ハウのレビュー・感想・評価
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しあわせを運ぶ犬ハウ
story的には猫のアニメ映画
[ルドルフとイッパ…]の犬バージョン
の様な感じでした
トラックで遠くまで運ばれ
…そこから
飼い主の所へひたすら戻る…
立ち寄った処で色々な名前で呼ばれ
その人、その人達を
…幸せにする
青森に着いて福島、栃木、群馬と
群馬の教会はちょっと悲惨でした
あそこは見たくなかった…と
ハウは賢い犬なので落ち着いて
観ることができました
動物を亡くした人
連れ合いを亡くした人
その人達の
…心の傷を
癒して幸せなひとときを…
民夫はハウと再会できたけど
新しい飼い主さんと幸せに
暮らしている
…ハウと別れることに
民夫にはサビ猫さんがいるので
…幸せです
民夫にもしあわせを運んでくれました
ハウの最初の名前はラッキーです
納得の名前ですね
……ハウ
を見ているだけで
幸せな気持ちなります
犬を飼う姿勢に疑問
犬目線のロードムービーで、犬(ハウ)が旅の途中で出会う人たちを幸せにしていく短編集みたいな映画。
「幸せ配達人」みたいな犬の持つポテンシャル、仕草や表票のかわいらしさ、演じた犬の演技力を見せる意味ではいい映画なんだけれども。
犬を実際に飼っている私から見ると、まず「犬の散歩中に、首輪なし、ノーリード状態で飼い主が犬から目を離すな!」と言いたいし、腹が立って仕方がない。
飼い主の、犬が行方不明になって悲しむ心情は表現されていたし、予告編にあった通り、最後の方で再会できたのは嬉しくもまた感動するシーンではあったけれども。
犬の気持ちを無視したラストの選択に激怒。
飼い主のことが大好き、という犬の習性や感情を度外視して、亡くなった父親の代わりみたいに思ってハウを拾って飼った子供に何も言わずに去るので、それは「死んだら別の飼えばいいじゃん」と心無い慰めを言った同僚と同じではないかと。
ちょっと、これはないわ。
私が物語に落とし込むのなら、ハウを保護して飼ってくれた親子に話しをして、正式に犬を譲渡しつつも、今後もハウに会いに通うというラストにするけどね。
そもそもこの人間側の主人公に犬を飼う資質がなかっただけでは?
女をゲットできればそれでいいのか、という微妙でモヤモヤした感情がわいて劇場を出ました。
名犬ラッ○ーか?
犬と飼い主との関係をじっくり描くのかと思えば、序盤から方向性が替わり「ラッシー」でした。
この物語は連続ドラマでもないし、それぞれのエピソードが薄く、いまの時代には中々そぐわない物語になってて入り込めなかった。また場所場所で出会う方々との物語も短絡的で希薄な感じがしました。
あと外に連れ出す時、首輪を外してることも気になったし、居なくなったハウを探すとき、野球をしてた少年たちへの確認も抜けてるし、その先にある運送会社の可能性を考えなかったのかと、ちょっと穿った見方をしてしまいました。
ハウのロードムービー要素が強い
この映画は突然婚約者からフラれた市役所職員が
上司の勧めを白い大型の保護犬を飼うことになり
その犬を「ハウ」と名付けて飼うことになる
最初は、田中圭が演じる主人公とハウの生活が描かれる映画だと思ったが
序盤のあたりでハウがどこかに運ばれてしまい
主人公は「事故で死んだ犬がいる」と報告されて
ハウが死んだと思いこむ
ハウは運ばれてきたところから飼い主のところに戻ろうとする
ここから、主人公はペットロスから立ち直ろうとする物語と
ハウのロードムービーが同時進行をする形になる
ハウがここから出会う人は
原発事故で避難した学生
さびれた商店街のおばあちゃん
DVにより修道院に避難をしてきた最初の飼い主
最後に新しい飼い主になった親子
という順番になる
なんとなく、社会問題を抱えた人と犬を絡ませようという
製作者の意図を感じる
映画で主人公とハウとの日常が見たい人は
この展開に肩透かしをくらうと思うし
最終的に主人公のところに戻ってこないことに意見がわかれるかもしれない
そもそも、1年以上も放浪している犬が
なかなか保護されないのは現実的ではないように思う
まあ、最初の婚約破棄するシーンもちょっとありえないとは思うけど
世の中には予想以上のことが起こる可能性もあるから仕方ないのかもしれない
ちなみに「ペットが死んだなら、また飼えばいいんじゃない」
という無神経な発言をする人に少し仕返しするシーンは
個人的には良かったと思う
全体的に主人公と犬の絆という物語的には中途半端な感じになる
ちなみにDV男が自分の妻を取り返すために
修道院に乗り込んでくる場面があったが
そこでカッターナイフを振り回すシーンで
流血している部分があるので、グロいシーンが苦手な人は
そこらへんだけ注意が必要だと思います
ロードムービー。
いやいや野球少年たち、犬が行っちゃったよって声かけて起こしてあげようよ。ボールが見つからなくて犬もいなくて、そのまま帰っちゃうって、ひどくない?先にいたのはハウたちで、場所を譲ってもらったのに。
民夫も、目の前で野球やってたんだから、人懐こくてボール遊びが好きなハウが野球ボールを追っていったんじゃないかってことくらい想像つくよね?あそこまで仲良くなってて呼んでも帰ってこないって、ボールが転がって行きそうなところで事故にあったとか考えない?なんであのお墓の先の配送センターには行かなかった?
