劇場公開日 2022年9月30日

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マイ・ブロークン・マリコのレビュー・感想・評価

全268件中、121~140件目を表示

4.0予告編が素晴らしかったので、鑑賞してみたら

2022年10月2日
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鑑賞方法:映画館

 日本人の若手俳優が主演する映画は、能年玲奈を除けば殆ど興味がない私だ。ところが、この映画の予告編をみたら、素晴らしかった。正直、私が新作の予告編をみて感心することは、年に一回あるかないかだと思う。

 結果は秀作であった。音楽の取り扱いに若干疑問を感ずることがあるぐらいである。原作は漫画だそうだ。その脚本は良くできている。クレジットにユキとなっていたので、もしかすると女性監督かもしれない。つぼは外さない監督で本当に感心する。

 騙されたと思って見てほしい。

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いなかびと

4.0人はなかなか死なない

2022年10月2日
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鑑賞方法:映画館

人は本当は生きたくて生きてるんじゃない

死なないから、いや、死ねないから生きているんだと思う

悲しくても、どんなに口惜しくても、憤りを感じても、腹は減るし、眠くもなる

生きている不思議を、いや、生かされている摂理を感じます。

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ちゆう

4.0永野さん推しで見る。永野さんは弁当駆け込むシーンとかが上手い人。奈...

2022年10月2日
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鑑賞方法:映画館

永野さん推しで見る。永野さんは弁当駆け込むシーンとかが上手い人。奈穂は、粘着質で危ないキャラは今回合っていた。それ以外はだめな人。雪国とか駄目だった。
吉田さんも良かったけど、何でこんないい妻がついてくるのか、物語に説得力がない。窪高は包容力と情けない感じの同居は彼にしかできない味。
最後の遺書を見せないのは原作もそうか?
主人公の特異なキャラの背景も全然見えない。
友情の物語なのがいい。

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えみり

4.0口が悪い、タバコ、お酒、鼻水

2022年10月1日
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泣ける

幸せ

永野芽郁が新境地というところで良かった。
清純派とは程遠いい、言葉遣いも悪く、タバコお酒鼻水と、女優としても新しい面が見られます。

ストーリーは意外と単純かもしれない。終わり方も予想の範囲内という感じ。
ただ、永野芽郁の演技なのか、監督の演出なのか、惹き込まれるものがあった。

私も友人を自死で無くしたことがあるので共感です。

映画らしい映画ですね。

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だるまん

4.0とことん役に合わない永野芽郁

2022年10月1日
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鑑賞方法:映画館

観始めてすぐに「キャスティングが逆だ」と思うの。永野芽郁がマリコ役で、奈緒が友だち役の方が絶対にいいね。

でも『主演・永野芽郁』と『主演・奈緒』のどっちが売れそうっていうと永野芽郁だし、永野芽郁を助演にするなら主演は戸田恵梨香級じゃないとだけど、奈緒はそこまでいってないとかあって、永野芽郁が主演なんだろうね。

なので役が永野芽郁に合ってないの。ヤンキーっぽい役柄なんだけど、何をどうやっても永野芽郁にヤンキーは無理。子役はハマってるだけに、余計に、永野芽郁が役に合ってないのが目立つの。

そんな、生真面目な生徒がちょっとイキってヤンキーの振りしてるような芝居を観てかなきゃだからカッタルイのね。途中で何人か席を立ったけど気持ちは分かる。

でも、永野芽郁推しなら、その合わない役で奮闘する永野芽郁を観なきゃいけない。だから僕は観た。永野芽郁作品をコンプリートするんだという義務感で観ました。

そう思ってラスト近くまで来ると、シーケンスが良くてカタルシスがあるのね。それまでのカッタルさをちょっと忘れて、観終わった感じは悪くないの。これは脚本の向井康介さんが凄いと思う。

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Scott

4.0生きのばし

2022年10月1日
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ブレミン

4.0原作より解釈が明確になったラスト。

2022年10月1日
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トラヴィス

4.0ラストの手紙の内容は二人だけの秘密なんだろう。

2022年10月1日
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仕事とはいえ、
歯を磨いている永野芽郁の隣にいた
窪田正孝が羨ましい。

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ムーラン

4.0貫くって大変なこと

2022年10月1日
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友達が、お骨になっても生前の想いを遂げようすることがすごい!途中でトラブルにあうのだが、謎の釣り人に要所要所で助けりて、普通の日常に戻ってゆく、やっとのことで家につくとあるものが玄関にかかっておりマリコのことを思い出す。後々ジーンとくる映画でした。
是非とも劇場で見ていただきたい。

