スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバースのレビュー・感想・評価
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次回作に期待
今回はネタバレなしのレビューが難しいので、具体的な展開を含めて語らせていただきます。
アニメ映画「スパイダーバース」の続編で、今回は2部作の前編にあたります。
前作の映像表現も凄かったですが、今作はより広いジャンルのアニメーションをミックスさせた盛りだくさんな内容になっていました。アジアンテイストのスパイダーマン・インディア、ギターを武器にして戦うスパイダーパンクに加え、レゴのスパイダーマンも登場して驚きました。さらに、実写映像も入っており、スポットがヴェノムに登場したコンビニで働くチェンと出会う所では衝撃を受けました。
本編には笑えるシーンも多く、私が行った劇場内で度々観客の笑い声で溢れていました。特に、マイルスが持ってきたケーキの文字が「I'm not proud.」になっていたり、マルチバースのスパイダーマンたちがお互いに指をさしている場面では、私も声を抑えられないぐらい笑ってしまいました。
グウェンは前作以上に出番が増えており、もう一人の主人公として活躍していた印象を受けました。バンドメンバーとうまく噛み合わず、父をうまく説得できないなど、彼女は悩める若者としての描写が多かったため、とても共感しやすいキャラになっていました。マイルスも、彼女に負けないぐらいの見せ場が用意されていて安心しました。彼がヒーローと日常生活の両立で苦戦する姿は、街の平和を守る大変さがしみじみと伝わってきました。また、「愛する人の死」というスパイダーマンになる人全員が避けられない運命に左右されず、自分で道を切り拓いていこうとする前向きな姿勢から勇気をもらいました。
映像表現としては1作目よりも向上していましたが、前編だけで物語を評価するのは難しいところです。来年公開予定の「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」でどんな結末を向かえるのか、それによって今作の出来が大きく変わりそうな感じがしました。ラストで闇落ちしたアース42のマイルスが登場した時は「一体、どうなっちゃうの!?」と思うぐらい次回作が待ち遠しくなりました。それと、ペニーパーカーも少しだけ登場していましたが、次作でグウェン達とどんな活躍をするのかにも期待したいです。
ちなみに、今回はドルビーシネマで観ました。色鮮やかなアニメーションと縦横無尽に駆け巡るサウンドで迫力が増していました。特に、沢山のスパイダーマンがスイングする場面は、観ているだけでもアトラクションに乗っているような爽快感があり、本作との相性がかなりマッチしていて最高でした。
映像表現の驚異的なこだわりと進化の速度に驚かされる。
前作でも映像表現に魅了されたが、さらに密度とクオリティをあげていて、表現手法はとにかく素晴らしい。ただ、面白いアクション表現もほぼスタンドアローンで成立していて、絵は面白くてもストーリーを進めているように思えない箇所が多い(それも情報量が膨大でいろいろ見落としているせいかもしれないのだが)。正直まどろっこしいのに、つづく、で終わってしまうことへの不満もある。さまざまなルールもあくまでもフィクション上の設定にすぎず、「お話のためのお話」以上のものになっているかは疑問がある。全スパイダーマンが背負う宿命は、おそらく後編で打ち破るべきハードルになるのだろうが、そこにどれだけ共振できる感情を載せられるのかが勝負のしどころのように思う。物語としてはまだ序盤で、まだ続編を観るまでは判断できない部分が多いし、前作のヒットでやりたいことをやりたい放題に実現できるようになった自由度の高さはステキだと思うが、それにしても物語とのバランスを思うと今回はやっぱり長いよ。
真の21世紀の映画
