「喋りがうるさくて嫌になった」スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース 朝比奈さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5喋りがうるさくて嫌になった

2024年1月7日
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鑑賞方法:VOD

スパイダーマンと言えば軽口を叩きながら戦うのは知っていたが、スパイダーマン作品の中で1番喋りの量が多かったんじゃないかと思った。
とにかくけたたましく、戦いながらも、糸で街中を移動しながらも喋る、身近な人達とも相手が喋ってようとも被せるように喋りの応酬。
その喋りの内容も如何にもなアメリカ映画の軽口やジョークで全然面白くない。全編を通してなだぎ武のコントかアナ雪のオラフの様な口調で鼻に付きます。「ぅんにゃぁ…分かってる…分かってるよ…君が何を言いたいのか僕には手に取るように分かる…、つまりUhm…」(以下略)こんな感じ。
その上、後半になると画像が乱れたようになりながら「アバババババ!!」とバグみたいのが多発してそれが不快さに拍車をかける。早口で口論をしながらその合間にはこのうるさいバグ。
観ていてこれ程ストレスに感じる作品は珍しい。

戦いのシーンも延々と似た様な追いかけっこを長々と続けているだけだったり、お互いダメージを与えてるのか分からない攻撃の応酬だけが続いていたり、決着が付いたかと思ったらまたすぐにバトル再開になったり、冗長でうんざりした。

映像は良かったのと、ストーリーの根幹自体は悪くは無かったので星1.5としておきます。

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