名探偵コナン ハロウィンの花嫁のレビュー・感想・評価
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面白いのは面白いがコナンの中では少し謎と迫力に欠けるか。
劇場版では関係者がアニメより多いので、犯人が分かりづらくなっている。
ただ、今回は比較的犯人が分かりやすかった気がする。
登場人物のなかで犯人を追っていない人物が限られるからだ。
もちろんあの手この手で煙幕は張っているのだけれど、それでも透けてしまってると感じた。
後、コナンと言えば現実にある建物や街を作品の中でぶっ飛ばすことが多い。2年前はシンガポールのベイ・サンズ。去年は新幹線。そう考えると今年は比較的迫力に欠けたと感じた。
この2点において残念だったのだけれど、それでも笑えるシーンや小五郎のおっちゃんの素敵なシーンがあって、その点は良かったと感じている。
これまでの劇場版と比べた時に、特に評価できるところが少なかったのでこの評価とさせていただいた。
次回に期待
盛りだくさん過ぎた
スタートから結婚式シーンでワクワクしながらみて、訓練だとわかり落胆した。けど、高木、千葉、白鳥の恋物語シーンがぶちこまれててその辺は満足感あり。
予告で見てた小五郎ピンチがまさか序盤で、かつそのまま事故って終了とはちょっと残念だった。
警察学校組の追加ストーリーも面白かった。あそこまでネタが掘り下げられるのは流石だと思った。
爆弾のデザインも面白い設定だったけど、他が盛りだくさん過ぎて説明不足になっている感じが否めない。
新しいボール射出ベルトの特性は渋谷のスクランブル交差点を埋め尽くす巨大さと破壊力という理解でいいのかな?博士のシーンでは爆発して地面削れてたからちょっとイメージ付かなかった。
液体の中和剤をあれだけ作って混ざらないように準備するのはさすがに現実的じゃないなぁと思うところも。全て風見が優秀な部下であるおかげでなんとかなってる感じ。
何より最初から最後まで風見が可哀想だった。爆発で吹っ飛び満身創痍、佐藤刑事のビンタ、爆弾の解析、現場の指揮…お疲れ様でした彼が今回のMVPで間違いないです。
今後、風見が高木刑事なみとは言わずともコナンに情報漏らしてくれる人に…はならないか。
アクションシーンはシーン的に迫力不足感。
式場での銃撃戦の見せ方はよかった。佐藤刑事が打ち返した所、高木刑事がかばう所は短かったけど盛り上がったシーン。安室とコナンは言わずもがな現実離れしていてあーやってるなぁくらいの感覚になってた。自分だけかな?
来年はジンが動いてくれる様で楽しみですね。
タイトルなし(ネタバレ)
降谷零 熱が、高まりすぎてやばい
今回の映画は、恒例の、新一の姿がダブって見えるコナンの『らーーーーん!』は、皆無だったが、
降谷零ふくむ警察学校『同期』の思い、歴史がよかった
もっと知りたいと思った
その歴史を知ることができた快感なのか、
その歴史をもって強く、気高く生きている降谷零に対する恋慕なのか…そこははっきりしないが確かな心地よさ、ときめきがある。
そして、降谷零への
単純にかっこいいという感情・私もこんな生き方をしたいという無謀な憧れ
が高まった。
人智を超えた孤高の存在。
敵か味方かわからない存在として現れた人物の歴史と今が集約されたいい映画でした。
去年の方が面白かった(4D感想含む)
作品が元々持ってる難しさはともかく、内容のレベルはドラえもんしんちゃん位まで落として子供向け映画に振ってるな、という印象です。
子供向け作品と人気キャラの見せ場のバランスを織り交ぜてどちらの需要も満たそうという監督の苦慮が感じられました。
ただそのせいでストーリーが説明チックに進み、この話があって、この話があって、こうなりました、という展開が続くため飽きずには見られますが没入感という点では期待しない方がよいかもしれません。
古参ファン大絶賛のようですが、個人的には初期の子供ながらに痺れるノスタルジーみたいなものは感じませんでしたね。
また4Dですが、本作は前後左右に揺れまくるような見せ場はほとんどないのであまり揺れません。(他の来場者も揺れなかったねと退場時口にしていました)
