はい、泳げませんのレビュー・感想・評価
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予告編とのギャップ
予告編を観ると、コミカルなストーリーかと勘違いして、面白いのかと思ってたが、レビューを読んで違うんだと分かって観た。
レビューを読まなければ予告編の面白さを求めていたと思う。内容はかなりシリアスなもので主人公は息子の事故を思い出せない。あまりにショックな出来事は記憶障害が起こることは自分でも体験したので理解できる。それを泳ぎをマスターする間に、過酷だが思い出していく。そして先に進むことが出来るようになる。こんなコーチが実際は居ないと思うが、居たら良いなぁと思った。コーチ自身のトラウマも解決して欲しいけれど、それはこの先なんだろうね。
綾瀬はるかさんの競泳水着姿を見たくて。
ほんっと、それ目的でムビチケ買っての不純の極みでの鑑賞でした。
結論から言うと、その期待は、ものの見事にハズレました。
だって!水着がコマネチ!(これ、平成世代のみなさんにもギリギリわかってもらえますよね・笑)じゃないんだもの。
下半身半パン状態でセクシーさの欠片もないのよん。
とはいえ綾瀬さんの、布地一枚ごしの『おっぱいスイミング』が楽しめたのはよかったかも。
(;゚∀゚)=3ハァハァ (いつか不適切な投稿で通報されるぞ!)
いやさ!男子たるもの、コマネチ!やおっぱいに劣情感じるのはしゃーない。
綾瀬さんのコマネチ!見たくなるのはしゃーない。
あっ、そうそう、映画のレビューでしたよね。
しょっぱなから、かなりドン引きしたのは、納豆の件。あれ必要?
(てか、私のレビューの方がしょっぱなからドン引きですよね…猛省)
あの状態じゃ「あとでスタッフがおいしくいただきました」もできないじゃない!
このシーン不要!不快!
物語もね、綾瀬さんのコマネチ!以上に大いに不満の残ることなのですね。
泳げない小鳥遊と、泳ぐことしかできない静香の物語なのに
静香パートの描写が完全に抜け落ちてるの。
小鳥遊パートが長すぎて。
静香の「どんくささっぷり」が交通事故のトラウマで、外を出歩くことが怖くなってしまったということくらいで
その他のことがまるで描かれていないんですよね。
もっと不器用な生きざまを描いてほしかったです。
せっかくの綾瀬さんの起用なんだから、ファンとしては、そこもっとプリーズだったの。
あとね静香コーチ以外の女性キャラが、実はかなりウザいと感じていたんですね。
小鳥遊の元・嫁、現恋人、スイミングスクールババァ連。
元・嫁ちょっとヒステリーすぎる。そんなあっけなく別れたるなし。
てか、近年映画の離婚率ほぼ100%問題。
調停委員の激務に同情するわさ。
あのウザい関西弁、どこかで既視感バリバリだと思って。
このレビュー書き始めてから思い出したのですよね。
あれって『カメ止』の竹原芳子さん演ずるTVプロデューサーじゃぁないですか!w
現恋人、気持ちが見えなさすぎる。表情が暗すぎる。
言っちゃぁ悪いけれど、阿部さんの目って陰がありすぎなのよん。
深刻なトラウマ背負った小鳥遊の恋人ならこそ
ちょいと天然系で明るめの雰囲気の女性の方が良かった気がして。
YOUさんあたりを推すね、私は!←何様?
ババァ連にひとりくらいサービス要員がほしかったです。
『ミックス』における広末涼子さん的ポジションの人。
藤田朋子さんあたりがよいかなぁ。←藤田さんババァ扱いしてごめんなさい。
一方の小鳥遊パート、ここもかなり、ありきたりなんですよね。
トラウマのに至った原因と克服が、物語の核を占めているのに
割と早々に「はい、そういうことなのですね」というのがバレバレなんですよ。
あそこまでの水恐怖症の割には、結構あっさりと克服していましたし。
中盤では、もう結構楽しそうに水と戯れていましたし。
まぁ、コーチが綾瀬さんじゃそーなるわな。
私なら、綾瀬さんにえーかっこ見せたくって「バタフライでオリンピック目指します!」って大ぼら吹くレベルだね!♡
なのに長谷川!綾瀬さんに抱きしめられながら泣くとか!どんだけ美味しい役どころやねん!
