ウォンカとチョコレート工場のはじまりのレビュー・感想・評価
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前日譚と思いきや…
主人公の俳優さんってお歌も唄えて素敵ねー!DUNEの子に似てるわね?って思ったらやはりそうで振り幅の広さに驚きました。どんな映画もお金が掛かってたら多少の矛盾や粗も許せてしまうという好例。一方でメインのチョコレートが全然美味しそうに見えないのは残念だったかな。組合の3人組がかわいくて間抜けな感じなのに実際にやることがエグくて全然可愛くないのもアイロニカルで良かったかも。あとウォンカのトランク型のチョコレート工場とウンパルンパのファーストクラスのトランクのギミックも大好物でした。
とはいえジョニー・ディップとティム・バートンコンビのチャーリーとチョコレート工場の前日譚と間違えるようなプロモーションは謹んだほうが良いのでは?
不愉快にはならないけれど、トホホな気分になりました。
以下ネタバレ
ティム・バートン監督作の
「チャーリーとチョコレート工場」が面白かったので
期待値上げていたためか、
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は
時間と金を返してほしいなと思ってしまう
つまらない映画でした。
ミュージカルシーンは
上手に歌を歌っている映像を見せられるだけで
ウキウキするような高揚感はなく、
主役のティモシー・シャラメを際立たせるためか、
洗濯屋の労働仲間、
敵役のチョコレート組合、警察、宿屋も
控えめなキャラクターたちで、
退屈でした。
Mr.ビーンの役者もおとなしく、
キリンは面白アクションなし、
フラミンゴもでてくるだけ、
ウンパルンパも地味で、
退屈でした。
主役のウォンカは魔法(?)で
あまり美味しそうでない
何でもありなチョコレートをつくりますが、
空中に浮かぶだけのチョコは
退屈でした。
また、牛乳は盗まないポリシーなのに
風船は盗むという性格設定も適当だなと思いました。
ティム・バートン監督作「チャーリーとチョコレート工場」
の狂気なウォンカは、
(今回は前日譚ですが)
ただの美形好青年になりはてて
退屈でした。
不愉快にはならないけれど、
笑える箇所はなく、
予定調和の展開を
見せられるだけの退屈な映画だったので、
トホホな気分になりました。
夢とチョコレート🍫
夢と希望と家族の物語の融合。
さすがはポール・キング監督。
キラキラした瞳でチョコレートの世界を
開いて行く。弱者に強くあたる富裕層を
相手に繰り広げられる、ハートフルなミュージカルファンタジーコメディ。
カラフルなシーン満載でチョコレート製造
シーンも童心に戻ってしまう、ワクワク感。
扉を開けた瞬間に始まったよね。
ウンパルウパの踊りやティモシーの歌声や横顔も
良かった。
人生の豊かさはお金ではなく夢から始まる。
甘いチョコで身も心も温まる素敵な映画でした。
♡
大スキなティモシーシャラメが大スキなウォンカで見てめちゃくちゃ幸せになれた。
話はあんまり繋がってないのか??ってなったけどティモシーシャラメが最初から最後まで最高だったので全部OK
思ったよりミュージカル映画
ウォンカ青年のチョコレート物語1〜2章って感じ。
ウォンカが、すでにチョコレート技術は持っていて中央都市?で売りに来て、色々巻き込まれ仲間と協力し悪いやつを倒してチョコレート技術が認められる話。
何より歌が多い。思ったよりミュージカル映画で驚いた。悪くは無いが、そこの割合が多く感じる。ウォンカも少しお人好しでバカすぎる気がするのが残念。仲間と友情?を育んでいくところとか終わり方は綺麗で良き!
