「女スパイ共闘戦」355 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
女スパイ共闘戦
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355はアメリカ独立戦争時代の女性スパイ、アンナ・スミス・ストロングのコードネームですが後にコミックやテレビドラマでも登場しアメリカでは人気のようです。
クレバーでタフな女性役で活躍しているジェシカ・チャステインが007やミッションインポッシブルを女性版で作りたいとサイモン・キンバーグ監督に持ち掛け、実現した女スパイ映画。
敵の敵は味方と、CIAやMI6、ドイツのBND、コロンビアの諜報機関、中国のMSSの女エージェントが共闘して危険な万能ハッキングツールデバイスをテロリストから奪うサスペンス・アクション。
女性版らしく家族や恋人などとのしがらみを絡ませて、時にセンチメンタルなムード、まあ、ジェームズ・ボンドも6代目のダニエル・クレイグになってからは悩みの多いヒーロー色が主流になったので女性版と大差ない気もしますが・・。
舞台はパリ、モロッコ、上海と国際色豊かだし女性陣も個性派ぞろいなのでチャーリーズ・エンジェルよりは見どころあり、アクションシーンも豊富なので面白く鑑賞できました。
ただ、設定に難あり、渦中の奪い合うデバイスですがスマホくらいの大きさでコロンビアの麻薬王の息子が作った設定ですが天才だったとしても嘘っぽい、最後は潰して壊していますが、それならもっと早くそうすればいいのにと思ったりしました。
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