私もつらい時、悲しい時、綾瀬さんのおっぱ…じゃない!胸に抱かれて泣きたい!( ͒ ́ඉ .̫ ඉ ̀ ͒)
“小鳥遊”と書いて、なんで“たかなし”と読むかの解説が目から鱗でした。
新鮮な学びの喜びナイス。
あとね、小鳥遊が熱弁していた“泳げない人は助かる”問題。
これ、調べてみた範囲では確認がとれなかったのですね。
あまりにも説得力がありすぎたので、作中では思わず膝を打っちゃったのですが。
でもね、劇中の台詞に大いに???を感じたことがあるんですよ。
静香コーチの「前にも後にも行けないなら上に進むしかないでしょ!」ですよ!
“地下に潜る”という選択肢が、まるで無いことにされているのですね。
ここ重要なのに。
「逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…」→「逃げたっていいんだよ」
の選択肢の追加、
ここ、真面目に言うと、結構重要なの。生きていく上では。
人生そんなに格好よく上ばかり向いて歩いて行けないのよ。
地下に潜って一休みって重要なことだと、経験者は語らせていただきますよ。←ってか、おまえはそろそろ上を向け!
斬新だと思ったところもあるのですね。
どの件かは思い出せないのですが、スクリーン左側が小鳥遊で右側が静香コーチのカット割り。
アニメでは割と普通に使われる手法ですが、実写で見るのは珍しいかも。
でも、やはり最後にダメ出しさせてね。
エンドクレジットのキャスト一覧で一旦テーマソング流してからの
スタッフ一覧で、さらにもう一発流すとか、かなりくどいと感じました。
まるでフルコースの締めにアメリカン出された後で、さらにエスプレッソ出されたみたいな。
総評するとやはり、何だかんだ言いながら、綾瀬さんのスイムウエア姿を拝見できたのは大きな収穫。そこに★1加点です。
でも、お話がそこまでついていっていない感じ。
続編『シン・はい、泳げません』だとか『はい!もっと泳ぎたいです!♡』に期待したいです。
今度こそは綾瀬さんのコマネチ!ありで。
↑
あのなぁ…
あっ、女装ネタぶっこむの忘れてた!←それ、いい加減忘れろ!
私イチオシでなりたい女性像って、綾瀬はるかさんなのよね。
『ひみつのアッコちゃん』で魅せていた黒パンストの。
(*´Д`)ハァハァ
二人の演技は良いのになんとも残念な感じ…
何でも理屈で理解しようとする大学の哲学教授である男。カナヅチの彼はなぜ泳ぎの習得を決意したのか。
長谷川博己がその男の抱える不器用さや戸惑い、苦しみを繊細に演じていてよかった。だからこそコーチのキャラクターや物語にももっと厚みがあればよかったかな。
「はい、泳げません」で気になったことがいくつかあったので書きます。めっちゃバレなのでご注意。まずは水恐怖症について、わたしも泳げないし、小鳥遊ほどではないけど水は怖いので仰向けで浮いてみるとかもってのほかなんですが、
顔を洗うのすら怖い小鳥遊がビート板や浮きも使わず仰向けで浮いてみたり(顔に水かかりまくり)とにかく水恐怖症の克服が早いし泳げるのもトントン拍子すぎて。水恐怖の人を初回のお試しレッスンで生徒の一人がプールに突き落とすのも信じられない(>_<)あんなことされたらさらに水恐怖症になってしまう。
ほかに…
・同じレッスン仲間の女性たちが「男ってー」「旦那がー」と昭和時代のような男女観でずっと発言してくるのがうるさいしきつい。
・綾瀬はるか演じるコーチ、ほぼプールでしか出てこず、車?外出?恐怖症についても分かりづらく、結局どうなったのか描かれないまま。感情の発露もなく、人間的な厚みが最後まで感じられず残念だった。
・麻生久美子のキツい関西弁も必要あったかな?関西人ではないだけに変に目立ってしまって、要らない気がした。
・泣くことをめちゃくちゃ強要する妻もしんどかったし、その割にはあっさり再婚も決めてて??