そういう点でもお子さんに配慮されてるのかもしれませんがここ数年のずり落ちそうな揺れを期待して行くと肩透かしを食らいます。
警察学校ファンは結構出てくるので楽しいかもしれません。
個人的には佐藤さんが安っぽくなってたのでその点だけで★マイナス1です。
毎年最低2回は見てますが今年は1回で十分そうです。
クロノスタシス
年に一度のお祭り映画、今年も無事コナン映画が公開してくれた事に感謝です。
・相変わらず劇場版お決まりのド派手なシーン
例年大爆発だったり、去年だったらリニアが国立競技場に突っ込むとかいうトチ狂った映像映えが凄いコナン映画ですが、今作は街中パニックにいい比重を置いていたと思います。混じり合った瞬間に爆発する液体が渋谷に流れるという下手したら何万人もの犠牲が出てしまうテロシーンが展開されますが、それを食い止めるためのコナンの行動が一世一代すぎて最高です。序盤のシーンの巨大サッカーボールが伏線で何かしら関わってくるんだろうなとは思っていましたが、まさかこのような形で関わるとは笑。他にもビルからの脱出でパイプをつたいながらおりるとかいう肝座りすぎですし、時限式爆弾が爆発したタイミングでパイプに捕まっていたコナンがそのパイプの上を走りまくるシーンなんか人間離れすぎて笑っちゃいました。これがコナン映画だなーと従来のミステリーとは違う楽しみ方をしていました。安室さんもさすがの身体能力で、予告でも墜落しそうなヘリに捕まったりしてますし、ぜひハリウッドでもやってほしい墜落中のヘリでの格闘シーンとか楽しかったです。
・登場キャラクターのバランスが良い
かなりのキャラクターが出てくる今作ですが、取捨選択が上手だったと思います。小五郎と蘭の出番は最小限に抑えるという近年でもかなり稀な采配でしたが、小五郎は警視庁前の爆発で車道に吹き飛んだ灰原を助けるために車道に飛び出し、灰原を庇うという序盤だけでしたがそれでもカッコいい〜と唸らせてくれる良いシーンでした。蘭は全体的に今回は薄いですが、まぁこれくらいの年があっても良いねと思えました。少年探偵団も多過ぎず、少な過ぎずの絶妙なバランスの登場頻度でした。今回も安室さんがフューチャーされる作品で、警察学校組も多少なり関わってくるのだろうと思っていましたが、関わり方は深すぎず浅すぎずの絶妙なバランスでした。刑事たちの動かし方もキビキビしてましたし、高木刑事はいつにも増して頑張っていました。最後のキスシーンはなに求めてんねん!とは思ってしまいましたが笑
・犯人の動機が曖昧
やや残念に感じたのは犯人の動機がよく分からなかったところです。コナン映画の醍醐味として良くも悪くも犯人のバカみたいな動機が好きなのですが、そこがボヤッとしていました。それだけだとただの頭のおかしい爆弾魔なので魅力を感じません。ここ数年の作品の犯人のなかではすぐに忘れ去られそうなキャラだなと思いました。犯人の爆弾によって被害を被った人々で結成された集団のボスのエレニカの方が魅力がありました。キャラデザもとても良いですし、もっと彼女にフューチャーしても良かったのになぁとは思いました。白石さんは可もなく不可もなくな感じでしたが、思ったよりは良かったです。
BUMP OF CHICKENの主題歌「クロノスタシス」もとても聴き心地が良かったです。さすがバンプだなとしみじみ。
「緋色の弾丸」も個人的にはヒットしていたのですが、今作も引き続き面白く楽しいコナン映画を堪能できました。4月半ばの風物詩として来年以降もよろしくお願いします。
鑑賞日 4/15
鑑賞時間 18:00〜20:05
座席 M-26
米花町の子供はもうちょっと危機感を持て
毎年コナン映画は半ばコメディ映画として見に行っています。
今回の映画は過去編やりたさにやりましたねという感じでした。
よい過去編でしたが、アニメの番外編などで普通にそこだけ地上波で流してくれてもよかったなと思います。
高木佐藤ペアの恋愛ドラマを見たかったり、安室同期メンバーを見たい人向けといった感じでした。
今回の前説少し凝ってましたね!一瞬最初首輪爆弾ニュースになってるの?公共放送乗っちゃってるの?ってびびりましたけどそんなこと無かった。
以降、ネタバレしかありません。
