すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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災いをもたらす扉を閉めて回る旅、見応えがあった。 「ミミズ」の禍々...
災いをもたらす扉を閉めて回る旅、見応えがあった。
「ミミズ」の禍々しさが圧巻。
それにしても「大臣」はなぜあんなに憎たらしい態度をとっていたのか。
扉の存在を教えていただけなのに。
地震描写あり。
映画の最初にも地震描写があるという注意喚起がある。
地震の警報などがなるので気を付けてほしい。
家族が、みんなで見ようとDVDを借りてきた。
このタイミングで大きな地震がおこってしまった。
返却日が近づき、見ることにした。
もう少し心落ち着いてから見たかった。
不安な時にエンターテイメントを見るというのは複雑ではあるが、
こういった選択肢があるのはありがたいことだと思う。
主人公のすずめという女の子が、無邪気でクリアでかわいい。
重いテーマを盛り上げる役になっている。
ちょっとした謎も最後に伏線回収がある。
面白かったかと言われると、う~んで、たぶん自分の好みではなかった。
俺が行くからと言いながら結局助けられてる姿はちょっと憧れなかった。
なんか怖かったり情けなかったりして、すずめ以外のキャラを愛すことができなかった。
感情揺さぶられるものは「地震描写怖い」以外、とくになかった。
君の名はも天気の子も自分にとってはう~ん??だったのでやっぱり個人の好みの問題なんだと思う。
子供の感想は、「思っていたより闇が深い作品だった」そうです。
戸締まりは忘れずに‼️
地上にある、災いをもたらす "扉"‼️その扉から出ようとするミミズと呼ばれる災いを阻止するため、扉を閉める家業があるというファンタジーならではの設定‼️人間はもちろん、重要なカギを握る "白猫" や人間が姿を変えられてしまった "椅子" などのキャラクターも魅力的‼️椅子が一生懸命走る姿がどこか可愛い‼️そしてミミズがモンスターのようになって、凄まじい災害をもたらすスペクタクル描写‼️ちょっと「もののけ姫」っぽいですが‼️加えて日本人が忘れることの出来ない "3·11" までも絡め、母と娘、叔母と姪の愛情を踏まえたヒロインの成長物語としても上手く出来ており、老若男女に響く作品だなと思います‼️まぁ色々と元ネタはあるかもしれませんが、オリジナルの脚本を書き、手堅い演出をする新海誠監督の手腕は素晴らしい‼️次回作が楽しみですね‼️すずめと草太の未来はもちろん、染谷将太扮する岡部稔のすずめの叔母・環への想いは成就するのでしょうか⁉️
うるっと来そうで来なかった。
絶賛のコメントが多いなかで、そこまでの思いは沸いてこない。
以前、「君の名は」だったと思うが、売れる要素を詰め込んだような、という皮肉な意見をTVで見たことがあったが、まさに今回もそんな感じがする。
震災のこと、失った(要石になった)人を救う、地震から地球を守る使命感、といった涙を誘う要素。
ネコ2匹は結局どんな立ち位置だったのか。人間の誰かがネコになったのかと思ってたけど違ってた。
恋、旅、アクション、切り替え
一目惚れした草太と一緒に九州から東北まで地震を封じる旅を続ける話です。
■良い点
・魅力的なキャラ
ヒロインから脇役まで皆人間味溢れた魅力を持ってます。
・日本を巡る旅
九州、四国、東京、東北。それぞれの地方の魅力を上手く見せています。
そんな中で様々な人と出会っていくのは面白いです。
一人旅をしていた時を思い出しました。
・美しい映像とアクションシーン
美しい景色やアクションは見ているだけで楽しいです。
・それなりにまとまったストーリー
旅をしながら地震を封じて、最後にガチャンと区切りをつけるストーリーは最高というほどではないにせよ悪いものではなかったです。
■悪い点
・あまりにも忙しすぎる。
これに付きます。
君の名はの時はかなり長い間、愛を育む時間があり、そしてアクションシーンが一つです。
しかしすずめの戸締まりは、ヒロインは冒頭5分一目惚れですし、危機は何度も何度も起こります。
そのため、ヒロインが草太に惚れるのも、その後あそこまで草太に入れ込みあんな危険な旅を始めるのも唐突に感じます。一目惚れ+罪悪感があったというのは推測できても納得させるための時間や伏線が弱すぎて、リアリティを感じずイマイチ感情移入できません。
それ以外にもキャラの行動一つ一つが説明不足・伏線不足で、そのような行動を行う根拠が弱く、プロットだから動いているのかなと感じることが多かったです。
総評として、君の名はよりは落ちるけど、見て損はない作品ではあると思います。
今までの中で一番最高なる作品と出会えたかもしれません!
