ウォンカとチョコレート工場のはじまりのレビュー・感想・評価
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ただただ楽しく過ごしたいくこれからシーズンにピッタリ!
“チャーリーとチョコレート工場”は観ていないが、予告編のイメージに惹かれて観賞。
【物語】
幼いころに亡くした母親の作ったチョコレートが大好きだったウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメ)。彼は世界一のチョコレート店を持つことを夢見ていた。 その夢の裏には「あなたがチョコレートを人々に披露するとき、私も隣にいるわ。」という母の言葉を忘れられず、母親との再会を信じる思いが有った。大人になったウォンカは、チョコレート作りの研究を重ね、ついに一流の職人が集まるチョコレートの町へやって来る。
彼が作るチョコレートは瞬く間に街の人々を魅了するが、危機感を持った既存チョコレート店主3人に出店を妨害される。この町の人はチョコレートが大好き過ぎて、チョコレートを持つ者が町を牛耳ることが出来た。しかし、ウォンカのチョコレートがあまりに美味しかったので、ウォンカのチョコレートに町の人々が心奪われ彼らの支配力が失われることを恐れたのだ。
それでもウォンカは諦めなかった。彼が泊った悪徳ホテルで理不尽な高額宿泊料請求を払えずにタダ働きせられていた人達も忽ちウォンカのチョコレートに魅了され仲間になる。 彼らはチョコレート組合の妨害を跳ね除けながら、ウォンカのチョコレートを何とか町の人に届けるために奮闘する。
また、ある過去の因縁からウォンカに恨みを持って追い回すウンパルンパという謎の小人(ヒュー・グラント)がウォンカの前に現れる。
【感想】
この作品、とにかく全編楽しさに溢れている!
どこを切ってもミュージカル、コメディー、ファンタジーの3要素が上手く織り込まれていて楽しく、そして心地良い。
予告編からファンタジーとコメディー要素は窺えたが、ミュージカル映画であることは観て初めて知った。台詞が全部歌というわけではないが、ふんだんに歌と踊りが織り込まれている。 それが何とも楽しい。
主演ティモシー・シャラメは美形過ぎて、男でも見惚れてしまう。初めて観るわけでもないが、歌も歌えるんだと初めて知った。そして、ウォンカと同じく悪徳宿に囚われている5人の個性あふれるキャラがもう1つの魅力。
家族やパートーナーと嫌なことは忘れて楽しい気分で過ごしたい、クリスマス、お正月シーズンにピッタリの作品。
まさかのミュージカル仕立て
前作が前作だけに(ロアルド・ダール原作の忠実な映画化、ティム・バートンの世界観、ジョニー・デップの怪演)ただ前作をなぞるだけの続編(前日譚だけど)だったらと観るのを少しためらっていたんだけどまさかミュージカル仕立てとは!
それも多分オリジナルだと思うけど楽曲のレベルが高くダンス、歌唱ともに十分見応えあり。
「レ・ミゼラブル」に「ファンタスティックビースト」の要素が混じったような感じというのかな。ミセス・スクラビットの宿屋はまんまテナルディエ夫人の宿屋みたいだしね。
前作とは全く別物として観た方が良いですね。なぜウィリー・ウォンカは淳朴なチョコレート職人から、ウンパ・ルンパをこき使い悪い子どもたちに罰を与える酷薄な経営者になってしまったのか。この18年の間に(「チャーリーとチョコレート工場」は2005年公開)何があったのか考えてしまうから。
あとローワン・アトキンソンが出てるのも嬉しいですね。できれば歌わせて欲しかったけど。
ファンタジーと言う勿れ
話に重点が置かれて、夢の描写がもう一つに感じた。
真面目なウォンカ(ティモシー・シャラメ)が予想外によく、前作のジョニー・デップが演じた時より誠実な青年に感じたわ。前は ちょっと精神が病んだヤツに思えたけど。
今回は真面目な人物と感じたかな。
しかし 前半は眠たい展開多し。
後半から終盤の流れは良かったかな。
なんと言っても ウンパルンパ役:ヒュー・グラントさんの登場だろうか。
彼が出てこなかったら 多分 即死の話展開と思う。
ちょっと冒険心が無くなって 安全策な作品となったのが残念です。
気になる方は劇場へ。
チョコが食べたくなるミュージカル映画