チョコレートも面白いものが多いし、映像も綺麗でよかったけど、ウンパルンパとの話がもっと知りたかったからその辺がなんだかなぁって感じ。小悪党もいい感じにクソで少しスッキリ終わるのは良いが、ギャグ調も強い気が、、、。
チャーリーとチョコレート工場の続編?って思ってみると少し違和感とか物足りなさとか色々あるけれど、この作品単体で見るならば普通に面白いと思う。期待しすぎてしまった感があったけど、良き作品でした。
話に重点が置かれて、夢の描写がもう一つに感じた。
真面目なウォンカ(ティモシー・シャラメ)が予想外によく、前作のジョニー・デップが演じた時より誠実な青年に感じたわ。前は ちょっと精神が病んだヤツに思えたけど。
今回は真面目な人物と感じたかな。
しかし 前半は眠たい展開多し。
後半から終盤の流れは良かったかな。
なんと言っても ウンパルンパ役:ヒュー・グラントさんの登場だろうか。
彼が出てこなかったら 多分 即死の話展開と思う。
ちょっと冒険心が無くなって 安全策な作品となったのが残念です。
気になる方は劇場へ。
ウォンカがいいやつすぎる
鑑賞後の気持ち
いいセリフがいくつかあったし、クスッと笑えるシーンもいくつかあり面白かった。でも、前作との繋がりなどは一切ない。前作がとても好きだったためその点が残念だった。
鑑賞後の心の変化
夢を持つことはバカらしくても素晴らしい
鑑賞後の行動の変化
夢を見る人を笑うのをやめる
好きなシーン
緑のおじさんね
違う!緑の髪のオレンジのおじさんだ!
のシーン
嫌いなシーン
ない
Sweet Time
「チャーリーとチョコレート工場」は結構な頻度でテレビ放送しているのになぜか見てなくて、今作の公開のタイミングで見ようかと思っていたのですが、どうせなら今作を観た流れで見るというリアルタイムで見ていた人にはできない楽しみ方をしようと思いあえてスルーしました。時間の都合で吹替版での鑑賞です。
観終わった後に出てくるのは褒め言葉ばかりで、どのシーンを切り取っても素晴らしいものに仕上がっていました。大人も子供も楽しめる理想的な形でしたし、ミュージカルも画面いっぱいに展開され、ファンタジー要素も織り交ぜつつ、それでいて登場人物たちの成長譚としての面白さも兼ね備えていて良かったです。
純真無垢なウォンカがチョコ作りを禁じられて、その上古宿の店主に詐欺られて地下室行きという大変な状況下に陥りながらも、持ち前の明るさと行動力でなんとかチョコ作りをしていく過程を明るく楽しく描いていて、変に重くならず観れるのも今作の魅力です。
チョコレートで夢を見せてくれるという子供の時に夢見たものは、大人になった今でも変わらないんだなと食べられる花をはじめ再体験させてくれたのもとても良かったです。
勧善懲悪なストーリーなので、誰がヒールで、誰がヒーローなのかというのも分かりやすくて、互いにチョコを用いて悪を正義をやっているのも一貫していたのが印象的でした。署長がチョコを食べまくってシーンが切り替わるごとに太っていくのが微笑ましかったです。
夢を見ることの美しさやそれを体現する実行力、母への愛を心に宿してチョコレート工場を作るという、次へと繋がる演出も素敵でした。
ティモシー・シャラメの突き抜けた明るい演技は最高ですし、周りを彩るキャストも皆個性的で観ていてホッコリしたりアワアワしたりできますし、ヒュー・グラント演じるウンパルンパのザ・コメディな動きや終盤でのイケメンっぷりぶちかましだったりと、どのキャラクターにも隙のない魅力が詰め込まれていました。
吹替声優陣、花村さんとセントチヒロ・チッチさんは声優初挑戦というところで大丈夫かな?と思っていましたが、お二人とも見事にキャラにハマっていて不安は速攻で払拭されました。ミュージカルシーンでは素晴らしい歌声を響かせてくれていましたし、ナイスな抜擢だったなと思いました。
チョコプラの2人はなんでこんなに溶け込めるんだろうと不思議に思えるレベルの上手さでした。
本職の声優陣はもう安心して聞いていられましたし、しっかりと吹替が作られていて良かったです。
とても温かい、これぞアメリカ映画だなという陽気で楽しい作品でした。字幕版でも観てみたいなと思うくらいのワクワクっぷり。最高です。
鑑賞日 12/8
鑑賞時間 12:40〜14:50
座席 L-26
正直そこまで...
