すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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上映中ずっと心が震えます。
一言言うなら一度は見てほしい作品です。「君の名は」、「天気の子」を見直してから今回見ましたが、前作を超えてくる作品ではないかと思います。
新海監督の作品は日常の場面を映しているだけでも、なぜか涙が出てきます。絵がとてもリアルだからこそですかね。今回はタイトルの通り、鍵を閉めるという日常にあるシーンに焦点を当てているため、何気ない家の鍵を閉めるところや自転車の鍵を閉めるところが深く感じました。
猫を追いかけて全国を旅して、すずめの過去にも迫っていきます。旅の途中で出てくる地域や人たちが本当に素敵でほっこりします。
エンドロールでは、旅で出会った人たちと再会するシーンが出てきますが、自分自身が旅行に行ったような不思議な気持ちになりました。
新海監督の作品は歌にもこだわりがあり、RADWIMPSさんの歌は相変わらず最高です。今回は、十明さんの「すずめ」という歌もすごく素敵ですね。最後にもう一回聞きたい!と思ったところで流れたので、とても幸せな気持ちで映画を見終わりました。
今年の映画一番では?
口で伝えるのが難しいが、映画の魅力に吸い込まれあっという間にエンディングまで、
最後が少しわかりにくかったかなぁって思います。
観て良かったと思わせる内容です。
映画館の大画面で見て良さが引き立つとより思います。
あの日。あの時を”忘れない”
そうそうこういうのが見たかったんだよ~
中二病まじりの設定と、有無を言わせないほど圧巻の映像美。
そしてそして超王道なボーイミツガール!
いや~満足です。眼福です。今この時代に生まれられて幸せです。
さてさてこの作品についてですが、予告編でも警告されている通り”地震"をテーマにしているんですね。昨今「君の名は。」から始まる新海作品は何かしらの災害をテーマにすることが多いのでその点において今作は新海作品の集大成といっても過言ではありません。
私自身東北生まれ東北育ちですので、当然のごとく3.11を経験しました。
内陸なので大した被害はなかったものの、薄らぼんやりしている幼き日の記憶の中でこの日の出来事だけは鮮明に思い出すことができます。
3.11だけではなく、他の災害についても触れられており、新海誠監督の”あの日。あの時。を忘れない。忘れさせない。”という思いつまり本作のメッセージ性をひしひしと感じました。
映像美については触れなくてもいいですね。だってみんなわかってますもん。
本作は和風SF要素が含まれているため、「君の名は。」、「天気の子」以上に迫力があり見ごたえの意ある映像に仕上がっています。
最後にストーリーについてお話しておきましょうか。
本作の物語は「君の名は。」や「天気の子」よりも難解であったと私は思いますね。
「君の名は。」や「天気の子」は映画として非常にスロースターターであり、中盤終盤にかけてのスピード感というか怒涛の展開であったのに対し、本作は結構序盤から設定が語られかつ物語がぎゅっと進んでしまうんですね。それに加えて物理学的な超SF要素を含んでいるので、普段からSF映画やアニメを見ていない方には分からないという感想を持つ方もいるかもしれません。
私としては非常に考察のし甲斐があって面白いんですけどね~
長々と書きましたが、総括すると私的2022年NO.1映画になりました!
本当に良く練られ作りこまれた非常に良質な映画です。
この秀逸な映像美と音楽はスマホのちっさな画面で見るのはもったいない!
ぜひ最寄りの映画館で大迫力の映像を思いっきり味わってしまいましょう!
新海誠、というブランド化。
ま、新海誠ワールド、ですね、良くも悪くも。
今回も期待通りの良作ではありますが…。
ジブリ、ガンダム、のように、新海誠というブランドの確立ですね。
それだけ新海さんが大物になったってことですね。
決して嫌味ではなく、今後も見応えある作品をお願いします。
村松さんの声が若過ぎると感じた。キャラとあってないような。
主人公が女性なのはいいけど
彼女をサポートする人々も女性、活躍するのはその女性ばかり。
世界的な流れなんでしょうが、活躍するのが不自然に女性ばかりって。
そこが唯一興醒めでした。
相変わらず風景描写は素晴らしい!
