ALIVEHOON アライブフーンのレビュー・感想・評価
全18件を表示
映画館で見ないとダメかな。
この作品のいちばんの見どころは、レースシーンの臨場感や迫力。
テレビ画面(大画面を除く)だとそれが伝わらないので、
星ひとつ分、評価が下がるように思います。
ストーリーは王道、もう少し、捻りがあっても
いいような気がしました。
eスポーツの王者がリアルなレースに挑んで
勝ってしまうというストーリーですが、
奇跡でもおこらない限り、不可能なんじゃないかな?
そういう選手もいるだろうけど、優勝なんてしてるの?
どちらにもチャレンジして、両方の腕を磨くというのも
あるようですが、あくまでも
本職の力を伸ばすためのチャレンジでしょう。
そういう意味では、eスポーツを持ち上げすぎの映画の
ように感じますね。
エンジン音が心地良い!
eスポーツから、実際のレースで勝負することが現実にも起きていて、メタバースってどんどん身近になってきてるんだなと思いました。
ありがちだけど、ストーリー展開もよく、
純粋にドリフトレースを楽しめました。
ドリフトのGを感じる、エンジン音も心地いい
野村周平さんの内に秘める演技は流石です。
高度な撮影技術とベタなストーリー
本作最大の魅力はなんと言ってもレースシーンの迫力。
実際に車を走らせて撮ってるそうだが、本物にしか出ない迫力がきちんと出ていたし、ドローンカメラで追うところもなかなかの技術。
そういうレースシーンの迫力で観客を惹きつけて上々の滑り出し。
そのあと展開されるストーリーはむちゃくちゃベタ。
あまりにもベタすぎて吹き出してしまった。
が、そのベタさがなんかちょうど良い。
無論引っかかるところもある。
1番はゲームの扱いだろうか。
最初主人公がチームに入ろうと連れてこられた時、そのチームのキャプテン的存在から「ゲーム野郎」と罵られる。
もちろん製作者がゲームを下に見ているわけではない・・と思いたい。
が、そのあとゲーム野郎と罵った当の本人から謝罪もなくチームに迎えられる。
ここが腑に落ちなかった。
というか気分が悪い。
こういう作品にはいかに気持ちよく話を進められるかという所も大事だと思うからそこでちょっと引っかかったのが残念。
とはいえ、それを上回るくらいのベタ表現とベタ踏みカーレースシーンで後味はかなり良い。
最後の終わり方も結構好みだった。
中盤のレースで柴崎が解説者からけちょんけちょんに言われてるのもツボだったし、突然の土屋アンナにはむっちゃ笑った。(もちろん声をこらえて)
ストーリーとかテーマの深さとかどうでも良いサッと観れる爽快映画。
トップガン後に鑑賞で
単純明解王道映画トップガン続編を観て素直に興奮した影響なのかw、直後に観た本作のこれまた有る有るストーリーにケチを付けられる訳はなく、素直に興奮してしまいましたとさw
若き頃、ドリキン土屋のテクニックと人当たり良い性格が気に入り、彼の出ていた異種車同士のカーレースビデオを観まくってたあの頃。しかも私の当時の愛車が180SX、本作主人公が操る日産シルビアの姉妹クーペ車でありFRドリフト代表車の一台だった。
てな訳で自分の中で勝手に観る舞台は整ってた訳でw
見事なドリフトレースシーンとエグい程の撮影画像。それだけでお腹いっぱい。
ストーリーは王道、有りがちな亜流参加から受け入れられ〜の、アクシデント挫折とちょい恋心、そして然るべきレース結果。まさに王道。トムクル若き頃の『デイズオブサンダー』もまさにそれだったね。
難しく考えて観るのでなく、トップガン流れからのノリノリな気持ちで観る事がおススメ。
邦画にはありがちだが、最後レースでの勝利を映像表現した時、何か安っぽい&照れ照れな感じに出来上がるので、勝利結果を後日談表現や写真記事のみの本作表現は、邦画として正解だと思うw
しかしドリキン土屋、恐ろしい程に当時と変わらない、まんまだwこっちはえらく歳とったもんだ..