まさに革命的映画。21世紀になってもなんとなく20世紀的な映像の延長線上の表現が多かったところ、完全に新しいことをやってきたという印象で、21世紀の映像表現のスタンダードを打ち立てることになるかもしれない。今でもすでに絶賛が相次いでいるが、本当の真価は10年後くらいに発見されるような、そういう作品になるのではないか。 運動描写も素晴らしいが、最もすごいのはテクスチャーを自在に変化させて、それを驚かしのギミックレベルではなく作り手の表現意思で操っているところ。ショットのつなぎ、アクション、台詞、音など、様々な要素が映像表現にあるが、そこにテクスチャー変化という新たな要素を加えた。コミック的な表現のみならず、水彩画のようなテクスチャーのシーンもあったり、なぜこのシーンでこのテクスチャーなのか、シーン単位よりもさらに細かくショット単位で意図を持ってそれをコントロールしている。このテクスチャーからこのテクスチャーに変化することで、どんな効果を生んでいるのかなぞ、今後何十年も研究対象にされるべき作品だ。
圧倒的すぎる創造性の爆発を見た
圧倒的な創造性の爆発を見た。本作は大胆であることを恐れない。異質のビジュアルスタイルやタッチが混ざり合うのを避けるのではなく、むしろその融合を大いに歓迎して、さあどうなるか見てやろうじゃないかと言わんばかりに観客を未知なる映像体験へと引き摺り込む。我々もそれが楽しくなり、描写タッチも性格も何もかもが異なるスパイダーマン同士が真向かい、共に戦い、追いかけ、追い詰められる展開に翻弄されっぱなし。次元から次元へ、創造性のトンネルを駆け抜けるたびに、今度はこの手で来るのか、まだこんな手法が残されていたのかと、驚きを超えて口が半開きになる。まさに”スパイディ”というIとWEを同時に堪能する2時間20分。実写映画を凌駕するイメージ量とスピード感を持ちながら、それでいて個々のキャラへと深く入り込み、大切な人への思いを浮かび上がらせる様は繊細だ。次作がどう予想を裏切り、限界を超えるのか俄然楽しみになった。
静寂の中で展開するマルチバース・アクションの魔力
2018年に公開された『スパイダーマン:スパイダーバース』は様々なバースから複数のスパイダーマンが集結して来るというアニメならではの発想を最新のビジュアルで具現化した傑作だった。そして、この続編は空間設定だけでなく、スパイダーマンことマイルス・モラレスの"成り立ち"そのものを大胆にリセットして物語は展開する。それにプラスして、スパイダー・グウェンことグウェン・ステイシーのストーリーが被さり、前作を超える数のスパイダーマンたちが各バースから集結する。その目まぐるしさは半端ないのだが、前作同様、巧みな視覚演出が観客の集中力を途切れさせない。 今回、特に凄いと感じたのは、レゴのスパイダーマンや実写のスパイダーマンが顔見せ興行よろしく現れては消えていく、独特の軽さと前作を超えるスピード感だ。そのグラフィック・コミックをめくるような軽快な展開は、伝説のPVとして語り継がれるア・ハーの"テイク・オン・ミー"を彷彿とさせる。つまり何が言いたいかと言うと、めちゃくちゃ洗練されているのである。さらに、音量を最低限に抑えて、全てが静寂の中で進行していくサウンドエフェクトにも感心する。 主軸となる"運命は自分で決める"というテーマにも合点がいく大ヒット・シリーズのリブート第2作。早く次が観たい。
世界の命運と自らの正義を天秤にかける時
アニメーションの強みを活かしたスタイリッシュな映像と、MCU作品群に先行してマルチバースという設定を映画内で採用した事で、非常に評判の高かった『スパイダーバース』シリーズの続編、前後編の前編に当たる。 前作の、実写では不可能なスタイリッシュなアニメーション表現の数々にはただただ脱帽だったのだが、まさか今作でそれすらも軽々と超えてみせるとは思わなかった。とにかく終始画面に釘付けにされ、尺の長さなどまるで気にならない。また、あれだけ色彩豊かで派手な表現の連続なのに、決して観客に負担を強いらないのだから凄まじい。 前作『スパイダーバース』のキャッチコピーが“運命を受け入れろ”だったのに対して、今作では“運命に抗え”というのがまたニクい。 前作では、既にスパイダーマンが存在する世界、アース1610で普通の高校生として生活していたマイルスが、別バースであるアース42の蜘蛛に噛まれた事で能力を得てしまい、更にはその世界でのスパイダーマンが亡くなった事で、新たに自分がスパイダーマンとして平和を守る為に戦う事になった。