ネタバレ全開&あまり良い意味で書いていないのでこの作品が好きな方は読まないことをお勧めします
また記憶違いなどもあると思うのでその辺もご了承ください(所詮素人の戯言なので)
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原作:未読
夢のチョコレート工場:未視聴
チャーリーとチョコレート工場:視聴済み
ぐらいの知識で字幕版を観に行ったのですが、正直そこまで面白い作品だとは思えなかったです...
子供向けにしても設定や物語の展開がご都合主義によるもので残念ながら退屈な時間となりました
以下気になった点をつらつらと
・空を飛べるのは魔法?科学?
CMにもある食べると空を飛べるチョコ
これCMを見たときはチョコを食べた事により魔法の力で飛べるようになっているのかと思っていたのですが、チョコが好きなアブがチョコに卵を産み付けそれらがお腹の中で孵化することにより空を飛べるとの事
…最悪では?
ただ最初にこれを食べるのが悪役の3人なのでちょっとした懲らしめ的な展開なのかと思いきや周りの住人はこぞって食べにきます
確かに空を飛んでみたい気はしますが、虫が体内で孵化するというのはかなり気味が悪く最初のシーンでこれだったので気持ちが離れてしまいました
ちなみに虫は20分後にお尻から出ていくそうです(嫌じゃないのかな)
・悪役は3人。でも...
今作の悪役であるライバル店の3人は水で薄めたチョコを地下深くに貯蔵しそれを神父や警察署長と共有することで裏で繋がり街を密かに牛耳っている…
とのことですが水で薄めたチョコを売り出している町が山の奥深くで住んでいるウォンカの耳に届くまで人気になることがるのでしょうか?
また後半のシーンで貯蔵したチョコにウォンカを閉じ込め溺れさせようとするのですが、大事なチョコの中で人が死んでもいいのだろうか疑問でした
食べる目的ではないとしたら何のために貯蔵しているのかもわからず、展開にチョコを絡めたいだけに見えました
またこの悪役たちは3人も必要だったとは思えないです
基本、立ち回るのはスラグワースのみでほかの二人は一緒についてくるくらい
プロドノーズの”みんな分かってるのに説明しちゃう”というギャグもテンポが悪いだけでいまいち
とあるキャラと因縁があるのもスラグワースのみでやはり3人必要だったのかなと思い調べてみると、どうやら原作のほうでレシピを盗んだ3人の名前だったらしい
いわゆるファンに向けてのネタだとは思うのですが、そのせいで2人のキャラが薄くなってしまうのは勿体なかったなと
(個人的にフィクルグルーバーの表情の使い方が好きだったのにあんまり活躍がなかったのもある)
・この中で大して役に立ってないやつがいるよなぁ!
物語中で出会う仲間たち。元会計士のアバカス、配管工のパイパー、無口(?)なロッティー、そして件の笑えない芸人ラリー(溺れた時の声真似ができるよ)
基本的にみんなそれぞれの知識や経験を生かしてウォンカの力になってくれるのですが、芸人ラリーだけ必要なシーンが見当たりませんでした
溺れた声真似ができるとの事だったのでどこかで溺れた真似をして敵を出し抜くのかと思っていたら、電話口で溺れた声真似を使って「タコもいるよ」というだけ
いやかなり端折っていますが、本当にこれだけだったんです
別にそのセリフが必要だったかというと別にそうでもないですし、ラリーだけなんというか数合わせな状態でした
・ウォンカのコレジャナイ感
今作はチャーリーとチョコレート工場とは関係なく原作または夢のチョコレート工場の方と関係あるとのことで見ていない自分には判断がつかないのですが、ウォンカあんまり捻くれてないなぁ...