さりげなく185系を走らせる、ニクイ演出ですね〜‼︎
ダイジンの行動原理が理解出来なかった(汗)
11月18日に公開され、全国の映画館のスクリーンをジャックしていると話題になった「すずめの戸締り」を観に行ってきました。
私が観に行った映画館では、その日全18作品が53回に渡って上映されていましたが、うち本作の上映回数は19回と、3分の1以上を占めていました。タイムテーブルを見ても、ギッシリとスケジュールが詰まっており、さながら東海道新幹線の時刻表のようでした。客の入りについては、平日の夕方で半分程度だったので、一定の成果を出していると言って良いのでしょう。
そんな映画業界の期待を一身に背負って公開された本作でしたが、「君の名は。」、「天気の子」といった新海監督の前々作、前作と、味付けが非常に似通っていると感じられました。いずれも現代日本が舞台で、主人公は男女のペア、年頃も中学生から大学生であり(因みに3作品の主人公2人ずつ、計6人の内訳は、中学生1人、高校生4人、大学生1人)、隕石の落下とか大水害、そして大地震と、天災にまつわるストーリー立ても同じ。さらに言えば偶然性に依拠した、悪く言えばご都合主義的な展開も見られるなど、デジャヴでも観てるのではないかと思えるようなお話でした。
しばしばジブリ作品と比較されることもある新海作品ですが、歴代のジブリ作品は舞台も時代設定も主人公も筋立てもかなり幅広く、この点が両者の大きい相違点と言えるかと思います。
肝心の本作の内容ですが、物語の世界観に慣れるまでに少々時間が掛かりましたが、何とかそれを是として観終えたものの、物語の鍵を握る白猫(ダイジン)の行動原理が最後まで理解できず、いまだにモヤモヤとしながらこの感想を書いています。見た目は猫でもダイジンは神様らしく、劇中「神は気まぐれ」という主人公・草太のセリフもあるので、考えても仕方ないということなのかも知れませんが、いくら何でもそれでは作品として成り立たないでしょうから、きっと何らかの意図があったと考えられます。これを理解出来れば、本作の面白さが100%理解出来るのかも知れませんが、当面無理そうです。。。
また、前述した「ご都合主義」についてですが、ダイジンを追って家出した鈴芽(すずめ)を探して宮崎から上京した叔母の環が、御茶ノ水駅の駅前で偶然鈴芽を見つけるという展開には、正直唖然としました。広い東京で、何の手掛かりもなく人探しに成功するなんて、いくら何でも強引過ぎるでしょう。もう少し必然性のある理由付けをすれば良かったのにと思わざるを得ませんでした。
以上、疑問に思ったところばかりを書いて来ましたが、私のようなオッサン世代にも嵌る懐メロが随所に挿入されていたり、相変わらず東京の街並みが精緻に再現されていたりと、制作者サイドが全方位的にマーケティングしているところは評価出来るかなと思いました。(あんまり褒めてないかな。)
あと、鈴芽の苗字が「岩戸」って言うのは、洒落が効いてて中々良かったかなとは思います。まあ古事記・日本書紀における天岩戸のお話は、本作とは逆に閉まった岩戸を開けるお話ではありますが。。。
すずめの向こう水さに救われる。
大人なら大人じゃなくても人によって迷って立ち止まってしまう局面でもすずめはただ一途に目の前のことに向き合い突き進む。その姿に心が動く。
戸締まりのたびに息を呑み、観終わった後は脱力。
気がつかないうちにそのくらいのめり込んでいた。
あとから"あれってどういう意味だったんだろう"とか"このシーンって?"と自分の中で考察して消化したくなるものが余韻を残してまた観たくなる。
あと各地の描写が精密でその地に息づいている人たちの温かさや生活が感じられ旅に訪れた気分になります。
(ただ一つだけ。3.11や地震での災害がトラウマになっている人はしんどい気持ちにかもしれない。)
大変に良質な神木隆之介を浴びてしまったダァ…
仕事終わりのレイトショーでした!
