劇場公開日 2022年9月30日

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マイ・ブロークン・マリコのレビュー・感想・評価

全268件中、181~200件目を表示

4.0マイ・ベスト・ナガノメイ

2022年10月8日
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わたしの観た永野芽郁の中で一番良かった。実はわりと苦手な女優さんだったのだけど、今作は素直に素晴らしかった。可愛らしい、じゃない役もこんなに似合うんだね。

自死した親友の遺骨をかっさらって走るシィちゃん。話は突拍子もないが、思春期特有の友だちへの愛や強烈な執着や友情がすごくリアルに効果的に挟まれて、85分の短め尺の疾走感は保ちつつラストまでしっかり描かれており、とてもよかった◎

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mami

4.0何故マリコだけだったのかは分からないけど。

2022年10月8日
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リボン

4.0ラストシーンがいい

2022年10月4日
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藤崎修次

4.0雰囲気良き映画

2022年10月4日
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やっぱり永野芽郁さんに引き込まれますね
ストーリーにビックリするような展開があるわけでなかったですが
いつのまにか自分も映画に引き込まれて
死んだ友人を思い出して結構泣いてしまいました

なんか一緒にいて心地良い友達を思い出しました

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のぷのぷ

4.0何気なく発せられるハッとする強いセリフが印象的

2022年10月3日
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死んだ人の記憶は忘れていくけど、良い記憶ばっかりが残ってしまう。
といった感じのセリフがあった。
何気なく発せられたセリフだが妙に納得、発見がある言葉だった。
死んだ人に限らず、思い出全般に言えることだなと思い、いわば思い出補正というものをより細かく解体するとそのような解釈ができるのだろうと思った。

このような、何気なく発せられるけどハッとする強いセリフが印象的な作品だった。

物語は当時と今を行ったり来たりする構成。
ストーリーがなかなか進まず90分程度の作品にしてはテンポ感があまり良くない作品という印象を受けた。

また割れた画面のスマホを使用するという演出はその人の人となりが一気に分かることができる秀逸な演出だと思った。

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モトコ

4.0タバコと手紙と遺骨と共に生きていく❗️

2022年10月3日
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泣ける

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アロー

4.0永野芽郁さんの熱量がハンパ無い映画! 本年度ベスト!!!

2022年10月3日
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今まで観た事もない彼女の迫力!
女優さんとしてのランクが上がった作品だった感じでとても良かった!

劣悪な環境で生まれ育った奈緒さん演じるマリコ。
彼女の親友。
ブラック企業で働く永野芽郁さん演じるシイちゃん。
この二人を中心に展開するストーリー。

出だしでラーメンを食べる中、マリコの自殺をテレビニュースで知ったシイちゃん。
子供の頃から仲良しだったマリコが何の相談も無しに自殺した事が信じられない設定から始まる展開。

生前のマリコの思いを汲んで、マリコの遺骨と共にある場所へ旅するストーリー。

出だしでマリコが自殺したので、彼女とシーちゃんの幼少期からの回想シーンが多目。
それらのシーンがかなり泣ける。
鑑賞中、ずっと涙が出ていた感じ(笑)

とにかく永野芽郁さんが凄かった。
豪快に食事を食べるシーン。
タバコを吸うシーン。
チューハイ?飲みながらキレるシーン。
今まで観た事の無い彼女の豪快な演技が満載。
自分的には主演女優賞を差し上げたい!

二人の幼少期を演じた子役の方も良かったけど、学生時代の永野&奈緒さんはやっぱり美しかった。
ってか、二人のキャスティングが大正解だった印象!

脇を固めた窪田正孝さん。吉田羊さんのキャラも素晴らしかった。

ラストシーンのシイちゃんの笑顔。
その理由が知りたいです( ´∀`)

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イゲ

4.0フラジャイルな彼女たち

2022年10月3日
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泣ける

悲しい

難しい

直近で公開された〔やがて海へと届く〕に近似のテイスト。

それは
仄かに香る「百合」であり
止めようもない喪失感であり
{ロードムービー}らしい、移動と出会いを経た再生。

とは言え本作、内包しているテーマは更にずっしりと重く、
タイトルの「ブロークン」がダブルミーニングなのと同様、
鑑賞者の胃の腑をずしっと抉るボディブローに満ち満ち。

小学校の頃からの親友と思っていた『マリコ(奈緒)』の
突然の訃報に接し、『シイノトモヨ(永野芽郁)』には
やるせない思いと、やり場のない怒りが湧き上がって来る。

その状況から、おそらくは自殺と思われる友の死は、
なんで自分に一言無かったのか、との切なさと、
幼い頃から実の父親に暴力や性被害を、長じてからは
交際相手のDVに苦しむ『マリコ』を救えなかったとの自責の念。