今作のウォンカは夢や希望に満ち溢れ、奇人変人というよりはとにかく純粋な人
人の悪意に鈍感で作中でなぜ騙されたのかと問われたときに今までいろんな人に親切にされてきたと話します
ティム版のあのポップさと毒さ加減のウォンカしか知らないのでこの青年が将来あぁなるのかと思うと別に夢や希望の物語じゃないなぁと思いました(他の作品でもままあることではある)
・NじゃなくてZだったんだ!
ヒロイン的立ち位置の孤児のヌードル
親の形見である指輪には”N”の刻印
でも実はNじゃなくてZだったんだ!という展開
実はヌードルの父親は悪役であるスラグワースの弟(ゼスティみたいな名前でした)だったと言われてもそもそも弟の名前は初耳だし、そんな衝撃的な展開!みたいな顔されても...となりました
あと母親の名前が明かされなかったのは何故なんでしょうか?
この辺は原作との繋がりなんでしょうか?
・毒はいつどうやっての入れたの?
色々ありながらもウォンカが店を持つことになり、これぞウォンカの真骨頂と言わんばかりのチョコ細工で溢れたお店を見てお客は所狭しと並べられたチョコを食べ始めます
ある程度食べたところで会計のお時間
お客の一人が会計を済ませ店を出ようとすると見る見るうちに髪やら髭やらがもうもうと生え、さらには青く変色していきます
どういう事だとウォンカに聞くとお客が食べていた花を模ったチョコを食べハッとして叫びます
毒が盛られたので食べないでほしいと
実際は毒ではなくウォンカが取り扱う不思議な素材の一つ雪男の汗なのですが、これを混入させた方法が分かりません
犯人は分かっています、が、いつどこでどうやって混入させたのか一切描かれません
犯人的にウォンカのお店に近づけたとも思えず、隙を伺ったのかなんのか消化不良な部分です
そもそもウォンカがチョコレートを作るシーンがない(あるにはあるのですがこじんまりとしており店内を飾る大掛かりなチョコ細工のシーンはない)のでしょうがないのかもしれませんが、さすがに物語を進めるためだけの展開に見えてしましました
他にも上げれば細かい演出なども含めいろいろ気になる所があります
劇中曲もピンとこず唯一好きだった歌がウンパルンパの歌だったのですが、夢のチョコレート工場からの歌だったみたいです。うーん...
チョコレートの魔法は人を惑わせる
内容は非常に楽しかった。
歌あり、ダンスあり、ダンスミュージカルとして非常に最後まで飽きさせない演出がてんこ盛りで観終わった後にすぐチョコレートが食べたくなってきたという不思議な魔法にも魅せられた。
ただ、映倫では全年齢OKのGだが一部内容には
・動物園に忍込みキリンのミルクが必要だということで動物園の許可なくキリンのミルクを絞る
・島で許可なくカカオを採取したことを理由にウンパルンパに追われる立場になる
というように、チョコレートの材料のために盗みを働きながらもウォンカはヌードルに対し盗みがというセリフがありながらの、ウォンカが作り出すチョコレートの魔法さえかければ人も思いの儘操る事が出来るのならば、犯罪がこんな形で不成立になり、これは果たして子供に見せても良いのかとなるとそこはやはり大人のアドバイスが必要なのでPG12だと思いました。
ミュージカル作品がお好きな方におすすめ
公開初日に鑑賞させていただきました。
前作のアクの強さを抜いて、
よりミュージカル色を強めた印象でした。
前作とは違った魅力があります。
前作を鑑賞していない方でも楽しめる内容です。
前作の強烈なインパクトを求めると消化不良になるかもですね。
全く違った作風ですね。
捉え方によっては
前作のウォンカと本作のウォンカは別人のような気がします。
生い立ちも違うみたいだし、性格も違うし。
パラレルワールドとかマルチバースのような感じ。
話がつながっているようで
つながっていない気もします。
でも、そこがいいところなのだとも思います。
鑑賞後に出口でチョコレートが配られました。
鑑賞特典なのか?
