夏へのトンネル、さよならの出口のレビュー・感想・評価
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小品としてまあまあ。ただ主人公声優が下手すぎて話にならない
結局「第二の新海誠を探せ」ムーブがまだまだ続いてるのね。
この手の泣かせのアオハルアニメ、素材になりそうな小説・コミックがあると、たちまち登場しますな。基本、どこを切っても金太郎のありがちアニメになっちゃうんだけどさ。
本作もそう。ストーリー的には主人公が高校にしてはいくらなんでも幼稚だろうと思う欠点がある。ただ無闇に引き伸ばさず潔く展開して終わらせるので、ぐだぐだ感がなく、後味はいい。★3くらい。
とはいえ主役の声優が下手くそ過ぎて萎える。いやぼそぼそキャラならそれはそれでいいのよ。でも単に下手クソ。笑い声とか棒読みの極地じゃん。なので★2に落ちた。
ちゃんとオーディションしてないだろ、これ。これでいいとしたなら、音響監督の敗北だわ。
原作が読みたくなる
サイトのおすすめから誤ってVOD、DVDで2回鑑賞。声優問題、既視感(オマージュ?)、雰囲気ぶち壊す曲ながら映像美と好きなジャンルで楽しく観れた。限られた尺なので、余計な事省いて、二人の心境をもっと丁寧に描いて欲しかった。良いストーリーだけに残念。
不思議で気持ち良い時間
ボーイミーツガールのSFファンタジー。
まず美術がきれいで、舞台となる夏の空気がよく出ていました。
それとeillの歌も物語に合っていましたね。
物語は原作からかなり割愛されていますが、これはこれで見やすい作りでした。
特にウラシマトンネル。この美しくも絶対この世のものでない不穏な感じは、原作を超えた表現だったと思います。
やはり二人でトンネルを調べていく過程は面白く、ここら辺はうまいですね。
あと映像として見ると、ガラケーやウラシマ効果にどうしても「ほしのこえ」を感じてしまう面白さもありました。
最後の閉じ方も思い切りが良かったと思います。
ひと夏の、不思議で気持ち良い時間が描かれてました。
とても大事なものを失う代わりに
こういう系のSFアニメは結構好きで、「君の名は」にも少し通ずるものがあると感じた。
全てを失ったかのような主人公の男の子と、とても気の強い自分の意志を貫く転校生の女の子が出会ってからの展開が早い。
少し疑問に思うシーンもあったが、一つの映画として完成させるにはとても時間配分などは良く思えた。
自分の夢を叶えた女の子が、好きになった男の子をひたすらに待ち続けるというのはとても切なく感じる。
あの後どうなったのかとても気になるので、この映画の続きがもう少しだけ見たいと感じた。
どれだけの鹿が犠牲に?
孤独を抱えた高校生の二人。
不思議なトンネルを知って、二人は共同戦線を張ってトンネルの謎を調べていく。
SFならば、その不思議なトンネルの規則性を解明して、
その規則性を利用して何かすると思うけど、
ここでは特に規則性が説明されるわけではなく、
頭を使ったシーンは時間のカウントくらいか…
死んだ妹を取り戻すという何となく後ろ暗い望み。
(↑ここらへんの後ろ暗いという認識はないね)
父との関係も今一つ共感しにくい。
そして、発生し続ける電車と鹿の接触事故…
時空を越えた純愛に残念ながら、共感も感動もできなかった。
実験していく展開が面白かった
ボーイミーツガール
あっという間に時間が経過してしまうが、欲しい物が手に入るという、不思議なトンネルを実験で解き明かしていく話
最後、携帯を捨てたおかげで色々解決したのだと思うけど
あれで良かったのかが気になるところ(たぶん原作の小説ではもう少し説明があるのかと思うので読んでみたくなった)
インターステラーに感銘を受けて書いた、というのも納得の作品
「さよならのあと、いつもへの入り口」というのが映画館で配られていたようだが、残念ながら映画放映時にはこの作品を知らなかったので、もう読めない。残念。
※メルカリで1万円以上で転売されている、むかつく
なんでこれが話題なのか分からない
この映画の音楽、作画はとても素敵だと思います。だけど内容があまりにもひどくて見てて退屈でした。多分これをそれなりの評価してる人はアニメ映画を見た事がない人かなと思います。内容は0.5ですがそれ以外は良いところもあると思うので1.5という評価をつけました。お金払ってまで見る価値は無いです。
期待したほどでは
面白そうな映画ですが面白くありませんでした。
冷めてる感じの男女が、共通の目的が出来たとは言え、そんなに惹かれ合います?