・結局子どもの死によってパパとママは別れてしまい、トモヤくん悲しんでないかな…と思ったり。
・ラスト、子どもの声がしたと思ったら「実物の」わが子が走ってきて3人でぎゅっと抱き合ったのはびっくりすぎて泣けなかった。わが子の声はしたけど、よく見たらよその子だった、元夫婦は新たな人生の方を向くことを決めた…の方がよかったのでは。
・夜のプールでふたりきりで水着で密着して抱き合うコーチと生徒の男性、にもびっくりでした。恋愛感情があるならまだわかるけど、男には他に好きなシングルマザーがいるので、それはないし。
よくない話ばかりですみません。
長谷川博己さんと綾瀬はるかさん、ということですごく期待したんですが…お二人の演技力がすごくもったいない気がしました(´Д` )
にんげんていいな
導入部はいいと思うが…
結局のところ身体能力的には問題なく、精神面の折合いをつける作業の作品。
本当に泳げない人が泳げるようになる、感覚的な動き
「ひねって取る、伸ばして落とす」などのカンジは良い。(ホントにカナヅチの人も参考になるかも)
個人的には「ベスト・キッド」のペンキ塗りように一見関係なさそうな動きが実は…的な展開を期待したのだが。
「泳げない男がいつの間にか泳げるようになっちゃった」みたいな
導入部のコメディ路線でいってほしかったが…
とにかくこの作品は(主人公だけでなく)トラウマの押し売りがしつこい。
静香コーチの車に傘ってのはなんだ?
日常生活に支障をきたしているではないか(笑)
トラシカですよ(でもこれはコメディ風なので好き)
あと、別れた妻の関西弁はどうにかならんかったのか?
関西出身の女優を使うか、いっそ関西弁をなくしてしまっても良かったのではないか?
原作(未読)に
関西人ならではのエピソードでもあるのか?
最後、主人公の笑顔のカットは良い。
これは男の成長と再生の物語である。
期待しすぎたかな...
佳作だと思うのだが、ちょっと中途半端な印象。
泳げない男が泳げるようになる。それは新たな未知の世界を拓く話(ドキドキ・わくわくする話)だろうと期待して見ていたら、そうではなく過去のトラウマの克服がメインテーマ。言わばマイナスをゼロに戻す話で、全体としてはハッピーエンドなのに爽快感があまりない。そこが少々残念なところ。最後の方で死んだ子が夫婦の元に帰ってくる描写は少し泣ける。
はい、アザラシ
レイトショーで観ましたが100人くらい入る劇場でパッと見5〜6人、平日といえど初週…。興行的には非常にまずいんだなと思いながら鑑賞。
年間ワースト級ではないですが面白くなかったです。コメディに振りたいのかシリアスに振りたいのか、その線引きが曖昧すぎてどっちつかずな感じが気に入りませんでした。
まず序盤の麻生さんの関西弁、自分は関西人ではないので細かいイントネーションまで分かりませんが、それでも指摘せざるを得ないヌメっとした関西弁でした。原作を読んでいないのでそこはなんとも言えませんが、関西出身の女優さんを採用するか、この映画的に関西の人である理由はそこまでないのでクセのない喋りにすれば良かったのに…。あと納豆が嫌いなら口にぶち込まれたら嫌でしょ?っていうセリフをなぜそのまま映像にしてしまうのか…。映像で見せないと分からないバカだと思われているのかと思ってしまい、この時点で冷めてしまいました。
綾瀬さんと長谷川さんのW主演的なものだと思いましたが、実質長谷川さんのトラウマ克服がメインであり、綾瀬さんは水泳を教えるだけの人になっているのも残念です。綾瀬さんは水泳以外できないと予告の時点で明かされていましたが、まさか本当に水泳以外できないとは…。その設定だと物語に支障が出てしまうから出番を少なめにしたのか…。おばちゃんズの横柄な感じは面白いとは思えず疲れました。
なんとなく泳げない理由は自身の子供か親が海か川で溺れたトラウマなのかなと思っていたので、そこの種明かしがあった際もそこまで驚きはしなかったです。そのトラウマを引きずる理由は分かるのですが、くどすぎる演出がその物語性を台無しにしてしまっている気がします。ホラー的な演出をしたり、セリフを反復したり、画質を荒くしたり、会話の壁を越えたり、とやりたいこと、こうしたら面白いんじゃないかを余計に詰め込んだ結果ずっと冷たい目で観ることになりました。
全体的に男性像の語り口が皮肉れてない皮肉さでイラっとするだけですし、セリフの一つ一つが説教くさく蛇足ばかり。編集の仕方もなんだか狙ってるのか?と思える複雑さ、登場人物の知能指数の低さ、とにかく疲れてしまう映画でした。
主演の2人や阿部純子さん、子役の方々たちと演技に関しては非常に良いのですが、作り手たちとの考えの相違が今作の面白いか面白くないかに直結していだなと思いました。
鑑賞日 6/14
鑑賞時間 20:30〜22:30
座席 D-8
再生
期待もせず観に行ったんですけど……いい意味で騙されて、楽しめました。
予告編からはてっきり、泳げないハセヒロと、泳げるけどまともに歩けない綾瀬はるかの恋愛映画だと思って行ってみたら全然違いました。
大切な人を亡くしたことをきっかけに、自分の心と家庭が壊れてしまった、一人の中年男の人生の再生話でした。
頭の一時間は本当につまらないです。
長谷川博己の演じる哲学の中年大学教授である主人公が、やたらと理屈っぽいのが鼻について。
ところが!