明治製菓さんとのコラボなのか?
皆さん喜んでおられました。
このチョコひとつで印象がさらに良くなるので。
うまいやり方ですね。
確かに鑑賞している間、チョコレート食べたなりますよね。
そこにタイミングよく差し出されて、
嫌な気になる人はいませんから。
ママチョコの味。
「チャーリとチョコレート工場」で登場したウィリー・ウォンカの若き頃の話。
「魔法のチョコ」を作るチョコ職人ウィリー、亡き母との約束で世界一のチョコ店を開くを夢見て、チョコ激戦区へ乗り込んだウィリー・ウォンカのストーリー。
エンタメ作品として最高ではないでしょうか!合間合間に入るミュージカル調な演出で大人から子供まで間違いなくワクワク楽しめちゃう本作!
ボッタクリ宿で出会ったヌードル、ヌードルの身に付けた「N」の文字のアクセサリー、角度変えて「Z」のストーリーもラスト泣かされました!
吹替版を観たんだけど字幕のミュージカルシーンが気になるな~
チャーリとチョコレート工場も面白かったけど本作も間違いなかったね!!
あと、ボッタクリ宿の女将、見たことあるけど誰だっけ?と思ってたら「エンパイア・オブ・ライト」の女優さんっすね!(笑)
隠し味の表現がファンタジーで素敵、そして相変わらずヒューグラントが面白い
公開日に鑑賞。
予告の段階で、ウィリーウォンカの若い時の話にしてはちと雰囲気が違いすぎないか?とは思った。
ジョニーデップならではの魔法使いっぽいちょっと怖そうなオーラは1mmもなく、ただのどっかの服のモデルやってそうな爽やかなイケメンお兄ちゃんである。
新しいキャラとしての監督の狙いもあったかもしれんがなぜかそのせいでちょっと学園祭っぽい感じが。。
だって全然魔法使えなさそうな雰囲気であった。
肝心の話はまぁまぁ面白かった。
やたらめったらすぐ歌って踊り出すのでこざかしい部分はあるが、キャラが濃い人達ばかりで終始飽きない。
ミスタービーンの人やヒューグラントはちょっと喋るだけで面白いのでズルい。
宿主のスクラビット役の女優さん、どっかで観たことあると思ったらエンパイアオブライトの人だったか。
あぁいう意地悪なおばさん、イギリスの田舎町に実際にいるから演技がすごく上手い。
魔法で作られたチョコをみんな美味しそうに頬張るもんだから、なんてたってチョコが食べたくなる。
小さなスーツケースの中の小さなチョコレート工場は可愛くて夢があるからミニチュア好きの人も楽しめる。
かけられる魔法も夢があり、一つ一つの原材料の言い回しも詩的でファンタジーで素敵だった。
silver lining、好きな言葉です。
映画につっこんではいけない部分としては、魔法で何でもかんでもお店作ったり工場作ったりできちゃうくせに
悪い3人組にチョコレートの刑させられそうになった時に何故抵抗せずすんなり自ら良い子に歩いて行ってるんだ(笑)
映画の山場を見せたいのは分かるんだが、2人がスタスタとおとなしく中に入って歩いて行った時は、撮影の現場が予想できてしまって冷めてしまった。
とにかくチョコが食べたくなる、そんな映画である。
どんな逆境にあっても夢は諦めちゃいけないね。
1がまた観たくなったのでもう一回観直してみよう。
映画とは関係ないかもしれんが、路上のフラミンゴの群れに足止めされてた悪役の人が周りにフラミンゴがいるにも関わらず、痺れを切らして思い切って車を発車させるシーンがあったが、
日本なんかハトの群れに突っ込んで1匹轢いただけで実名報道逮捕するくらいだからこんなシーンなんか作ったら非難がありそうだ、とは思った。
