「主人公サムがクールでカッコいい。」ガンパウダー・ミルクシェイク 風の又三郎さんの映画レビュー(感想・評価)
主人公サムがクールでカッコいい。
◇凄腕の主人公サムが敵を蹴散らすバイオレンス・アクション。サム、りりしくてクール、たたずまいがスゴくカッコいい。 だけど暗殺組織の殺し屋だからもちろん悪いヤツ。 サムは組織から依頼された仕事のちょっとした手違いから違う犯罪組織のボスの息子を殺してしまう。サムの所属する組織の幹部は、組織どうしの大戦争にしたくないからサムを引き渡して手打ちにしようとする。当然である。サムの代わりなんて幾らでもいるし、無駄な血は流れないし実に効率がイイ。お互いの組織にとってベストの選択だ。こうしてサムは両方の組織から狙われる。しかしサムも 「ハイそうですか」 と素直に殺される訳にはいかないし、降りかかる火の粉は払わなければならない。PG12だから血がドバドバ出てグロテスク。サムの無敵感をもっと出せばスッキリ・スカッと感がより強くなったと思うけどそれはまた次回に期待する。
◇ヴァージニア・ウルフの『自分ひとりの部屋』はフェミニズムの古典的名著らしい。本屋で買おうとしたら 「いつも書棚のココに有るのにない」 とのこと。映画を見て誰かが買ったのかもしれない。
2022/3/25(金) 🌤️ 高島屋kino
コメントする