納得感のあるエピソード無かったような。
最後あれだけの為に?ハイリスクローリターン。
すがすがしいファンタジー青春モノ
作業しながら見始めて、気づいたらがっつり見てました。
まんまと作品に引き込まれてしまった。
新海誠監督「ほしのこえ」のオマージュなのかな。
設定も携帯も似ていました。
ひまわりのシーンの演出がよかった。
PTSD完治に向けた8年の闘病ストーリー
ってこのなんやね、あの帰結はとてもよかった
最愛の妹を喪失してずっとPTSDに苦しんできたカオルがあんずとの出会いを起点にしつつ
あんずへの恋心をトリガーとしながら、
8年の歳月をかけてやっと妹の死を受け入れて解放される物語
捜索と抱擁とキスのムーブでさらに5年くらい加算されて経過するのはもう瑣末なことなんだろう
欲を言えばトンネルの中で妹との再会を果たしたシーンで、
もっとあんずとの交流の回想を差し込みながらカレンとあんずを対比されるカットを5分くらい追加してくれたらカレンの死の受容と未来への希望がもっと際立ったと思うし
Boy meets girlフィルムとしてもっと盛り上がったはず
あの短い描写だとアッサリし過ぎていて物足りなさが残る感じ
声優がさ~。
主役の二人はガチの声優を使ったらもっと評価はあがる作品。何故?俳優を使うの?意味分からない。下手くそ。声を入れる魂が全くない。脇役のガチの声優がうますぎるので主役二人の下手さがモロにでる。監督さんコレぶち壊してるの分かんないの?そのせいで監督も無能って思われるの分からないかな~?勿体ない。勿体ない。勿体ない。
監督・脚本のセンスが光る
ボーイミーツガール&ファンタジー設定という王道パターン。
スケール的には小さいが、トンネルの設定をしっかり検証して好感が持てる。
とにかく花城あんずが魅力的。彼女を好きになれるかどうかで評価が分かれそう。
最強クラスのツンデレ。
原作は物語の構成などが違って、それはそれでよいのだが、映画は大胆にアレンジしている。
その変更点がちゃんと映画としてわかりやすく、感動的に演出されている。
クラスメイトが空気になってしまったり残念な部分もあるが、小粒でもいい作品になっていると思う。
何故ガラケー?
何故ガラケーを使っているのかな?と思ったら、最後のオチで納得しました。
ウラシマトンネルの設定と、上手く噛み合っていましたね。
あんずのカオルへの想いも充分描かれていたと思います。
間違いなく、今年度観たアニメ映画の中でNo.1の作品です。
実はもう一度観に行こうと思ったのですが、公開3週目で夜1回だけの上映となり、行く機会が無くなりました。
う〜ん、一般的な評価は低いのかな?
古いタイプの画風かと思って観てたけど
全然飽きさせないで「なるほど!そういう展開なんだ!」って驚かされました。恋愛要素はあまり要らなかったかもと思いつつもしっかり泣かされました。
まるっきり新しい着想ではないのかもしれない。でも、絵も含めてとてもよかった。ネタバレするきならいろいろ書いちゃうけどやめとく。
期待しすぎてしまった...
映像も綺麗で映画としてはよかったが、名前を連呼するシーンがわざとらしくてなぜか引いてしまった...
最初クラスメイトが出てくるのだがその後ほとんと登場せず音沙汰無くなり、尺の都合なら無理に出さなくてもよかったのでは?クラスメイトの嫌がらせや花城さんがクラスメイトをパンチする必要あったのかな。
妹との再会シーンの演出や、トンネルの描写や設定は面白いと感じたが、ストーリーはもうちょっと盛り上げられたのでは?と思える感じで終わってしまいました。
原作をベースにしつつも、映画として完成されたいい作品
原作は小説、既に漫画化もされている『夏へのトンネル、さよならの出口』のアニメ映画。
漫画を読んだときは、あんまりストーリーに共感できなかったけど、今回の映画を観たら、主人公のとった行動の背景とか感情がアニメならではの映像と演出ですんなりと心に入ってきた。
余計なものをそぎ落として、83分という短い時間に物語が一番伝えたかったことを凝縮させていたから心に響いたんだと思う。
映画版だとちゃんと「さよならの出口」がタイトル回収されていて、他の媒体でこの作品を見ていない人にもしっかりと伝わってくる内容だった。
以下、少し下げてネタバレありで感想書いています。
漫画版だとコマ割りの描き方のせいか「さよならの出口」って部分があまり伝わってこなくて、なんかぱっとしない作品を読んだなと思ってたんだけど、映画版はここがしっかり描かれていた。
死んでしまった妹への未練・死なせてしまった後悔と「さよなら」して、
未来へと続く出口に主人公は向かったってのが伝わってきた。
作中では不思議な「ウラシマトンネル」は失ったものを取り戻せるトンネルと主人公たちは理解しているけど、失ったものではなく、「未練や心残りがあるもの」が出てくるトンネルなんじゃないかな。
ストーリー後半で主人公が自ら捨てた携帯電話が手元に戻ってきて、
「失くしたんじゃなくて、捨てたんだ!」って言うシーンがある。
捨てたとしても、未練が残っていたから、手元に現れたのかなと考察。
漫画版だと丁寧に書かれていた花城とクラスメートの話が無くなっていて、
クラスメートがただの嫌な子になってしまっていたのは、残念だったかな。
ここらへんは時間の都合上、しょうがないよね…。
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