外国はそんなことまで考えてないからこのままOKして通っただろうから日本がやり過ぎなんだろうなぁとは個人的に思った。
【"この世の素晴らしき事は夢から始まる。”亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くため奮闘するウォンカと仲間達の姿をファンタジックに描いた作品。ウォンカの宿敵ウンパルンパの存在感が堪りません。】
■幼きウォンカは亡き母(サリー・ホーキンス)と約束した世界一のチョコレート店を開くため、グルメストリートにやって来る。
だが、町の実力者であるスラグワース率いるチョコレート組合トリオ及びチョコ大好きのチョコレート組合の僕の警察署長に阻まれる。
更には、がめつい宿屋を紹介されるもそこの女将ミセス・スクラビット(オリビア・コールマン)に不当な宿泊費を要求され、地下の洗濯部屋に。そこには、彼と同じく洗濯をする羽目になった元会計士(ジム・カーター)や電話交換士、売れない喜劇役者が働いていた・・。
◆感想
・随所に今作の原案になる児童小説「チョコレート工場の秘密」を書いたロアルド・ダールのシニカルさを絡めた作品であるが、それ以上にミュージカルシーンや華やかな色使いの装飾が素敵な作品である。
・前半は、がめつい宿屋の女将ミセス・スクラビットを演じたオスカー女優、オリビア・コールマンの怪演に魅了される。
ー ピッタリじゃない!流石である。-
■ウォンカ(ティモシー・シャラメ)のコンパクトなチョコレート製造機や、ウンパルンパのコレマタコンパクトなリクライニング品ぎっしりのスーツケースなど、小物もバッチリである。
・ミセス・スクラビットにこき使われる人々の中には、”家なき子”と呼ばれる”N"の指輪を付けている事から”ヌードル”と呼ばれる女の子とウォンカ(ティモシー・シャラメ)との関係性も上手く描かれている。
ー そして、”ヌードル”と愚かしきスラグワースとの関係が分かるシーン(Nを横にするとZ)と、ラスト”ヌードル”が母と再会するシーンは良かったなあ。-
■スラグワース率いるチョコレート組合トリオ及びチョコ大好きのチョコレート組合の僕の警察署長(チョコばかり食べているから、ドンドン肥満していく)や同じくチョコ大好きな愚かしき神父(ナント、ローワン・アトキンソン!)の関係と教会の告解室から入る、地下にあるチョコレート組合の秘密基地に在った、彼らの悪事が全て記された帳簿なんかも面白い。過去に一度それを見ていた元会計士が、その事実を仲間達に告げ・・。
ー 亡き母の言葉。”大事なのは・・。”-
■今作のインパクト大のキャラクターは、何といってもヒュー・グラントが演じたウンパルンパである!(断言)ウンパルンパが、ウォンカに付きまとうのかが明らかになる、脱力する理由や、ナント滑空するウンパルンパ!
<スラグワース率いるチョコレート組合トリオたちの悪事が明らかになり、ウォンカのチョコレートはグルメストリートの人々に食される。
そして、ウォンカは魔法の様に、チョコレート工場を作るのである。
今作は、ファンタジックで、少しシニカルで多くのミュージカルシーンが素敵な作品である。
それにしても、ティモシー・シャラメは、歌って踊れるんだねえ。ビックリである。コメディアンの資質も開花させ、最早、怖いものなしですね。>
映画の愉しさを目いっぱい感じられる一作。ティモシー・シャラメ、最高!!!