聞き込みとかビラ配りとかまでするなら、その別れの部分は1ミリの隙もない、どうしようもない引き剥がされ方にして欲しかったな。。
青森から横浜までのロードムービー。
震災の被害にあった女の子。
シャッター商店街で独り傘屋を営むおばあさん。
DV夫からシェルターに逃げたハウの元飼い主とその夫。
道中で出会う、それぞれ傷を抱えた人にそっと寄り添って、一歩だけ、前に進むチカラを与えてそっと立ち去るハウ。
天使?天使なの?天使なんだろな。天使じゃない私は、あの場面でそんなヤツ助けなくていいのにって、ちょっと思っちゃったもん。
あんな酷いことしといて、ハウに助けられたことで心を入れ替えるとは思えないんだけど。。
そして民夫もさ〜。引っ越すのは仕方ないとして、なんで「本当のお別れ」になっちゃうかな〜。
あの場面で自分が飼ってた犬だってこと隠す必要あった?自分はマンションに引っ越してもう飼えないから?
あんなに思い続けてたハウと1年以上ぶりに再開して、あの家に戻ってきたんだってことも聞いたのに、そんな、今の飼い主に気をつかう余裕あるの?その程度の思いだったの?
民夫のところに帰ってきた天使なハウが可哀想過ぎる。。
結果的にあの子に譲るって形で良かったじゃん。時々散歩コースで会ったりしてさ。
ん〜、もっと感動できると思ってたんだけど、物語に納得できなくて、もやもやしちゃったな〜。
まぁハウがひたすら可愛かったので、観てよかったとは思います。
本当の願い
犬飼いとしては納得行かない。
1年もかけて帰って来た愛犬の気持ちはどうなんだろう。
民生と暮らすことじゃないのかな?
マイクロチップの意味は・・・
飼い主は恋人ができたら犬いらないの?
もやもやしぱなっしでした。
主人公はあまり好きになれなかったが…
この映画の主人公の民夫さんはどうにも好きになれませんでした。
何故なら犬の散歩途中で居眠りしてハウを放置するシーンがあるからです。
いくらハウが賢い犬だからって公園で子供が野球してる最中、リード離した状態で居眠りするか?
いくら初めて犬飼うからって油断し過ぎです。そりゃこんな飼い主じゃハウが行方不明にもなるわ!
