ヒューマン・ボイスのレビュー・感想・評価
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赤と黒
衣装や家具などの色彩が目に焼き付いてしまいそうでした。ホームセンターでの買い物以外はほぼ一人芝居。そしてスタジオ内に建てられた天上のない家において、犬とともに生活していた三日間。果たして彼女は恋人との別れを感じて狂いそうになったのだろうか・・・
買ってきた斧は恋人の服をズタズタにするため。それを咎めようと犬が吠える。もう犬の演技が優れすぎていて、舞台劇の可能性を遥かに超えてしまっていた。
登場しないのでわからないけど、恋人は男なのか女なのか?電話がかかってきたのは現実だろうから相手がいないとは考えられないが・・・
この作品の前に『フラッグ・デイ』を観たためか、家を去るときに燃やしてしまう心情は誰にでもあるものだろうかと悩んでしまった。
犬の名は『ダッシュ』新しい名なのか?
『キル・ビル』
『シャッキー』
ホセを待つ間に鑑賞するの?
『アリス・モンロー』の『幸せ過ぎる』
『トルーマン・カポーティ』の『ティファニーで朝食を』
男を待つ間に読むの?
で、
と未練がましい女性の浅はかさを描いている。
さて、そうか?
彼女は舞台裏までも、つまり、現実じゃない部分までも焼却しようとしている。
だから、
これを男女入れ替えて焼却行動をさせると、この犯罪が成り立つ。この行動は男の性だよね。
この部屋はシュールレアリズムで飾られていた。
♥Salvador Dalí♥
振られた女の右往左往
四年付き合ったのに3日前に振られて自暴自棄なティルダ様の一人芝居。
字幕翻訳は松浦美奈さま
ジャンコクトーのあらすじは、恋人がもう戻らないと知って、主人公は自殺するみたいだけど、ティルダ様は思い出を焼き尽くして、捨てられ仲間の犬と生きていくことにした。
頓珍漢なファッションで犬(名前忘れた)に、新しい主人はあたしだからと言って、焼いた舞台から去る。いいですね。21世紀の女は泣いて喚いて暴れてたら、スッキリして次に行けるよね。
舞台の練習場みたいな?舞台裏?と、自宅がなんか繋がってる、飛躍のある舞台装置。自宅はカラフルで、アートと高級品と玩具がうまく混じり合っていて本当に好み。色をたくさん使うけど調和していて、派手だけど落ち着く感じ。
アルモドバル映画のインテリアが本当に好き。自分で再現するセンスはないけど、いつかお金持ちになったらああゆう雰囲気をインテリアコーディネーターにオーダーしたい。カラフルと、裸婦の絵と、曲線の家具はマストで。
ある中年の女性(ティルダ・スウィントン)。 モデルか女優のようであ...
ある中年の女性(ティルダ・スウィントン)。
モデルか女優のようである。
彼女は先ごろ恋人と別れたばかりで、相手のスーツケースが部屋にある。
元恋人はスーツケースを取りに来ることになっているが、姿を現さない。
業を煮やした女性は電話でまくしたてるとともに、外出して斧とガソリン缶を買ってくる・・・
という話で、金物店の主人などほかに数人登場するが、ほぼティルダ・スウィントンの一人芝居。
ティルダ・スウィントンのヒステリックな演技と色彩鮮やかな舞台と、映画とも舞台とも区別のつかない演出方法を愉しめればいいのですが・・・・。
ま、長編に引き伸ばしてもいい結果にはならなかっただろうから、これはこれで完成形ですね。
居眠りスイッチ、がバーッとO〜〜N!
前夜、夜更かしした訳じゃなし。疲れが溜まってた訳じゃなし。ティルダの一人舞台が子守唄にしか聞こえない。と言うか、ただただ字幕を追いかけるだなんて、明らかにヤバい。と言うか、根性が要る。
生半可な気持ちで観ると、爆睡コースに誘導されます。
倉庫内のセット。
放火。
と言うオチから、概念劇だとは思うんですが。
会話を想像するのも疲れるってw
コレは辛かった。
けど、まぁまぁ面白かった。
と言うか、どっちやねん?
30分のうち半分近くは夢も見ずに眠り込んでたので、よくわかんねー!
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