5回目の鑑賞をしてきました!初日のアイマックスで見て以来私は凄く新海誠監督の超大作映画に感心を描いていました
なぜなら主人公の岩戸 鈴芽が扉という物を探しにもう一人の主人公宗像 草太と共に
冒険に行く話が本当に印象に残るぐらいな最高のファンタジーアドベンチャーになっていて。期待値がマックスに上がった完成度でした!
当時この映画が発表された時はまだ。主役も主人公も発表されないまま誰かな?誰が声をやるのかな?ってワクワクしてました!しばらくして。キャストが原 菜乃華というのが決まった時やったー!やっと発表された!になりました!
その後にもう一人の主人公に松村北斗くんが決まったのがめっちゃめっちゃ嬉しかったです!
地震のこともあり。津波のシーンが一部あります。地震のシーンを追加するきっかけになったのが東日本大震災がちょうど10年というのもあったので今度こそこの作品で追加しようと思ってたらしいです。
実はずっと地震のシーンは追加したかった新海誠監督ですが。君の名は。天気の子にはなぜ追加しなかったのかそれには。ある理由があるからです!
君の名は。隕石の落下までに、二人の入れ替わりをメインにしたラブストーリーです
天気の子は洪水警報やら気温をメインに2人が晴れに変えるための魔法みたいな恋のラブストーリーでした。
これが地震のシーンを入れられなかった理由みたいです
扉を閉じる閉じしとして冒険にでる2人がダイジンという猫に1人が椅子に変えられてしまいますそれがきっかけで呪いを解放するための冒険でもあるし旅の始まりでもあります。そこにはすずめの悲しい出来事が待ち兼ねてました果たして二人の冒険はどのような展開になるんでしょうか!
続きは映画館で!
僕がこの映画に出会えてこの作品に出会えて本当に自分自身のうちなる思いや悲しみが溢れたりストーリーに細かく今現代に伝えたいことが語られていたのでそれを聴いた瞬間に涙が溢れました
まだ。見てない方にもこれから見る方にも是非とも見て欲しい映画なので
最後まで宜しくお願いいたします!
大切な人の声
震災のテーマだということで、上映も最終週になるまで、決心がつきませんでした。見るべき映画かもとやっとみにいきました。
行ってきます!行ってらっしゃい!ただいま!おかえり!の当たり前の挨拶ができることが、どんなに貴重なことか。大切な人は、きっと近くに帰ってきているはず。そんなことを思いながら帰りました。
Amazonレンタルで鑑賞。 映像の方は流石の新海印だけあって文句...
Amazonレンタルで鑑賞。
映像の方は流石の新海印だけあって文句なし。特に椅子になった草太のアクションは、足音?の気持ちよさと映像の気持ちよさがリンクしていて良かった。
ストーリーの方も個人的には思う所は多々あるけれど、そもそもが僕のようなオッサンではなく10~20代前半の若者がメインターゲットだと思うので、そういう人たちが面白いなら大成功何なんだろう。
「君の名は。」からなる「災害三部作」の中でも、一番エンタメ性が高かったと個人的には思うんだけど、その分、新海誠の作家性は完全に漂白されてて、その分、殆どの人が作品の奥底にあるテーマ性の部分に辿り着けないまま表面的な感動で終わってしまう感じがした。
エンターテインメント
本作に興味を持ったきっかけはNHKのドキュメンタリー。新海誠監督が東日本大震災と真摯に向き合う様子が伝わってきた。
映像も美しかったし、迫力もあった。単純に楽しめたけど、心に残る作品か、と問われたらそうは思えなかった。
幅広い人に向けて作られているからこその細部にわたる「心配り」は、どこまでもエンターテインメント(娯楽)に資していた。
ジブリリスペクトで言えば、言わずもがなの「ルージュの伝言」(流石にストレート過ぎるのでちゃんと他にも懐メロを流して緩和させていた)「人の手で返したい」や最後の「会いに行くよ」などのセリフも、もののけ姫を思い出した。
これまで観た新海監督作品で一番退屈
この作品について言えることはほとんどない。面白いという人の気持はまあ分からなくもないけれど、個人的には何が面白いのか全く分からなかった。