それらが相俟った溢れ出す感情から、彼女の実家に押し掛け、
遺骨を強奪するとの暴挙に。

もっとも『トモヨ』にも、そのあとどうするとの計画性はまるでなく。
極めて直情的な行動で、あまりの唐突さに、観ている側も唖然とするばかり。

骨を抱えて彷徨う『トモヨ』は、嘗てほんのちょっとした話の流れて
『マリコ』が行きたいと言っていた場所を思い出し
(これが不思議なコトに、どうやら東北地方の海岸のよう)、
夜行バスと電車を乗り継ぎ、当該所に向かうも、
そこで味わう思いは、弱り目に祟り目とでも表現したくなるもの。

しかし、その結果として、感情の上では寛解を得るのだから、
散々に思える旅程もなかなかに捨てたものではない。

中途『マリコ』は折に触れ幻影として現れ、『トモヨ』と会話。

彼女が生きている時にも、
なんで同じような自身を破滅させるような男とばかり付き合うのかと
うざく感じたことを思い出したりも。

そうした自責の念もないまぜとなり『トモヨ』の心を締め付ける。

とは言え、それが外向けに、周囲への態度として現れた時に、
我々はあまりに共感できない、傍若無人にも映ってしまう。

『トモヨ』も、心を落ち着かせる為に、中学生の頃から喫煙をしていた
心の闇は持ち合わせていることを知ったとしても。

遺骨の奪取の場面では、軽やかに翔んで見せるものの、
次のシーンでは無様に地面に転がってしまい、
それ以外でも、主人公が地面に叩きつけられることは多いのだが、
度毎に不死鳥のように(笑)立ち上がる。

そのモチベーションが何処に在るのか。

全てのわだかまりが氷解する、最後のシークエンスは、
内容は明快には示唆されないものの、あまりに美しい。

とは言え、主人公の日常には、僅かな光明が見えつつ、
生き辛さが渦巻いていることには変わりがないのだけれど。

絆で結ばれた二人の女性を『永野芽郁』と『奈緒』が
高校生から演じるのだが、意外とムリ筋に感じない不思議。

とりわけ後者は、当年取って27歳のハズなのに、
なんとなく見れてしまう。

あ、そう言えば、この二人
「NHK」の朝ドラ〔半分、青い。(2018年)〕でも共演してたな。

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ジュン一

4.0なかなかに面白かった

2022年10月3日
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原作未読です

主人公が思ったよりもヤサグレた感じでこんな役を永野芽郁がやるんだとちょっと驚き
(もっともそんなに知らないけど)
けど、いかにもな人が演じると重めになりそうなのでこれで正解なのかなと

ところどころ『へっ?!』って感じのところもあるけど全体の熱量で押し切った感じ

基本的には主人公サイドの思いで話が進んでいくんだけど
ふと逆の・別の角度からの考えを思いついたらめっちゃ怖くなった

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わぅ坊

4.0Born Under a Bad Sign

2022年10月3日
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悲しい

奈緒の独特の個性が光っていたマリコ役。
松葉杖をついて、恥ずかしながら只今戻って参りましたというシイノトモヨ。
戦友だった。

しわしわの爺さんどうしにはなれなかったダチの家族葬に親戚以外で一人だけ呼ばれた。
骨まで見届けた。
なんにもしてやれなかったな。
あって話したいことがいっぱい。
仕事なんかしてられなかった。
お前をさんざん利用したケチな野郎の香典の金額教えてやろうか?

帰って来たら、ベランダの狭い手摺の上に小さい石コロがポツンとひとつ。
きっと鳥の身体を借りて礼に来てくれたんだと思った。
その石ころはお前だと思ってずっと手元に置いておくよ。

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カールⅢ世

4.0予告編が素晴らしかったので、鑑賞してみたら

2022年10月2日
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 日本人の若手俳優が主演する映画は、能年玲奈を除けば殆ど興味がない私だ。ところが、この映画の予告編をみたら、素晴らしかった。正直、私が新作の予告編をみて感心することは、年に一回あるかないかだと思う。

 結果は秀作であった。音楽の取り扱いに若干疑問を感ずることがあるぐらいである。原作は漫画だそうだ。その脚本は良くできている。クレジットにユキとなっていたので、もしかすると女性監督かもしれない。つぼは外さない監督で本当に感心する。

 騙されたと思って見てほしい。

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いなかびと

4.0人はなかなか死なない

2022年10月2日
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人は本当は生きたくて生きてるんじゃない

死なないから、いや、死ねないから生きているんだと思う

悲しくても、どんなに口惜しくても、憤りを感じても、腹は減るし、眠くもなる

生きている不思議を、いや、生かされている摂理を感じます。

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ちゆう

4.0永野さん推しで見る。永野さんは弁当駆け込むシーンとかが上手い人。奈...