愛する叔父を亡くすというスパイダーマンの背負う“近しい者の死”の運命に翻弄されながらも、別バースの仲間達と協力してヒーローとして覚醒した。 この点については、冒頭でスタイリッシュなアニメーションと音楽にグウェンのモノローグを乗せて復習させてくれる。 また、そこからグウェンのこれまでの人生経験と、スパイダー・フォースに参加するまでの流れが、無駄なくテンポ良く語られ、前作のラストに上手く繋がるのも素晴らしい。まさか、あの軽快なラストの背景にそんな経緯があったとは。 今作では、そうしてスパイダーマンとして誕生する為の通過儀礼を済ませたマイルスが、今後降り掛かる更なる死の運命を事前に知った事で、それに抗おうと、他のバースのスパイダーマン達と敵対しながら、運命を変える事に挑む。奇しくも、同時期に公開された別作品とは真逆の運命を選択するのがまた面白い。 時に非情な選択を迫られるのはヒーローの常だが、同時に、誰かを救う為に過酷な戦いに身を投じるのがヒーローの務めだ。警察署長に就任した父がスポットによって殺されてしまうという、スパイダーマンに降り掛かる“署長の死”の運命を知ってしまったマイルスは、運命を受け入れるよう促すピーター・B・パーカーに、「もし(あなたも事前に)知ってたら止めたんじゃないか?」と問うが、この台詞が本作を、そしてヒーローとしてどうするべきかを象徴しており、非常にグッとくる。大人になれと諭す他の成熟したスパイダーマン達に対して、マイルスはまだ親元でヒーローとしての孤独や進路について苦悩する子供、大人になりかけの状態だ。だからこそ、「せっかく誰かを守れる力を得たのに、誰かを、ましてや自分の親を救おうとして何が悪い!」と運命に抗う事を選択する。最も純粋な“人助け”というヒーローとしての使命を全うしようとする。例えそれが、この先どのような結果を生む事になるとしてもだ。 それに加えて、ラストでは自分を噛んだ蜘蛛が本来居たバース、アース42へと転送されてしまい、スパイダーマンの不在故に荒れ果てた世界で、まさかの「プラウナー」として闇堕ちした自分と体面する事になる。 マイルスは、闇堕ちしたもう1人の自分とどう向き合うのか?正義が不在のこの世界は、果たして救出に向かうグウェン達との協力の末に救われるのか? 物語はそんな強烈なヒキを残して、次回作『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』へと続く。 闇堕ちした自分との対決、自らの正義を果たす為のミゲル達との対立、マルチバースを移動出来る強大な力を得たスポットとの最終決戦と、とにかく次回が楽しみで仕方ない!
待望のバース続編
1とは打って変わってシリアスSFストーリー 上映時間は長いが飽きさせない展開とテンポ アメコミとは思えないストーリーと設定の綿密さ そしてアチアチ展開 久しぶりに劇場で観てよかったと思える作品 ただひとつ 次作までの期間が長すぎる 続きが気になって仕方ない
マルチバースの、良い点も悪い点も出ている。
前提として ・大体3回目。 ・監督3人の他作品は未視聴。 ・前作『~:スパイダーバース』は視聴済。 ・原作と思しき『スパイダーバース』系統と『スパイダーグウェン』系統は何冊か読後。 ・実写映画版『スパイダーマン』は大体視聴済。 情報量と展開がちょいと多すぎる。 良かった点から。 まず、なによりも視覚的楽しさ。 圧倒的に進化してる。間違いない。今作はキャラクターだけでなく、様々なアースが登場する。なので背景ごと画風が変化する。これが非常に楽しい。 心情が水彩画のような色と幾何学模様で表現される、グウェンのアース。 3Dアニメーションが基本ながらも、縁取りがマーカーのようなムンバッタン。 暴力的なまでのコラージュ、パンクアース。 そして、画風はマイルスと似ているが最先端かつ貧富差が垣間見える、2099アース。 旅的な楽しさが今回は非常に強かった。 しかも、実写映像との組み合わせまである。 今回は3Dアニメーション味が強かったのだが、それのおかげで実写が横に並んでも違和感が無い。これはなかなかの技術だと思う。 他にもそういう作品はあったと思うけど、大きく見た目が変わるのを「元から世界観が違うから画風も違う」という設定だけでなく、視覚まで納得させたのは本当にすごい。 次にアクションシーン。