腹が立ち眠くなる、そこを我慢した先にツボはありました。
おそらく家族や友人を亡くしたものの、その時には感情の整理がつかず泣けなかったが、のちに鬱っぽくダメージが出た……という体験があるか否かが、作品を評価する分岐点かなと。
人生の喪失と挫折は、水に溺れるのに似ているというのは、少しやり過ぎにも感じなくはないですが。
いくつか矛盾というか……
「濡れることやコップの中さえ怖がる水に対する恐怖症は、いままで風呂や洗顔どうしていたの?」
という疑問はなくはなかったが、作中で明らかになる「その事件」以降に悪化したのね、事件以降は、濡れタオルやウェットティッシュなどでどうにか過ごしていたのね、と好意的に解釈しました。
ただ、綾瀬はるかの役どころは、自身の交通事故の経験から主人公に共感する役なのは分かりつつも、屋外を歩くのが怖いという設定が生きてなかったようにも思います。
ここが、割と作品に入りにくくし、人によって評価を下げるポイントかもしれません。
散らかり気味
最初はおばちゃんズも綾瀬はるかも不快になるくらいに主人公に対して無神経。
とはいえ、後半はそのあたりは改善されたし、演技は子役含め文句はありませんでした。
ただ、ハッキリ言えば纏まりが無い。
序盤の結婚・妊娠したカップルや綾瀬はるかのトラウマの必要性を感じなかったし、居眠り学生も「人は新しい発見のために生きる」と言わせるためだけの存在で、それが主題や主人公の抱える問題に絡んでるわけでもない。
もっとシンプルに短くまとめるか、キャラクターを深掘りしてくれたら良かったが、正直あまり入り込めませんでした。
素晴らしい映画、見て大正解でした。生きる事を考える時間です
タイトルからコメディかと思って見に行きましたが、コメディではなく、とても重いヒューマンドラマでした。
前日に、レビューの星の数を見ましたが、低めだったので、躊躇したのですが、見に行って大正解でした。
とても良い映画だったと思います。
ただ、ハマる人とハマらない人を選ぶ映画だと思います。
主人公の設定は、子供を事故で亡くし、離婚して、自覚はしていないが(?)、生き方に迷いがある。
事故から子供を救えなかったこと、前妻と不仲になってしまったことを整理できず、新たな出会いにも恵まれている。
過去のネガティブなインシデントが整理できずに、悩む経験がないと、なかなか共感に至ることが難しい映画だと思いました。
歩くときには、無意識のうちに両方の足を交互に前に出す。目的地を意識しなくても、無意識に歩き回ることもある。
泳ぐことも、無意識のうちに腕を動かし、息継ぎをできるようになる。
人生も生きる目的を設定しないと生きていけないという考え方は捨てたとしても、生きていけるという事を言いたかったのだと思います。
随所の表現に突っ込めるところの多い映画ですが、内容は素晴らしかったと思います。
また、配役も適役だと思いました。
水の中と外、コメディかと思いきや実はシリアス
笑わせてくれるかな程度に観に行ったのですが、いい意味で裏切られました。
前半は映画のタイトルや予告の通り、泳げない主人公は大学教授で
かなり理屈ぽっく、言い訳から入り、すぐに逃げ出す、頭でっかちなタイプ。
泳げないどころか、水に顔をつけることさえできなかった彼が、
スイミングスクールに通い、コーチやおばさん4名に
なんやかんや言われながら、少しずつ水恐怖症を克服し、泳げるように・・・
しかし、その泳げない主人公にはさらに深いドラマがあり、
とてつもない悲しい過去、トラウマを持っていた・・・
そんな彼を前に向かせるコーチの言葉、人生再生といったストーリー。
最後の過去に向き合い、貯金箱が転がった後のシーンや、
水中ハグはちょっとうるっときました。
外から水の中は見えないが、水の中から外も見えない、別の世界だとか、
水泳と人生を重ねてみたりとか、いろいろな対比を描いているところは
なるほどなぁ~と。
いろいろと悩んだりしている人には前向きになれる映画かもしれない。
上に進めばいいじゃない!