2022年10月2日
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永野さん推しで見る。永野さんは弁当駆け込むシーンとかが上手い人。奈穂は、粘着質で危ないキャラは今回合っていた。それ以外はだめな人。雪国とか駄目だった。
吉田さんも良かったけど、何でこんないい妻がついてくるのか、物語に説得力がない。窪高は包容力と情けない感じの同居は彼にしかできない味。
最後の遺書を見せないのは原作もそうか?
主人公の特異なキャラの背景も全然見えない。
友情の物語なのがいい。

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えみり

4.0口が悪い、タバコ、お酒、鼻水

2022年10月1日
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泣ける

幸せ

永野芽郁が新境地というところで良かった。
清純派とは程遠いい、言葉遣いも悪く、タバコお酒鼻水と、女優としても新しい面が見られます。

ストーリーは意外と単純かもしれない。終わり方も予想の範囲内という感じ。
ただ、永野芽郁の演技なのか、監督の演出なのか、惹き込まれるものがあった。

私も友人を自死で無くしたことがあるので共感です。

映画らしい映画ですね。

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だるまん

4.0とことん役に合わない永野芽郁

2022年10月1日
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観始めてすぐに「キャスティングが逆だ」と思うの。永野芽郁がマリコ役で、奈緒が友だち役の方が絶対にいいね。

でも『主演・永野芽郁』と『主演・奈緒』のどっちが売れそうっていうと永野芽郁だし、永野芽郁を助演にするなら主演は戸田恵梨香級じゃないとだけど、奈緒はそこまでいってないとかあって、永野芽郁が主演なんだろうね。

なので役が永野芽郁に合ってないの。ヤンキーっぽい役柄なんだけど、何をどうやっても永野芽郁にヤンキーは無理。子役はハマってるだけに、余計に、永野芽郁が役に合ってないのが目立つの。

そんな、生真面目な生徒がちょっとイキってヤンキーの振りしてるような芝居を観てかなきゃだからカッタルイのね。途中で何人か席を立ったけど気持ちは分かる。

でも、永野芽郁推しなら、その合わない役で奮闘する永野芽郁を観なきゃいけない。だから僕は観た。永野芽郁作品をコンプリートするんだという義務感で観ました。

そう思ってラスト近くまで来ると、シーケンスが良くてカタルシスがあるのね。それまでのカッタルさをちょっと忘れて、観終わった感じは悪くないの。これは脚本の向井康介さんが凄いと思う。

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Scott

4.0生きのばし

2022年10月1日
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ブレミン

4.0原作より解釈が明確になったラスト。

2022年10月1日
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トラヴィス

4.0ラストの手紙の内容は二人だけの秘密なんだろう。

2022年10月1日
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仕事とはいえ、
歯を磨いている永野芽郁の隣にいた
窪田正孝が羨ましい。

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ムーラン

4.0貫くって大変なこと

2022年10月1日
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友達が、お骨になっても生前の想いを遂げようすることがすごい!途中でトラブルにあうのだが、謎の釣り人に要所要所で助けりて、普通の日常に戻ってゆく、やっとのことで家につくとあるものが玄関にかかっておりマリコのことを思い出す。後々ジーンとくる映画でした。
是非とも劇場で見ていただきたい。

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流浪の旅人ぱぱや

4.0ハードボイルドと呼ぶにふさわしい骨太さがある

2022年9月30日
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永野芽郁が見せる荒ぶる魂に魅せられた。まず従来の演技とは目つきの鋭さが全く違うし、シーンを重ねるごとにヒリヒリとした摩擦が熱を帯びていくかのよう。それだけじゃない。上司の小言を受け流す。やさぐれ気味に煙草を吸う。着流しのコートとドクターマーチンの靴で突っ走る。酒場ではベロベロに酔う。挙げ句の果てに、彼女が小脇に抱えるのは、無二の親友の遺骨・・・。これはもう一言で表現するならハードボイルド。一方の親友マリコは”ファムファタール”と呼ぶにはちょっとニュアンスが違うかもしれないが、少なくとも主人公の人生を翻弄する”運命の女”である点は一致している。空が落ちてきそうなほどの曇天模様が全編を覆う中、旅を続ける主人公の心が時に大きく剥き出しとなり、かと思えば、躍動しながら少しずつ変貌を遂げていくこのひととき。タナダユキ監督が描くクセモノ揃いの人間たちの中でも、格別に熱い芯を持ったヒロインの誕生である。

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牛津厚信