劇場での鑑賞久しぶりだな〜。
全体的な構成はすごくしっかりしていて、最後にちゃんと(なんとなく予想はつきつつも)諸々の伏線回収ハッピーエンドで良かったです。
途中途中で人に助けられながら、人助けもしながらなのが自然に進められててご都合展開って感じもなかった。
見ていて違和感…というか、ちょっと不自然に思ったことが、主人公2人の状況を受け入れる描写があまりに唐突というか、「感性が普通じゃないのかな…??」みたいな気持ちになる事がたまに…。
前作の天気の子でも思ったんですが、新海さんの作品って、物語の最初、舞台三幕構成でいう「問題提起」の部分がめっっっっちゃ"淡白"なんですよね。
あと感情の切り替え…ターニングポイント的な説得力の部分は「察してね」って感じなので、まぁなんとなくは分かるんだけど何でそうしたんだろうみたいなのがちょっと弱いので、あんまり風通しの良いスタートじゃないんですよね。巻き込まれるにしても、じゃない?みたいな。
こういう部分ってディズニーとかだったらミュージカルにしちゃってる時もあるし、なんか有無を言わさない説得力があるというか…。もっとオーバーに表現しても良いのにって思う。
でも逆に、中盤から終わりにかけての心情的な描写とかは上手なので前半曖昧だったけどまぁいいかなってなってくる。
あんだけ言われたらめちゃめちゃ傷つく口喧嘩したあとのたまきとすずめが、しっかり関係修復してラストまで持っていけたのもその辺が上手だからですもんね。
ほんとに一長一短だなって感じします。
なんでダイジンとサダイジンなん??笑
ダイジンが引っ掻き回す役割で進めるなら、サダイジンも序盤からしっかり出しておいた方がよかったと思うなぁ。
今回、題材が地震についてだったことで、やはり一部からそういった声が出るのは仕方がないかな、と思います。
でも、公式から事前注意(直接的には記載していませんでしたが)が出てる分、十分親切な対応だったのかなとも思います。
昨今の文学・漫画・映画・ゲームに対する「事前に〇〇って言って欲しかった書いててほしかった」の意識、ものすごいですよね。多様性の時代だから、とはいえ。
「この作品は〇〇のシーンがあるのでご注意ください、心配な方はお控え下さい」ってなんかちょっと無粋だなとも思ってしまいますね。
それでもやっぱり、自分が被災地の人間だったら物語に集中できないほど動揺するとも思うので、難しいところです。
わからない。
震災の話と聞いた時から見る気があまり起きなかったんですけど、東北大震災を経験した以上、見るべきなのかと思い返してみてきました。
色々思うことはあるけど、無駄なリアリティ(商品名とか、場所とか)や、神木隆之介を起用してまた敢えてこれまでの作品とリンクさせようとするところがモヤモヤです。必要ですかね?
キャラクターはすごく好きだったのに、声優は変えて欲しかった。神木くんは好きだけども。
話が話だけに、もっとリアリティ無しの表現をして欲しかった。地震のたとえ自体は現実と一線を画していて良かったのに。そういうこともあってか感情移入出来なかったので泣くようなポイントはなかったなぁ。
ストレートな表現のロードムービーで、ストーリー重視なのは良かった。スカッと見れた。
これまでのようにRADの曲ありきになってないところも良かった。天気の子よりは断然面白かった。
絵はいつも通りとても綺麗なんだけど、この前見た漂流団地とも何となく似てるところがあったのは少し残念。
世界をより美しく描ける新海監督チームに感謝
「秒速」「言の葉の庭」「君の名は」「天気の子」と観続けて、すっかり新海ワールドのファンになってしまいました。本作も気になり直ぐに観に行きました!