ハウ自身は凄く賢くて優しくて可愛い犬で見ごたえありましたが、肝心の飼い主が余りに頼りなくてイライラしましたのでそこはマイナス。
あと途中で刃傷沙汰というか、流血シーンもあるのでそこもマイナスですね。血が苦手な方はご注意を。
プラス点はとにかくハウが可愛い。それに尽きる。
ハウ視点を中心に物語が進めばもっと良かったかな。
犬の気持ちを踏みにじって、自己満足に浸っている主人公が、どうしようもない偽善者に見えてしまう
最初から、結末が予想できそうな話なのだが、実際には、予想とは少し違う結末になって、驚かされる。それと同時に、「それでいいのか?」と、大きな疑問が湧き上がる。
主人公が、本当にハウのことを大切に思っていたのなら、やっとのことで再会できたというその時に、ハウを手放すという選択をするだろうか?ましてや、ハウは、自分に会うために、多くの時間をかけて、長い距離を歩き続けてきたに違いないと、主人公は、恋人に話しているのである。そんなハウの気持ちを理解していながら、どうしてハウを他人に譲ることができるのだろうか?まったくもって納得できないし、何よりも、苦労して主人のもとに帰ってきたハウが可哀想である。
主人公は、猫を失った恋人や、父親を失った少年に寄り添おうとしているのかもしれないが、ハウの気持ちを置き去りにしている時点で、それは自己満足でしかないし、そんな自分に酔っている主人公の姿は、不気味ですらある。捨て犬の保護を訴える映画なのに、主人公が、犬を「モノ扱い」するとは、どういうことか!?
それ以前に、ハウが道中で知り合う人々との交流にも、あまり心が動かない。特に、修道院のエピソードは、偶然が過ぎるし、あんなことでDV夫が改心するのだとすれば、おめでたいとしか言いようがない。
結局、ジンときたのは、ハウがいなくなる最初の頃のシーンだけで、あとは、犬好きを狙ったあざとさだけが鼻についてしまった。
【心に傷を負っていた人達を、迷子になった白い大型犬のハウが、次々に癒していく犬のロードムービー。石田ゆり子さんの柔らかく温かい声のナレーションが素敵な作品でもある。】
ー 民夫(田中圭)はある日、婚約者(深川麻衣:このワンシーンだけ登場。良く引き受けたなあ・・。)に一方的に婚約解消を言い渡され、傷心の日々を過ごす。新居も買ったのにね・・。-
◆感想
・そんな民夫を気遣った上司(野間口徹)とその妻(渡辺真起子起)は、保護犬だった白い大型犬を民夫に進め、彼は飼うことに・・。
ー ここら辺でも、民夫の気の弱さ、人の良さ、優しさが垣間見えるよね。-
・そんな民夫に”ハウ”と名付けられた犬もドンドン懐いて行くが、彼が郊外で午睡している時に、ハウは子供が打った打球を追いかけて、行方不明に・・。
ー 懸命に探す、民夫や上司たち。だが、見つからなくって・・。そんな彼を気遣う職場の女性、足立さん。(池田エライザ:ショートカットにして、今までの妖艶さが薄れ、可愛らしい女性になっている。)-
■ハウが旅先で、心を癒した人たち。
1.東北大震災で、福島の家に帰れなくなり、同級生から嫌がらせを受け、学校に行けなくなった少女。
- ハウは彼女と一緒に電車に乗り、校門まで一緒に登校する。-
2.シャッター街で、夫を亡くしながら傘店を営むお婆さん(宮本信子)
- 亡き夫(石橋蓮司)の姿をハウと重ね合わせてみるお婆さんの姿が印象的である。-
3.愚かしきDV夫から逃げ、修道院に身を預けた若き女性(モトーラ世里奈)
- DV夫が修道院に強引にやって来て、カッターナイフを振り回すシーン。嫌なシーンであるが、坂道を嫌がる彼女を連れてDV夫が失踪し、車が横転した際にハウがDV夫を助けた理由。それは、彼ら夫婦が且つては自分を飼ってくれて、一時的にしろ大切にしてくれたからであろう。-
・今作のナレーションは、石田ゆり子さんが担当されているが、柔らかく温かい声が作品のトーンに合っている。
<そして、700キロ以上も、ハウは民夫を目指して帰って来るが、新しい飼い主が既にいて・・。それは、父を亡くしたばかりの男の子と、母親だった・・。
民夫は、それを理解して哀しみを堪えて、ハウと別れる。
けれど、彼の元には彼を気遣ってくれる猫好きの足立さんがいるのである。
どうか、民夫と足立さんが幸せになれますように・・。
今作は、脚本にやや粗い箇所があるが、一匹の迷子の大型犬が、心に傷を負った人々を、次々に癒していく過程を綴った犬のロードムービーなのである。>
ハウ
なるほどです。
足立桃子よかったです。くっつくかなと思っていました。
長澤樹さん、よかったです。線路に寝ころがった時は、ビックリしました。
ハウ大活躍でしたね!
もう一度、ハウと一緒に出会った人に会いに行くと思っていました。
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