はい、泳げませんのレビュー・感想・評価
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男の再生ストーリー
題名からして、長谷川博己の水泳コメディだと思って見たが、水難事故で息子を亡くした男の再生ストーリーだった。ライトな作品と思って選んだが思ったより重い内容だった。
以下、気になった点。
綾瀬はるかの使い方が贅沢だと思った。「泳ぐことしかできない女」と謳っているわりに過去のシーンがほとんどなく、主役と対比させる人物としてのエピソードが薄く感じた。
シリアスとコメディの対比も中途半端になっていた。
麻生久美子の関西弁には違和感しかなかった。
恋人役の存在感に物足りなさを感じた。
子供を亡くしてまだ5年の大学教授が惚れるほどの女としてしっくりこなかった。
映画としては物足りなかった。
特にラスト10分くらいは順調にまとまりすぎて退屈に感じた。
セリフにもっとユーモアがあればもっと楽しめたのかも。
しかし、終盤まで少しずつ過去を開放していく話の組み立て方は上手だなと思った。
大河主演2人に麻生久美子という豪華キャストなのに、贅沢だなぁ、この3人ならもっと別の物語が見たかったなと思ってしまった。
大学で哲学を教える小鳥遊はカナヅチを克服するために水泳教室に通い始...
大学で哲学を教える小鳥遊はカナヅチを克服するために水泳教室に通い始めるが、彼には悲しい過去があった。
コメディタッチの作品でしたが、人間ドラマでも魅せてくれました。小難しいことばかり話している主人公の葛藤しながらも前に進もうとする姿は感動的でした。
笑える映画を観たいと思ってこの作品をチョイスしたけれど、結構ヘビー...
前半は面白かったけど
長谷川博己さん、理屈っぽい役をやらせたら右に出る者がいないんじゃないだろうか。
前半はコメディタッチで面白かったのですが、後半は小鳥遊さんが過去を乗り越える展開でシリアスな雰囲気に。
原作は、泳げるようになるまでを描いた笑える作品らしいのに、どうして映画では重い過去を背負わせてしまったんだろう…。
小鳥遊さんの過去が重すぎるため、ただの水泳のコーチがそれに踏み込むことに違和感があった。
あと、息子を亡くした小鳥遊さんが過去を乗り越えるきっかけが、好きな相手に息子がいるからっていうのが…なんとなく私には受け入れがたかった。
はい、泳げなくても。前に
主人公の男性は、水にトラウマを抱えていた。
そんなある日、自分の子供と川遊びに出かけた時に事故で子どもを失ってしまった。
自分の不甲斐なさと後悔の積年にかられて自分を責め続けていた。
それから何年かたった時に好きな人ができた。
その人には、一人息子がいた。
その子を守るためにも自分の苦手なものと向き合うことを決意する。
自分には、出来ないと割り切って何も取り組まないでいれば、そのまま誰にも迷惑をかけることなく幸せでいられるのかもしれない。
だけど。それでは本当に向き合うことから逃げ続けていく人生になっていく。
前半のコミカルな要素から想像がつかないくらいに後半にかけてにシリアスな展開に引き込まれていた。
大事なことは、出来なくても進むことができる。
それは、自分では気が付かないくらいにほんの小さなものかもしれない。
でも、前よりも大きな前進には変わりないこと。
少し背中を押してくれる物語
トラウマとは・・
主人公の人格設定が無茶苦茶、大学で哲学を教える中年男がまるで小学生のように水を怖いと大騒ぎ、知性とか教養と、のたまわるわりに馬鹿としか思えない、水を恐れる原因が息子を川から救えなかった事故のトラウマと明らかになるのは1時間過ぎだから、それまでは主人公に共感と言うか理解がまったく出来ませんでした。
脚本も回りくどくて稚拙だがキャスティングも疑問、長谷川博己では固い役しか向かないでしょう、大泉洋さんあたりならコミカル感もでて、もう少しリラックスして観られたと思いましたが、話の内容からすれば挫折と立ち直りがテーマだったようですからあながち失敗とも言えないと後から思いました、それにしてもこんなに重い話とは、タイトルからコメディと勘違いして観ようと思った私の失敗でした。
