「水の中と外、コメディかと思いきや実はシリアス」はい、泳げません よっしぃさんの映画レビュー(感想・評価)
水の中と外、コメディかと思いきや実はシリアス
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笑わせてくれるかな程度に観に行ったのですが、いい意味で裏切られました。
前半は映画のタイトルや予告の通り、泳げない主人公は大学教授で
かなり理屈ぽっく、言い訳から入り、すぐに逃げ出す、頭でっかちなタイプ。
泳げないどころか、水に顔をつけることさえできなかった彼が、
スイミングスクールに通い、コーチやおばさん4名に
なんやかんや言われながら、少しずつ水恐怖症を克服し、泳げるように・・・
しかし、その泳げない主人公にはさらに深いドラマがあり、
とてつもない悲しい過去、トラウマを持っていた・・・
そんな彼を前に向かせるコーチの言葉、人生再生といったストーリー。
最後の過去に向き合い、貯金箱が転がった後のシーンや、
水中ハグはちょっとうるっときました。
外から水の中は見えないが、水の中から外も見えない、別の世界だとか、
水泳と人生を重ねてみたりとか、いろいろな対比を描いているところは
なるほどなぁ~と。
いろいろと悩んだりしている人には前向きになれる映画かもしれない。
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