断然、字幕派ですしミュージカルということで迷いなく字幕版、鑑賞。歌唱シーンからダンスシークエンスというつかみはミュージカル作品の定番なれど、ティモシー・シャラメの歌唱、ダンスに一気に作品の世界に引きずりこまれます。
家族愛、仲間の絆、ファンタジー、スペクタル、コメディ、ありとあらゆるエンタメがぎっちりと詰まった娯楽作になっています。シャラメ、この年代では他を圧倒する大作に抜擢され、また演技力も素晴らしい稀有な存在。
ウンパルンパがいいところでいい味を出していて、歌の部分は心の中で一緒に歌っていました。
このウォンカがティム・バートンにかかってはあんなことになっちゃう(ちとやり過ぎ( ´艸`))んだなあと変な感心。
今年ラストのシネコン行き、ナイスな作品で締められて良かったです。
ウォンカの魔法のチョコを食べれば、夢を見る事、諦めない事を教えてくれる
ロアルド・ダールの名作児童小説3度目の映画化…ではなく、
あくまでベースに、ウィリー・ウォンカの“若き日”をオリジナル・ストーリーで描く。
昨今十八番の“前日譚(プリクエル)”。
あのチョコレート工場がどう創られたのか謎。
ウォンカにも我々の知らない秘密がいっぱいありそう。
『チャーリーとチョコレート工場』でも少しだけウォンカの過去に触れられていたが、予習で見ておく必要は全くナシ。
歯科医の父親との確執やウンパルンパとの出会いなど、全くの別口。あちらはあちらのオリジナル、こちらはこちらのオリジナル。自由に物語を創造。
今でも日本ではハリウッドスター=ジョニデ。だからジョニデで見たかった…なんてバカげた声も聞こえてきそうだが、若き日云々以前に人気落ち目のジョニデの起用なんてあり得ない。
今旬のフレッシュスターが必要。
それにぴったりの人材が、いた。
開幕。船の帆の上で歌って登場。
世はまさに“ティモシー・シャラメ時代”であると共に、これは“ティモシー・シャラメ映画”であるとも告げているかのよう。
人を食ったようなジーン・ワイルダーのウォンカやエキセントリックなジョニデのウォンカとはまた違う。
ティモシー本人の人柄を反映してか、ピュアな好青年。でもやっぱりウォンカは少々変人。浮世離れも加味。
抜群のルックス、ユーモア、ナチュラルさ、高い演技力、さらに歌って踊って、ティモシーの魅力いっぱい!
唯一無二の彼だけのウォンカ像を創り上げた。
若きウォンカはすでに不思議な魔法のチョコ職人。
世界でも屈指のチョコ職人が集まるチョコの町へ。
世界一のチョコ職人になり、そこでチョコの店を出す。チョコ作りを教えてくれた亡き母との約束…。
ウォンカの魔法のチョコは瞬く間に大評判に。それを良しとしないのが、町を牛耳る“チョコ組合”。
文無しのウォンカは騙されて、一生働き詰めの宿屋へ。
そこでウォンカは、自分と同じく騙されこき使われる人たちと一人の少女ヌードルと出会う…。
前2作でも裕福だが生意気な子供たちや貧乏ながらもピュアな子供が主軸になっていたが、今回はさらに格差の構図をはっきりと。
あらゆる妨害をする“チョコ組合”の三人の傲慢さは相当なもの。その腰巾着の警察署長や神父(ローワン・アトキンソン珍演)など、権力者たちを徹底的に皮肉る。
宿屋の女主人(オリヴィア・コールマンのインパクト)とそのパートナーの旨い話にはご注意。よく契約書を読んで!
