劇場公開日 2022年8月19日

サバカン SABAKANのレビュー・感想・評価

全270件中、21~40件目を表示

4.5子役たちのみずみずしさ

2023年6月27日
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主演二人の今この時じゃないと出せない表情を奇跡的にとらえる事が出来たある意味運の良い映画
お話は非常に普遍的で誰にでも経験のある少年時代の黒歴史でもあり、かけがえの無い真珠のような瞬間でもある
お涙頂戴的な演出は大人達の小手先の芸ではあるのだが、子供達の未発達な、演技とも素ともとれる振る舞いでそれを感じさせない
俺はこの映画を観ながら、歳をとるにあたって仕方なく置いていってしまったものをいくつか思い出していた

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ドラムスコ

4.5刹那を繊細に温かく表現

2023年5月31日
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2022年劇場鑑賞58本目 傑作 77点

2022年劇場観賞103本中の7位の作品。

当レビューは観賞から1年近く遅れてしていますが、丁度Netflixにて配信されたので2回目鑑賞し終わったタイミングでの感想になります。

まず冒頭の草彅剛が現代に思い悩む入りの出来事が、書き物をやっている人によくぶつかる才能とニーズの反比例に動く世間に対しての失望で、23年春公開の斎藤工主演の零落にも通づる問題提起。

そこから部屋で自分は本当は何をしたかったのか、夢中になっていた時を思い褪せていると目線の先にはサバ缶があり、連想させた小学5年生の夏を思いだし手が動く。

そこからはもう心弾む一夏の大冒険が始まり、平成生まれ令和現代の当方でも十分染みてくる。

尾野真千子と竹内ピストルの掛け合い、岩松了演じる森のおじさん、村川絵梨演じるちょっとお姉さん等周りを囲むキャラクターが作品のタッチに輪郭を作っている様で、間違いなく今作の高評価に大きく関わっているに違いない。

23年春に雑魚どもよ、大志を抱け!という同型作品が公開され鑑賞しましたが、完全に今作が上位互換すぎて足元にも及ばなかった。

決定的なのは物語終盤の別れのシーンのこちら側の心の洗われ具合が段違いで、今作はグッときました。

配信でも観れますので是非鑑賞ください。

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サスペンス西島

4.5あいたーす!

2023年5月30日
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涙のデトックス。久々にたくさん泣いた。泣かせるところでまんまと泣いた。心の豊かさは、金があるかどうかではない。そんな綺麗事がこの映画の中では通用する。たくさんの大人たちが、彼らを育てた。男優賞は竹原ピストル。

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いつこ

4.5またね、友達

2023年5月27日
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泣ける

楽しい

幸せ

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近大

0.5アンディ・ウ○ーホルの著作権費高かったと思うが。

2023年5月23日
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マサシ

3.5昭和は遠くになりにけりと思う前に

2023年5月23日
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鑑賞方法:VOD

 なんでこれがカンヌのパルムドール?と嘆く暇があったら、こういう作品観なよと思わせてくれる。
 日本の原風景、昭和の裕福ではないがひとつにまとまった家族。
 そして、「風の又三郎」のごとく現れては去っていった転校生の思い出。
 子供の世界に貧富は禁句。
 友だち同士に家庭環境は関係ない。

 誰しもが通り過ぎた少年時代を想起させてくれる。
 あんなことこんなことあったよね、という世界が同時体験できる。
 あんな友だちの家、こんな友だちのおかあさん、こんな友だちの家で食べたもの。
 昭和は遠くになりにけり。
 そう思う前に、とりあえず「サバカン」の意味を噛みしめてみよう。

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ジョー

5.0「大っ嫌いな」映画!、、、の逆

2023年5月21日
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泣ける

幸せ

えっと、僕が大っ嫌いな映画でした。、、、というと怒られますよね^^エンドロールの後に気持ちが混乱して、物語から離れたくない時、ありませんか?好きな本の残りページが少なくなると、この本が終わることにおびえてしまうことがありませんか?そんな事が大っ嫌いなんですwヘタレだから幸せな今を壊すのがこわい。
久々に声を出して泣いてしまいました。演技とか脚本とか、いいんだろうけどどうでもいい。じぃじぃの心、鷲掴みされました。こういうのって単純に思っていいんですか?ーーー監督って純粋な方?いやいや違いますよね、そんな事でドロドロとした映画界を生き抜ける訳がない^^;でも有難うございました、ネットフリックスの1年分の会費を回収しました。僕にとってはそれくらい値打ちのある映画でした。有難うございました。

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ひで

4.0あの夏の日を忘れない!!