映像は綺麗で脱帽でしたが、内容•脚本は「学生受けするなー」という感じ。今までの作品と比べ感動は少なかったです。年を重ねてきて感性が変わったからかもしれません……
椅子の男性役の声も気になってしまい、それも残念でした。。
次回作も絶対観に行きますけどね!笑
情けは人の為ならず、今日こうしていられる幸せを
いや、これは凄い
予告編で結構突っ込んでんなと思ってたら、あんなん全然さわりもさわり、破茶滅茶に重くてそして明るい
もうね、年甲斐もなくボロ泣きなんだけども、周りも間違いなくそうだろうからまるで気にもならん、心の奥底を鷲掴みでガシガシ揺さぶられた感覚がある
解説が出回る前に IMAXで観ようと思ったらここしかなくって平日朝っぱらに無理矢理突撃、まぁ、昼メシでも食って帰ろうと思ってたところが、余韻が強烈過ぎてとてもそんな気にはならん
前作も前々作も大概武闘派な製作陣な印象だったけど今回はまさに極まれり、なんか強烈な使命感があったように思う
情けは人の為ならず
行ってきますとただいま、行ってらっしゃいとお帰り、今日こうしていられる幸せを
素晴らしい時間でした、ありがとうございました
クスクス、ワクワク、ズキンズキン
声優さん、映像、音楽
どれも最高に良かったです!
声優に関しては、なるべく事前情報を入れずに見に行きました。
声だけで何人分かるかなぁ〜って楽しみながら観ました♪
環さんと、芹澤さんは全く気付かなかったですw
スナックのママ役のルミさんはすぐにわかりましたw
鈴芽ちゃんのママ役も分かったなぁ〜!
九州から東京までの道中での風景や、人との出逢いもすごく良かったし
東京からの3人のドライブのシーンは、懐メロのチョイスも良くて、とっても好きなシーンです。
やっと、新海監督のファンになりました!
もちろん今までの作品も観て、面白かったんですけど、この『すずめの戸締まり』は飛び抜けました!
何が?どういうところが?違いは?と質問されると語彙力のない私はうまく説明できないので、とにかく自分の目で映像を観て、耳で声と音楽を聴いて、新海監督の世界を堪能して欲しいです!
想像の10倍面白く、そして頭を使います。パンフは読まないで飾っておきましょう。
新海誠ブランドありきで、映像と音楽だろうという先入観は裏切られます。展開が早く意外性があるので、すぐに映画に引き込まれます。
ご都合主義展開ですが、それはいつも通りです。わかりやすい説明や面倒な整合性を省略することで、言いたい事、表現したい事、テーマとメッセージが浮き上がってきます。
本作は、扱っている主題があまりにも大きいので個人的な体験や考え、そして感情がなによりも大切だと思います。ですので、パンフレットは配られますが、私は十分咀嚼するまで読まないほうがいいと思うし、記念に飾っておけばいいと思います。もっともらしい解答的なものを与えられますが、解答をもらって思考を止めてしまうにはもったいなほど出来がいいし懐が深い映画だと思います。
いつもながらですけど、「考えなければならない部分」については、新海誠氏の映画は不親切です。だからパンフレットを配ったのかなあという気もします。ただ、不親切だからこそ頭を使うのであって、気付きが生まれて、引っ掛かりを残します。まずは考えないと新海誠氏の映画は価値を持たないと思います。
新海誠氏による、岩戸と言う名前についての解説もありますが、正直映画とは重ねないほうがいいと思います。そこの関連で思考の範囲が狭まるのがもったいないです。宗像とかもっともらしい名前ですけど、イメージ作りのギミックだと割り切ってしまったほうが良さそうです。
「この設定は実は」みたいな考察も必要ないです。ユーチューブも見る必要ないと思います。やればやるほど映画のテーマから離れて行くと思います。とにかくどんな気持ちになったのかという感情と、何が頭をよぎったのかという感覚を大切にすることを推奨します。
とにかく想像の10倍は面白かったし、100倍は頭を使うし、そして辛い映画でした。先入観は捨てて、映画館で見ておいたほうがいいと思います。私は多分最低もう1回は見ると思います。
強く、宮崎駿オマージュを随所に感じます。
懐メロ=廃墟=人々の記憶=宮崎駿?