追走がダンスの様で美しい!!
追走する2台がアイスダンス?の様で美しく、ドリフトシーンを堪能できました。ストーリーもシンプルかつ王道で観易かったです。チーム再建に熱心なヒロインの登場で、観客を映画の世界に引き込むのが上手く、寡黙な主人公との相性も良かったですが、中盤以降は序盤ほどヒロインにスポットが当たらなくなって、個人的には残念でした。主人公がチームに迎えられた時の鍋シーンが幸せに感じましたが、その後のご褒美・焼肉シーンも省略せずにやって欲しかったです。土屋圭市さんの解説は「金返せって感じだよ!」、「罰が当たったんだよ!」等と、飲み屋のおっちゃんみたいで笑えました。陣内とヒロインの指示がいっぺんに来るので頭に入りませんでした。野村周平君は「純平、考え直せ」の主人公役が印象的だったので、ラストで陣内が野村に「考え直せ」と言って個人的に笑えました。現代の撮影技術を活かしており、日本は伝統的に自動車産業が盛んなのだから、車の映画をもっと作って欲しいです。
レースシーンに全振り
カーアクションに関しては最高の一言。
タイヤが迫る迫力は映画館ならではだし、ペットボトルを弾くシーンも興奮した。アップ、俯瞰、手元足元など、アングルも多彩で楽しい。
しかし、人間ドラマは全く無い。
主人公は無感情すぎ、陣内さんもデレるの早すぎ、ライバルとの関係性もほぼレースのみ。
中盤、総一郎さんの言葉で紘一が再起する場面は、メンテナンスシーンを多く挟んでいた事とも繋がって良かったが、そこから最後の決断は違和感が強い。更に、横柄かつダーティプレイのイメージしかない柴崎に後釜を託すのは意味が分からない。
吉川愛は、最終レース前の専門用語満載の長台詞含めて素晴らしかったが、陣内さんは途切れ途切れの喋り方になってしまっていて残念。
あ、レース中のメカニック見習い二人の小ネタは好きでした。
個人的には、キャラが立ってこそレースシーンの厚みが出ると思っているので、映画としてはイマイチ。
でも、後悔まではしなかったのは、映像としての力が強かったからだと思います。
Hunter or Prey
邦画らしからぬスタイリッシュさ、脂肪を限界まで削ぎ落とした無駄のない作品でした。ゲーマーが実際の世界でも特定のジャンルで活躍するというのは洋画ではたまにありましたが、邦画では自分が観てきた映画の中では初めてでした。
実際のレーサーの方が行なっている円を描きまくるドリフトシーンの美しさとドローンでぴったりマークして最高に酔えるカメラワークが重なった結果、通常のスクリーンでも臨場感が味わえます。台の上に置いたペットボトルを綺麗に真っ二つに割ったり、山道を限界速度で駆け抜けたりと、福島県内のみの撮影でも広大な規模を思わせてくれる演出の巧みさには脱帽です。
ストーリーもゲーマーでパッとしない主人公が、ゲームで鍛えられた腕を実際の車でも活かし、現実でも頂点を目指していくという王道かつとてもシンプルな構成になっています。だからこその面白さが凝縮されており、全く寄り道をせずひたすら駆け抜けてくれるのでダレることがありませんでした。
勝負にきっちり勝ち、自身の夢をも叶えるというサクセスストーリー、シビれました。骨太な邦画を観れて感激です。
鑑賞日 6/11
鑑賞時間 14:55〜17:10
座席 A-1
人間は遊ぶために生まれきたと思う!