前作よりも、人を助けるシーンが増えた。スパイダーマン(というかヒーロー)といえばやっぱり人助けなので、こういうシーンが多いのは嬉しい。かつスタイリッシュ。 クモ糸一つでびゅんびゅん飛び回って、人を助けたり瓦礫をぶっ飛ばしたり……。バイクやマント、馬などの小物・乗り物を使ってもやっぱりスタイリッシュにキメてくれる。 スパイダーメンかっこいいぜ!! カメラワークも素晴らしい。前作以上に情報量が増えてごちゃつくけど、とにかくかっこいい。かっこよさとか"映画的表現"みたいなのもマシマシで本当に良い。 あとキャラクター。 今作で非常に増えた。覚えるのが地味に大変だったけど、覚えたくなるほどに魅力的。 パンクとかスポットとか人気出そう。俺的にはグウェン姉さんの苦悩とか色々な表情が観れたから満足!!相変わらず、いやもっと美しくなっていた!!フィギュア買って正解! あとメイデイ可愛い。生粋のアナーキスト(ホービーが敬愛してるの好き)。 さて、ここからは気になったところを。良い部分の裏返しもいくつか。 まずは視覚的なレベルアップが過ぎること。 画風の違いや実写との組み合わせなど、うまく行っている部分も多いけど、コミックらしさがちょいと失われた。懐古厨になりたくはないけど、3Dアニメーション感が強いのもちょいと気になる。髪の毛がもはやクレイアニメ。クレイアニメにも良さはあるけど、ここで観たいわけじゃない。 ついでに言うと、ムンバッタンのバス車内だったかな? 素人目で観ても、「ここはもう少しディテール増やした方がいいのでは……?」みたいな人物たちが居た。遠目でみているから"ぼやけてる"っていう表現かもしれないけど、バランス調整というか選択肢をミスってる気がする。 次に、演技面。正確に言えば日本語吹替および字幕面。 身体的な演技は相変わらず。少しだけ大げさにはなったかも。こっちはいいバランス。 セリフを日本人にも馴染むように変更した結果、うまく伝わらない部分が多かった。吹替で聞いていて「?」になって、字幕で観直したら「あ、そういうニュアンスだったんだ」とか逆に「字幕より吹替の方が正確に伝わるな」みたいなのが非常に多い。ミゲルとか一番影響食らってたんじゃないかな。 字幕サイドも吹替サイドも、「あの分量を真剣に仕事してる」のが強く伝わるし、どの映画でも起こり得ることなのかもしれない。 だけども、様々な言語や文化が混じる素晴らしいプロジェクトだからこそもったいない気がする。ただの素人意見だけど。 ストーリーも気になった。 それ自体は悪くないと思う。面白いものが詰まってる。 ただ、分量がちょいと多すぎる。どこかで次作に分けても良かったように思える。描きたいこともめっちゃ分かるんだけど、クライマックス感のあるシーンが後半で連続してちょっとダレた。二回目以降は感じなかったけど、初見はどうしても感じると思う。 スポットの"キャラクター"としての重要度がどうも気になる。舞台装置にしか見えないのだけれど、あそこまで愛嬌とインパクトのあるキャラクターにした方が良かったのか……? 「原作だとB級ヴィランだった」とのことで描き方に力が入るのも分かるけど。 結果的にテーマも巧くまとまってないように見えた。次作につなげるための前半なので着地点までは用意しなくてもいいけど、何がテーマなのかはある程度はっきりした方がいいと思う。 "家族"なのか"運命"なのか"ヒーローの仮面"なのか。それとも全部がメインテーマなのか。 そもそも情報量がただでさえ多いので、どこを重要視するかをもう少し絞らないと大変なことになる。今はスレスレのライン。 あと、音楽。相変わらず名曲ぞろいだけど、暗かったりチル系が多い。なのでうまくアガれない。アゲのときとサゲのときの落差はもうちょいあっていい。アゲの曲が一曲か二曲ぐらい欲しい。 そういえば、日本版主題歌は今回流してないのね。前回が相当不評だったんだろうな。 こうやって考えてみると、"バランス調整"が本シリーズ最大の課題なんだろう。 天文学的数の選択肢から何を省いて、何を強調して、全体を見てまたどこを調整して…… うわ本当にすごいプロジェクトをリアルタイムで観れてんだな。嬉しくなっちゃう。 好きなシリーズだからこそ、気になるところは気になる。そんな作品。 『ビヨンド~』に期待。
PROレビュアーとは?