間違いなく編集を凝りすぎた、悪くはないが
「記憶」というものをテーマに置いたがために、人間の脳内のイメージをトレースするような映像編集、過去と現在が入り乱れる展開になり、それが見るもののテンションの矢印を何度も折るから、視聴体験としてストレスを多く与える(最終的には解消されるけど)ものになってしまった。
これじゃ人気は出ないですよ。監督はちょっと深めに反省した方がいいと思います。挑戦は買うけど、凝りすぎ。アート作品じゃないんだから。そりゃ客も入りませんよ。
どうしてもこの映像にしたいなら、脳内の記憶をテーマにおいて、泳げる泳げないはサブにしてもっとカットすべきだと思います。
でもなんでも詰め込んじゃうから訳のわからないことになる。
だけど結局泳げる泳げないが主軸にあるのなら、記憶と再生がテーマだとしても、
主人公、コーチ、別れた妻、現在交際している相手、息子、それぞれの視点や起こった出来事を時系列的に映像化して、主人公が記憶を失うもどかしさや怖さ、水に対して怖いと感じる感覚などを、観衆に理解してもらえる編集にした方が、絶対に共感が得られたと思います。
それは普通の展開、映像作品としては普通かもしれないけれど、映画は誰のために作っているのと言ったら、基本的には観衆のためですよね。なら、観衆が物語を理解して、一定のカタルシスが得られるように作ることを優先すべきだと思うのですよね。原作もあるのだし。
ので、本当は1点くらいしか上げられないなと思ったんですが、綾瀬さんや長谷川さんは滅茶苦茶頑張っていたし、原作者の作品は良いものだと思いますので、そこを加点して2.5点です。
役者の無駄遣い
何が描きたい作品なのか。悲劇からの脱却なのかコメディなのか。両方をうまく扱えていないため、バランスが悪くて観ていて気持ちの折り合いがつかない。
冒頭の『納豆シーン』が想像なのか現実なのかも明確にされておらず、いきなり意味不明で、気持ち悪くて引いてしまい、何のためにこの表現が必要だった?と考えてしまい、そのまま前のめりになれずに続きを観ていた。
主人公の長谷川博己、ヒロインの綾瀬はるか、麻生久美子はとてもいい俳優なのに、監督はそれを活かしきれていないと感じる。
主人公の現恋人役の女性が、あまり見かけない俳優で知らない。なのに、大切な所を持って行く大きな役どころ。もうちょっと魅力のある実力俳優を起用しなければ無理があると思った。
「この人じゃなければダメ」「二人は幸せになってほしい」と感じないから、別れた時は何だかほっとしたし、ヨリが戻ると残念な気持ちにもなった。
それこそ、綾瀬はるかランクの俳優を恋人役にしてればよかったんじゃないのか。
だけどきっと、これは意図されているんだろうな。
綾瀬はるか演じるスイミングクラスのコーチが、主人公にとって大切なキーマンであるけど、2人の間には決して恋愛感情は抱かせない。 恋人役に同等の役者をつけてしまうと、綾瀬はるかの存在が薄くなって価値が下がるような気がする。
水着姿のかっこいい綾瀬はるかは色気を封印してとてもすてきだったが、なんだかもったいない。
主人公の抱えた哀しいトラウマが克服されるまでを描いた、心の再生ストーリーなのに、どうものめり込めなかった分、最後までじっくり見るのが耐えられなくて所々早送りしたり、倍速で見てしまった。
心に残らない映画。
人生は遠泳?
泳げないと命に関わる
主人公(長谷川博己)はバツイチの大学教授、ある時、泳げるようになりたい、とスイミングスクールに行く。
インストラクター(綾瀬はるか)は陸のかっぱタイプで、町中は苦手なタイプ。
教え、教えられるなかで、二人は人生を見つめ直す。
泳ぎも人生も理屈じゃないかも。
MVPはおばちゃんたち
泳ぎの上達っぷり
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