BAD CITYのレビュー・感想・評価
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集結
小沢さんがよく動く。ちょっと驚くレベルで。
小沢組というものがあるなら、総力戦の作品だろうか。脚本もそこそこ立て込んでて、バイオレンス色満載ながらもホロリとさせるシーンもある。
孫を抱く片瀬さんに泣かされたりする。
ただまぁ…ちぃと説明臭い部分もあってげんなりする部分もなくはない。
とは言えキャストの皆様は自身の持ち味を存分に発揮していたように見受けられる。
どのシーンも重低音の台詞ばかりで、トーンが変わらないと言うか…あまり、この手の作品を見ないので、お約束と言えばお約束なのかもしれない。
ちくとマドンソクを彷彿とさせる一面もありはするが、小沢さんの魅力は満載だったように思う。
アクションのクオリティは極めて高く、どのアクションも練度が高い。
ラストの小沢vs山口もそうだけど、格闘って本質を的確に捉えてたようみえて見応えしかない。
ご自身は階段落ちまで披露してるし、見事である。
さすがは園村監督作品ってとこだろうか。
全員キャラ立ちもしてたのだけど、基本的にあまり見ないジャンルではあっめ好きな人だけ楽しかったらいいのだろうなぁと思う。
と、ここまで書いてふと思う。
でもアウトレイジとか嫌いじゃないなぁと。
何が違うのだろうか?
…思い当たった事はあったけど黙っていよう。
よかった
小沢仁志の表情と声がいちいち決まっていてかっこいい。アクションがや人数が多くて乱闘になり、テンポが悪い。エンドロールを見ていたら小沢仁志のファンクラブ的な数々あり、それで多くの人を登場させる必要があって長くなっているのかと推測する。
荒くれ者共
今年はまだ武闘派のアクションを観れてないなと思い、Vシネ系に手を出してみました。
脳汁がほどよく出てくれる快作でした。アクションもふんだんに盛り込み、ドラマもしっかり筋は通してある、キャラの魅力もあり、ベタな話運びではありましたが、満足度はかなり高めでした。
vs韓国マフィアの話なのですが、銃はほとんど出ず、バットなどの武器や拳での殴り合いや蹴り合いがメインです。そんなバカなな感じですが、そこをねじ伏せるくらいにアクションのレベルは高かったです。坂ノ上茜さんのアクションのしなやかさには目を見張るものがありましたし、坂口拓さんの剣捌きはお見事、男性陣のゴツいアクションもこれまた良かったです。ただゴチャゴチャしすぎてて、一つ一つの迫力はやや欠けていたかなとは思いました。
事件が起こる→捜査をする→隠れアジト乗り込む→仲間がやられる→1人逸れる→敵組織の1人と和解→仲間と合流→敵の本拠地に乗り込む→戦闘開始、ととっても王道な話運びなので驚くものはそこまでありません。だからこそなのか、スッと色々入ってきました。
細かいこたぁどうでもいい!これが俺たちはやりたいんだ!という強いこだわりを感じれた作品でした。拳が世界を変える…!
鑑賞日 1/22
鑑賞時間 12:55〜15:05
座席 J-5
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