あっという間に120分が終わりました。最後に福島の復興のためにというキャプションにリスペクトです。劇中の高揚感の正体は、やはり人間は人生を遊ぶために生まれてきたということなのでしょうか。野村はこの作品のなかで、2つのチャンピオンを奪取しますが、そのプロセスにおいては、心底楽しんでいるような気がします。なぜなら、おとなしいゲームオタクのようで、ろくに挨拶もできない内気な青年が、バーチャルにしてもリアルにしてもハンドルを握った途端、喜びに溢れた天才となるのですから。誰かがおっしゃっていましたが、ロッキーを見ているような雰囲気というのは当たりだと思います。鍛えるために階段を登るシーンなど、ロッキーを彷彿とさせます。それから映画を撮るプロたちのこだわりが、そこかしこで光っていました。エンジンの爆発する音や、タイヤの擦れる映像とかは、病みつきになるくらいリアルです。そして撮影のためにプロが運転していますが、その極めた運転技術を見せつけられました。ほとんど知らなかった世界です。このドリフト競技は、まさにマシーンを使った運転芸術であるという気がしました。新しい世界をまた知ることができて幸せであります。
これを見ないでクルマ好きとは名乗らないでほしい
シナリオはコッテコテの少年マンガ
なろう風味が鼻につくとかそんなんはイニDの頃に置いてこい笑
それでも脚本の出来はすこぶる良いし、最後には結構意外性のある仕掛けも用意されてたりして見ごたえたっぷり
何より人物パートが軽視されずにきっちり人間ドラマを、映画レベルの撮影で達成できてたのが本当に意外で、嬉しかった
もうバトルパートは言うことなし
そこかしこに90年代クルマ小僧だった諸君らに響くこと間違いなしの小ネタがたっぷり
わずかでもクルマに惹かれた経験があるのなら、見ないと損だぞ
あとこれが客の入りが悪そうなのは心底悲しい
ドリキンとオリダーとその他諸々福島の人が泣くぞ!!
彼らに撮って良かったと思ってもらえるように、商業的成功も助けてあげてほしい
クルマが好きな全ての日本国民よ、頼むから見てくれ
「 ドリフト 」にしびれた 🚙💨 🏁 【6/30(木)再鑑賞 (^^)】 ヨコ向きに走らんと気が済まんヤツら 🦀
これはドリフトシーンの映像に圧倒されるために見る映画だ。2台の車で競うドリフトレースの迫力がハンパない。
「 ドリフトレース🏁 」 や 「 eスポーツ 」 を知らないし、ルールも知らない。 映画でもルールの説明ないから勝敗も分からないのに、 「 ドリフト 」 と 「 レース 」 に興奮した。 「 スポーツ観戦 」 だから私のように免許さえ持ってなくてもOK ♪
もう直線の所から 「ズザザザザァーーー 」 ってドリフトして、2台がピタッとキレイにシンクロして、コーナーでは後追いの車が 「 ギリギリギリーーー」 って先行の車スレスレに寄せてきて、ギアチェンジしてまた直線に 「 ギューーン 」 って飛び出していくんだヨ。🚙💨
映画を見る前は、「 ドリフトってカーブの所で車のケツ振ってギュンて行く 」 ぐらいのイメージだったけど全く違った。
フィクション(訂正 : ドキュメンタリー)ではないから、もちろん主人公が勝つ。 とにかく2時間で日本を制覇しなくてはいけないから、のんびり挫折や苦悩なんかしてるほど暇ではない。 恋愛だの友情だのにウツツをぬかしててもイケナイ。
最後のレースも 🚙💨、ゴール🏁したあと両チーム喜んでるし、実況・解説者も大喜びでどっちが勝ったか全く分からないのに大満足だ。
とにかく、ただ 「ドリフト」 に酔いしれる映画だ。また見に行く。
近くの映画館で時間が合わないから、シネマシティに駅からダッシュで飛び込んだら(ドリフトした?) たまたま監督舞台あいさつがあった。映画で実際に運転したレーサーの ○○ スミカさんも登場。苗字忘れた。
コロナ予防で最後尾に座りたいのも分かるが、この映画やウルトラマン、トップガンなどではもったいない。1番後ろの席では家で40型・50型のテレビ画面を見るのと変わらないのでは?