この映画は父と子の葛藤の物語です。
ミゲルはマイルスをガキ扱いし物語の運命をおしつけようとします。
これはもちろんマイルスの父が学校をマイルスにおしつけたことに対応しています。
なので、これから先、マイルスがどのような新しいスパイダーマンの物語を紡いで、親子関係を築いていくか、そのことが主題となります。
というわけで、この作品は思春期の子供の普遍的な心理を描写しています。
ところで、ここの自称ProのレビュアーをいくらGoogleで検索しても実績が出てきません。
映画についてどのような専門知識があり、どのような実績があるのか不明です。というか実績が全くないから調べても出てこないと考えるべきでしょう。
Proのレビューを読んでも僕には小学生レベルにしか見えません。
勝手にProを名乗ってる可能性があります。
そうでないならProを名乗る根拠を提示しよう。
Proという肩書きに騙されないでください。なんの実態もないのに専門家を詐称してるだけの犯罪者の可能性があります。
専門家でもないのに専門家を名乗っているなら立派な犯罪ですから通報をすべきでしょう。
やっぱりスパイダーマンは良いね!!
めちゃくちゃ楽しい映画だった。
音楽とグラフィックがそれぞれのキャラの世界に合ってて凄い。一つの映画で何個の世界をみたのか。
中盤以降はその様々なスパイダーが集まるが、キャラそれぞれのデザインやグラフィックに拘りが溢れすぎてて追うのに大変だった。(スパイダーパンクの崩れだ作画の感じとか、90年代のコミック作画をイメージしたスカーレットスパイダーとか、妙に画質の良いゲームのモーション完全再現のPS4マーベルスパイダーマン版のスパイダーマンとか)
凄かったのが最初よ。
スパイダーグウェンの世界感が完全に映像化されてるじゃないの。あの背景のピンクと黄色とオレンジを縦に擦ったみたいな感じ。
バンド仲間にピーターリザードも少し出てて、原作読んでたからニッコニコで見てた。
ガンケが部屋でプレステのマーベルスパイダーマンをプレイしてたのはめちゃくちゃ面白かった。
インディアも2099も良かったが優勝はパンクでした。
イケメンすぎ大好き。
スカーレットは作画がバカ良かったからもっと活躍してほしかった。
ビヨンドザに期待かな。
アンドリューもトビーもライブラリーで出てたしトムホは次かな?あと日本人として欠かせない東映版スパイダーマンも出てなかったからこれもビヨンドザに期待かな。ヴェノムのおばちゃんが出た時声出た。実写とアニメの融合は何度見ても凄いな、、エヴァとかSSSSとか。
ピーターBパーカーの出番少なかったのは残念だったけどグウェンがもはや主役になってたので大満足です。グウェンさらに大好きになりました。
最後にはイントゥザ(+α)チームを引き連れてて叫びそうになった。前作死ぬほどみてるからしっくり来るねぇハムとノワールとペニー。ペニーは原作スーツ寄りになってたし。再活躍楽しみすぎて1年待てない、、、。
ストーリーも上手く前作と繋げてて良かった。
スパイダーバースは「大いなる力には〜」の台詞は聞きたくないとか、大切な人の死によってスパイダーマンの物語は進むとかメタ的なことを組み込んでるのも他と違って良いんだよね。