思った事を羅列しているだけです。
皆首輪爆弾ってちゃんと呼ぶの本当におもしろいな…………作成者も首輪爆弾って呼ぶんだ……。
爆発したらピンクの煙出るのが本当になんだかいまいち緊張感持てない。爆発音がなかったらたぶんなんだフェロモン爆発してんのか??ってなる。
安室さんに付けられた首輪爆弾がいまいち謎だった。つけてすぐ爆発させないのは恐怖を長引かせる為とはわかる。しかし発信機をつけているだろうに地下室に移動して電波を遮断することを許しているし、かといって時限式でもない。そのうち目の前に現れるだろうその時遠隔で爆破して死を見届けてやろうみたいな気持ちですか?子供達とかエレニカ兄とかの死はその場で見届けなくてもいいけど、安室に対しては見届けようと?どれだけ恨み買ったんですか安室さん。
安室おまえ何仕事中にアルコール飲んでんだ……。首輪爆弾付きとはいえ一応職務中では??なに豪奢な椅子に座って足組んでワインを悠々と飲んでるの……。もしかして死んじゃう前に最後の贅沢的なやつですか……。そんな椅子運ぶくらいならベッド運んで貰お……その椅子で寝たら体痛くなるよ……。
ずっとお部屋に引きこもってて元気持て余してたのか屋上からヘリに飛び移ってましたね……退屈だったもんね……だらだら酒飲んで情報得るしかなかったたもんねしょうがないよね……。
新婚どもお前ら袖についてた紙取っていちゃついてて折角蘭が事件してくれてるのに話聞いてなかっただろ。適当に話合わせてるだろと思ってたけど、ちゃんと聞いてましたね!!!
なんならその話の子供達殺そ!!ってなっててわろた。まじでごめんいちゃついてて話半分だと思ってた。完璧な演技だったわ……。
警部から夫妻って呼ばれてましたけど、もう籍入れちゃってる感じなんですか。結婚式あげてる途中にこうなっちゃいましたけどこれは離婚ルートですかね……。
米花町の子供たちもっと危機感持って……日本で一番事件多い町の住民でしょ!ばら撒かれて地面に落ちたお菓子食べるのやめよ……。これ映画じゃなかったら余裕で誰か一人は毒で死んでますよ……映画だから爆弾で済んでるんですよ??ハロウィン近いとはいえ、いきなりどこからか現れた黒ローブのかぼちゃ頭の大群ですよか??警戒心持ってください。なんでその大軍にもうちょっと早めに公安は気づかなかったんですか???
佐藤刑事、風間さんは叩かれるような悪いことしてないよ……爆発に巻き込まれて怪我してる人叩かないであげて……ただ上に立って指示してただけの人だよ……八つ当たりしないであげて……。
なんというか相手が死んでしまうような気がして後ろに死神の幻覚を見たという感じだと思っていたんですが、今回の映画では佐藤刑事は死神が見えます!という風に感じました。言葉にするのが難しい。
台詞うろ覚えですが貴方に死神が見えるから死なないでねといった少しファンタジー的な台詞はあまり佐藤刑事の口からは聞きたくなかったなと思います。
該当の原作コミックを所持していないのですが、記憶では佐藤刑事が死神が見たと幻視したというものだったと思うのですが勘違いでしたらすみません。
さらっと警察の回線に侵入してメガネのカメラ映像を流すコナンくん。さらっとそれも公安の回線に侵入してるけど誰も特に何も言わず流してくれるありがとう日本警察!
コナンくん対抗組織さんのお力借りなくてもよかったのでは?下手に外部の力を借りずに日本警察に爆弾魔の正体話して追い詰めてもらった方が良かったと思う。下手に君が人質になってやってきたから日本警察の統率が乱れて高木刑事に撃たれることになったと思いますよ……だけど馬鹿正直に日本警察に言っても信じて貰えなかったか……いやコナンくんなら信じてもらえるな自由に警察署内歩き回っても許されるレベルの信用勝ち取ってるしな……。
手榴弾を花火ボールで上に移動させ爆発させるコナンくん。いけ花火ボール!!って叫ぶのやめてくれ!!!いつもそんな必殺技みたいに叫んでないだろ!!!!
手榴弾よりヘリが落下した方が被害甚大では???って思ったけど、ヘリならゆっくり落ちますもんね!!いろんな所にぶつかりながらゆっくり落ちるから避難できるもんね!手榴弾は即爆発だから逃げられないもんね!納得!!