私は、すずめの明日
正直に言います。
観終わった直後は“何かが違う”という戸惑いが大きく、作品を咀嚼できなかった。
しかし戸惑いを言葉にすることで、今作に込めた監督の思いに触れるにつれ、描きたかったメッセージと作品の良さが見えてきた。
「過去を抱きしめ今日を明日を生きていこう」と。
違和感の正体を明らかにするために、いい意味で期待を裏切られた点、過去作より薄まっていると感じた点を列挙してみた。
・10代の主人公(鈴芽)が、どんな世界よりも大好きな人(草太)と過ごす結末を選択すること(今作のポイントはここじゃないはず)
・楽曲ありきの構成
・空を中心とした豊かな自然描写
・モノローグやナレによる説明
・私たちが生きる現実世界と地続きでありつつもパラレルなファンタジー(パラレル感が小さく現実世界とのリンクが色濃かった)
反省点は、楽しみにし過ぎて事前情報を仕入れすぎたことである。笑
震災を題材に日本列島を北上するロードムービー。
ひょっとして「3.11」を絡めるかもと予感していたが、冒頭シーンの時系列が判明した時と草太が海岸線で凍りつく描写で、確信に変わった。
作品の中心線を念頭に置いていたことで、ストーリーを純粋に楽しめなかったのが歯痒い。。
なおかつ、震災文学(新海監督も用いた表現)として個人的に不動の地位を獲得している『監察医 朝顔』を越えられなかったのも正直な思いである。(実写とアニメを同じ土俵にあげてはいけないが…)
ここまでモヤモヤする投稿を書き連ねたが、ひとつ確かなことがある。
それは、全世界に配給される作品で日本の姿を伝える意義と新海監督の勇気は称賛に値することだ。
監督自身、エンターテインメントのなかに未曾有の災害を取り込むことが議論を巻き起こすことは折込済だろう。
それでもなお果敢に挑み、鈴芽に大事なことを気づかせる構成は秀逸だった。
賽は投げられた。
新海監督が相当な決意と覚悟をもって作り上げた本作の評価は、観客に委ねられている。
前提を取っ払いストーリーを掴んだうえで、それを確かめる2回目を観に行こう。
確かに物語は面白く、映像も音響も迫力あり
TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞。
確かに、新海誠監督のアニメーション映画なので、物語は面白くて、描画も美しい。
九州に住む高校生すずめの日常を描きつつ、非日常世界にスッと入っていく流れも上手い。
普段の日常生活では見ることができない風景を見られるのは、本当に映画的であり、こんなにもSF的ストーリーだとは思っていなかったので、不思議な世界を堪能できて良かったと思う。
すずめという高校生が、ある青年から「この辺に廃墟はありますか?」と聞かれたことから、青年が探していた廃墟、そこにある扉、扉を通して見える世界、青年は扉に鍵をかけて旅する“閉じ師”という不思議な男、椅子、ダイジンと呼ばれるネコ、みみずと呼ばれる凄いウネリ、地震などなど盛りだくさんのエピソードが綴られる。
音楽も昭和歌謡曲が多数使われていて、オジサンが観る分には「懐かしい」…(笑)
この映画はSF要素が前面に出てくるので「すこし、ヱヴァンゲリヲン新劇場版に似ているなぁ…」などと思っていたら、昭和歌謡曲が次々と流されて、「やっぱり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の影響?」などと思う。
女子学生すずめが、通学で海が正面に見える坂を降りていく場面は、七里ヶ浜の坂の上にあった食事処((134沿いではない)珊瑚礁、お魚亭、TONTONなど)で食事した後に国道134号に降りる坂を運転しながら見える海のような感覚で、あの感覚は好き。……元鎌倉市民(笑)