ドラマ性というのは登場キャラクターの変化や成長だ。事象の転がり、つまり展開のことではない。
新海監督の作品には、このドラマ性がないんだよね。
純粋なラブロマンスものであった「君の名は」は、恋する男女を描けばよかったのでなんとかなったのだろうが、もう少し踏み込んだ複雑さを含んだ心情になると描写不足がおきたり、上っ面だけを撫でた浅いものになる。
ネタバレしない程度に書くと、作中で経験する出来事とラストシークエンスの関連性が薄すぎて、なんとなく「いい感じ」になるように用意されただけのように思えてしまうのだ。
とはいってもあまり複雑な心情になると若年層がついていけなくなるだろうし、このバランスでいい気もする。
文句を書いているけれど、作品が失敗しているとはいえないということだ。
要は、全年齢向けのやや下よりな作品だったわけで、ダーゲット外にいそうな私が退屈に感じてしまうのも仕方ない。
「君の名は」が面白かったので惰性で観ているけれど新海監督の作品はもう観なくていいかな。
過去に観た新海作品の中で一番退屈だった本作をもって落第とさせていただきます。
だいたいだいじんのせい
背景や風景などアニメーション映像の綺麗さ。
音楽が映画の内容とマッチして良い。
すずめが空に飛んでいくときの周りモブの反応が微妙。
テーマが現実の出来事と関わりがあって、
メッセージ性のある作品だと思う。
そうたの滑舌が少し悪い「お頼み坊主?」
主演の原さんの声が良き
新海誠監督が特別だったのは「君の名は」の直前までだったように感じる。
前作に比べて、君の名はが大ヒットした監督だよアピールが減った結果、普通のまあいいアニメ映画へ。
二度目見たいかと言われると・・・ちょっと
声優さん良かった。
娯楽ではなく教訓として観るべし。
強いメッセージ性を感じた。生きる事の辛さ、命の儚さ、新しいものを始める事、育む事の苦労、その中で忘れていく大切な事、何が大事で何を守りたいのか、今一度自分と向き合い考える事。そして、生きる事の素晴らしさ。明日がある事への喜び。今までの新海誠作品とは違うなと感じました。メッセージを受け取ることができれば見た価値ありです。
アニメ歴代興行収入 低くて…。
ガッカリした作品でした。
この監督は人の不幸をネタにしか作品化出来ないんですかね。宮崎駿監督の作品はどれも他人におすすめ出来る作品です。子供にも喜んで見せられます。それが宮崎駿監督とこの監督の違いじゃないでしょうかね。こんな重い内容のアニメは観るに値しないと結論付けました。2度とこの監督のアニメ映画には観に行かない方針を決定付けた作品でしたよ。
おもしろくてかわいいタイトルからすずめたちのほんわかした物語だと本気で思っていた…が、大間違いだった。
忘れることのできない災害の爪痕を感じさせ、それを背負うことを余儀なくされた複雑な心の動きに正面から向き合う作品は、単なるレクイエムにとどまらず、被災者である主人公・鈴芽に、閉じ込められた時間から飛び立つ旅を仕掛けた。
そして一瞬衝撃的でもあった、生身の人間関係だからこそのストレートな感情、時には溜め込まれたわだかまりの存在があることをあえてぶつけてみせるのだ。
生きているから知っていく。
生きているから越えていく。
そこに自分にしか助けてやれない自分がいることを教えるために。
そして重要なもうひとつ。
私達が澱みなく与えられた尊いものはいつも、それを感じられる自分のなかにありそれが自分を突き動かす基本の糧であると伝える。
作者は私達に鈴芽の戸締まりの体験を共有させながら、一方で支える側の必要性を説く。
自分の速度で一歩ずつ進んでいこうとする(生きていこうとする)誰かの背中側にそっとまわり、立ち止まるときも、座りたくなるときも、また歩きだすときも、いつでもささえられる位置にいられる私達でいようと呼びかけているのだろう。
いってらっしゃい。いってきます。
ただいま。
おかえりなさい。
何人もの人々が交わす挨拶だけのシーンに胸が詰まりこみあげる。
