ホワイトバード はじまりのワンダー セイコウウドクさんの映画レビュー(感想・評価)
この冬に見るべき美しい作品
サラおばあちゃんが、孫のジュリアンに話す美しい昔話。ナチス占領下のフランスで暮らしていたユダヤ人のサラは、強制収容所に送られそうになる所をいじめられていた友達のジュリアンに助けられ、1年以上も納屋に隠れて生活する。その間のジュリアンとサラの触れ合いが中心になる話だが、あまりレビューを読まずに、大切な人と一緒に見てほしい。映像と人の思いが美しく、空想のドライブがとてもすてきなシーンになっている。
おまけの話だが、ジュリアンがサラを怒るときの声が、「カラオケ行こ」の聡実(齋藤潤)が狂児(綾野剛)を怒るときの声に似ていると思った。
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