〝遊び心〟という魔法
夢のお話
大人もかかる素敵な魔法
ジョニーデップさんが主演のチョコ工場の映画は、私がティム・バートン監督ファンてこともあり随分前に映画館で鑑賞したんですけど、監督の映像表現や小道具の趣味がちょっと・・・良くも悪くも普通じゃない(笑)ので、若干腰がひけた状態だったことが記憶に新しいです。どっちかというと悪夢に出てきそうな不気味な映像イメージのオンパレードでした。いや、これはティム・バートン作品に対しては褒め言葉ですよ・・・。
それに対して今作は若き日のウィリー・ウォンカをティモシー・シャラメさんが本当に爽やかかつ力強く好演!言い方が良く分からないのですけど、スクリーンを支配するとはこういうことだってくらいの存在感と圧力で目が釘付けになりました。
さらに、出てくる小道具達も命が宿ってるように温かくて小さな仕掛けの中に子供の夢がギュッと圧縮されて本当に楽しくて・・・大人の私も幼少期を思い起こされ、すぐに魔法にかけられて魅了されてしまいました。
ウォンカがつくるチョコレートが皆を笑顔にし正しい夢を育むのに対し、悪のチョコトリオ?の作るチョコは悪事を肯定し、欲望を肥大させる部分などは対比が鮮やかで非常に分かりやすく、小さな子供さんにもぜひ触れていただきたい正しい教訓にみちた内容でした。
あと個人的にサリーホーキンスさんのファンなので(笑)、彼女が魅力的な「ある役柄」を演じていてとても印象的でした。
ぜひ、親子で鑑賞してほしい良作です!
楽しくていいですね & 主人公ウォンカ=ティモシー・シャラメに惚れちゃいますw
字幕版で観てきました。
さして字を必死に追うことも無いので、私としては大人には字幕版をお勧めします。
さて、総評としては、いいですね!
オープニングから最後まで、不思議な多幸感を味わいながら見ていました。
悪者も悪事もそれなりに出てきますが、嫌な感じになる前に幸せな感じが上書きしてくれます。
単なるメルヘンということでもなく、ここしばらく見た映画で記憶にない感じかもしれません。
大人から子供までシッカリ楽しめる、素晴らしいエンターテイメント作品でした。
映画見終わった直後は★5個と思いましたが、本レビューを書こうと振り返ると、あらら・・・以外に記憶に焼き残るシーンや音楽がない。
ということで満点は出せない。でも、もともと★5の満点を目指した作品ではないとすれば、これで満点ですかね。
良かった点を一つ、主人公ウォンカ=ティモシー・シャラメという役者の目や表情の魅力にツイツイ引き込まれました。私は男ですが、ちょっと惚れてしまう一歩手前w
そういうことでは、役者の魅力を引き出した監督やカメラ、編集が上手いのかもしれません。
単純に優しく楽しい作品です。
クリスマスとは関係ないながら、クリスマス辺りに向かって家族で、恋人と誰とでも楽しんできてください。
映像 ★★★
音 ★★★ (音楽良いけど、記憶に残ってないぞ?!)
物語 ★★★
役者 ★★★★
編集 ★★★★
粗さ ★★★ (気にしない)
特別加点 +1 (不思議な楽しさに)
総合 4.0
余談
私はエンドクレジットにて、面白い役割だとか、日本人らしき名前を探すのを密かに楽しんでします。
見つけたところで「何?」って感じかもしれませんが、まぁ個人の勝手な楽しみですね。
本作では日本要素が、ちょこちょこ出てくるので日本人スタッフ多めかなと思いましたが、私が見つけられたのは1人だけでした・・・。
役割は読み取れませんでしたが「MASAO HIENO」さんという人。3Dアニメーターのようですね。
前作よりずっと面白い
意外なほどに本格ミュージカル♪
正直、前作はティム・バートンにしては少々ガッカリだったけど、映画はヒット。
この続編は前日譚であり若きウォンカを描いているが、内容は1971年製作の日本未公開作品「夢のチョコレート工場」を受け継ぐもの。もしティム・バートンとジョニー・デップが続投していたら観に行ってなかったと思う。
今回楽しみだったのは「パディントン」のポール・キングが監督、そして主演はティモシー・シャラメ。それに加えてMr.ビーン(笑)、ヒュー・グラント、オリビア・コールマン、サリー・ホーキンスなどなど、英国を代表する名優の演技が見られる!と、前作より楽しめる映画に成ることを期待したから。
