名探偵コナン ハロウィンの花嫁のレビュー・感想・評価
全142件中、41~60件目を表示
コナンファン以外にも勧められる
最近のコナン映画の中では1番面白かったです。
中だるみすることなく最後まで楽しめました。
タイトルにインパクトがないのと、今の政治情勢的にロシア人を押し出したのはタイミングが悪かったなと思いましたが…
トリックは最低限ロシア語を知らないと分かりませんね笑
知っていても渋谷交差点を指してると気づくのは無理かな。
いつかアクション抑えめでミステリーメインの映画もまた作って欲しいんですが。
とはいえ犯人がすごく悪役でカッコよかったし、回想シーンも緊迫感があってテンポよく楽しめました。
コナン映画は無駄に爆発させて盛り上げる印象がありましたが、今回は犯人が爆弾魔なので違和感なく観れました。
最後みんなで協力するシーンはしんちゃんの映画っぽいなと思いました笑
とはいえ全体通して、はっきり面白いと言える作品でコナンファン以外にもオススメできる仕上がりだと感じました。
まさか高木刑事が死ぬなんて
まさか高木刑事が死ぬなんてことはありませんm(_ _)m
お幸せにって感じで良かったです。
ゼロシリーズの中でも分かりやすくて、観やすかったです。半年ズレたことで季節感が…。
エンディング曲も良かったです。
ふまんだらだら
私が作品に求めていたものが作品の良さや本質ではないんだろうなの気持ちにさせられました。
以下、タイトル通りふまんをタラタラも述べているだけですので特に降谷零さんが好きな方、映画に納得、満足がいっているファンの方は不快な気持ちになられる文ですので閲覧はお控えください(以下敬称略)
降谷零のヘリコプターのシーンを見た時はそれまでのわかり易すぎる展開に音を殺して吐いた溜息すらまだ序の口だったと絶望を覚えました
あまりにも行動が先を捉えてなくて、大切にしていたはずの国、守るべき国民の命を蔑ろにしていて…墜落するヘリでのアクションをさせたかっただけだろという…やりたいことは分かると思うのです
ようは3年前の過去の再戦・同期のいる中での無茶な飛びかかりを今は一人でするしかなく、そしてそれが出来てしまうゼロというのを見せたかったのではないかと……
ただ、それをさせたいのために彼の本来守るべき存在を蔑ろにした、考え無しで無鉄砲な行動をとらせてしまうのは、キャラを殺している・降谷零という存在への侮辱と何が違うのでしょうかと言いたい
私が降谷零に夢を見すぎているのかも知れませんが、あくまで私は彼を「日本の国民の命を守るために人生を捧げている刑事」として捉えていましたがこれが誤ちなのかもしれません
悔しくもゼロの執行人というあの素晴らしい作品で彼が放ち多くの人を虜にした名言にすらも反する行為。
もう降谷零の活躍を描きたいではなくて、客受け、言葉を選ばず言うのであればかっこいい降谷零という図が見れればそこに彼の理念や考えなどは重要ではないという表面的な部分を重要視するファン層へ媚びでしかないと私は捉えてしまいました
これまであったはずのその絶望的情報をどうやって解決したのか、そこは描かずに優秀な〜の一言で終わらせるという…またどうやって行ったのか等を省くのが少なくとも2回もあるのがなんともまぁ……お粗末が過ぎる
探偵、推理、ミステリーの作品では無いのか…
爆弾解除の部分を深堀しなかったのは作品に関係がないと割り切られたのでしょうか?
犯人を隠すつもりもない脚本は、もはやコナンの存在理由すらあやふやに感じてしまいました…
キメ顔のカットをむやみに作りすぎているせいで印象に残るということがない
…あまりにも女性ファンに媚びすぎてないか?と寒気を覚えました これでは観る層が削られていくだけではないんかと…
そこの疑問はまぁそういうものだ商売だろうでまだ、まだ割り切れるけれども、それでテンポを悪くしたり視線が流れてしまっては意味がないのではないか……?もうターゲット層を完全にキャラ愛で金を払うかっこいいシーンがあればいいだけの人にしたのか?そう叫びたくなる作品でした
少なくとも私は今回の作品に登場したあの男が降谷零を名乗っていることに絶望を覚えましたし、そして そんな彼と同時の作品で同期との友情のようなものを含められたことが残念でなりません
近年の悪いとこ全部煮つめたみたいな作品に、降谷零が客寄せパンダから客受けのための玩具になってるなぁ…という最悪のコンボでした
犯人が序盤ですぐに分かる推理要素のなさ、高木と佐藤の小話はファン的には嬉しかったものの白鳥高木辺りの会話は流石に鳥肌、かつてのシーンの回収がこの作品のこんなオチに使われてもう消費されてしまったという絶望 まだ上げればあるのですがそれすらも吹き飛ばされたこの作品の酷さは兎にも角にも 降谷零 のキャラ崩壊でした
女々しい意見ですが、ビジュと乙女ゲーム的表現といいますか俗に言う胸がキュンとするイケメンのかっこよさのようなものを重要視するファン層が増えてからそっちに媚びまくった作品になっていて純粋に面白かった映画作品としてのコナンは死んだなぁと歯痒いおもいです。
これはそういったファンの方が悪いのではなく、そういった層の需要を元の作品の良さを保ったままに満たす作品をつくらない、そちらに全振りして作品のクオリティを下げている制作陣の問題でしかないのですけれども……
雰囲気ちがう
OPは個人的に畳み掛けるようなスピードが欲しいので丁寧なハロウィン要素いる?と思ったけど
新しさがあった。
途中のコナンがパイプを走るところは耐えられず、
おいおいまじかと笑ってしまった笑
他の方も言っているが毛利母は見舞いには来なかったのか?
