はい、泳げませんのレビュー・感想・評価
全108件中、1~20件目を表示
人生は遠泳?
泳ぐことは、生きること。
ゆらゆらゆったりと泳ぐこともあれば、誰よりも速くと1秒を競うこともある。時にはただ浮いてみたり、あるいは溺れることも。
生きていれば死にたくなるような絶望的な出来事もある。でも、たった一度くらい溺れただけで諦めるの?と問いかけてくる。逃げるなと。
子供を失った父親が再び人生を泳ぎはじめ、泳げたりやっぱり溺れたりしながらも次の人生へとたどり着く物語。
スロウなテンポが観る者のこころもゆっくりと癒していくような作品。
鷹がいないところを飛んでいても唐突な悲劇が起こるように、安全地帯などないこの世の中で、苦しくたって溺れたって、ぼくらは泳いでいかなくちゃならないんだよね。
泳げないと命に関わる
主人公(長谷川博己)はバツイチの大学教授、ある時、泳げるようになりたい、とスイミングスクールに行く。
インストラクター(綾瀬はるか)は陸のかっぱタイプで、町中は苦手なタイプ。
教え、教えられるなかで、二人は人生を見つめ直す。
泳ぎも人生も理屈じゃないかも。
MVPはおばちゃんたち
泳ぎの上達っぷり
軽いタイトルに対して重すぎる
言うほど悪くない映画でしたよ
苦闘しながら、映画がはじまってちょうど1時間後に、 長谷川博己は25メートルを泳げるようになる。 コミカルな映画だと思っていたが、 ここから様子が違ってきた。
動画配信で映画「はい、泳げません」を見た。
劇場公開日:2022年6月10日
2022年製作/113分/G/日本
配給:東京テアトル、リトルモア
長谷川博己
綾瀬はるか
伊佐山ひろ子
広岡由里子
占部房子
上原奈美
小林薫
阿部純子(吉永淳)
麻生久美子
長谷川博己は42才。
大学で哲学を教えている。
その年齢でプールに顔を浸けられないという。
なぜか水泳教室に通い始めた。
一緒に通う主婦4人に小バカにされながら。
コーチは綾瀬はるか。
かつて自動車事故に遭い、
その恐怖心で普通に道を歩けないという。
長谷川博己の元妻は麻生久美子。
千葉県出身の麻生久美子だが、
劇中ではまあまあ上手い関西弁を話す。
でも関西人が聞いたら
ネイティブでないことはばれてしまうと思う。
苦闘しながら、映画がはじまってちょうど1時間後に、
長谷川博己は25メートルを泳げるようになる。
コミカルな映画だと思っていたが、
ここから様子が違ってきた。
長谷川博己は水難事故で大切なものを失っていた。
心に傷を負った男が再生していく物語だった。
終盤に泣けるシーンがある。
映画タイトルは「はい、泳げません」だが、
最後のセリフは「はい、泳げます」だった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
タイトルが観る側をミスリードする
もっともっと
全108件中、1~20件目を表示