「ジェシカ姐さん一座の女人活劇譚」355 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェシカ姐さん一座の女人活劇譚
ジェシカ姐さんのアクション映画は、前作の『AVA』がイマイチだったけど、今回は女性スパイの集団アクションで、テンポが早くて面白かったです。ストーリー自体は大した事ないけど、舞台が次々と変わるにつれ、新たなキャラがどんどん参加してくるのでなかなか楽しめます。主役の五人が演技派タイプの役者さんなんで、それぞれキャラ立ちしている上に、ちょっとしたシーンで内面を上手く表現しているのもいい感じです。座長の奮闘ぶりもさることながら、三ヶ国語を操りながら猪突猛進ぶりが勇ましいダイアン・クルーガーが新境地のほか、役立たずと思ったペネロペ・クルスのオークション会場での小悪魔への豹変ぶりも見事でした。
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