だけどもっとましな逃走防止あったよ、なんで外した首輪爆弾ヘリに乗せとこ!ってなるの……危ないよ……。
今回一番可哀想だったのは小五郎のおっちゃん。
麻酔銃打たれすぎて耐性ができてるおっちゃん……手術とかできる?大丈夫?コナンくんどんな強い麻酔薬打ってるの…博士おまえは罪深い……。コナンくんに言われるがままにほいほい危ないものを与えすぎ…甘やかしすぎ……。
そもそも最初の爆発はなんですか???サッカーボールあんな危ないものだったんですか??元太の身長の三倍位はある深さの穴できてましたよね????四、五メートルはあるのでは?ふざけんな隣の家であんな爆発あったら通報するわ。
あのサッカーボール現場に持っていくってなってえ??ってなりました。えっあれ爆発させて地面に穴開けてそこで爆薬混ぜ合わせよう!みたいなのですか???それともあれ中心で爆発させて風圧で液体飛ばそ!みたいなのかと思ってたけど違うかった。
いまいち理解出来ていないけれど、つまり、サスペンダー引っ張ってたのはサッカーボールが膨らみすぎて上に浮き上がったら液体が下で混ざっちゃうから。
そのあとサッカーボールの空気を抜いて道を埋める?ことで液体がそれ以上いかないようにした?ってことでしょうか?それで液体それ以上行かなくなる?か。
パッと見ボール7階建てのビルよりは大きくなってましたね。えげつない。バルーンよりでかい。映画では基本サッカーボールとサスペンダーが必須アイテムでキーアイテム。
何故ロシアだったのか、たまたまロシアだったのかわからないですけど、ロシアにはいい人も悪い人もいるんだよってことですかね。
液体爆弾間違いなく見た目重視だな……。
あの量の液体持ち歩く方が嵩張るし重いだろ……。
爆弾は作るものによって個性が出るって、個性が出過ぎでは?????個性しかない。誰が見てもか作者一瞬でわかる。
あの爆弾ガムひとつで解除完了じゃないですか……今まで殺されていったひとはなんだったんですか……下の液体流れるところ外してなんか詰めとけば生き残れたんじゃないですか……。さっきまでの線切ったりの作業が全て無意味になった。
道路一体を覆って流れていくピンクと青と液体。排水溝仕事して!!!!ちょいどろっとしてるからか??飾りの数と液体の量がどう考えても見合ってない。記憶が確かではないけれど、4車線くらいあったあの道路と歩道含めた道幅を埋めて流れていくレベルとなると本当にそれなりの量。あの飾りに満タンに液体が詰まってて、それがあの細い紐に何十個も付けられてるの重すぎないか??それでぶちっと落ちてくれても万々歳だからいいのか……。1個1個飾りを爆発させるより紐の根元が千切れるようにした方が効率的では???
当然の如く、らーーーん!と博士クイズのノルマは達成されましたね。尺がないので、とりあえず1回だけ一応呼んどくかという感じのらーーーん!だった。もっといつもは長めに呼んでませんでしたっけ?
博士クイズも尺短めに行きたいためか皆乗り気じゃなく考えてもくれない灰原の助け舟もなし。悲しい寂しいね、薄らとした記憶ですがなぜかいつもより選択肢多くなかったですか?五つありませんでした?いつも選択肢三つ、四つのイメージでした。記憶違いかもしれない。
少年探偵団メンバー癒しでしたねかわいい!年々、歩ちゃんの可愛さが増していってるような気がするな…ポーズ三人決めてるのかわいいな……。コスプレ衣装自分たちで作ってるの偉い!すごい!似合ってる!小学生の裁縫技術とデザイン力は侮れない。だけど小学生はあの渋谷のハロウィンの人混みに行くのは危ないのでやめといた方がいいと思います。
本当に息ぴったりでああ本当に仲が良かったんだよなと感じさせる良い過去編だった。
すぐに拳銃取り出すのはどうかと思うけど。殺意が高い。人が縛られてて扉の奥に犯人らしき人がいる可能性があるよし拳銃用意は早すぎる。せめて爆弾見てからこれはやばいなって拳銃用意しよ。
妙に丁寧にゆっくり車が吹き飛ばされた扉に潰し壊される様子を描写するなと思ったら、その車の扉を使いたいからだった。あんだけ丁寧に車壊してるの見たら嗚呼あの扉使ってるんだなってわかるよ。わざわざ壊された車の扉持ってきて正解だったなって説明してくれなくても大丈夫だよ!