ただ、九州から四国の後が、神戸→東京→宮城という大震災の発生場所を巡るロードムービーというのは、ちょっと微妙だった。
大震災を描きたいのであれば、通過点のような描き方はしてはいけないのではないか?……と思ってしまう。
確かに面白い映画で、映像も音響も迫力あった作品だったが、観終わって、いろいろと疑問に感じるところが多い気がした。
<映倫No.123407>
大きなスクリーンで
公開五日目にしてレビュー400。
もう内容には触れません。
本当はIMAXかULTIRAで観たかったんですが、近場の劇場で。
シネコンのスクリーン半分くらい占領して30分おきくらいにスタートしてるから、一応調べて一番大きなスクリーンでの上映回で鑑賞。
入れ違いに若い子たちが大勢小さなスクリーンのところから出てきました。
せっかくの素晴らしい作品なんだから、上映回数増やすのは分かりますが、あんまり小さなスクリーンでは観た人たちがかわいそう。
大画面で観せてあげればいいのにと思いました。
良さが半減します。
大きなスクリーン、良い音響で観るべき作品です。
あと、猫のビジュアルがせめて羅小黒戦記の羅小黒くらいかわいければなぁ。
そうか…コレが新海節だった
遅ればせながら見てきました。
楽しかったですよ。
全体的な画の感じは毎回お馴染みのアレで
あ〜これが新海節か…と再確認
感想はですね
も〜1番肝であろうオカルトやSF部分は置いておいてw
北へ向かう目的が恋愛要素が強すぎるのが
私的にはあまり好きではない…と言いますか…
みかんを落とした同級生も
スナックやってたおばちゃんも
ただの通り道になってるから
最後に2人に会って帰るエンドロールが
全然グッと来なかった
旅先で会った2人にも色々な人生があり
悩みや想いを自分と照らし合わせ
その想いを抱えて北へ向かい
それぞれが過去の自分を超えていく…
そんな話が良かったかな〜
そうしたら帰りのあの場面がもっとグッとくるし
映画って終わった瞬間に
どんな感情に落ちているかで
作品の感想が変わるから
今回の終わり方は好みじゃないかな
登場人物のディテールが薄いと言うか
でも楽しかったですよ!
もうこの世界観はそろそろね
次回作品が別の意味で楽しみになりました。
以上です!
残念
毎度ながら、絵は素晴らしかったです。
しかし、どうしてこうなるんだろうか。
事実への謙虚な向き合い方、事実を明瞭に想起させるべく作品をつくる際の真摯さ、そういったものがあまり感じられなかった。
別に東日本大震災を題材にしなくても描ける話でしたよね……?
3月11日の日付まで明示して描く必要ありました?
鍵は叔母との関係だったはず。
ああちゃんとそこを描こうとするんだな……と思ったら、もう両者の関係は結び直されていた。なぜ??
二人にとっての震災って何だったの?
オタクアニメの手法を超えた何かが必要だった。それがなかった。
そうとしか思えません。
呆気にとられた感が強くてちょっと乗り切れなかった気分
壮大な世界観をどこかには感じながらも呆気にとられた感が強くてちょっと乗り切れなかった気分だね。
巨大なミミズを止めるため全国を旅する閉じ師宗像草太を助けるため鈴芽は決死の覚悟で挑戦するのだが、その根底には東日本大震災で失った母への想いがあった。と言う事なんだろうか。まあ意図した想いは分かる様な気がするんだけど、要石だとかダイジンだとか後戸だとかもう少しかみ砕かないといけないかな。
何故草太は鈴芽の母が作った椅子に封じ込められたのか、鈴芽は草太に一目ぼれで命をかけたのか、要石はどうして身代わりが出来るのか?などなど。
せっかくパンフレットまでもらえたから良く読んでみないとね。
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