女子高生に殺されたい

劇場公開日:2022年4月1日

解説・あらすじ

「ライチ☆光クラブ」「帝一の國」などの鬼才・古屋兎丸による同名コミックを、「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫監督が田中圭主演で実写映画化。城定監督自ら脚本を手がけて原作を大胆にアレンジし、「女子高生に殺されたい」という欲望を抱える高校教師が企てた「自分殺害計画」の行方を描き出す。女子高生に殺されたいという理由で高校教師になった東山春人は、人気教師として日常生活を送りながらも、「完全犯罪であること」「全力で殺されること」が条件の理想的な殺され方を実現するため、9年間にわたって完璧な計画を練り上げてきた。平和な学園内で、着実に計画を進めていく東山だったが……。生徒役を「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の南沙良、「サマーフィルムにのって」の河合優実ら若手俳優たちが演じ、春人の過去を知る元恋人役で大島優子が共演。

2022年製作/110分/PG12/日本
配給:日活
劇場公開日:2022年4月1日

スタッフ・キャスト

監督
城定秀夫
原作
古屋兎丸
脚本
城定秀夫
製作
鳥羽乾二郎
エグゼクティブプロデューサー
福家康孝
企画
谷戸豊
プロデュース
谷戸豊
プロデューサー
柴原祐一
ラインプロデューサー
濱松洋一
撮影
相馬大輔
照明
佐藤浩太
録音
竹内久史
美術
黒羽陽子
美術プロデューサー
津留啓亮
ヘアメイク
内城千栄子
衣装
加藤みゆき
編集
相良直一郎
音楽
世武裕子
音響効果
井上奈津子
キャスティング
細川久美子
助監督
土岐洋介
制作担当
天野佑亮
全てのスタッフ・キャストを見る

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

2.5 さて、心とは 一体なんなのでしょう。

2025年9月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

さて、心とは
一体なんなのでしょう。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ボブ

3.0 斬新な設定は良い

2025年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ほいす

3.0 変態映画だからこそちゃんと人間を描いてほしい

2025年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

何やらセンセーショナルでキャッチーなタイトルからそそられて鑑賞。パラフィリアの主人公が自分の願望をかなえるために周到な計画を立てて実行していく様を描く。

女子高生に殺されたいということからやはり性的倒錯者なんだろう。女性に鞭で打たれたいというマゾ的な快楽を求めてるんだろうか。
主人公の東山はその出生時にへその緒が首に絡まったという過去が述べられるがそれがこの性癖の根拠にはならないだろう。そもそも記憶にないのだから。このエピソードはあくまでも作品を盛り上げる効果しかないだろう。

そんな彼が当時八歳で大の大人を絞め殺した少女の事件を目にしてからその少女に病みつきになり、女子高生になった彼女に自分を殺してほしいという願望を抱く。
その彼女が通学する教師が生徒と交際をしてることを告発して自分が代わりに教師として赴任し具体的な彼の計画が実行に移される。
彼は生徒を性的に見るなどありえない、だから前任の教師に対して罰を与えたなどと主張するが、彼も生徒を自分の快楽に利用しようとしてる点で同罪だろう。いくらその生徒が罪を被らないように配慮していたとしてもそれで自分の行為を正当化できない。客観的には彼も前任教師と同罪だ。

兎に角全編にわたり用意周到な彼の計画を見せられつつ、彼の標的である女子高生が誰なのかというサスペンス的な展開を見せるが、どうにも盛り上がらない。
いつも映画を見て思うのは、作り話なんだからその物語に観客が入り込むにはそれなりの説得力とか登場人物への感情移入をさせないといけない。
噓の物語であればあるほどそこが作りての腕の見せ所なのだが、本作はそこができていない。
興味を引くようなパラフィリアの主人公という設定、そして彼の標的は多重人格の少女でその人格の一つに怪力の殺人者が混じっている。その怪力のキャサリンをタイミング良く降臨させるのが彼の狙いでそのために他の女子生徒をうまくマインドコントロールする。そして多重人格少女の親友は地震を感知したり死を感じ取ることのできる特殊能力を持つ少女。

これらの設定が原作通りかはわからないが、絵空事に絵空事を重ねすぎて、物語に入り込むことができない。ただ物語のうわべだけを追う形になってしまう。
登場人物の心理に共感するとかそんなことはまず不可能。確かにみんなノーマルな人間ではないがそれでも物語の登場人物として最低限感情移入できる工夫がほしいところ。

Xメンのミュータントたちの方が見ていて感情移入できるのに本作の登場人物に感情移入できないのは致命的。だから物語がどうなろうと、主人公が最後に望みをかなえようがどうしようが興味を持てなくなる。
人目を引くようなアイデアを詰め込んでそれだけで物語が面白くなるわけじゃあない。やはり人間を描けてないと見ていても面白くない。

変態を描くには普通の人間を描けないとその変態が際立たない。変態に魅力も感じない。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
レント

3.0 城定監督にしては

2025年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
bebe