原作未読です。
原作があることを知らなかった。(ごめんなさい)
ライブビューイング
上映後公開記念舞台挨拶中継付きが、ちょうどあったので
そちらで観ました。
綾瀬はるかさんが好きなので
中継とはいえリアルタイムで観られるなんて!とっても嬉しかったです。
他の方のレビュータイトルをチラッと見ていたので
ライブビューイング目当てとはいえ
かなり不安でしたが…
感動しました。
何度かグッと込み上げてきて泣きそうになりました。
表現の仕方が意味不明、ホラーみたいに感じる方も一定数いるのかもしれないですが
きっと本を読む時には頭の中で
想像するであろうところを
映画、映像にすると
こういう感じになるだろうなと
納得しましたし
分かりやすかったので、すんなり気持ちが沿っていけたのかなと思います。
ただ…BGMが残念
ホラーのような恐怖を駆り立てる曲?俳優さんの演技で十分!
BGMを流さなくてもいいのにって思いました。
あとは、納豆のくだりと小鳥遊美奈子さんの関西弁が
浮いてるというか、しっくりこなかったです。
納豆のくだりこそ「頭の中の想像を映像に」という感じかもしれませんが
あれはワザワザあんな形で表現しなくてもいいでしょう。
あれがあることでギャグ映画なの?っとコミカルが過ぎるという印象を受けます。
関西弁は、違和感でしかなかったです。どうしても関西弁でないとならなかったのでしょうか?それなら、違和感のないキャスティングをしてもらえたらなと残念でした。
ただ、観ているうちに慣れてきて気にしないように鑑賞できました。
誰しも多かれ少なかれ、人に理解されないようなコトやトラウマがあるでしょう。
その程度も人それぞれ。
辛い、悲しいから直ぐに涙が出る訳ではなく、涙を流すタイミングも流さないから何も感じていない訳ではないということ。
一人一人違うということ。
そのモノに対する向き合い方も人それぞれ
ただ、向き合おうとしている時の人との関わり、出来事はとても大きいのだなと感じました。
辛い経験も大切な人達や自分のために克服しようと一歩踏み出す勇気
小鳥遊雄司も薄原静香も、その一歩が踏み出せた人達
踏み出せないと悩む人がこの映画を観たら、それがキッカケに繋がるのかもしれないなと感じました。
Little Glee Monsterの新曲2曲
が起用されているとのことで
ライブビューイングにもゲストで登壇していて
中継とはいえ生歌唱を観れたのは、とてもluckyでしたが…
そちらに気を使い過ぎているような舞台挨拶で
肝心の綾瀬はるかさんや長谷川博己さんのお話があまり聞けなかったのが残念でした。
個人的に「magic!」は映画に合っていないような…
「生きなくちゃ」は良い曲だと思いますが、映画の余韻を楽しむには、ちょっと不向きかな?と感じました。
「前にも後ろにも進めないなら、上に進めばいいじゃない」
このセリフを言っている綾瀬はるかさんがよかったです。
あとは、なんと言っても
長谷川博己さんの演技がとても光っていました。
全体的に良い映画だったと思います。
ちょっと残念な感じ???