騙され、夢破れ、どん底で働き詰め…。
しかし、出会いが各々の運命を変える。
転んでもただでは起きないウォンカ。
ヒロインの位置付けのヌードル。意外な出生の秘密が…。
同じ境遇の面々も単なる端役ではなく、“仲間”として活躍を見せる。
そうそう、忘れちゃいけないウンパルンパ。
今回、ウォンカとちょっと因縁ありの設定。
緑髪&オレンジ肌は『夢のチョコレート工場』オマージュかな。
前2作では実際に小人が演じたウンパルンパを今回ヒュー・グラントが演じた事に対して一部批判的な声も出たそうだが、でも見れば気に入る事間違いナシ。
無口だったウンパルンパだが、今回はヒューに合わせてかよく喋り、コミカルさや小さいながらもその存在感は、さすがヒュー。
映画化される毎に特色ある“チョコレート工場”。今回も。
所々ミュージカルだった『夢のチョコレート工場』。今回はもっともっと。思ってた以上のミュージカル映画に。全13曲の魅力的なオリジナル・ナンバーが彩る。
ファンタジーだった『チャーリーとチョコレート工場』。今回はファンタジーと言うより、もっとファンタスティック! ウォンカとヌードルがデュエットしながら巨大風船で町の空を飛ぶシーンなんて美しい。
現実的なシニカルさをまぶしながらも、ミュージカル・テイストとファンタスティックさがより打ち出され、それでもこの世界観にぴったりと合う。さながら、様々な材料を合わせた魔法のチョコそのもの!
『ハリー・ポッター』と『パディントン』のクリエイターたちだもん。そりゃあ美味だわ。
美術や衣装も魅力。
特に、遂にオープンした念願のチョコの店。
その内装は…、“チョコレート工場”の原型。
しかし、またしても妨害が…。いやもう、れっきとした犯罪レベル!
この町は夢を見てはいけない町。
だから諦めるのか…?
だからこそ夢を見るのだ。そしてそれを実現するのだ、自分の手で。
夢を見てはいけない町で教えてくれる。
夢を持つ事の尊さを、それを決して諦めてはいけない事を。
原題は『ウォンカ』。
邦題はそれに“チョコレート工場のはじまり”を付け足し。
それを見たかった人にはちょっと期待外れかも。チョコレート工場が如何に創られたかと言うより、ウォンカの若き日の珍騒動。
“エピソード0”と言うより“エピソード0.5”。すでにウォンカは腕のいいチョコ職人で、材料はどうやって手に入れ、如何にして魔法のチョコを創り出したのか…?
そんな更なるプリクエルも作れそう。題して、“ウォンカと魔法のチョコの出会い”。
この冬飛びっきりのスター映画であり、魅力的なミュージカル・ファンタジー。
その味を是非ご堪能あれ!
はじまりの工場は…
苦さありつつも、後味は夢とハッピーいっぱい!
映画とは関係ないけど、チョコレートの誘惑には勝てない。 (追記した) 。
チョコレートの誘惑はとても魅惑的であらがい難く、誰も勝てないかもしれない。
「世の中の素晴らしいことは全てみな夢から始まるの」 by ウォンカママ
(追記)
最近、「砂の惑星の続編」の予告でよく見る子だったのか ^o^ 。
あと、ヒュー・グラント様だったのか ^o^ 。 顔を覚えてない。
チョコレート食べたくなる♥️
なんて楽しくて美味しい映画でしょう♥️
そもそもミュージカルは好きじゃないのだけど
若きウィリー・ウォンカを演じるティモシーシャラメがとにかく美しく愛らしい😍
工場長時代(ジョニー・デップ)のウォンカは
随分と奇人変人だったのに
若かりし頃のウォンカは至って真っ当な人なんだけど
何があってあんな拗らせた人になったんだ🤣
是非その経緯をまた作品にして欲しいですね👍
ドタバタ劇、勧善懲悪分かりやすくて
入り込みやすいし、見ているだけでも
チョコレートは本当に人を幸せにするよねぇ💞
(あ、世界で一番チョコが嫌いって人もいた😵💫)
ティム・バートンの世界も好きだけど
ダークファンタジーになりがちだから
今回のポール・キング監督のおとぎ話のような
愛らしい子供から大人まで楽しめるテイストでした💜
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