最近は何でもかんでも爆発していたが、今作を観ると爆発すりゃいいってもんじゃないなと思った。なかなか毛色の違った雰囲気を感じたが、個人的には好きだった。警察学校のメンバーの最期はいつ観ても悲しくなる。切なさがあった。賛否はありそう。
近年でいい作品
OP始まる前のシーンでこれは神回かもって感じだら全くその通りだった。ストーリーも飽きないし渋谷という舞台も知ってるからこそ楽しめた。高佐メインはもちろんのこと沢山の人の視点があっていろんなことがあってラストへ繋がったことに凄いなと感じた。美味しいところは萩原持ってったけどそれもよかった笑
音楽も心機一転な感じでカッコよかった。最初の3年前の犯人がやってくるシーンの曲は今でもリピートして聴きます。ほんとにいい曲。クロノスタシスもキャラにあってる歌詞+作詞さんが感じた経験らしくとてもよかった。歌詞を読むだけで感動した。
〜ここからはみんなの意見参考にした意見〜
OPの映像は賛否あるのはとても分かる。自分はタイトルが最後に来たのは結構いいなと思った。多分まだ7年くらいしかファンじゃないからだからかも。
ハロウィンについては2人が亡くなったのが11月7日だから仕方ない点、時系列に矛盾あり。時系列はっきりして欲しい勢なのでハロウィンにこだわらなくてよかった気が笑
花嫁は佐藤さんメインにしたい為のタイトルかな?タイトルからネタバレだとは誰も思わない伏線になってて面白い笑 ラストのオチは不謹慎かもだけど冠婚葬祭って言葉通りかな
ラストの爆弾の止め方、あれ青山先生が考えたらしいですよ。ラストはボールで波を作って押し返し混ぜないようにする、排水溝にはもうすでに中和剤があったと考えてます。プラーミャは元々カボチャの装飾に液を入れていて付けたのはボランティアとかかなって思うので1人とは考えませんでした。
動機は壮大なもので凄いなって思いましたね笑
自分は声優とかあんまり詳しくないから犯人すぐに分からなかったので伏線張られてて良かったと思います。村中さんに騙されかけましたよ笑
白石さんも全然普通の声優さんに見えて去年と同じくらいよかったですね。最近はほんとにいいゲスト声優ですね!子役も良かった^ ^周りも気づかないって言ってましたし!
ファミリー向けに変えたのは結構ありだと思いますし、腐女子ばっかり産むコンテンツより老若男女観れるコンテンツの方がありなので良かったです。過去のようなミステリー全開+ちょいアクションはキャラが多くない限りいけると思ってますね。博士の道具で1作品目から物語紡いでアクションしてるのでそれは無くして欲しくないです。30作品目までメインにするキャラを決めたとおっしゃってましたので楽しみです!多分ジンの次は平次かな〜、黒ずくめの話は純黒より凄いと言ってたので楽しみです!
コナンは女性向けを作りすぎて原点が見えないところを今年少し変えてくれたので今後も楽しみにしてます。今年はかなりの当たり作、最高でした!あと7回みて合計10回みたいですね!!
腑に落ちない点
○危険を顧みず哀ちゃんを助けに行ったおっちゃんカッコよすぎ→でも見舞いに来ない妃先生と、直後は神妙な顔をしていたけどその後お見舞いにも行かず容態を聞くこともしない哀ちゃん薄情すぎ
○安室さんに首輪爆弾を着けただけでなかなか爆破しなかった犯人(諸伏さんをおびき出したかったから?)
○メモを拾った哀ちゃんは中身を見ていないのに、離れたところにいた蘭ねーちゃんは一瞬で中身を暗記(多少の間違いはあれど、コナンがすぐ解読できるくらいの精度)
○3年前にあの場所に爆弾を仕掛けた理由→犯人をおびき出す罠だったらしいけど、なんでわざわざ東京?
