ドント・ウォーリー・ダーリンのレビュー・感想・評価
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1D感のないハリー
キャスティング見てないとあのハリー・スタイルズとは分からんかった。踊りもヘタだし(わざとかな)
男は仕事女は家庭の今では異常な世界観だが結婚して専業主婦したい女性にはいい世界かも。亭主元気で留守がいい。
男社会最強!
面白かった。
初めにふと、これはひょっとして現代劇なのかもとか思ってたけど
(途中医者が携帯を持っていたように見えたのは気のせい?)
まさか電脳だったとは・・・。
言いたいことや、やりたいこと、ストーリー展開や雰囲気、
とてもよくて、風刺も効いてて楽しめた。
アメリカだと、男社会最強!みたいに思ってる男って
いっぱいいるのかな。
ただ、惜しいなって思ったのは、現実の世界との繋ぎが
あの目を見開く眼鏡みたいなやつだけで成立しているのは
ちょっと無理があるんじゃないかなって思った。
食事は?排泄物は?目乾かない?とか。
あと、殴ったら現実の世界でも死んじゃうってどうなの?
とも思ってしまった。
あそこで、本当はこうだったんだ!っていう衝撃が欲しかったなぁと。
マトリックスが「実は電池だった!」の時すごい衝撃だったから
奥さんがもっと無惨にコードに繋がれているとか、一応それっぽく
それだけで成立するような見た目になってた方がよかったかなぁと。
(まぁ、それじゃぁまんまマトリックスになっちゃうけど)
でもそれ以外は満足でした。
フローレンス・ピューの困り顔と
本作は監督の前作とうって変わって、完全にコントロールされた人工的な美しさの画作り。もちろんそれには理由がある訳だけど。
オリビア・ワイルドの確かな演出手腕を感じさせるが、本人の出演シーン(けっこう多い) では俳優としてもやっぱりたいしたもんよね、とも思わせられる。
フローレンス・ピューの困り顔と闘志はやっぱり良い。
今、トランプ時代を経てなお抜け切れていない状況で描かれるべき物語だった。ただ、オチはちょっとありきたりかな。もっとカタルシスが欲しかった…
主人公のアリスは贅沢な生活から抜け出せるのか…
映像は砂漠の中に建てられた、なに不自由のない造られた街(ヘブンもしくはユートピア)からはじまる
そこには、男は仕事に出て、女は家の掃除洗濯料理やカルチャーセンターに行き、夜は毎夜のパーティに明け暮れ、まさに人生を謳歌していた。
しかし、その中の一人がこの生活自体に疑問をいだきだし…
不思議の国アリス(簡単な童話ではなく、長編のヤツ)を事前に読んでくるとしっくりくるかも😓
私は映画→不思議の国アリスだったので映画館では…
現代の貧乏生活(私みたいな)をしている人が、贅沢で幸せな生活をバーチャル体験しているといった、現代版の浦島太郎的な話だったと思う。
シャブ中の人は貧乏暮らしの確率が高いといった統計があるが、有る意味それを不思議の国のアリスと混ぜた感があった。しっくりこず。
カオス ハーモニー
レーティングがPG12とのことだが、R-15に近い演出だったのではと感じる作品
主催を殺してその座を奪った主催妻の次なる攻撃は、女性ならではの夫の幻を浮かび上がらせ、恋愛に訴える作戦 果たしてブラックエンドでの声は、現実社会に戻れた安堵か、それとも再度仮想に引き摺り込まれた悲しみか… その辺りの解釈が今作のキモなように思われる。
但し、SF要素の表層だけを抽出しての利用には釈然としない部分が残る。
そしてそれ以上に今作最大のテーマは、"インセル"や"封建性"といったことを手段に用いた、フローレンス・ピューのプロモーションビデオと信じて疑わない
衝撃を受けた『ミッドサマー』での演技が、身体的にもパワーアップし、ましてや"透け○○"なんていうセクシーさも大体に披露、肉体を表現し尽くし、スクリーン一杯に顔のアップのカットが多用してるところもまた、人間が忠実にその身体を駆使して演技しているという事実を証言している作品といって過言ではない。 唯々、フローレンス・ピューを愛でる、それだけに特化した作品である。
新感覚に溺れそう
オリビア・ワイルド監督の新作!
心待ちにしておりました!
50年〜60年代の音楽&アメ車にポップなファッション
理想のアメリカンハウスにテンションが上がる
夢見心地な幸せ感から
地震や空の玉子…隣人の言動に赤い服の集団
そして謎の街のイケメン😁創始者
スリラー的な流れへの引っ張り込まれ感が強力過ぎて
眉間のシワが戻らない程
始終前のめり状態でした
キャスティングもドンピシャ!
1人だけやや異端な感じを演じるフローレンス・ピューの浮き加減と全開必死さ演技は絶妙!!
巧妙で摩訶不思議な展開に謎解きをしよう!
しなきゃ!
なんてこれっぽっちも思わない位
フワフワした白昼夢を見ている様な感覚に…
今回もワイルド監督に見事に洗脳されたみたいです
次回作が更に更に更に楽しみになりました!