1番前で見たら、排気ガスやタイヤが焼け焦げる匂いがしてくるのではと思うほど迫力があった。
【追記・6/30(木)再鑑賞】
真っ直ぐ走らんかァァァ (^^) 。まったくドリフト野郎って、どうしてこんなにヨコ向きに走るんだ? カニか?🦀 。今回も1番前でドリフトを堪能した。
2022/6/10(金) ☁️ city2
. 6/30(木) ☀️ city2 暑い、6/24(金)から連日35℃越え、6/27(月)梅雨明け
凄いレース撮影とそれを活かす筋と役者
なんと言ってもリアルなドリフトバトルとそれを今までにない近さで映し切ったドローンを始めとした撮影が凄い。後半では画面に合わせて左右の足を踏ん張って見ていた。そして、せっかくのレース撮影を台無しにしかねないのがストーリーと役者なのだが、今作はスジと登場人物をステレオタイプにまとめることで撮影を邪魔せず、逆に活かすことに成功している。これはおそらく確信犯だろう。多用されるドリキン土屋圭一らの解説も、一般的ではないドリフト競技の解説の意味を持っている。
現実でも劇中でも寡黙すぎる人物が好きになれないので、野村周平の主役も最初はどうかと思ったが、最初の試乗で自信を見せるあたりから天才の片鱗を見せ、主役キャラとして感情移入することができた。そして意外に自然で驚いたのが吉川愛の過不足ない演技と表情。しかし顔にオイルちょっとつけたりしてたがどう見ても可愛すぎで、役者としての今後のキャリアにマイナスになりかねないと、オヤジの余計な心配(笑)。
ニッチかもしれないがドリフト走行は世界にもファンがいる様だからこの映画も筋者に見つけられるのではと思う。も少しお金があったらなあと、レース以外のシーンを見ていて漠然と思ってしまった。
レースはゲームもリアルも殆ど知らないけど、面白かった!
レースは、昔マンガで読んだ「よろしくメカドック」は面白かった記憶があります。
あとはマリオカートをやったことがあるくらい。コントローラーと一緒に体も動いちゃうタイプ(笑)
あ、車の免許はマニュアルです。自分の車は持ってないしタイヤ交換もできないけど、ガソリンは入れられる(笑)
って程度の知識なので、ドリフトなんて知らなかったし実況もほぼ何言ってるのかわからなかったけど、それでも面白かったです。
ヒリヒリ感がめっちゃリアルで手に汗握っちゃったし、すごい!カッコいい!って思って見てました。
ハラハラもしたけど。
あれ、自分の家族とかだったらホント怖い。。
最初の盛大なフラグは、お父さん死んじゃうのかと思いましたよ。生きてて良かった。
物語的には、定番な感じになっちゃうのはまぁそうだろうなと思ってたし、なんならラストは「そっち⁉︎」ってちょっと驚きもあって良かったですね。
野村くんの紘一も、無口ながら徐々に熱さを増してく難しい役だったと思うけど、すごく良かった。
観て良かったです。
迫力のドリフトは見物だったが……
映画館に行く度に予告編を観ていた本作。公開初日に鑑賞しました。
結論としては、迫力のカーアクションは映画館で観る価値ありの素晴らしいものでしたが、それ以外はイマイチ乗れなかった印象です。素晴らしい部分もたくさんあったけど、それと同じくらい不満点も多い作品でした。
本作のような(失礼な言い方になりますが)マイナーな競技を題材にしたスポーツ漫画やアニメや映画は数多くあります。それらの作品には、自分の知らなかった競技の奥深さを知って、勉強になるとともに興味を持てるというのが一つの楽しみ方だと私は考えています。
私はドリフトはおろかレースなどにも全く興味ない人間ですので、鑑賞前は「この作品をきっかけにドリフト競技に興味を持てるかも」と期待していましたが、観終わった後も特にドリフトに対する興味が湧くこともなく、特に学びも無く、何を基準に勝敗が決まっているのかも分からないまま終わりました。
