シャドウ・イン・クラウドのレビュー・感想・評価
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そんなバカなを楽しむ
ちょいと昔なら銀座シネパトスや新宿東映パラスあたりで上映、その後で新橋文化みたいな、ある意味で固定ファンがガッチリいそうな映画。
男たちの言葉は終始下劣で聞くに耐えず、イラッとくる。
おいひげデブ、最期いい人になって帳尻合わせようとすんな、なんて思ってしまうほど酷い。
カバンの中身が分かって、ハァ⁉︎となるも、その細い体で超人的な身体能力を披露する様はB級映画ならでは。
指や胸をケガした設定はどこ行った⁉︎くらい復活も早い。
敵機はすぐ爆発するけど、こっちは丈夫だなぁ。
ムチャクチャな展開をそんなバカなwと楽しむ83分。
上映時間も丁度良い。
これは面白かったー! ストーリーはめちゃくちゃなんだけど面白い!
クロエ・グレース・モレッツさんが美しい。
彼女が演じるギャレット。
極秘任務で、ある荷物を抱え爆撃機に乗り込む展開。
座席が無く爆撃機底部の銃座に乗り込むんだけど、前半は銃座のワンシチュエーション的なシーン。
乗組員との会話は無線で取り合いギャレットのみが撮されてる感じ。
謎の生物が機外にいたり零戦との銃撃戦。
謎の荷物の中身の正体が予想外(笑)
とにかくギャレットがとてもたくましい。
ボルダリングのシーンのスリル感がたまらない(笑)
飛行機から落ちるシーンが笑える。
次々と起こる展開が忙しく引き込まれ感がハンパなかった。
ラストのギャレットが怖すぎた(笑)
女性は強いですね( ´∀`)
ダイナミック☆カムバック‼
時は第二次世界大戦。極秘任務としてオークランドからサモアへ飛ぶ飛空艇に乗り込む女性兵ギャレット。しかし飛行中、男達にはからかわれるわ日本軍機には襲われるわ挙句の果てには謎の生物まで現れるわで大パニックに・・・といった物語。
空軍大尉というギャレットが突然飛空艇に乗り込み、戸惑う隊員たち。絶対に開けてはいけない重要機密の入った箱をもつ彼女には、何やら達成すべき目的があるようで・・・。
前半は、銃座に閉じ込められたギャレットの緊迫した様子を見せる、ほぼワンシチュエーションモノの展開。しかしクロエちゃんの演技力とビジュアルが画をもたせ退屈しないのはグッド。
上の男達にバカにされながらも、同時に攻めてくる零戦と怪物に絶体絶命。中々スリリングな展開ですな。
でもギャレットさん、これしか手がなかったって…ホントにこれが最善の策だったのか(笑)?
何故サモアへ行くのかは知らんが、危険すぎるでしょw
後半からはバトルが本格化。まぁB級だからと言えばそうだけど、両津勘吉もビックリの再搭乗に加え、ゲームミュージックっぽいBGMも相まって怪物にモノを落とすシーンとかはちょっとシュールだったw からの、○○○を守れバカタレ‼にはちょっとシビれた。ここへ来てホントは良い奴とか反則ですね。
クライマックスへの流れも面白かった。
その行為は一級フラグ建築士的な・・・やめろ、やめろ、やっぱり来たーッ‼
わかっていてもクスリときてしまった。
作品的にストーリーは深くないけど、それなりにスリルはあったし、短い登場時間の中でも応援したくなるキャラクターも結構いたし、分かり易い内容で楽しめた。
そして83分という尺ですよ‼
早めに仕事切り上げて劇場行って観終わってもまだ19:30とか素晴らしいッ‼
多くの作品を観たい映画ファンとして、そういう意味でもありがたい作品だった(笑)
クロエ・グレースさんを観る映画!!
元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件
どこか昔懐かし「連続活劇」の匂いもするニュージーランド製『エイリアン2』というか『グレムリン2』だね。
①お間抜けにも復縁のプロポーズをしようとしている隙にグレムリンに赤ちゃんを拐われた男に『だから目を離すな、って言ったでしょ!』と一喝し、逃げるグリムリンを追い詰めてぶち殺したあと授乳する、というラストのもう一押しの一幕で映画が締まった。②昔々1910年代、映画がまだサイレントだった時代、「ポーリン」 シリーズという女性が主役の連続活劇が大人気だったという。ことほど左様に女性がワンウーマンで活躍する映画は決してウーマンリブの時代以降に始まったことではないが(でも多産されたのは確かに70年代以降『コーマ』『ウィークエンド』そして言わずもがなの『エイリアン』シリーズ)、、最近これほど女性が一人で大活躍する映画は久しぶりではないだろうか。(私が観てないだけかもしれないけど。) 銃座室に閉じ込められるわ、男達は馬鹿にして話をろくに聞いてはくれないわ、グレムリンは出てくるわ、零戦に攻撃されるわ、次から次へと降りかかる難題・危機に殆んど一人で立ち向かい乗り切っていくのだから。クロエ・グレース・モレッツは熱演というよりお疲れ様だね。③90分を切る尺でこれだけ楽しませてくれれば御の字。純ハリウッド製みたいに垢抜けしていないところがいかにもニュージーランド映画って感じで微笑ましい。④ラストのクレジットで第二次世界中、ちゃんと女性兵士も女性パイロットもいたんですよ、と紹介しているのも宜しい(日本はいなかったんだよねェ)。
アイデア良し、主演女優良し、その他は微妙
あらすじを見て面白そうだったので映画館で鑑賞。
実際冒頭から序盤の内は役者の演技や良演出も相まって面白い。空飛ぶ飛行機という閉鎖空間の銃座の中という更に狭い空間に押し込められた主人公一人の視点で進む物語は夜と雲を活かした演出で観ていてハラハラさせられる内容になっている。 が、それも中盤までのこと。
こっから少しネタバレ
中盤のグレムリンの登場シーンからここまで積み上げていたこの映画の良さがどんどん崩れていく。 こんな登場の仕方なら序盤までの実在すら不確かな存在としてグレムリンを描いてたのは何だったのかとここまでの良演出と脚本を丸ごと台無しにして登場したグレムリンもなんか間抜けなキャラでここから映画へのツッコミ所もどんどん増えていく。
間抜けといえば主人公以外の登場人物もステレオタイプの見本市で魅力が一切無い描き方をされている。終盤まで殆ど声だけの出演なのでしょうがないといえばないがキャラ付けが悪い意味でコミック的でここはもう少しどうにかできただろと思わざるを得ない。
また中盤終わりくらいに明らかになる主人公の秘密もあまりに唐突過ぎて正直他のオチがよかったなと感じてしまう。
ということで家で友達とツッコミ入れながら笑って観る分にはいいかもしれないが1900円払って映画館で観るかというと大分微妙な映画になっている。主演女優はいいので女優目当てで観るならいいかもというくらい。
最後に一言、主人公あんなに強いんだったらDV夫からわざわざ逃げる必要ないだろ!
