すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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主人公に共感できない
前作から感じたが、新海誠の作品は毎度主人公に共感できない。
私は主人公が事件や物事の元であるのに、まるで自分は外から見てるようなセリフが気に入らず、当事者であることに対して、あまりにも冷たいと感じる。その割には感情論で語られるのがあまり好きでは無いので、個人的には無し。女子高生はこんなにバカでは無いだろう。
また、愛を語ることが多いが、友愛、恋愛、親愛、これらのリアリティも乏しい。特に恋愛はあまりにもひどい。
主人公をピンとして当てたシーンにて、女性ながらそのシーンがいるのかという気持ち悪さがかなりあった。例えば草太の部屋にいるシーンだが、その恋愛を何となく暗示させるために映しているなら理解出来る。
ただその演出をするのならば、高校生の女の子にピンを当てるのはありえないとさえ思ってしまう。
大学生同士ならわかるが、高校生と大学生での演出として最低と思ってしまった(自分が女なので)
それならばまだベタな恋愛小説のようなものにして欲しかった。この、大人と子供の差があまり上手では無いのだと思う。
そういった演出なら最終的にそのような暗示、例えば大人になった時のシーンを濃密に書くべきである。まあ本当は書いて欲しくないが。
舞台設定は素晴らしいのに、それにキャラクターを組み込むのが下手なんだと思う。設定が強かったとしても、結局はキャラクターのセリフや行動に影響を与えているのがメディアなので、これから更にキャラクター設定の掴みや、何故彼女のような性格で、過去で、格好で、言動でいなければならないのかという説得力が必要だと考えた。単純なものは好きではない。
高校生辺りで恋愛はしてこなかったのだろうか?もしくは友好関係はあったのか、男だから分からない部分があるのかもしれないが、毎作女性を描くのならば、上辺だけの女性を信じずもっと深堀って行くのがいいとも思う。というかそういった作品のが私は好きだ。多分今後見ないのでこのタイプの作品を好きな人が多いのならばこの路線でも行っていいが!
震災に恋愛を組み込むのならこのような希薄なものは作らないで欲しかった。というか恋愛描写いるのか?君の名は以降恋愛の描写が本当に酷い。
現代に伝えたいことはなんなのか?在り来りでもあるのでは無いかこの作品は。
映像と音楽は良かったが、それで誤魔化さないで欲しいとも感じる。
次回作に期待
人類の夢を背負う覚悟
90点 映像がとにかく綺麗
終盤で気づいたことは、 すずめが偶然草太に出会ったのではなく、 これは必然だったのだろうということ。 こんなストーリーは思いつかない。
動画配信で映画「すずめの戸締まり」を見た。
2022年製作/121分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2022年11月11日
原菜乃華
松村北斗
深津絵里
染谷将太
伊藤沙莉
花瀬琴音
花澤香菜
神木隆之介
松本白鸚
新海誠監督・原作・脚本
高校生のすずめは偶然、旅の青年・草太と出会う。
草太を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、古びた扉を見つけ開けてしまう。
やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。
扉の向こう側からは災いがやって来る。
すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出る。
旅の先々で親切な人々に会う。
その人たちに助けられながら、
すずめはやらなければならないことを成し遂げる。
終盤で気づいたことは、
すずめが偶然草太に出会ったのではなく、
これは必然だったのだろうということ。
こんなストーリーは思いつかない。
ことばで説明するのは難しいストーリーだと思う。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
この映画は、日本でしか描けないと思う
息を呑む展開で面白さは充分だが、深さはやや足りない
映像の美しさは、さらに磨きがかかり、音楽も前2作よりも煩わしくなく効果的ですごく良かったです。
お話しは冒頭からグイグイ引き込む上手さで、アレコレ考える隙を与えないほどのスピード感で、その世界観に引きづり込まれます。
これって要はファンタジーですよね?アレコレ疑問を持ったら楽しめないっ‼︎とは分かりながら、ソウタが要石になってしまってから、むしろ怒涛の盛り上がりになるべき後半からの失速感が否めません。そこで今更、代々の閉め師とか、左大臣とか、疑問を持つ間が出来てしまう。
地震によって奪われた何気ない日常への哀悼を謳っているようですが、ちょっとその部分の掘り下げが浅い。胸に響いて来ない。
むしろすずめとソウタの青春ロードムービーとして描き切ったなら、スッキリ楽しめたように思う。
うまく表現できないけど
劇的な見ごたえ
単純やけど良かった!
映像美と音楽くらい
映画美と深津絵里と伊藤沙莉に星を
絵が綺麗で話も綺麗・・・ でもそれだけ
正直何を語ろうとしたのかよくわからないです。
絵が綺麗、話も綺麗。逆にそれだけしかない。
深みもない。
これが何で名作だと言えるのか?
「君の名は」で感じた違和感がさらに増幅した。
もうこの監督の映画は観る価値なさそうだな、
新海ワールド
この想い、届け!すずめが熱くなる!
Blu-rayで鑑賞。何度見ても面白い。大好きな作品です。
なんといっても声が良い。
原菜乃華さん、最高です。あの絵にぴったり。まさにすずめは彼女しかいない。純粋で熱くて、微笑ましい。おばさんとのやりとりは、涙もんでした。
松村さんもまた良いですね。イスになっても良い男の雰囲気がプンプンでした。
また、脇を固める皆さんが素晴らしい。
染谷さん、伊藤さん、神木さん、皆さん本当に魅せてくれました。
ストーリーも好きですね。
ミミズですか?他の人には見えないけれど、街いっぱいを雲のように覆う怪しい物体。
それを一人の少女が収めるってんだから、ホンッと熱くなります。
そして、最も大事なのが音楽。
「君の名は。」「天気の子」に続くRADWIMPSが音楽を担当したのですが・・・
自分はこれが一番好きです。
前二作は、ミュージックビデオみたいな映画って印象がありました。音楽が前面に出すぎていると言いましょうか。まぁ、名曲も多いのですが。
本作についても、決して音楽が劣ると言うわけではないですが、良い具合で耳に馴染みます。BGMとして盛り上げてくれてます。
エンディングの彼女の声も魅力的でした。
愛媛、神戸、東京、そして東北へと向かうロードムービー的な要素を盛り込みながら、その土地の人たちとの触れあい。いや~、ホント、面白かった。
エンドロールでその人たちとの再開シーンが流れます。これがまた良い。
ホンッと、最初から最後まで見所満載。楽しませてくれる一本です。
地震描写あり。
映画の最初にも地震描写があるという注意喚起がある。
地震の警報などがなるので気を付けてほしい。
家族が、みんなで見ようとDVDを借りてきた。
このタイミングで大きな地震がおこってしまった。
返却日が近づき、見ることにした。
もう少し心落ち着いてから見たかった。
不安な時にエンターテイメントを見るというのは複雑ではあるが、
こういった選択肢があるのはありがたいことだと思う。
主人公のすずめという女の子が、無邪気でクリアでかわいい。
重いテーマを盛り上げる役になっている。
ちょっとした謎も最後に伏線回収がある。
面白かったかと言われると、う~んで、たぶん自分の好みではなかった。
俺が行くからと言いながら結局助けられてる姿はちょっと憧れなかった。
なんか怖かったり情けなかったりして、すずめ以外のキャラを愛すことができなかった。
感情揺さぶられるものは「地震描写怖い」以外、とくになかった。
君の名はも天気の子も自分にとってはう~ん??だったのでやっぱり個人の好みの問題なんだと思う。
子供の感想は、「思っていたより闇が深い作品だった」そうです。
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