「来たるべきその時」N号棟 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
来たるべきその時
大学の卒業制作でホラー映画を製作することになった元彼とその彼女にくっついて、生死を考える不眠症な主人公が岐阜県の廃団地を訪れて巻き起こる話。
ロケハンに訪れた廃団地には何故か人が沢山住んでおり、そこで起こる怪奇現象や、彼等からのおもてなしに飲み込まれて行くけれど、そんな怪しげなものよく口に出来るね君達は。
それ以前に何でこんなトンデモ3人組設定にしたんだかw
登場人物のキレるポイントが良くわからないし、言ってることがメチャクチャだし、取り込まれる理屈も判らないし、死ぬことはなんちゃらかんちゃら…ならば自分が死ねば良いのにと思っていたら、ちゃんと主人公が突っ込んで、でも流されて、と消化不良。わざわざ戻る理由も良くわからんし。
そしてラストも、そこは主人公は演技で良かったんじゃ?やっぱり演技?じゃなかった?って訳の判らない連続ひっくり返し。個人的にはつまらない方のオチで残念だった。
幽霊なんている訳ないという主人公vs.カルト集団なら、それはそれで不気味だし面白いと思うけど、実際にオカルトな方向が強くなってしまうと…ねぇwしかもなんか中途半端だし。
クビは唐突過ぎて笑ってしまった。
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