・・・・・・・・・・
内向的で人との関りが苦手な大羽紘一(野村周平)は、カーレースゲーム『グランツーリスモ』では日本一の実力者であった。ある日、ドライバーの負傷によって解散の危機に陥ったドリフトチームから、ドライバーになって欲しいとの依頼を受ける。実車での経験はゼロの紘一だったが、その類稀なる才能を開花させていく。
・・・・・・・・・・
「登場人物に魅力がない」。
これが一番この作品の中で不満に思っている点です。
主人公は内向的なくせに反抗的だったり挑発的な発言が目立ちますし、吉川愛さん演じる夏実は主人公を勧誘する時にあまりに唐突な上に説明不足ですし、陣内孝則さん演じる夏実の父親は初対面で事情も知らない主人公に対して乱暴な物言いをしたかと思いきや、運転技術を見たとたんに掌返しで主人公を褒め称えるし、福山翔大さん演じるドリフトの貴公子こと柴崎は最初から最後までイライラするキャラクターです。
大抵の映画であれば一人くらいは感情移入できたり好感を持てる登場人物がいるものですが、本作には一人たりともそういう登場人物がいない。映画の中にはあえて登場人物全員が感情移入や好感を持てない描き方をする作品もありますが、本作はそういう類の作品ではないでしょう。
また、ストーリーもハマりませんでした。
本作を鑑賞していて凄い既視感のようなものを感じたんですが、これっていわゆる「なろう系」と呼ばれるライトノベルにそっくりの構成なんですよね。「周りから舐められていた冴えない僕が突如として才能を開花させて一躍ヒーローに」っていう。
完全に私個人の感想なんですが、このような「なろう系」のストーリー構成の作品で面白いと思ったものは極めて少ないです。大抵の「なろう系」作品は、型に嵌ったストーリーになりがちなので先の展開が読めてしまいますし、主人公がその圧倒的才能で無双してイキったりするのが心底腹立たしく見えてしまいます。それらのなろう系の弱点を上手くフォローするようなストーリー構成や文章力を持った作家さんはほんの一握りです。
私はなろう系作品が苦手で鑑賞しないように気を付けていたつもりだったんですが、何の因果か公開初日に鑑賞してしまった本作は完全になろう系のストーリー構成であり、不快な主人公などのなろう系作品の弱点がフォローされるどころか増幅されてしまっているような脚本や演出でした。あんなに気を付けてたつもりなのに観てしまった。貰い事故に遭ってしまったような気分です。
世間的には評価が高いようですが、私個人としては全くハマりませんでした。残念です。
主役はD-1マシン
ドリフト
自動車の走法のうち
アクセルを踏み込み駆動輪を
空転させるか
サイドブレーキを引くことで
車体後部を滑らせて
内側に切れ込ませることで
コーナーで速度を落とさず
走り抜ける手法
元々レーサーのテクニック
だったが峠の走り屋出身の
土屋圭市氏がドリフトの
第一人者として
「ドリフトキング」
ドリキンとしてメディアに
広く知られるごとに
その激しいタイヤスモーク
等の魅せる走りに特化した
エンターテイメントとして
D-1GPが発足し
大きい声では言えない
マイカーを持ち寄っての
峠の同好会同然だった
ドリフト競技がついには
1000馬力のモンスターマシン
を操るエクストリームスポーツ
として今ではFIA公認競技に
認可されるに至り
世界中のファンを
虜にしている
今作はそんなD-1GPを
舞台としており
土屋圭市氏も監修
(確か今は運営を離れて
いたような気がするが)
D-1に参戦する実在選手も
撮影に協力している
でどうだったか
前置きしておけば
この手のクルマ系映画は
カーシーンさえしっかりしてれば
まあ大丈夫なのです
尺の75%以上カーチェイスしか