マイルズがミゲルを蹴っ飛ばすとこで前作の自己紹介の「僕はスパイダーマン。放射性のクモに噛まれて。あとは知ってんだろ!」ってセリフ言うの粋すぎるな。
スパイダーマンが存在しないアース42の設定めちゃくちゃ面白いし、アース1610(イントゥザの世界)のスパイダーマンはアース42の蜘蛛に噛まれたマイルズがイレギュラー的に生まれてしまったことにより予定と違い死んでしまったって、これ前作のマイルズの成長ストーリーを純粋に楽しめなくなったな??切ないな??悲しいな???(このマイルズの孤独感が最終決戦を熱くするからワクワクが止まんない)ラスボス級にまで成長したスポットとスパイダーマンのいないアース42に飛ばされ囚われたマイルズ(しかもシニスター6もいるみたい)とピンチに次ぐピンチで次回作の期待が爆発しそう。前編はピンチであればあるほど良いからね。
散々前後編の2部作って言われてたのでTo Be continuedになったのは全くびっくりしなかったです。
最後にミゲルオハラなんだけど、初戦のバルチャーのとき後ろからの火に全く気付いてなくてスパイダーセンス発動してなかったのが気になる、もしかしてスパイダーマンじゃない、??
いや〜〜楽しかった!
どうして評価が高いんだろう
マルチバースを理解したうえでこの映画を語るなら、この映画を「つまらない」と評価するアース42があってもいいはずだ。やたらと評価が高いようだが、私には到底受け入れられそうにない。 お寿司を食べに行ったらパエリアが出てきたような感覚か?パエリアにもうまいまずいがあるように思うが、残念ながらその価値観を持たなければ、最上級のそれを出されても「豚に真珠」である 後半、畳みかけるような展開になり、エモーショナルなストーリーが拡がっていったが、主人公の存在意義を問いかけることで、この世界そのものが崩壊するという壮大なロジックが定義される。ゆえに愛する人を守ることができないジレンマに陥り、仲間たちもつらい状況を見殺しにするしかない。「それがこの世界のルール」を飲み込めと強要される。 前作を見ていない人には何のことだかさっぱり分からないだろう。それどころか、いっぺんでもスパイダーマンを見たことのない人にはもはや映画の体(てい)を成していないかもしれない もともとマルチバースの概念を取り入れることで、多様性を受け入れる世界を表現したかったはずだ。ロボットのスパイダーマンや少女のスパイダーマン、疲れたおじさんのスパイダーマンが居る世界が存在する。 もうひとりのスパイダーマン、グエンも世界になじめずに、家族とも折り合いが悪い。親に正体を隠してこそこそしている自分が嫌だけど、スパイダーマンである自分を変えることが出来ない。これはまるで陰謀論にはまってしまった少女そのものだ。世界の本当の秘密を知ってしまった自分は、誰からも受け入れてもらえない。でも世界をよくするために行動することをやめられない。 もしかして、そんな価値観の相対化を悲観したストーリーがうけたんだろうか? それにしたって、あの終わり方はないと思う。ネタバレにならないギリギリの表現で言うなら『バックトゥザフューチャーpartⅡ』を見にいった時の気持ちに近い。映画にハマっていた分、BTTFⅡはワクワクして映画館を出た覚えがある。 この映画には、それがなかった。
前作から少しずつスパイダーマンとして成長しつつあるマイルス。久し...