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流浪の旅人ぱぱや

4.0ハードボイルドと呼ぶにふさわしい骨太さがある

2022年9月30日
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永野芽郁が見せる荒ぶる魂に魅せられた。まず従来の演技とは目つきの鋭さが全く違うし、シーンを重ねるごとにヒリヒリとした摩擦が熱を帯びていくかのよう。それだけじゃない。上司の小言を受け流す。やさぐれ気味に煙草を吸う。着流しのコートとドクターマーチンの靴で突っ走る。酒場ではベロベロに酔う。挙げ句の果てに、彼女が小脇に抱えるのは、無二の親友の遺骨・・・。これはもう一言で表現するならハードボイルド。一方の親友マリコは”ファムファタール”と呼ぶにはちょっとニュアンスが違うかもしれないが、少なくとも主人公の人生を翻弄する”運命の女”である点は一致している。空が落ちてきそうなほどの曇天模様が全編を覆う中、旅を続ける主人公の心が時に大きく剥き出しとなり、かと思えば、躍動しながら少しずつ変貌を遂げていくこのひととき。タナダユキ監督が描くクセモノ揃いの人間たちの中でも、格別に熱い芯を持ったヒロインの誕生である。

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牛津厚信

4.0シイノトモヨは二回跳ぶ

2022年9月29日
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笑える

悲しい

これはバディが不在の女性版バディムービーだ。永野芽郁が演じるシイノトモヨは、子供のころからの親友マリコ(奈緒)の遺骨(を収めた箱)を抱き、マリコがかつて行きたいと言った岬を目指して旅に出る。マリコは不在ではあるが、道すがらシイノが回想するシーンで、2人は確かに、共に生きている。

当然ながらロードムービーでもあるが、シイノの日常であるブラック企業の職場とのコントラストが、そうだよな旅って日常からの逃避であり脱出だよなあ、と当たり前のことに改めて気づかせてくれるのもいい。

シイノが跳ぶ場面が2回あり、それぞれ印象的であると同時に、作劇の上でも物語を跳躍(leap)させるはたらきを持つ。2つの場面でともに“水”が登場するのも偶然ではない。シイノが次のステージに進むためのイニシエーション(儀式)を象徴しているのだろう。

虐待されて育った女の子が、若くして死んでしまうという重い要素をはらむ映画だが、シイノの特別なキャラクターと永野芽郁の熱演、タナダユキ監督の誠実な演出によって、きっと観る人の心を軽くしたり希望になったりするのだろうなと信じられる好作になった。

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高森 郁哉

4.0案外死なない生きてる方は、永野芽郁の新境地が刺さる

2022年7月20日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

興奮

「大丈夫に見え…ます。」奪われたモノを取り返すため、こっちは汚れてんだよと言わんばかりに駆け抜ける。死生観の揺さぶりを生きる側から、背中を蹴飛ばすような衝撃がたまらない快作。

マリコが死んだ。唯一の親友を奪われたように。85分に詰め込まれた疾走感と焦燥感がブワッとスクリーンから襲ってくる。大切な人を失った時に湧き上がる"悔しさ"が大きな原動力となり、拍車をかけていく。別に失ったこと自体が悔しいわけじゃない。抑えられもしない感情が湧く理由を探すような旅は、記憶を重ねていく度に心がジリジリと焼ける。

死生観を揺さぶってくる映画が好きなのだが、今作は特に生きる側の視点をふんだんに含んでいる。供養するだけじゃない、自分を照らしていく作業も同時に問われていく。シイノ自身出来た人じゃないことを分かっているから、その野蛮なヒロインさを感じさせる。マキオにもバックボーンの濃度が滲み出ており、その哀愁も堪らない。

今作の主演は永野芽郁さん。今までにない、タバコもふかす主人公にカッコよさと不器用さが溢れる。そして、奈緒さんがバシッと受け止めることで、友達の一言では片付け難い連帯の強さを随所で感じさせる。実際に手紙は奈緒さんが書いたらしく、それを永野芽郁さんだけが読んだ手紙もあるらしい。純たる強さが作品の核となり、死んだ人、生きる人それぞれに向けられた精算を問いかける。

また、幼少期のシイノを演じた佐々木告さんがホントに素晴らしい。「鉄オタ道子2万キロ」にゲストで出たときから気になっていた子役が、見事な演技でバックボーンを描いてくれる。カッコよくも幼く、群を抜いた演技力にたまげた。

タナダユキ監督自身も60分を切りそうと言っていた程、作品自体の疾走感とテンポが早くて見入る。だからこそ、もう少し観たかった気もする。凄く好きなテーマであり、監督の作品も好きだからこそ求めてしまう。早く話したい、凄く濃くてカッコいい作品だった。

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たいよーさん。

3.5いつものイメージと違い。

2025年2月16日
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いつも控えめな役や元気な女の子の役が多い永野芽郁さんですが、今作のやさぐれた役も違和感なく役にハマってて良かったです。
内容も少し短めだがまとまってて良かった。

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はまぐりの短い感想文

3.5親友っていいなぁ

2024年11月22日
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親友と呼べる人は私にはいないけど、この映画を通して知ることができました。

私は自分の気持ちを観る物に投影しがちだけど、登場人物の立場に立って観ることが、大切なことにも気づけるし、作品も純粋に楽しむことができるんだと気づきました。

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みのすけ

3.5永野芽郁の演じる性格の女性はよかったですね。 クソの父親に向かって...