してなかった「バニシングイン60」
もそれで不思議と面白かった
その部分でいえばドローンを多用し
実際のカースタントでなめるように
躍動するD-1マシンを捉えたシーンは
迫力十分で圧巻でした
元々期待してなかった
シナリオ部分はまあアレでしたがw
そこに言及しますと
話としては
D-1GPチーム「アライブ」
チームオーナー兼ドライバーの
武藤亮介がレースで負傷し
ドライバーを見つけなければ
倒産必至のチームを救うため
娘の夏実が白羽の矢を立てたのが
eスポーツ「グランツーリスモ」
日本一の陰キャ大羽紘一だったのです
大羽は会社の上司葛西が亮介と
知り合いなのもあり葛西は
ゲームしか取り柄がない大羽が
変わるきっかけをとテストだけでも
させてやろうと思ったわけです
夏実は大羽の可能性を感じ取ると
ドライバーとして起用するよう
親父に掛け合いますが
ドリフトをなめるなとブチギレ
それでもテストを準備すると
作中のD-1チャンピオンの小林も
呼んで「お前かドリフトなめてる
ゲーム野郎は」と凄みます
あのね
この映画ってリアルのD-1と
eスポーツのグランツーリスモが
共通点があるよってのがテーマな
とこあると思うんですが
完全にゲームごときがリアルの
ドリフトより下!って決めつけてる
意識が作り手側にすごく感じるんです
大羽はもちろん適応して作中で
偏見を跳ね返すんですが演出が
完全にゲームを下に見ています
「ドリフト様のために
ゲームごときが役に立ちました」
的な図式になってしまって
いることに作り手も無自覚っぽい
そこに幼稚なシナリオに
感じてしまうわけです
そもそもね
ドリフトだって峠の走り屋が
公道でスキール音を鳴らして
普通のレース業界からも邪道扱い
されてきた歴史があったはず
でも土屋氏やいろんな人の
啓蒙活動もあって競技化して
いったわけじゃないですか
eスポーツと変わらないはず
それを忘れてませんかと
いきなり出来るやつがどこから
出てきたっておかしくない
グラスルーツから始まった世界
元eスポーツと同じはず
D-1チャンピオンならそのへんの
度量も持ち合わせているべきだった
と思います
そんなのがラスボスですから
映画のタイトルじゃないですが
フーンてかんじです
作り手がeスポーツなめてりゃ
世話ないです
実際シミュレーターの
チャンピオンがリアルコースで
レコードいきなり出したり
若手のF1レーサーなんか初めて
走るコースでもシミュレーターで
走りこんでいきなり10年以上の
キャリアがあるベテランと同等
以上のタイムを平気で出す
時代なのです
まあ作中で使ってた
グランツーリスモの挙動は
あまりリアルに感じたことは
な…いやなんでもない
とにかく主人公の大羽は
あまりに陰キャ過ぎて話を
展開を引っ張るパワーがなく
話はもうどうでもよくなってきます
だけどレースシーンがすごいので
それでいいやって映画です
大画面でバキーっとドリフト決める
D-1マシンかっこいいですよ
最初期のワイスピとかとは
また違った魅力がありました
映画としては1点くらいですけど
そこだけで2.5点くらいあげちゃえます
クルマの映画はそれでいいんです
【”リアルワールドで、愛するチームメンバーと共に限界を超えて車をぶっ飛ばせ!”邦画では本格的カー・レーシング映画は無理かと思っていたが、この手が有ったか!。今作は、孤独だった青年の成長物語でもある。】
ー 邦画では洋画のような、F1グランプリを題材にした「ラッシュ プライドと友情」や近年で言えば「フォードVSフェラーリ」などの様な本格的なカー・レーシング映画は難しいかな・・、と思っていた。
だが、日本にはD1JP(ドリフト・レースの最高峰:全日本ドリフト選手権)を筆頭としたドリフト・レーシングがあったのだ!