坊さんの話が辛すぎた。数年前まで四人で来てたけれど徐々に減っていって今では一人って、坊さんは死んだ人の事を忘れて墓参りなんて来なくなってしまったんだろうなとか思ってんだろ……つら……やめてくれ。みんな米花町の警察なんて死亡率高い所就職するのやめよ……。安室さんの日常アニメ見てるよ……安室さんオンリーのopedに笑ってしまうけど穏やかでよき。
今回身軽なキャラクター多かったですね!!!
安室さんビルからビルに飛び移ったり、ヘリに飛び乗ったり、コナンくん鉄パイプの上走ったり。ちょいコメディチックでした。
次は黒の組織関連ぽいですね。
なんというか人気キャラや目立つキャラを出すのではなくもっとしっかり謎とストーリーを組み立てて欲しいという気持ちがあります。
ほぼ毎年映画をするため難しいのかもしれませんが、キャラ人気に頼るようになっていってるような感じがして残念です。
かゆいところに手が届いてる
古参ファンにはたまらない
古参ファンの30代です。
登場人物の少なさ、犯人の推測しやすさ、派手すぎない爆破、ここぞという時の挿入歌、最後の高木・佐藤の演出まで、
ああ、やっと昔のコナンが戻ってきた!
と涙が出ました。
最近のキャラサービスや、人間技を超えたアクションは寒気がしていて、もうダメだと、10年ほどは見るに耐えませんでしたが、
今回は古参ファンにはたまらない、昔の映画らしさが随所に光っており、丁寧に作られた最高の一作でした。素晴らしい。(私は時計じかけが1番大好きですが、2番手につけるレベルです。その次はベイカーかな。)
特に音楽。今回は現代に合わせて昔の曲をアレンジしてあり、音楽監督には大野克夫さんを彷彿をさせるものを感じました。
それから、起用声優の番宣を抑えたのも効果ありでしたね。耳障りではなく、最後のエンドロールでしっかり驚かされました。映画はこうでなくちゃ。
製作者に同世代が増えたのかなと思います。
拍手。
うーん、やっぱり子供向け作品
子供向けの作品に対してケチつけるのも大人げないのですが、
・球体が地面と接する部分が最小となり、横から液体が回り込みます。
・回り込まないよう球体を変形させるため上から圧力をかけるにしても、
人力では大した力はかかりません(一方、液体は多量で重量アリ)。
・変形させても建物にびったり張り付いて隙間なくできるとは限りません。
・そもそも雨水用に道路側溝があり、球体でふさぐのは無理でしょう。
という訳で、渋谷は炎につつまれて、皆焼け死んで話が終わってしまします。
うーん、なんだかなあ。そんな作品誰も見ないぞ。
という訳でそうならず都合よく話が進むんですけど、なんだかなあ。
悪党と悪党に復讐を図ろうとする団体と警察という3つの構成要素は
いいと思うんですけどねえ。
といっても悪党に復讐を図ろうとする団体ははっきり言ってアホだし・・・
迷走するヘリに飛び移るのもあり得ないしし・・
うーん、やっぱり子供向けの作品というのが個人的な感想。
といっても、前作の緋色の弾丸よりははるかにマシな出来です。
見ていて楽しいですしね。
コナン映画史に残る大傑作
まず見終わったあとの爽快感や満足感が物凄かったです。全てにおいて隙がなく、次から次へと面白い展開が待ち受けています。
3回見ましたが早くこのシーン終わってあのシーン来ないかな〜と思う事が無く、全てが見たいと思える作品でした。元々期待していた作品ではありましたが予想の遥か上を超えてきましたね。
私はベイカー街の亡霊が一番好きだったのですがそれと並ぶくらい面白いです。初期のコナン映画が好き!最近のコナンはキャラ人気やアクションでゴリ押しててちょっと...という方に是非見て欲しい作品です。(私は最近の作品ももちろん大好きですが)
作画や音楽は言うまでもなく最高です。音楽は新しい方に変わったようで見る前は少し不安でしたが開始3分でなんだこの凄いBGMは...!となっていました。コナンぽさを引き継ぎつつ新しい、緊張感や興奮を掻き立てるようなサウンドが素晴らしかったです。