○零たちの情報を探るためだったとしても、長期間好きでもない男の恋人を演じて結婚直前までいく??現役警察官ならまだしも、元警察官にそこまでの利用価値はあるのか?
○どうせ無理やり着いてきたんだろうけど、絶対に子供たちには内緒でベルトを持ってきてくれと頼まれたのに、普通に子供たちを車に乗せてる博士、そして渋滞で車が動かないと子供たちにベルトを託して目的地まで走らせる
アクションシーンがツッコミどころ満載なのはいつものこと+アニメだからで割愛、前作も発端になったスポンサーの誘拐事件の動機が不明でモヤモヤしたけど、やっぱり大元の動機とか行動理由がわからないとイマイチ楽しめない。
高木佐藤のラブコメと、警察学校組の在りし日のお話が見れたのはよかった。
今までとちょっと違ってましたね
コナンくんが活躍して事件が解決する流れはいつもの通り。
ツッコミどころも満載ですけど、それもいつもの通り(笑)
安室さん、どうやって首輪外せたんやろ?
とか。
殺し屋さん、嫁さんになりすます必要は無かったのでは?とか。
そもそもロシア語なんで話せるねんとか。
いろいろある割には今回はシンプルに
コナンくんの活躍を楽しめました。
蘭ちゃん、小五郎さんの絡みがほぼ無かったのは
残念でした。
そして旦那入院したのに、奥さん見舞いにも来ないって、今までの設定からすると考えられないことでしたので
結婚とか、パートナーが今回のテーマなら
毛利夫妻が1番にあるべきではないかと感じて
残念でした。
映画の後でしたが
ロシアがウクライナと戦争してなければ、
もしかするとストーリーが違ってたのかな?
あんだけロシア関係の人が登場した割には
すっと終わってしまったのでそんなことも思いましたね。
ちょっと子供向けに振ったような感じがしました
オシャレ
今回は109もヒカリエも壊れません。
博士のクイズも健在。
安室君カッコよすぎ。
正直あの提灯みたいなのでアレがあの量になるのかと、、言うのは置いといて、
最初の風船がそう来るか。
もう、コナン君の決め台詞と「いっけぇ-」が最高。
年に一度の楽しみです。
長生きしてずっと観たい。
実写なら大予算の演出とアニメならではの画づくり
007スペクターを思わせるハロウィンパーティー上空でのヘリコプター戦。ヘリ内でのアクションのカメラワークもスリルがあった。
アクションがありえんとの声もありますが、ダニエルクレイグさんはがちで飛んでるイメージ。
液体爆弾と低いところに液体が集まるのは、偶然にも今年バットマンでありましたねぇ。
エレベーターが降りてくカメラアングルやマスクのヴィラン等、洋画好きはわくわくする要素がたんまり^^
そしてloundrawさんのイメージボード、今年もありがとうございます…!
同期を想う降谷さんの心情と相まった渋谷の夜景がきれいで泣けました。
今年はテンポを悪くする要素はできるだけ除かれていた。
博士のクイズは後半ですぐ答え合わせだったし、
小五郎のおじちゃんは無理矢理退場でちょっとかわいそう...
おかげで大人的にはだれずに楽しめましたが、大人向けだったゼロシコの翌年はシンガポールでいつものコナンだったし、来年はいつものコナンかしら?
劇場版コナンって絶妙に時事ネタを突いてきますよね。
追記:今年は渋谷だからOPはあのアレンジなのかな?と思いました。確かに迫力あるバンドを期待しているとは違う魅力。渋谷っぽくて私は好き。今年から音楽菅野さんか!!
TOHOの轟音シアターで低音には満足。
後からヒロのエピソードを思い出してしんどいっす。。リアルタイムでは赤井さんと安室さんの因縁に夢中だったが、警察学校同期組つらすぎる...
けどEDのウィスキー乾杯とか、やっぱりジェームスボンド見てるよね?とか考えて気分を保つ鑑賞日の夜でした。
うーーん、
コナンの映画は毎回面白いので公開される度に映画館に足を運んでいます。今回も期待を膨らませて鑑賞をしに行ったのですが、正直あんまり面白くはありませんでした。
伏線回収されて、最後に全て繋がるのはとても面白い流れだし、登場人物も良かったのですが、今回の作品はストーリー自体に不満が多くありました。
何より、安室さんはほとんど地下にいて回想シーン以外は序盤と終盤にしかでてこないですし、やはり前作に比べてしまうと物足りなかったです。
ですが、同期5人のストーリーはとてもよく面白かったので、そこだけにスポットライトをあてた話が見たかったなというのが本音です。
そしていつもコナンの映画を見ると鳥肌がたつことがあるのですが今回は全くそれがなかったです。次作に期待です。
渋谷クライシス…絆(チームワーク)で闘え!