更に、屈託した想いを抱える、内向的な主人公で、e-スポーツのカー・レーシング界のチャンピオンをリアルワールドで走らせるという設定が良い。-
◆感想
・冒頭の、主人公大羽を演じた野村周平が、町の整備工場で働くも、周囲に溶け込めずe-スポーツのカー・レーシングにのめり込んでいる孤独な姿から物語は始まる。
ー けれど、脳内では”e-スポーツをやっているからと言って、内気っていうのは、類型的じゃない?”などと突っ込みながら鑑賞。-
・そんなある日、大羽の元を訪れた傾きかけたドリフトレースに長年取りくんできたドリフトチームの若き女性、夏美(吉川愛)がやってきて、”リアルドリフトをやってみない”?”と誘う。
ー ”映画的には、そこは一度断ってからの方が・・、”などと考えつつも、久方振りに観たドリフト・シーンに魅せられていく。-
・特に、大羽が、リアルドリフトを恐るべきスピードで習得して行き、それまで、”ゲーム野郎に何が出来る!”と息巻いていた夏美の父(陣内孝則)や、老メカニック(本田博太郎:とても好きである。)達を瞠目させていくシーンの面白さといったら。
ー 特に、今や希少となったリア・ウイングで、置かれた4本のペットボトルをドリフト走行の回転で何度も何度もチャレンジし、最後は見事に吹き飛ばすシーンは圧巻である。-
・テストコースを何度も走る大羽。そんな彼の元をチャンピオン小林総一郎(青柳翔)を訪れ、両者のドリフト対決シーン。
で、小林は大羽のリアルドリフトの実力を目の当たりにし、去る。
・初めての本レースでも、その実力でリアルドリフトの実力者たちに後塵を拝させる大羽。だが、高飛車なレーサー柴咲快(福山翔大)は、大羽に対し、ドリフト走行中、彼の車の前でブレーキランプを一瞬灯すという違反スレスレの行為をして、大羽をコースアウトさせる。初めて大羽が知るドリフトレースの怖さ。
ー ここら辺の、”追走”ドリフトレースで競る2台の車の撮影方法が良い。
車外からは、地面から迫力溢れるシーンを撮り、車内では運転手のギア、ブレーキ、アクセルのスピード感溢れる操作を的確に撮影している事、そして多分ドローンを使用した2台の車が競るシーンを俯瞰した位置から撮影している。
この3つの撮影方法をミックスさせた”追走”ドリフトレースの映し方が、この映画の大きな魅力である事は、間違いない。-
・大羽の元に届いた海外からのe-スポーツのチームへ招聘するメール。リアルレースで生きるか、e-スポーツのカー・レーシング界で生きるか煩悶する大羽。それを知ってしまった夏美。
ー ここで、大羽が自らが破り、失意に暮れる柴咲快に”頼みがあるんだけど・・”と話しかけるシーンも、その後の予想は付くが良い。ー
<ヒューマンドラマとしては、やや浅い部分もあるが、それを吹き飛ばす”追走”ドリフトレースの数々のシーンが面白き作品。
それにしても、実際に運転したドライバーの方々のテクニックには驚嘆する。
接触スレスレで”追走”ドリフトを行う数々のシーンには、アドレナリンが出まくります。>
よかった
レースかと思ったらドリフトの採点競技だ。なじみがなくタイムトライアルではないので、ばちっと結果が判断できずモヤモヤする。日本のスポーツカーがかっこよくドリフトするのがたっぷり見られる。
僕もミッドシップのMT車を乗っているのだけど、一度もドリフトなどしたことがなく、やり方も分からない。ヒール&トゥもよく分からなくて、至ってエコドライブばかりしている。なのであんなふうに車を走らせることができたらさぞ楽しいだろうと思う。
主人公はゲームの世界に行くが、両方してもいいのではないかと思う。
圧巻のドリフト
#アライブフーン目撃
世界世界のトップレーサー達の実走演出、CGゼロのカースタント ダイナミックなドリフトエンターテイメント!!
eスポーツの日本チャンピオンがスカウトされたのは解散危機に瀕したドリフトチームだった。 ゲーマーはリアルには勝てない!と言われたりしたが、才能と地道な努力により周囲も認めていく。
実走が怖くなってしまった紘一に対して選手が言った「俺たちは1人で走ってるんじゃない。チームで走ってるんだ!」そのセリフうたれました😭
エンジン音・爆煙からのスタートシグナルでは瞬きを忘れてしまう迫力です。(本当に瞬き忘れてて目が渇いた 笑)
音響のいい映画館で観たらまず間違いない👍
試写会にて(一橋ホール)
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