長谷川さんのファンです。
六本木の舞台挨拶で観賞しました。
久しぶりの映画出演、しかも綾瀬はるかちゃんとの共演ということで、
かなり楽しみにしてました。
原作も先に読みましたが、映画はかなり脚色してあるので、全く別物と思っていいと思います。
映画は全体的には、まあ良かったのかな~。
笑えて、泣けるシーンもありました。
長谷川さんの演技はとても良かったし、サービスカット(?)も有難かったです。
麻生さんも素敵でした。
ただ、はるかちゃんのバックボーンをもう少し描いて欲しかったし、美容師さんともどうして結婚まで考えるようになったのか?
あと、監督のこだわののカット割りや、セリフを繰り返すシーンとか、ちょっと「う~ん」って感じたところもありました。
それに、せっかく綾瀬はるかちゃんとのW主演というならば、はるかちゃんともっと絡んで、最後は結ばれても良かったのかな~。
また、リトグリの歌も劇中で使われず、2曲ともエンディングって、もったいないなあ~と感じました。
なんか、もう一捻り欲しかった感じです。
納豆の実写演出が最悪。。。
せっかくの綾瀬はるかさんなのに。
せっかくの良いテーマなのに。
心にトラウマを抱えた人が、今回は水泳をきっかけに、泳ぐことをきっかけに立ち直っていく、
悲しいことにも向き合って前向きに生きていこうとする良いテーマの映画なのに。
無駄に実写してるような演出が全て台無しにしてました。演出家?監督のアイデア?誰がこれ考えたのか分かりませんが、この演出にOKを出した製作陣が信じられません。
冒頭、開始早々に「納豆嫌いな君なら、無理矢理口に入れられたりしたら嫌だろう?」というくだり、
まさかそのままその絵面を再現しなくていいです!というかそんなもの再現するな!って言いたい。
私は納豆が大の苦手です。匂いも、ヌメッとした見た目も、糸ひいてるのも。誰かが好きに食べてるのは近くで見ても、あぁどうぞ、ってスルーしますが、自分が食べるなんてもってのほか、出来れば使われた食器もぬめりが完全にお湯で流れるまで触りたくないし、、
それを、いくら想像してみて、というくだりとはいえそんなの言葉で言えば分かります。女優さんには画像合成か何かで実際には口の中に納豆は入って無かったのかも?しれませんが
少なくとも画面上では口を開けさせられてその口に上からマヨネーズみたいな容器に入った納豆がマヨネーズのごとく口から溢れるように入れさせられるって。。。。なんなんでしょう、普通にイジメの動画ですよこれ。こんなの見させられて何も楽しくない!!開始早々ひどいもの見せられてここから延々と映画が続く。。
プールで泳ぎながら「アザラシのように泳いでみよう」と思ったらプールの中をアザラシが本当に泳いでるような映像は可愛くてアリですけど、
川の水難事故で亡くなった息子のことを、プールの中で思い出したらプールの底にその息子が今いるように映像に出すとか最悪。
そして離婚した妻と息子の形見を分けていたところ、その公園のベンチに亡くなった息子が走ってきて二人に抱きつくって。。生きてる子どもがお父さんお母さん!って本当に走ってくるなら可愛い映像ですが、
もう亡くなってるって分かってる息子をリアルな子役さんで実際に抱きつかせるって演出は最悪です。
その子はもう思い出の中にしかいないってことは分かってるのに何で生きてるように思わせるのか。。。残酷な演出だとは製作陣は誰も思わなかったんでしょうか。何かを見て亡くなった人を思い出す時、それは心の中ですることです。わざわざ生きてるように思わせるとか本当に止めてほしかった。
納豆の無理矢理含ませと、亡くなった息子の実写、このせいでせっかくの映画が台無しでした。とても残念です。。
人生の本質は数奇(きっかけ)
講義中、そして飲み会の時もほぼ寝ている学生が、生きる意味を問う。
「それを君の課題にしよう」と言って、学生はサルトルを紐解き、現時点での解答を見いだす。
偶然知り合った男女が結婚を決意し、子供を得る。
その報告を受けた雄司が二人を祝福し、婚姻の証人となる。
不幸な過去と幸福を約束された未来とが、束の間共存する。