"名探偵コナン(映画)" シリーズ第25作。
小学館創業100周年記念作品。
IMAX(12.1ch)で鑑賞。
友人と観ました。
原作は未読、TVシリーズは最近ご無沙汰です。
個人的ベストエピソード、第304話「揺れる警視庁 1200万人の人質」が本作のストーリーに深く関わって来るのはとても嬉しかったし、松田陣平の同エピソードでの空白を膨らませ、安室透とその同期たちの知られざる闘いと、爆弾犯プラーミャとの因縁に無理無く繋げた脚本が見事でした。
本作の要はチームワークなのかなぁ、と…
同期の息の合った連携によるプラーミャとの第1ラウンドをはじめ、コナンくんと安室さんの絶妙な距離感と相棒感、プラーミャに復讐を誓う民間組織ナーダ・ウニチトージティと云った具合に、チームの活躍が目立ちました。
絆のバリエーションに心奪われ、クライマックス、渋谷クライシスを阻止するためにそれらが集結して、困難に立ち向かう展開には無条件に胸が熱くなりました。
[余談1]
プラーミャには仲間がいない。それが個対チームと云うコントラストを生み出してカタルシスとなって来るわけですが、仲間がいないと云うことは、あれだけ大量の液体爆弾をたったひとりで仕掛けたことになりますよねぇ…
そんなの、時間的にも労力的にも不可能でしょう。ひとりでこそこそ準備している姿を思わず想像してしまいました。かわいらしいような物悲しいような光景だなぁ、と…
しかもあれだけの量、どうやって用意したのか?―国外からの持ち込みだった場合、日本の公安体制に穴があるような…
渋谷クライシスを阻止してめでたしめでたし、みたいになっていたけれど、清掃費用だけでも莫大な金額になりそうです。
そもそも液体爆弾の扱いが雑すぎる。
そんなツッコミどころもまた魅力的でした。
観る時は頭からっぽにしましょう(笑)。
[余談2]
高木と佐藤両刑事の恋愛模様が絡んで来るのかと思っていましたが、松田陣平を引っ張り込む要素として主に機能しただけで、本筋に殆ど絡まなかったのが残念でした。
金ローの総集編はミスリードだったと云うことか?
佐藤刑事の暴走が事態を思わぬ方向へ悪化させてしまい、それを高木刑事がフォローして解決への突破口を開くとか、そう云う展開があっても良かったような気がしました。
[余談3]
警察学校組と高木・佐藤カップルのどちらがメインなのかはっきりせず、どっちつかずだったのも良くないなぁ、と…
両立させるには尺が足りないし、どちらかに絞っても関連性が出て来るから完全に切り離すことは難しい。
物語をつくるって大変だなぁ…
※以降の鑑賞記録
2023/04/07:金曜ロードショー(地上波初放送)
まさか泣いてしまうとは、、、
いやぁ、面白かったなぁ。
事件としての厚みもちゃんとありつつ、シリーズではお馴染みのアクションシーンも熱かった。
序盤から爆発に巻き込まれ、道路に吹っ飛ばされる哀ちゃんと、それを体を張って守り、車に轢かれに行く小五郎。
このシーンだけで、作品に一気に惹き込まれた。
安室さんの活躍は勿論、今回は警察学校編のメンバーも関わってくるとは聞いていたが、安室さん以外の4人は皆既に死んでしまっていて、どのように物語に絡んでくるのかと不思議に思っていたが、なるほどこういう形で。
新たに彼らの活躍を劇場で見れて、大興奮でした。
高木刑事と佐藤刑事の恋模様もしっかり描かれていて、脚本家は上手いなぁと素直に感動。
ただ、他の皆さんも触れているように、犯人の動機がよくわからなかったのは、言われてみれば確かに引っかかる。
だが、ロシアが絡んでいる以上、何かしら大人の事情があった可能性も考えられるので、この辺は気にしなくていいかな。
名探偵コナンは、アニメ・原作と共に劇場版も全て視聴済みで、基本的に全部楽しく見させてもらっているが、泣いたのは初めてか覚えていないだけか。
泣いたポイントは、ラストの、ロシアの自警団のメンバーが続々と集まり、伸縮サスペンダーを引っ張る手伝いをしてくれる所。
多分泣くポイントでも何でもないのだろうが、何故かうるっと来てしまった。
それと警察学校の絆にもうるっと来た。
こういう展開に若干弱かったりする。
結構先の読めない展開に、なかなかハラハラドキドキも出来てとてもいい映画でした。
安室さんよりは赤井さん派だけど、映画としては前作より面白かったかな。
四半世紀を経ち世代交代。この覚悟を受け入れられるかは自分次第。
一言で言うと…
そうか、第25作…四半世紀過ぎたか……と痛切に実感する作品。
今までの劇場版名探偵コナンでなくなっても、新しい劇場版名探偵コナンをみせていくという製作陣の覚悟の表れの一作。
演出も作画も背景やCGやキャラの動きも、現代はそうなるだろうな、そうであって欲しいと願ったクオリティが遂にコナンにきた!という完全に納得な仕上がり。
