「物語になっていない」ソングバード よしさんの映画レビュー(感想・評価)
物語になっていない
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変異し凶悪化したコロナが蔓延する近未来。自由に行動出来る免疫者の青年と、外出出来ない女性の恋物語。
パンデミックの中での恋愛物語。「ドア越しの恋」新鮮味があり、興味深く感じます。ただ、それだけです。ラスボスの雑な設定は、映画全体のチープさを増してしまっていますし、物語のラストもアイデアがなくて驚くレベル。
「実はヒロインもは免疫がありました」では、物語になりません。免疫がない状態の「ヒロインをどうやって連れ出すか」或は「どうやって一緒に生きていくか」・・・がカタルシスを得られる結末だったはずで、この結末では拍子抜けも良いところです。
私的評価は、当然のように厳しめです。
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