クロエ・グレース・モレッツの見事な一人舞台
「クライム・サスペンスいい」
細かいところをツッコミ始めたらキリがないけど....
トムとジェリー以来のクロエちゃんの主演映画と言う事で、他の方々の評価を踏まえて観賞。
オレは映画通ではなく、ただの映画好きのオッサンなので、クロエちゃんの可愛さカッコ良さを堪能し、それなりに作品を楽しみました。
ツッコミどころ満載ではありますが、あんまり気にしなければ、全然納得いかないとか無かったので、個人的にはクロエちゃん主演という事もあり面白かったです(笑)
アメリカでは機械を故障させる原因はグレムリンのいたずらだと言われていたのは知っていましたが、これはいたずらレベルの話じゃ無かったですね。
これを題材にしたのは良かったのではないかなと単純に思いました。
それと第二次世界大戦が絡んだ映画で、零戦が撃ち落とされて良かっねと思ったのは初めてでした....内心、思いは複雑でしたが(笑)
クロエちゃんはやっぱり、キックアスシリーズもあったので可愛いけどアクション映画がカッコ良くてよく似合うと個人的に思います。
個人的にはクロエちゃんを堪能できたので星5つ満点でもいいくらいなんですが、やはり作品自体ツッコミどころ満載と言う事で星4つと言う事で遠慮させていただきました(笑)
これからのクロエちゃんの映画での活躍を楽しみに期待した作品でした。
最高のB級映画!ポップコーン片手にバカ盛り上がりしたい
本当のB級映画だ
初期宮崎駿&エイリアン+傷だらけのたくましい女性
素晴らしい!!! 最高!!見逃さないでよかった!(涙)全宮崎駿ファンは観るべきであろう。未来少年コナンVS空の怪物+死の翼アルバトロス。いや戦闘機に戦闘服のクロエはナウシカか。これだけワクワクした映画はここ数年あまりない。80年代エンタメで育った世代は涙ものだろう。
第二次大戦中の戦闘機の閉ざされた銃座に押し込められてバケモノに遭遇させるシチュエーションをよく思いついたな、と。そして彼女の乗り込んできた守り抜かなければならない機密司令。と、その中身。ここだけでも面白いのにそこにバケモノ。懐かしいトワイライトゾーンでみた「グレムリン」。ここから女性とモンスターという「エイリアン」な展開なのだけど、こっちは中と外。そして外には更に零戦3機が襲いかかってくるという涙モノのエンタメ。どんどん死んでく兵士とガンガン穴が空いていく戦闘機。そして、、
初期宮崎アニメでみたシチュエーションを実写で観れるのか!という驚きもあるけど、それ以外にあらゆるエンタメ要素の詰まった展開が凄い。そしてラスト辺りには見たことのない描写のつるべうち。モンスターVSヒロインではあるまじきバンザイ三唱なラストは必見。
演出はB級テイストだけどそれも込み込みで楽しかった!エンドクレジットの闘う婦人たちのフィルムのアイデアも素晴らしかった。
脚本は、ああ、、マックス・ランディス! 父と息子のトワイライトゾーン繋がりで華々しくもできたのに。そういえばゴーストバスターズも父のヒット作をジェイソンライトマンが手掛けたり。今年はトップガンもあるし80年代はまだ続くな
奇想天外
ヒットガールvsグレムリン
必死なクロエちゃんの表情、演技、そして戦闘が良かった。
男は全員バカ、まともなのはクロエちゃんだけという分かりやすさ。
明らかな低予算系な作りながら、ワンシチュエーションで緊張感ある画面作りに成功していたと思います。
強い女すぎて、ヒットガールを思い出したりして。
ヒットガールvsグレムリン。
かっこいい。
で。
この映画の一番の瑕疵は、クロエちゃんの演じるキャラの行動の動機になる相手なんぞ、一撃で倒せるだろう、ヒットガール!?
というところ。
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