ソングバードのレビュー・感想・評価
全3件を表示
物語になっていない
変異し凶悪化したコロナが蔓延する近未来。自由に行動出来る免疫者の青年と、外出出来ない女性の恋物語。
パンデミックの中での恋愛物語。「ドア越しの恋」新鮮味があり、興味深く感じます。ただ、それだけです。ラスボスの雑な設定は、映画全体のチープさを増してしまっていますし、物語のラストもアイデアがなくて驚くレベル。
「実はヒロインもは免疫がありました」では、物語になりません。免疫がない状態の「ヒロインをどうやって連れ出すか」或は「どうやって一緒に生きていくか」・・・がカタルシスを得られる結末だったはずで、この結末では拍子抜けも良いところです。
私的評価は、当然のように厳しめです。
リアル
に起こりうる事ですよね。現時点ではコロナも落ち着いてきてるし、かなり対応が出来る様になってはきてるけど、また変異があったら、こんな世界になる可能性もある訳ですからね。最終的には、登場している人達が繋がっていくのだけど、少し話が散漫な感じがしました。
ツッコミどころは多い。
大人数で大金が投入されて作る映画なのに、アラが目立つストーリー展開を見ると、本当大変な仕事なんだなと感心いたします。
•感染力が強すぎると、ウイルス自体が生き残れないので、現実的でない (現実世界ではオミクロンとか弱毒化する方向でウイルスが生き残っている)。
•この世界ではワクチンを打たないのか?
•「空気感染するから窓を開けるのも注意」って、色々生活に矛盾を来していると思う。
•主人公が、翌朝スマホでの感染チェックをするまで何も策を立たずにドアの外にいるのは、ツッコミたくなった。
•途中変な屋敷で主人公を一瞬助けに来た人は誰ですか?
•ハーランドの奥さんは共犯で捕まらないの?
•ヒロインが黄色いバンドをゲットしてハッピーエンドになるけど、違法行為を正当化してるということ?
結局映画作品は、脚本が大事なんだなと思った作品でした。マイケルベイが絡んでいるということで見ました。もっと爆発シーンを見たかったかも!
全3件を表示