「最後に「あいつ」が登場。ソニックワールドてんこ盛り!!」ソニック・ザ・ムービー ソニック vs ナックルズ keytonさんの映画レビュー(感想・評価)
最後に「あいつ」が登場。ソニックワールドてんこ盛り!!
実写版ソニック第二弾といことで吹き替え版を観に行きました。お客さんは思ったより少なく不安でしたが、十分に楽しめました。テイルス・ナックルズそしてマスターエメラルドが出てきて本当にうれしかった。やっぱこれがないとソニックを楽しめない。そういう意味では前作はソニックのスピードだけで面白い映画を作れる監督もさすが。
今作の内容は前作とそんなに時間がたっておらず、事件の後ソニックがヒーローにあこがれる所から始まります。夜のシアトルで自慢のスピードで人助けをするが空回り。新聞にまで取り上げられ、居候先のトムには「ヒーローとは何たるか」を説かれてしまう。そんな中、トムの嫁マディの姉レイチェルの結婚式にトム夫妻は招待される。お留守番を任されたソニックはその夜、ロボトニックとナックルズの奇襲攻撃に遭う。ナックルズはマスターエメラルドのありかを聞き出そうと攻撃するが間一髪のところでテイルスに助け出される。こうしてマスターエメラルドをめぐる冒険にソニックたちは奮闘する。
随所にパラマウントネタが出てきて映画好きならたまらない脚本でした。そして、吹き替えを演じた中川大志さんや山寺宏一さんも素晴らしかったですが、ナックルズを演じた木村昴さんもオリジナルとは違った雰囲気でよりパワフルで頑固なキャラに仕上がっていました。
そして何よりテイルスがかわいい。ゲームでは再現できないモフモフ感がたまらなく、声もオリジナルに引き続き広橋涼さんが演じていてとても安心しました。
今作は、何気なくソニックとテイルスの出会いやGUNの設立目的といったゲームでは描けなかった部分を映画内で説明する手法は上手いと思った。
前作よりもソニックらしさが出ていて満足しました。冒険・スリリング・友情を味わえるエンタメムービーでした。そして最後に「あいつ」の登場でテンション爆上がりしました。