2024年10月14日
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笑える

難しい

永野芽郁の演じる性格の女性はよかったですね。
クソの父親に向かっていく姿は勇ましかった。
近しい人をこういう形で先に亡くすと悲しさは勿論、自分に対してのもどかしさや後悔怒り等などが渦巻く。経験があるのでまさにって思いながら観てました。
残された者は‥生きていくしかない。どんなに辛くてもやってられなくても日常は戻ってくる。
そしてたまに故人を思い出して文句を言うw
あのブラック企業はあり得ないけど、辛すぎる時にはいいかもしれないなんて思ったり、、、

窪田くんはさすがの存在感だなと思いました。

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あじま

3.5きれいな字を手紙で残せる人になりたい

2024年5月22日
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鑑賞方法:VOD

最初のほうでマリコのことをダチと呼んでる永野芽郁を見てこれ大丈夫?と思ったが、すぐに不安はなくなってハマってた。
それ以上なのが奈緒なのだろう。こちらも見事にブロークンだった。

簡単には死なない、むしろ死ねないという一方で
友人が突然この世から消えてしまうこともあり得るのが現実。
でも自分も消えてしまったら、その友人を思い出す人もまたいなくなるわけで、二度目の死を迎えてしまうことになる。(トーマの心臓)

だから残されたほうは生きていくことが必要なんだな。

窪田正孝もよかった。

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本まぐろトロ子

3.5痛いな

2023年10月28日
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見応えがある映画と好きな映画は違いますよね。わたしは、この映画良い出来だと思いますが好きにはなれませんでした。

こんな感じの痛い映画、最近は苦手なんです。全てのきっかけは虐待ですかね。あと、いくつになっても女性同士の友情というか信頼関係ってのは、男には難しいです。

主要キャストは皆さんとても良かったです。特に奈緒さんが目立ちました。

タナダ監督の作品は大体観てると思いますが、一番好きなのは、実は「ロマンス」です。あんな感じの軽いオリジナル作品が合ってるんじゃないかなと思ってます。

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ウルスアベイユ

3.5友達は一人だけ

2023年6月4日
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鑑賞方法:VOD

主人公(永野芽郁)はブラック企業に勤めていて、友達と呼べるのは一人(奈緒)だけだった。
その友達が自殺、家庭内暴力に耐えていたことを知っていた主人公は、遺骨を奪って旅に出る。
旅先でひったくりに遭い、困っていたところ、謎の男(窪田正孝)に助けられる。
生きやすい世の中ではないが、他人との関係性で、自分自身が確認できるのでは。

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いやよセブン

3.5何とも心地良いロードムービー

2023年4月9日
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鑑賞方法:VOD

亡き親友と旅するロードムービー。
こうゆう匂い、すごい好きなんですよ。
あと今までイメージになかった永野芽郁が見れたのも良かったです。
主題歌がピーズなのも個人的に好き。
自分的には共依存というよりも、相棒って感じでした。
何とも心地良いロードムービーでした。

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白波

3.5腐れ縁 誰かの死

2023年3月11日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

日夜報道される殺人事件や自殺の報道それは誰かの知り合いであり家族であるのは、当たり前のことである。それは突然シイノトモヨ(永野芽郁)に突然やってきた知らせでありそれは親友のイカガワマリコ(奈緒)の死であった。マリコは幼い頃から毒親の父に虐待を受け身体に沢山の傷を負っていた。
上の学年に行くに連れ彼氏が出来てもダメダメ彼氏で常に傷ついていた。その相談を毎度聞いていたトモヨはめんどくさいと思うことも何度もあったがトモヨには、友達と呼べる存在が居なかったのだ。これこそ女の腐れ縁と言うやつだろう。
男だから女だからと言うのはジェンダーに反する発言のため控えたいが、現代を生きている若者には毎日を生き抜く事が難しいのは確かに分かる。誰にも何かしら事情はあり生きることさえ辛くなってしまうそうさせてしまっているのは、この世の中であり人々との衝突が原因なのはあるのだろう。
人間そう簡単には死ねない。死んでも死に切れないんだろう。私たちは何を楽しみに何を糧に生きているんだろう。あの子は今何をしているんだろう。あいつは今どこでどうして生活しているんだろう。そういった事を改めて考え直せた映画でした。
永野芽郁さんの新しめな役すごく良かったです。母性の映画とはまた違った顔流石だなと感じました。

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まさのすけ