第1作から今まで監督や脚本が変わって都度変化はあったけれど今回は明らかに違う。完全なる「断絶」を感じた。「これが世代交代か。なるほど。」という納得とともに、失われたものへ壮絶な郷愁をおぼえると同時に、「この覚悟を受け入れるかどうか?」と迫られているように思えた。
覚悟が受け入れられないファンを切り捨ててでも、次の世代に繋ごうとしている製作陣には拍手しかない。嫌味でなく本当に凄い。
今年は新監督で、通常だとコナンらしさで考えてしまうが、新監督にはそれがないから新しいことができるという話があった。コナンらしさを無くすならそもそも他の作品でやればいいのではと思うが、そのコナンらしさを排除することによって手の届かなかった新規顧客を獲得しにいくわけだから、相当な覚悟だ。
それを受けて自分はどう思ったかというと「つらい」
今までの劇場版名探偵コナンに感じていた良さが無くなっていて、新・劇場版名探偵コナン最高‼︎と言えない自分は、次世代行きの船から降ろされる側だと思った。
自分の子が、自分が第1作『時計じかけの摩天楼』を観たのともうすぐ同じ年齢になる。製作陣の世代交代とともに、観客側も世代交代なのかとしみじみ思う。
仕上がりは予想と違って落胆したわけでなく、予想をはるかに超えて良い。何もかも。ただ製作陣も昔からのファンだからこそ楽しめるところも入れていると仰っていて、冷静に見るとそう思うはずのに、そこの世界線に自分の心が入り込めなかったのが辛い。
自分は比較的新しいコナンも受け入れてきた方だと思う。ゲスト声優のような商業的側面も、遊び心として許容できていたし、他のアニメ作品と比べて諸々クオリティ低いところもまぁいいかというスタンスだったし、近年のキャラ押しでも好きな作品もある。
その自分が「ここからは全く別世界だ」と感じたのが自分自身で意外だった。
細かいところを見ると、この辺り。
①松田の携帯がスマホ
②コナン自身が話の中心にいる/驚く場面など漫画の誌面的表現の多用で没入感失われる
③降谷さんの隔離室シーンがギャグと化してる
④CMに使えるような印象の強いシーンが多いことでダイジェスト版に感じる
⑤勘違いがほぼないストレートなお話
⑥エレニカを抱きしめるのは新一的であったのだろうか…
① 松田の携帯がスマホになっていた違和感を拭いきれず、最後までいって損した。松田激推しではないが、それでもキツイ。フリック入力はキツイ。2シーンだけであれば入力音だけにしてスクリーン上に携帯の存在を出さなければよかった。サンデーの全サで松田の折りたたみ携帯を高額で出すならば、映画もこだわって欲しかった。このシーン過ぎから、全体を通して粗探しするような視点になってしまった。
② 通常は一歩引いた所で冷静さがあり、物語の主役なのに観客側にいるようなコナンが、今回はギャグのど真ん中にいる。特に少年探偵団と一緒にいる時やパイプで降りるところの「黙ってろよ!」を初めとした一連のギャグが強烈な違和感…(アチッて言ってるコマ、超絶可愛かったけど… 指パッチンは全く意味わからなかった… 公安、指鳴らすとスライドするオシャレ機能を資料に付けてるんか…)驚いた時などに、体の外まで出ている効果線や汗など。急なギャグ漫画っぽさで現実に戻されてコナン世界観から強制的に引き剥がされるのが苦手。
③ 隔離室シーン、試写会で貴族的降谷さんの登場に笑い起きて。イメージボードのようにもっとシリアスにして欲しかった。これは試写会が良くなかっただけなのか…?
④ 確かに各シーンは素晴らしいけど…各所に間が無い。最近の2倍速で動画観るタイプの方からすると過去作が間延び・つまらない、ということかもしれないが。観客に任せてくれる何とも言えない間が好きだった。一秒も飽きさせないっていうのは今時らしいけど…映画館に流れるあの重みのある間が好きだったな…
⑤ 彼女の登場で「あ、犯人だな」と思ったが、犯人が事前にわかってもその動機やそこまでに至るまでに踏み込んでくれたらいい。自分は「人は勘違いをして、すぐすれ違う」「その勘違いを真実という鍵で解き明かす名探偵」という要素が入った話が好きなんだと思う。今回、プラーミャも真っ当に犯罪者だし、エレニカ達も真っ直ぐに復讐者だし、警察たちも真っ直ぐに事件追ったし、コナンも寄り道せずに真っ直ぐに解決したし。誰も何もすれ違っていなくて少し物足りなさはあったかも(無くはないけど薄いというか)
⑥ 新一があれをしたのかと思ったら強烈な違和感。別に蘭以外を抱きしめるのは浮気!とかは全く思わないけど、あの行動は新一は絶対やらない。
「人が人を殺す動機なんて、知ったこっちゃねーが…」って言った新一が?拳銃向けて相手を撃とう人を抱きしめる?殺人未遂の動機に「気持ちわかるよ」って寄り添うの?