慣れてしまうとわからなくなるこの上なく幸せな時間のやりとりを強烈にみせる短く深いシーンに涙がぽたぽた落ちた。
なんでもない日常は奇跡とよべる時間だ。
こうして生かされていることに感謝し行動しなければと思わせられた作品だった。
本当に伝えたいことが何だったのか最後まで私には分からなかった
公開時のオープニング部分の無料公開を観てから興味がすっかり失せてしまって何ヶ月も経った今日、レンタルDVD借りて来て鑑賞
最初から最後までワクワクせず退屈してしまった。私のような年寄りには驚きも喜びも、何の気付きも考え込ませられる場面もないまま時間だけが過ぎた
過去作もほとんど観てきたけど、とても上手に作る監督なんだよね
だけど 厳しく言えば、
J-POPの売れっ子バンドの多くが作曲の時に使い続けてきた大衆受けする売れ線の魔法のコード進行みたいに、気持ち良くなっちゃう脚本作りや絵作りの味付けを監督が心得てしまったのかもしれないなぁと邪念が頭をもたげたまま終映
薄味 見終わった後の正直な感想でした
宮崎駿作品「君たちはどう生きるか」を観た時の混乱😵💫や考え込んだり🫤の飲み込んでしまった異物感の正体が何か、何ヶ月か経った今も未だに明確に答えが出てこないのだけど、この映画からは残念ながら何も問いかけが感じられずにスルスルと流れてゆく話を少し淋しい気分で眺めていた
作家として震災をテーマに扱う責任は重たいね
新海誠嫌いでも大丈夫
僕は新海誠がずっと苦手でした。
「君の名は」「天気の子」の、RADWIMPSのmvみたいな感じがすごく嫌でした。これ、映画がすごいんじゃなくて、曲が凄いんじゃね?って思ってました。(RADWIMPSは普通に好きです。特に念仏みたいな曲が好きです。)
映画館にこれを観に行ったのは、好きな女の子をデートに誘いたい一心、それだけでした。新海誠の名はうぶな高校生にデートに誘う勇気を与えるのには完璧でした。
そして、果たしてデートに行けたのですが、普通に面白くて、困りました。横に彼女がいるから集中できませんでした。
この映画は冒険譚であって、ラブストーリーの要素はかなり抑えられています。新海誠がポストジブリを意識しているのを感じました。
日本人を悩ます地震を化け物として、戯画的に描くのはシン・ゴジラと似ていると感じました。
ロードムービーが好きな僕はそっち方面でも楽しめました。かかってくる音楽はどれも名曲で聴覚も癒されました。
もちろん新海誠らしく、10代のモラトリアムも義務的に描いてはいました。
いろんな要素をバランスよく抑えているので、間違いない作品にはなっていますが尖った魅力がないのが残念なので、次作を楽しみにしています
扱いにくいテーマを盛り込んでよく作った
個人的、タイトルと予告編を見た印象ではもっと単純なファンタジー物語かと思っていたが、まったく違ってて、重いと感じた。
地震災害を怪しいミミズで表現しているファンタジー的な部分やネコの姿を借りた異次元の神様?たちなどそれなりのキャラクターが並び、物語を構成しており、さてどうなるか?と期待感を持って観たものの、3.11を絡ませた内容が演出上で出て来て、何気ない朝、いつもの食事をしている人たちの声とか出てくるシーンもあり、被害がなかった地域で住んでいる私にも関わらず、あれだけの犠牲者とその関係者の切なさを考えると胸が苦 しくなった。「お母さんが居ないんです。探しています」なんて幼い声で言われたら、ホンマにツラいわ。
そして、そのテーマ部分をさっ引くと心動く部分がないと私には見えた。
基本のストーリーで謎のイケメン大学生と女子高生の恋物語がこの作品のなかでとてつもないキーになったとは思えず、かといって震災イメージ演出で目を潤ませてしまい「こりゃ何回も観ようとは思わんなぁ…」 と言うのが正直な感想。
人に見せるとして震災のイメージありと言って見せるとしたら心理的な抑制が掛かりそうだし、どうにもこの作品を正当に評価してやれない気がする。
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