2023年5月18日
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琥珀糖

5.0泣いたなぁ・・・

2023年5月15日
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うるふまん。

2.0ひびかん

2023年2月25日
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どうしても観たいという作品ではなかったのですが、『さかなのこ』と2本立てだったので鑑賞しました。
結果から言うと、とてもつまらなかったです。

いちばん気になったのは、こういうテーマの作品に不可欠な「清々しさ」を、僕は本作から少しも感じなかったことです。
笑わせよう、感動させようという下心が透けて見えたような気がしたからかもしれません。
低級な笑いと安っぽい人間愛にちょっとうんざりしちゃいました(笑いに関して言うと、僕だけでなく、ほかの観客もほとんど笑っていなかった。笑い声があちこちからあがり、劇場があたたかい雰囲気に包まれていた『さかなのこ』とは対照的だった)。

また、健康的なはずの少年たちの姿を描いているにもかかわらず、どうもリアリティー――血のかよった生き生きとした感じ――が伝わってこなかったことも不満です。
都合よく「救い主」が登場するところも気にいらんし……。

というわけで、僕にはこの映画はぜんぜん響きませんでした。

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peke

3.5いっぱい泣けた

2023年1月30日
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子供だった頃を思い出して、似た様な出来事や感情を思い出していっぱい泣けた。

いい事も悪い事も嬉しい事も悲しい事もそんな全てで今の自分がいる事を改めて感じました。

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カノキ

4.5和製スタンド バイ ミー かよ!

2023年1月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。
ありがとうございます。

これも今更ながらでございます。やっぱりですねー
8月ですよ。8月。夏休みですね。小学生の頃は夢のようでしたね?

ところが、なんと!8月25日くらい。ランドセルを背負ってる子供がいる!
今時は8月イコール夏休みじゃねえ!

おいおい!ふざけんなよ!8月はなあ・・・

8月の風を両手で抱きしめて 翔びたつの サバンナへ・・・

そんな感じだろうが‼️

さてと・・・映画の感想ですが、良かった。はい、お終い・・・じゃつまらんので少しだけ語らせて頂きます。

まずね風景がすんばらしい!島国日本の中でも海岸線の長さが2位(1位は北海道) 長崎はいいねえ。私が敬愛するまっさん(さだまさし)の故郷だし。しかしながら・・

長崎出身の知人につい悪態をついてしまうのだった。

「かくれキリシタンめ‼️」

すると・・・

「かくれてねえし❗️キリシタンでもねえわ❗️」

失礼しました。翻訳すると「やあ元気!」「元気だよ」そんなニュアンスです。

ハリセンボンの春菜ちゃんに「あれ?出前ですか?」
「角野卓造じゃねえわ!」悪態じゃなくて通常会話ですよね。そんな感じですよ。あとね・・・長崎の人なんですが・・・

ましゃ(福山雅治)が出身なのを自慢しがち‼️

ばってん枕が長いけん!いい加減にしんしゃい‼️

失礼しました。もう一度言いますが良い映画です。イルカを探しに小さな冒険をする物語。

はい。ここで暫し脱線します。私が小学校二年生の頃のことです。隣のいさむくん(仮名)と花火をやっていたんですよ。ネズミ花火に火を付けようとしました。いさむ君は・・・

「ちょっと待って。いい場所がある」

それで付いて行ったんですよ。結構歩きましたよ。たかがネズミ花火のためにね。約1キロ歩きました。

はい。着きました。民家近くの空き地。ただね枯れ草が積もっているんですよ。五センチくらい。いやな予感。

いやな予感は的中。すぐに火の手が上がりました。慌てて靴で踏みます。しかし気づくと新しい火の手が・・・その繰り返しです。やがて近所の人も出てきて総出で消火です。

いやあ、いさむくんは本当に馬鹿だった。そんな所でネズミ花火をやったら危ないのは火を見るより明らか。

実際に、火を見たんですけどね。

いさむくんは父親とそこに行った事があったんですね。そしてネズミ花火を見て思い出したんです。その場所を。その後いさむくんの家に電話が入って帰った瞬間に殴られていました。でも止めなかった私も同罪。せっかく歩いたんで・・・そんな気持ちがあったのは否めません。

教訓1

枯れた草の上ででネズミ花火はやめましょう。

実は教訓2と教訓3もあったんですが、すでに長文。泣く泣くカットします。

この映画は草彅剛が主演・・・と言っても出番は多くない。「スタンド・バイ・ミー」のリチャード・ドレイファスくらいです。でもナレーションが良いんです。

ブラタモリが好きだからかな。落ち着くし安心感があります。出てくる人は善人ばっかりだし。竹原ピストルと尾野真千子の夫婦も良かった。長崎弁でね。自然なんですよ。

頑張れひさちゃん!
頑張れたけちゃん!