せめて手を握るコマで止めてエレニカが泣く傍らで、ただ静かにいてくれたら最高に新一だったのに……と思った。
高山みなみさんがここに触れておられて。驚いたと。なので違和感を持つこと自体は正しい認識だったと思う。普段のコナン(=新一)は絶対に取らない行動。
ただしそれを敢えてさせた。
みなみさんは解釈として「人が人を助ける理由に…論理的な思考は存在しねーだろ?」を挙げていらっしゃって。
個人的には、前文の「人が人を殺す動機なんて、知ったこっちゃねーが…」にも重きを置いているので、どうにも納得できなかったけれど。
素直な人の解釈ならエレニカを想って息子の代わりとして辛かった彼女を思い抱きしめたこと、そして目の前で殺人は絶対させないための抱擁になるんだろうな。自分には違和感が強過ぎた。
「君は一体何者なんだい?」と揺れる警視庁との交差。高木刑事には裏があることを話したのに、安室さんには微妙な笑顔。ヒロの死について触れる時の表現。警察学校編の細かなオマージュ。初期作のオマージュ(赤青の爆弾=摩天楼/ヘリ回転落下=14番目/ロシア語=世紀末/蘭の視覚記憶に犯人の情報=瞳/高いビル2棟あっての飛び降り=天カウ…)。「下で待ってるから」「下で待っていてくれ!」。エレニカの回想のサッカーボールや、炎に包まれる屋敷とクライマックスの月光を遮るコナン。空を見上げる降谷。これでもかと詰め込まれ、考察好き歓喜案件。
作画は神だし、印象的なシーンも多い、音楽は予定調和では無くとも良かったし、なんなら感動で目頭熱くなったし、主題歌も泣けるし、子供時代に警察学校組に会ってるの胸アツだし、高木刑事は最高に可愛いし‼︎‼︎‼︎(力説)
ただ、全体通して「なんか違う、コナン?本当に今コナン観てるんだっけ?」という違和感。
ド派手さは初見さんにも良くて、細部は初期推しにも原作推しにもスピンオフ警察学校編推しにも配慮されていて、音楽担当変更でも君がいればを復活させて。これだけやっても「ついていけない!」という頭の固い初期厨原作厨はもう知らん!と言われたら、ごもっとも。
ここまでやってもらって、何が違和感だ?と自分でも最初わからなかった。
自分がモヤモヤした理由は…
「工藤新一の消失」だった。
工藤新一というキャラは、コナンになってから変化していて、明美さん・成実さんの死を始め、いろいろな事件を通して心も態度も変わっていっている。原作でも描かれているし、劇場版でも変化は描かれている。
ただ、今回は単純に新一(勝平さん)の出番が無かっただけでなく、細かな態度の違いやエレニカへのシーンによって、コナンを演じつつ成長する工藤新一ではなく、コナンが確立しその中に沈んで消えた工藤新一を感じてしまい、強烈な違和感とともに一気に悲しさが押し寄せたんだと思う。
今までどんなに変化したって、そこに工藤新一がいた。蘭を通して、平次や他のキャラを通して、コナンを通して、工藤新一を感じていた。江戸川コナンはずっと工藤新一だった。けれどハロ嫁のコナンは、工藤新一ではなく江戸川コナンだった。視聴者が求める、包容力があって優しくて強くてかっこいい「江戸川コナン」だった。
ハロ嫁にもった違和感を納得できた瞬間に悲しさで涙が止まらなくなった。
新一、お願い、戻ってきて欲しい。
工藤新一という存在無しでも成立する名探偵コナンは、すごくすごく寂しい。
これは本当に勝手な解釈で、身勝手な願望だけど。
過去に残る人は過去作を楽しめばいい、新世代行きの船に乗りたい人はこれからを楽しめばいい。何より原作は続いているので安心して本来の『名探偵コナン』楽しむこともできる。コナンファンは贅沢な環境だなと思う。
新世代劇場版行きの船から降りてくださいと肩たたきにあっている側と自認しつつも、あと数回観に行く。もしかしたら少しは馴染むかもしれないし。拒絶反応が強くなれば潔く観客を辞めるしかないけど。
クロノスタシス…時の流れには逆らえないもの… 劇場版名探偵コナンを深く楽しむほどの気力・体力がなくなった自分に原因があるんだろう。
これだけ時代が変わったなんだ深刻そうに言っておいて、来年監督が違ってまた元に戻ってたらそれはそれで面白すぎるけども。それすらも劇場版名探偵コナンかな。
伏線が深すぎて、何回観ても楽しめるので皆さんにもおすすめしたいし、楽しんで欲しい。劇場版名探偵コナンを観たことがない、もしくは過去作がハマらなかった人はぜひ。初期作と近年作を繋ぐような作品でもあり、全く新しい作品でもあり、切なくも楽しいです。松田刑事スマホなんか、工藤新一らしさなんか、引っかからないで素直に観られる方々には最高なエンタメ性&メッセージ性の高い作品だと思います。