本質を捉える大切さ
ユートピアに思えた世界が、実はある思惑によってコントロールされていた世界だったと徐々に気づいてく主人公のアリス。
男達のエゴとそれに被害を受けてしまう女性達の関係はまさに現代でも続いてしまっている男女格差の社会を描いているのかなと思いました。
本質を見る大切さを痛感しました
誰にとっての幸せなのか
期待値高く待っていました。とても、とても観てよかったと心から思います。ステップフォードワイフの現代版。
社会で働いて稼いでいると、親族や周囲が「女なら〇〇だったのに」という過去形の理想を押し付けられることが多々あり、辟易する日々。
ただそれを全否定するほど、ずっと自分が働いて稼がなければならないことは楽ではない。
男が稼いで女が家庭を守る、男にとってはそれこそが理想で自らやりたいと言っているのだから、働いて稼ぐのは男にやらせておけばいい、家庭を守るというのもそれはそれで幸せだ、そういう感覚もわからなくはない。
ただ、ただひたすらに、私は後悔はない人生を歩み続けているとしか言いようがなく。
自分のお金がないこと、独りでは生きられないこと、自分には家庭の母親という生き方しかないこと、それらを悔いて、娘に独り立ちできる力を与えようとしてくれた自らの母を思うたび、なぜ自分が今こうして生きているのかを思い出せるのだから。
理想や「昔は良かった」というノスタルジー、男女がそれぞれ囚われがちな価値観は、国や時代が違えど、大きな差はなく。
そしてアメリカに根強く残る黄金時代へのノスタルジーを「この形を選びたい者もいる」という優しい視点を合わせ持ちながら真っ向から否定する。
素晴らしい映画だと思います。結局、"古い"と言われるその構造を支持して積極的に支えたい人もいる。ただ全員に押し付けることは難しい。"普通は"で他人をコントロールできる時代は終わってしまった。
目の前の人を大切にしたいなら、まず自分が相手にとって何ができるのか、相手にとっての幸せとは何なのか考えられないことには、「幸せ」の押し付けは独りよがりな支配欲と成り果てる。
自分もまた、気をつけて生きていきたいと思います。
面白かった
よくある展開ではあるけどスピード感があって飽きずに見れた。ただ、仮想現実の中の世界の設備が不完全だったのが☹️男が死ぬと殺されるっていうのもよくわからなかった……。2人とも仮想現実入っちゃったら現実はどうやって生きるの?結局、男が仕事に行ってる間男達は何をしてたの?疑問が残りました。
気持ちは分からないでもない
けど、自己完結すればいいのにねえ。
人を巻き込んじゃいけません。
どこへ行っても愛やら地位やら名誉やら
物質的豊かさ?への執着からは
逃れられないものなのでしょうか。
そのあたり女性の方がリアリストかなと
思ったり。
あの時代は日本の昭和半ばのように
迷いなく幸せを信じられたような。
だからなんでしょうねー
人生を有効に使うために。
キャッチコピーがネタバレしていていいのか?アメリカ人の考える理想的な文化的家庭生活は現代に無くて、50年代テレビドラマが垂れ流したWASPの中産階級のそれなのか?。というのは、最近ではニコール・キッドマンが主演した同種のホラー「ステップフォワード・ワイフ」(2005年 監督フランク・オズ)が前例となっている。そんな50年代アメリカの家族を描写するテレビドラマがいかに虚構だったかは、やはりニコール・キッドマンが、往年のスターコメディアンのルシール・ボールを演じてアカデミー賞候補にもなった「愛すべき夫妻の秘密」(2021年 監督アーロン・ソーキン)を参照してもらいたい。
ともあれ、コピーがネタバレさせている様に「夢オチ」である。ホームドラマ版の「マトリックス」かね、あの赤いのはエージェントスミスで。まあ、本作を観る時間があれば「トゥルーマン・ショー(1998年 監督ピーター・ウィアー)か「ドニー・ダーコ(2002年 監督リチャード・ケリー)を観た方が、良い映画体験になるだろう。
この作品…好きと言ったら…
この作品…好きなんだよね、、
効果音といい、どうなるのか気になってしまう。
今時な感じの作品だけど、これをもし30年前に作ってあった作品だとしたらとか考えると、、
やはりキューブリックの凄さを再認識してしまう。
Olivia Wilde監督のリアルな感じを生み出すのは
やはりさすがでした!!
役者陣も感情があるようで、ロボットのような、
心があるのかって感じる時もヒヤヒヤ度を上げていて
自分も今日寝て、夢であの世界に行ってしまいそうです😅
最近の作品は女性がピックアップされてきていて、
今の時代を象徴してきている。
作品によっていいなと思う事もあれば、
そこまで無理やりピックアップさせなくてもとあるが、
この作品は完璧に必要な要素だったな。
先の時代になったら最後の部分(主人公)は男性になって追い込まれているかもね🙄
最後まで思わせぶりでイライラ
主人公が幸せな人生に違和感を持ち始めるところから始まるが、思わせぶりな展開を引っ張るだけ引っ張って先に進まないストーリーにイライラした。特にあっと驚く謎も駆け引きもなく、尻切れトンボだ。
女性を従属させたい男と、女性の幸せな生き方とは何かをテーマにするにしても切り込みが足りない。作り方によっては深いテーマを描ける素材とは思うけど。
音楽や不穏なイメージは良かった。
トライライト・ゾーンにありそうなプロット
オリビア・ワイルド監督の前作「ブックスマート」がメチャ好きな作品なので見てみた。オールディーズを使った音楽や不安を煽るような独特な音響効果が面白い。ダンスを使った映像表現や演出なんかも面白くて、映像と音楽の表現で魅せる力のある人なんだなと分かる。
理想郷のように見えたヴィクトリーが何か変だと気付いて、最後のネタ明かしまでの筋書きもなかなか良い。娯楽作として十分楽しめる作品です。
いまひとつ
『ドント・ウォーリー・ダーリン』
「ブック・スマート」はとても良かった、監督の腹の底から湧いてきたストーリーという感じで。
こちらはその逆、女性蔑視への視点などがなぜか表層的に感じる。気取ってかっこ良く語ってやろう、というのが前に出てやや鼻白む。
才能ある監督なので、今後に期待。
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