前作から少しずつスパイダーマンとして成長しつつあるマイルス。久しぶりにグウェンと再会して、マルチバースへ。びっくり仰天大騒ぎ!スパイダーマンがいっぱい!こんなにいるの? まだまだ続くんだ。新たなシリーズ。楽しみですね。
映像表現がすごい
とにかく映像表現がすごかった。 印象的なのはグウェンと父の再会シーン、別次元のスパイダーマンが交錯するシーンでそれぞれの作画がクロスオーバーするのが本シリーズのメインディッシュだが、このシーンは同次元の親子の感情で作画が変わる表現が美しかった。 何回か観ないと整理できない。 作り手の意図を汲み取ることはおそらく私のレベルでは不可能、感覚的に感じる映画なのかもしれない
マニア向け
そもそも悩み多き10代の少年が蜘蛛に噛まれて悪を滅ぼすヒーローに突然なってしまうわけだから困惑して当然、観客も同世代だろうから家族関係や恋愛のお悩みを絡めるのは必然でしょう。
敵役もコンビニ強盗程度とブルックリンらしいのだがちょっとチープ、マルチバースになって悪役もスケールアップはするのだが話がなかなか進まず長すぎる。
おじさんからしてみれば、うじうじした話よりアクションシーンが観たいのだが、アニメなので実写版のVFXよりリアリティが薄いので思ったより興奮しないし、飛び方も同じような繰り返しなので飽きてくる。
ヒーローの女性版を作るのはお馴染みだがもっと増産、性別、人種、年代、猫までもと多様化した現代らしいキャラづくり、おまけにマリチバースやアベンジャーズのチーム化はマーベルの十八番だから徹底したダイバーシティものになっていますね。
2時間半の長尺、しかも完結せずTo be continued、マニアにしてみれば見ごたえ十分と言うことなのでしょうが、短気なおじさんには冗長部分が多く長すぎると感じてしまいました。
映像と音楽は最高!ストーリーはやや不完全燃焼。
前作を上回る新たな映像表現は目を見張るものがありました。加えて本作は、音楽と映像の完璧なシンクロを達成していて序盤の没入感を高めていました。 エンタメ映画を見ている…というよりは、 もはやアート作品やミュージックビデオを見ているような感覚に近いです。 "物凄いものを見させられている"という感覚はあります。 ただし、心の底から「面白かった!」と思える作品ではありませんでした。 良くも悪くも非常に情報が多く、加えて上映時間が長すぎるためダレているように感じる部分もありました。 (2回目視聴してこの辺りの不満点はだいぶ解消されました。) マルチバースのイベントを否定する主人公は、社会が押し付ける(大人的)正しさの強要と、それに対する反抗のようにも見えました。 色んな箇所で大人と子供、親と子の確執としがらみを感じさせるストーリーだなとしみじみ思いました。 前作が確立した3DCGを用いた映像表現を更にアップデートして見せた本作は、ちょうど同年公開のミュータントタートルズミュータントパニック(以下ミューパニ)と対になるような立ち位置と言えるでしょう。 しかしミューパニが革新的な映像と王道エンタメ的ストーリーを一本の映画に収めていたのと異なり、本作はあくまでも3作目への"つなぎ"なのです。 加えて、期待値を爆上げして次回作に繋がるラストでもなく、フェードアウトするように終わってしまうので不完全燃焼感は否めません。 伏線も投げっぱなしなのでキャラクタードラマ的な部分も全て未解決です。 キャラクターや世界観も複雑多様化しすぎ(これが本シリーズの魅力でもありますが)た結果、非常に飲み込みにくい作品になって消化不良を起こしているようにすら感じました。 本作を単体で評価するのは非常に難しく、3作目が公開されて初めて総合的な評価ができる気がしています。 映像も含めたこのカオス感を楽しめるか否か 或いは原作への理解度によっても印象が変わるかもしれません。 ミューパニと本作単体での比較をするなら、 アクロス 映像100点 音楽90点 ストーリー75点 ミューパニ 映像100点 音楽90点 ストーリー100点 といった感じでしょうか。 次回作を見るまで評価が定まらないので3作目に期待します。個人的にはもう少しエンタメ的なバランスに修正しての大団円にうまく落とし込んでもらいたいと思っています。
マルチバースの世界はアニメ
アニメ技術が凄い! 「1」でもビックリしたけど引き続き凄い! アメコミ風にしたり奥行を見せたり この映像の凄まじさは素晴らしい。 マルチバースの世界を表現するのは アニメのほうがいいかもしれませんね。 でも「1」ほどの衝撃はなかったかなあ。 仕方がないけどね。
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