感動シーンも度々あり、まさかコナンの映画で泣く日が来るとは思っていませんでした。涙脆い人はハンカチ必須です。
また、全てのキャラが大事に大事に描かれており見せ場のバランスがとても良かったです。でもやっぱり主役にいるのはコナンくんでした。これぞコナン映画。
コナン映画を見たことが無くても十分楽しめると思いますし、原作を読んでいれば作品により深みが増すと思います。どちらにしろ見た後は大きな満足感と幸せな気持ちで家に帰れる作品です。
最高のコナン映画
歴代コナン映画全部視聴済みで、沈黙の15分からは毎年劇場でコナンを見に行っていますが劇場で見た中でここまで満足感が凄かったのは初めてです。
丁度良いバランスでミステリー、ラブコメ、アクション、またキャラクターの配分も見事でした。中弛みしている場面が全く無く、最後まで前のめりで映画に夢中になっていました。既に亡くなっているキャラをどう話に絡めてくるか、またその思い出をどう現在に生かすのか、現在で事件を捜査しているのはコナンくんや安室さん、高木刑事や佐藤刑事なのにちゃんとバックに警察学校組の皆がいてまるで一緒に戦っているようでした。蘭ちゃんの見せ場が少ないと感じる方もいたようですが私は蘭ちゃんを危険に遭わせない為に影で守るコナンくんの構図が揺れる警視庁みたいで逆に良かったなと思いましたね。
今回のコナンは感動シーンも沢山あってコナンくんがエレニカさんを抱きしめるシーンは涙無しには見られません。今まで見たことが無いコナンくんなのにこれが江戸川コナンだ...と納得している自分がいました。
そしてクライマックスのキミがいればは言うことがありません。初期からコナンを見ている方は鳥肌も良いとこでしょう。探偵団が活躍して、それでも力が及ばないかと思われた時にエレニカさんの仲間達が協力してくれて、ラストで渋谷をコナンくん1人じゃなく皆の力で守っているのがとても良かったです。それでも主役はちゃんとコナンくんで、今回一番かっこ良かったのも間違いなく江戸川コナンだと思います。話も分かりやすくテンポよく、コナン初見でも1つの映画として見ても楽しめる非常にクオリティの高い作品だと思いますがコナンファンにしか分からない小ネタも沢山散りばめられててコナンの事を知っていれば知っている程刺さる作品だと思います。特に初期の映画が好きな方は懐かしい感じがするかもしれませんね。
普通に面白かった
安室さん主演の刑事ドラマのようで、
過去作のテンプレとなっている「蘭を守るコナン」という
構図で無かったのは新鮮で良かった。
オープニングの映画タイトル表示のタイミングが
過去作と異なっていたのも驚いた。
残念な所を挙げるとすれば、二つあり
一つ目は、
渋谷の建物を一切破壊しなかったことかな。
ゴジラのようにバキバキに壊してくれたら面白かったが、
ヘリが墜落してもビルに全く
傷一つ付かず、渋谷センター街を題材に使わせてもらうために、忖度したのかと思うほど。
二つ目は、
映画シリーズ全体に言えることだが、儲かっているのだから
あともう少し作画に力というか、金を注いでいただきたい。
日本アニメは「君の名は」の大成功をきっかけに
テレビ放送のアニメでさえも
劇場で上映できるレベルのいわゆる「神作画」で
描かれていることがとても増えてきている。
逆に視聴者の目が肥えてしまって、
作画に力を注いでいないと楽しめないようになっている。
金はあるのだから、作画崩壊気味なのを直していただきたい。
いっそのこと破壊された方が、
観客受けして聖地巡礼も捗ったのではないかと思う。
ちなみに成功例としてガルパンがある。
次回作が楽しみだが、
破壊される舞台のバリエーションに限界がきていると
個人的には考えているのでどうなるのか楽しみ。
途中で気持ち悪くなった
今回は
みんなめっちゃロシア語話す
登場人物多いけど、みんなバランスよく出てたなーという印象。伏線の回収もちゃんとしてるし、原作のネタも組み込んでてよかった!