ひさちゃん役の番家一路くんとたけちゃん役の原田とら之佑(とらは王編に虎)くんも良かった。まっすぐに成長して欲しいな。一言だけ言わせてもらうと・・・

ネズミ花火に気をつけろ‼️

とっちらかっててごめんなさい。
映画の話しが薄くてごめんなさい。
自分語りが多くてごめんなさい。

お付き合い頂きありがとうございました。

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masami

3.5映画の本筋ではないのでしょうけれども…。

2023年1月7日
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たぶん、とても嬉しかったのでしょうね。望外に半額の値引きシールを貼ってもらえたことが。子供たちが缶詰のサバをお寿司のネタにするような倹しい生活を平生からしている身としては。娘が食べたがっていたカップケーキに。
それで、つい信号を見落として、赤信号で横断をしてしまった…。
その結果、子供たちはバラバラに引き取られることになってしまったわけですが。
自賠責の保険金や加害者(クルマの運転者)からの賠償金については、子の養育費として寄越せという話が、当然、子供を引き取った者から出ることは想像に難くないところですが…。
個々に子どもたちを引き取った親類縁者が、純粋に子供たちの養育を考えていたことを信じて疑いたくなく、子供たちの幸せを祈らざるにはいられない気持ちになりました。
観終わって、そのことが胸に痛い一本になりました。評論子は。

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talkie

4.02本立て1本目。 主人公一家で下品な言葉が飛び交い、友人も歪んだ性...

2023年1月4日
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2本立て1本目。
主人公一家で下品な言葉が飛び交い、友人も歪んだ性格で、ちょっと無理かもと思った。が、…
誰もが経験あるであろう友人との冒険譚、そしてちょっとしたすれ違いによる気まずさ。それらが上手く描かれている。そこに随所で昭和の人情が絡んでくる。親切にしてくれるお姉さん、それはアイドルを超え初恋となる。◯っ◯◯を凝視するのも当然である(笑)
何より素敵な言葉、「またね」

愚息が幼い頃、毎日寝る時に「また明日」と言ってくれるのが大好きだったのを思い出した。今は全くその面影はない(笑笑)

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はむひろみ

3.0昔の面影がない人

2022年10月12日
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単純

幸せ

寝られる

少年二人の友情物語。
子役のナチュラルな演技は見ものか。

良い点
・母の威厳
・家族愛
・感動的

悪い点
・毎日机に絵を描いている設定が物理的に苦しい
・ミカン親父が異様に速い
・わりと量のある米
・4、5人兄弟設定が設定浮きしていて、さほど効果的ではない

その他点
・サバカンじゃなくても良いようにも思える

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猪古都

0.5今年1番見て後悔した映画でした。

2022年10月9日
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とても高評価で期待していましたが、全てどこかで見たストーリー、セリフの連続で、びっくりしました。
テンプレのオンパレード。Jokerが言ってたセリフを思い出しました。「狂ってるのは俺か、世界か。」

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TSCM

4.5涙した

2022年10月8日
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ああいう生活って都会人はもはやテレビでしか見たことないと思いますが、実体験がなくても「懐かしい」と思わせるノスタルジックな雰囲気が良い。そして、泣ける。

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にち

5.0今夏で一番の映画でした。

2022年10月3日
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この映画をみて一番初めに思ったのは、今の子どもたちはこのような少年時代を送れているかということです。
学校、水泳教室、ピアノ教室、スポーツ教室と全ての空間が隙間なく目的合理化されてしまい、いつも大人に管理され、なんとも息苦しいと私は感じてしまいます。しかしこの映画は自然と共にある子どもがイルカを見たいという一心で自転車で旅に出る。ハワイに行くわけでもないけど、子どもたちからしたら大冒険。親には内緒で遠出するワクワク感と子どもだけである不安感。全てが丁寧に描かれていました。

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いち

4.0あの頃の夏にいてるかのような...

2022年10月2日
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映画としてコンパクトな良さがあったかな

前から気にはなってたけど貫地谷さんはしっかり足跡残してった
お母さん役は珍しいような
オノマチさんは誰にでも合わせられるね
竹原ピストルさんとの夫婦はバッチリよ
岩松了さんもいい味ですさすがです

少年二人の一夏の冒険って言っちゃうと陳腐になるんだけど

蝉の声
畳の香り
海の色
田舎のヤンキー
謎に柄の悪い夫婦の商店
茶の間の家族
全部が立体的に浮かび上がる

暑さもジリジリと伝わってくる
そんななかでのあの子たち二人がいいのよ

坂道頑張ってる二人だとか
子どもの見栄や思いのすれ違いだとか
大切な人の温もりとかね

見ないと伝わらないんだけど
期待してたよりいい映画

大人は懐かしく思い
子どもはシンクロできるんじゃないかな

疲れてる人は見た方が良い
デトックス効果が絶大笑
何のどこの部分に心が動かされているのか
わからないけど泣いてるんです

最後に主役の二人
番家 一路 ばんか いちろ 君
原田 琥之佑 はらだ こうのすけ 君
素晴らしかったよ

教材に出来そうな良作でした

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らら