監督さんも初とのことで…ハイキューアニメ好きです。
個人的にはテイストが違うな…と。ハイキューは通常時ギャグ寄りからの真剣モードがカッコイイ。主人公が話の中心に居る。コナンは真剣モードの中に笑いをスッと差し込む。主人公が観客寄りの第三者目線でいる。ハイキュー以外もご担当されている凄い方なのでハイキュー単体と比べるのもナンセンスですが。
動きのあるシーンはさすが。今までのコナンでは見られないレベルでの人の動きが自然できれいなカットで。
せめて…せめて…ピコン!みたいな、漫画誌面的(YouTubeっぽい?)表現を避けてもらえたら話の内容に集中できたのになぁとは思います………でも細部が気になるのも全体のクオリティが高かったからこそでした。
もし劇場版に最終作があるならば、青山先生に全部仕切ってもらいたいな…(それはそれで地味でしっとりしたお話になっちゃうかもですね…でも最後は原作との齟齬にモヤモヤを抱えないでスッキリ観たい…その時に自分が生きてるかすらわからないけど…)
青山先生がどんなに素晴らしくても、お一人で映画を作れるわけではなく。劇場版には多くの方が携わってくださってるわけで。劇場版名探偵コナン製作陣の皆様、今作も製作くださり有難うございます。毎年、原作勢・アニメ勢・少々かじり層・未視聴層・大人から子ども・スポンサーの方々や各方面への配慮など大変なことばかりと思います。
それぞれの立場で、合う合わないはあるし、好き嫌いもあります。
自分は「名探偵コナンと付いていれば何でも最高!文句はいいません!」ということはできないファンなので、たくさん書きましたが。
毎年劇場版があって幸せ者です。追いきれないほどのキャンペーンも楽しませていただきました。
今年もやってやる!という物凄いパワーは感じました。
有難うございました。
※ このレビューは、劇場版は第1作から全て劇場で観ているが「その跡を見て難癖つける、ただの批評家に過ぎない」単なる一般人一個人の感想です。
名探偵?????コナン
原作、映画ともにそこそこ見ている立場です。
近年のコナン映画はコナンが飾り物で、ろくに推理しておらず、公安関連や黒の組織関連のアクションでわちゃわちゃして話題性を集めているだけの駄作ばかりだと感じます。
今作も例外ではなく、容疑者が少なく犯人は開始1時間足らずで推測できるレベル。コナンもろくに推理しておらず、土地勘とロシア語が分かれば、簡単に解ける推理パートでした。安室さんを出しておけば、ファンは喜ぶんでしょ感が滲み出過ぎてて駄作でした。前作も映画館で見ましたが、近年では一番つまらなかったと思います。
今年のコナンはまた最高です。
今年のコナンの主役は、安室さんの同期たちと安室さんですね❤️
もう最高でたまらなかったです。自分は赤井さんファンですが、それでも最高でした。
最初におっちゃん(毛利小五郎)が哀ちゃんを庇った時は少しひやっとしました🤏
最後まで病室でグースカ寝ていた、元気なおっちゃんでしたが。
最後の最後、コナンくんの思い出を振り返っていた時松田さんや安室さんなど同期の面々がやってきて、そのあと安室さんが泣きそうになっているところは、最近のコナン史上最高のシーンでした。
まぁ、少し言ってしまえばコナンくんの「行けー!花火ボール」は少し笑っちゃいました🤏何かの必殺技?!と思ってしましました。
最初の佐藤刑事と高木刑事の結構式の流れのあとに、エンドロール後の葬式は予想が着いちゃったのがちょっと悲しかったです。
でも、高木刑事が撃たれた演技をした後の佐藤刑事の反応を見てしまっては、後々どこかで幸せに結ばれることかなと考えてしましました(*´艸`*)ウシシ
千葉刑事と苗子ちゃんの展開も楽しみです。イチャイチャ♥️ラブラブ💑でした笑
柴犬ฅ´•ᴥ•`ฅ×ドーベルマン=松田 には笑いしかなかったです笑
アクション映画になりつつある
ここ最近のコナンの映画は犯人がすぐ分かるし、コナン君の推理が必要性を無くしている気がする。昔の方が推理のあるストーリーであったが、最近はアクションに集中しすぎて肝心な探偵としての面白さを無くしている気がする。次回作は黒幕がメインなので、RAMやジン、ベルモッドを相手にもっと推理や探偵にフォーカスした映画を作ってほしいです。また、黒幕のボスも少し登場してもらえたらコナンのファンとしては凄く嬉しいです。
映画シリーズの舵を切り直した
スタッフ陣の入れ代わりもあり、いい意味で舵を切り直した作品になったと思う。
映画の特報が出た時点で、安室さんが爆弾をつけられるなんて、どんな状況か?