人生は、不意打ちがもたらすきっかけで、変化してゆく。
学生はそれを「新たな発見」と言った。
やたらと押し付けがましい水泳教室のコーチが抱える過去が、雄司を過去の桎梏から解放するきっかけとなる。
変化はさらなる変化をもたらす。また、それは昨日までの変化の積み重ねの上に成り立つものでもある。
変化することは、これまでの自己を否定することと同義ではない。
もっとも自分らしく行動できるのは自分であると恩師は言う。
人の本質は容易には変わらない。わたしたちはもっと自分を信頼すべきだ。
雄司が水泳教室に通う決意をしたのは、新たな出会いがきっかけだった。
そして、その出会いが新たな家庭に結実したのは、偶然にも水泳の特徴が人生のそれと重なることを実感させる優秀なコーチのおかげだった。
わたしたちは劇的な人生の数奇を求めてやまない。
映画を観る動機はここに尽きると言っていい。
良い映画でした〜。(綾瀬はるかはほぼ助演でしたが)
原作未読。
上映後公開記念舞台挨拶中継付きの回を観ました。
この映画で泣くとは思わなかった〜。
特に最後の方のベンチで貯金箱が転がってった後の、あの不意打ちにはもう、一瞬で嗚咽です😭😭😭
声を抑えるのに必死でした。
ハンカチ出してなかったから袖口びしょびしょ😅
ちょっと寝不足で寝ちゃったらごめんと思いながら観始めましたが、全く眠くなることなく、ゆったりと楽しく観てた印象です。
緩急のバランスが良かったんでしょうね。
良い映画だな〜と、思いました。
でも、綾瀬はるかと長谷川博己のダブル主演と思ってましたが、ぴろき(←笑)の単独主演映画でしたね。
それならそれでいいんだけど、静香コーチのトラウマのことを放っておかれたのは残念だったな。
小鳥遊先生よりも静香コーチの方が断然生きづらいじゃないですか。
尺の問題なのかもしれないけど、あんな気になるトラウマ、もうちょっと掘り下げて、克服までいかなくてももう少しなんとかして欲しかったな。
原作ではなんとかなってるのかな〜。
あと、エンディング曲がちょっと残念。
いや、リトグリは好きだし『magic!』も『生きなくちゃ』も良い曲だとは思う。
けど、エンディングに『生きなくちゃ』を持ってこられると、映画の余韻が歌にかっさらわれる感覚。
映画が歌に負けてるってことじゃなく、邪魔される感じ。
作り手側は相乗効果を狙ったんだろうけど、私にはハマらなかったな。相乗効果じゃなく、相殺されてこじんまりした映画に感じさせられました。
歌のあるエンディング曲って、ホント難しいね。。
舞台挨拶は、綾瀬はるかの天然が楽しみでこの回を選んだので、リトグリの生歌は嬉しかったけど綾瀬はるか節(笑)が少なめだったのは残念。
それでも笑わせてもらったので、まぁいいか。
なんか文句の方が多くなっちゃったけど😅、良い映画です、ホントに。
観て良かった。
前を向いて、泳ごう。
原作は未読です。
はい、僕も泳げません。水泳が大の苦手でして…
カナヅチではありませんが、息継ぎは出来ないし、泳ぎ方のコツもよく分からないしで、全く泳げません。
静香コーチに教えて貰いたいなぁ…
それはさておき―
コメディと思いきや、まさか感動系だったとは…
はじめの方は小鳥遊氏と静香コーチ、同じクラスのおばさんたちとの面白おかしいやり取りにクスリとさせられましたが、小鳥遊氏が苦手な水泳を習い始めたきっかけが明かされた辺りからガラッとテイストが変化して、少し重めの展開に…
どうなるんだろうと観ている内に、ここからが本題だったのかと、彼が一歩踏み出すまでの過程に引き込まれました。
静香コーチの言葉がいちいち胸に刺さりました。
泳ぐこととは、人生に似たりと見つけたり…
まさに心のリハビリでした。
どんなに辛いことでも逃げたくなるのを堪えてきちんと向き合うことの大切さ、前を向いて生きることの素晴らしさを痛感させてくれる、とてもいい映画だと思いました。
[余談]
劇場パンフレットには脚本の決定稿が収録されています!
読むと、より本作の魅力を味わえるかと…
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