そしてその期待は裏切られる事は無かった。
ストーリーは想像の粋を超えないものの、最近では珍しいくらいの勧善懲悪もので、それが返って新鮮さがありファミリー向けとしての安心感が心地よい。
しかしこの映画の楽しいのは何と言ってもミュージカルシーン!特にオープニングは古典的MGMミュージカルを連想させ、このシーンは何回でも観たくなるほど。
そして全編スタジオセット風の画作りで、それが別世界へ導いてくれる映画ならではのファンタジー感に溢れているおかげで、チョコーレートの魔力やちょっとご都合的な展開も、まぁまぁこれもありだなと納得できてしまう。
ただ悪人キャラが多すぎて、主人公が夢みる魅力溢れた街と言うよりは、腐敗し切ったゴッサムシティのような街に見えてしまったことが少し残念。
また恋愛要素が皆無なのは、物語上仕方ないかもですが、少し物足りなかったですね。
ウォンカがいいやつすぎる
鑑賞後の気持ち
いいセリフがいくつかあったし、クスッと笑えるシーンもいくつかあり面白かった。でも、前作との繋がりなどは一切ない。前作がとても好きだったためその点が残念だった。
鑑賞後の心の変化
夢を持つことはバカらしくても素晴らしい
鑑賞後の行動の変化
夢を見る人を笑うのをやめる
好きなシーン
緑のおじさんね
違う!緑の髪のオレンジのおじさんだ!
のシーン
嫌いなシーン
ない
エンターテイメント!
Sweet Time
「チャーリーとチョコレート工場」は結構な頻度でテレビ放送しているのになぜか見てなくて、今作の公開のタイミングで見ようかと思っていたのですが、どうせなら今作を観た流れで見るというリアルタイムで見ていた人にはできない楽しみ方をしようと思いあえてスルーしました。時間の都合で吹替版での鑑賞です。
観終わった後に出てくるのは褒め言葉ばかりで、どのシーンを切り取っても素晴らしいものに仕上がっていました。大人も子供も楽しめる理想的な形でしたし、ミュージカルも画面いっぱいに展開され、ファンタジー要素も織り交ぜつつ、それでいて登場人物たちの成長譚としての面白さも兼ね備えていて良かったです。
純真無垢なウォンカがチョコ作りを禁じられて、その上古宿の店主に詐欺られて地下室行きという大変な状況下に陥りながらも、持ち前の明るさと行動力でなんとかチョコ作りをしていく過程を明るく楽しく描いていて、変に重くならず観れるのも今作の魅力です。
チョコレートで夢を見せてくれるという子供の時に夢見たものは、大人になった今でも変わらないんだなと食べられる花をはじめ再体験させてくれたのもとても良かったです。
勧善懲悪なストーリーなので、誰がヒールで、誰がヒーローなのかというのも分かりやすくて、互いにチョコを用いて悪を正義をやっているのも一貫していたのが印象的でした。署長がチョコを食べまくってシーンが切り替わるごとに太っていくのが微笑ましかったです。
夢を見ることの美しさやそれを体現する実行力、母への愛を心に宿してチョコレート工場を作るという、次へと繋がる演出も素敵でした。
ティモシー・シャラメの突き抜けた明るい演技は最高ですし、周りを彩るキャストも皆個性的で観ていてホッコリしたりアワアワしたりできますし、ヒュー・グラント演じるウンパルンパのザ・コメディな動きや終盤でのイケメンっぷりぶちかましだったりと、どのキャラクターにも隙のない魅力が詰め込まれていました。
吹替声優陣、花村さんとセントチヒロ・チッチさんは声優初挑戦というところで大丈夫かな?と思っていましたが、お二人とも見事にキャラにハマっていて不安は速攻で払拭されました。ミュージカルシーンでは素晴らしい歌声を響かせてくれていましたし、ナイスな抜擢だったなと思いました。
チョコプラの2人はなんでこんなに溶け込めるんだろうと不思議に思えるレベルの上手さでした。
本職の声優陣はもう安心して聞いていられましたし、しっかりと吹替が作られていて良かったです。
とても温かい、これぞアメリカ映画だなという陽気で楽しい作品でした。字幕版でも観てみたいなと思うくらいのワクワクっぷり。最高です。
鑑賞日 12/8
鑑賞時間 12:40〜14:50
座席 L-26
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