と思っていたが、
風見を守るがゆえに、っていうのが最初からアツい。
予告編でもでてきた黒電話を強化ガラスに叩きつける安室さん、
コナンに対する顔だったのか。
「君はいったい何者なんだ!?」
怒りとも興奮ともとれる形相。
しかもあれは犯人によって監禁された場所ではなく
被害を最小限にするために自分で閉じこもっていたとは。
最初からコナンに対して、君に協力してほしい、という対等な姿勢の安室さん。
ゼロの執行人のときの最後まで相容れない姿勢の二人とは対照的に描かれていて、
その間の二人の距離間の変化が見えてよかった。
コナンが一人で行動している場面が多かったように思う。
佐藤刑事がコナンを信頼して資料を見せていたり
公安の人たちが降谷コナンタッグをサポートしていたり
さり気なく周りの大人がコナンを推理するコナンに仕立て上げているようだった。
紺青のときのキッドは常に一緒に行動するバディのようだったし、
緋色の弾丸は赤井さんと互いに信頼関係があるうえでのリモート協力プレイ。
今回は拘束されている安室さんの代わりにコナンが外で動くことによる連携プレイになっていた。
過去と現在の事件のリンクが素晴らしかった。
萩原が壊れた水道栓を野球のボールで応急処置をするという出来事を、
松田とコナンがそれぞれ別の時間軸、別のスケールで取り上げて解決策を導いているのが鳥肌モノ。
ここにコナンという文脈を抜きにしても、ミステリーとして成り立っている、シナリオの完成度の高さがあると思う。
よく飛ぶ安室さん。
よく空中で殴り合いする安室さん。
ヘリコプターを撃ち落としてそのまま犯人を死なせることもできたはずなのに
墜ちていくヘリに自分がわざわざ飛び乗って、
復讐はもう終わりであること、犯人に無力であることを知らしめ、
命を守ることによって罪を償う機会を与えている。
これは少なからずコナンの流儀の影響であり、
ゼロの執行人からの信頼関係が発展していることを示している。
その後、復讐をしようとするエレニカの視界を遮り、
突然抱きしめるコナン。
こんな大人な対応をするコナン今まで見たことない。
エレニカが自分の息子をコナンに重ねてみていたようなので、おそらく5,6歳の、コナンに近い歳の子だったのだろう。
エレニカ視点で見ていて胸が締め付けられる思いだった。
※他の人のレビューを見たあと気づいたこと
・側溝とか下水道で火薬混ざってしまうのでは?
→たしかに。。。気づかんかった。(脳が疲れている)
・警察学校組、安室さん、高木佐藤でメインキャラが多すぎて軸がブレてる。
→たしかに。だが、安室さんの配分が媚びてる感じにならずに、かっこいい要素が凝縮されていてバランスがよかったのでは、という感じ。
萩原だけ別扱いでキーパーソンになっていてよかった。
・エンディング後のオチは酷い。
→たしかに後味は悪い。なぜあれにOKが出たのか、それだけは疑問に残る。(ここで★マイナス0.5)
・オープニングがつまらない。
→たしかに強い印象に残らなかった。メインテーマは、あ、新しいな、という感覚が残った程度。
・結婚式は護衛訓練なのに参列者には知らせない。
→ちょっと無理がある。コナンの惚けた顔を見せるためだけのもの。夢オチの方がしっくりきたのに。
佐藤さんは結婚前にウエディングドレス着て大丈夫なの?
高佐ファンは映画の冒頭から納得するのか?
・小五郎、蘭、少年探偵団の出番が少ない
→これはバランスがよかった。その分コナンが一人で行動し、他の大人の助けを得ながら真相に近づいていた。
総合的に、深く考えずに見ればストーリーを追いやすく、分かりやすい映画にまとまっていた。
(アラを探すようにツッコミどころ満載という人もいるが……それはそれ。)
大人向けに振り過ぎていたゼロの執行人を子ども寄りに戻した感じ。
爆発は少ない分、身体を使ったアクションシーンが多く、アニメ的に迫力はキープしつつリアルさを取り戻していた。
エンドロール後以外は、白けずに心をグッと掴まれたいい映画だったと思う。
タイトルを書いて気がついたけど
「ハロウィンの花嫁」って誰かというと、真犯人プラーミャの正体だった、つまりタイトルが真相。アツい。
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