ただ、警察学校組の4人が殉職してるのは精神的にキツイ‥涙
【見方が変わる映画】
主要人物・降谷零の、殉職した4人の同期との絆が描かれる原作が、本作で涙を誘う。昨今の世界情勢も、映画の見方を変える。アニメ作品ながら、側面の要素で見え方が深く変わる一本。
◆トリビア
○ TVアニメは2021年1月に25周年、同年3月に放送1,000回を達成した。
○ 「anan」表紙に降谷零が登場。男性アニメキャラクターのソロ表紙は史上初。
○ 小嶋元太と高木刑事の声優は同一人物の高木渉。高木刑事の名前も声優の名前からつけられた。
〇前作「名探偵コナン 緋色の弾丸」は公開3日間の興行収入が22億越えの過去最高を記録したが、コロナの影響でシリーズ初の100億点突破とはならなかった。
○ 高木刑事と佐藤刑事の結婚式から本作は始まるが、作者は過去のインタビューで「映画で2人を結婚させようと思ったが、原作でできなくなるのでやめた」と語っている。
◆関連作品
〇「名探偵コナン緋色の弾丸」(’21)
シリーズの前作。ラストでは松田陣平の声で「お前ら、出番だぞ!」。ツタヤレンタル中。
○「名探偵コナン」アニメシリーズU-NEXT配信中。
・「揺れる警視庁1200万人の人質」(第8シーズン304-305話)
佐藤刑事と松田刑事の関係、萩原刑事と松田刑事の関係が描かれる。
・「命を賭けた恋愛中継」(第18シーズン681-683話)
伊達航(だて・わたる)と高木渉(たかぎ・わたる)の「ワタル・ブラザーズ」の関係性が描かれる。
・「裏切りのステージ」(第22シーズン866-867話)
諸伏景光と降谷零(安室透)、赤井秀一の関係がわかる。
○「名探偵コナン警察学校編 Wild Police Story」(コミック・上下2巻)
警察学校組の青春時代。各電子書籍購入可。
◆概要
劇場版シリーズ25作目。降谷零と、すでに殉職している松田陣平、萩原研二、伊達航、諸伏景光の4人を含めた、通称「警察学校組」と呼ばれる5人がストーリーの鍵を握る。
【原作】#青山剛昌「名探偵コナン」
【監督】「ハイキュー!!」満仲勧
【声の出演】江戸川コナン=高山みなみ、毛利蘭=山崎和佳奈、毛利小五郎=小山力也、安室透=古谷徹、高木渉=高木渉、佐藤美和子=湯屋敦子、エレニカ・ラブレンチエワ=白石麻衣
【公開】2022年4月15日
【上映時間】111分
【主題歌】BUMP OF CHICKEN「クロノスタシス」(TOY'S FACTORY)
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◆以下ネタバレ
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◆謎解き
降谷が首輪爆弾をかけられ、警視庁前でロシア人が炎上し、松田刑事の名刺が見つかり、謎の暗号が残される。全編を通じて次から次に謎解きのヒントが落とされ、謎が深まりつつ答えに少しずつ近づいていくテンポの良さ。見ていて流石に飽きる事がなかった。
◆絆
警察学校で教官を救った時のように、土台になる伊達。爆弾を止める事ができた松田が言った「墓参りのお礼かね」。爆弾犯を撃った諸伏や伊達の連携も素晴らしかったし、少年探偵団がシーツでコナンを受け止めたのも、警察学校で諸伏を教場の旗で受け止めた四人と重なる。その警察学校組がコナンにラストの解決策のヒントを与えていた、その事を知った降谷の表情。同期4人をみな失ってしまった降谷が、コナンの策にまだ生き続ける4人を見たようで、あの回想シーンはとても胸が熱くなった。
◆ダブル
前述の通り、映画で2人を結婚させようと思ったが、原作でできなくなるのでやめたという作者。結婚式がフェイクなのは何となく予想できたが、高木刑事の葬式には一瞬ドキリ。事件起きまくり、殉職しまくりのコナンシリーズの頭もあり少し虚をつかれたが、無事でホッとした笑。いつもキスシーンを誰かに見られてしまう佐藤高木カップルにはこれからも注目したい笑。ダブルという意味では、佐藤刑事が花嫁と見せかけて、プラーミャという本作の1番の黒幕こそがまさに“ハロウィンの花嫁”だった事も、脚本の素晴らしいところだった。
◆ロシア
第23作『紺青の拳』はシンガポール、第24作『緋色の弾丸』はアメリカ、そして本作ではロシアが舞台のひとつ。現在のウクライナ侵攻が頭にあるからこそ、プラーミャやエレニカの民間部隊が、製作側の想定以上に恐ろしく見えたように思う。映画が生き物のように時代情勢によって見え方が変わる、そんな事を改めてアニメ作品から感じてしまった本作でした。次回は灰原哀が主役か。楽しみにしたい。
全375件中、261~280件目を表示