名探偵コナン ハロウィンの花嫁のレビュー・感想・評価
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古参ファンにはたまらない
古参ファンの30代です。
登場人物の少なさ、犯人の推測しやすさ、派手すぎない爆破、ここぞという時の挿入歌、最後の高木・佐藤の演出まで、
ああ、やっと昔のコナンが戻ってきた!
と涙が出ました。
最近のキャラサービスや、人間技を超えたアクションは寒気がしていて、もうダメだと、10年ほどは見るに耐えませんでしたが、
今回は古参ファンにはたまらない、昔の映画らしさが随所に光っており、丁寧に作られた最高の一作でした。素晴らしい。(私は時計じかけが1番大好きですが、2番手につけるレベルです。その次はベイカーかな。)
特に音楽。今回は現代に合わせて昔の曲をアレンジしてあり、音楽監督には大野克夫さんを彷彿をさせるものを感じました。
それから、起用声優の番宣を抑えたのも効果ありでしたね。耳障りではなく、最後のエンドロールでしっかり驚かされました。映画はこうでなくちゃ。
製作者に同世代が増えたのかなと思います。
拍手。
うーん、やっぱり子供向け作品
子供向けの作品に対してケチつけるのも大人げないのですが、
・球体が地面と接する部分が最小となり、横から液体が回り込みます。
・回り込まないよう球体を変形させるため上から圧力をかけるにしても、
人力では大した力はかかりません(一方、液体は多量で重量アリ)。
・変形させても建物にびったり張り付いて隙間なくできるとは限りません。
・そもそも雨水用に道路側溝があり、球体でふさぐのは無理でしょう。
という訳で、渋谷は炎につつまれて、皆焼け死んで話が終わってしまします。
うーん、なんだかなあ。そんな作品誰も見ないぞ。
という訳でそうならず都合よく話が進むんですけど、なんだかなあ。
悪党と悪党に復讐を図ろうとする団体と警察という3つの構成要素は
いいと思うんですけどねえ。
といっても悪党に復讐を図ろうとする団体ははっきり言ってアホだし・・・
迷走するヘリに飛び移るのもあり得ないしし・・
うーん、やっぱり子供向けの作品というのが個人的な感想。
といっても、前作の緋色の弾丸よりははるかにマシな出来です。
見ていて楽しいですしね。
コナン映画史に残る大傑作
まず見終わったあとの爽快感や満足感が物凄かったです。全てにおいて隙がなく、次から次へと面白い展開が待ち受けています。
3回見ましたが早くこのシーン終わってあのシーン来ないかな〜と思う事が無く、全てが見たいと思える作品でした。元々期待していた作品ではありましたが予想の遥か上を超えてきましたね。
私はベイカー街の亡霊が一番好きだったのですがそれと並ぶくらい面白いです。初期のコナン映画が好き!最近のコナンはキャラ人気やアクションでゴリ押しててちょっと...という方に是非見て欲しい作品です。(私は最近の作品ももちろん大好きですが)
作画や音楽は言うまでもなく最高です。音楽は新しい方に変わったようで見る前は少し不安でしたが開始3分でなんだこの凄いBGMは...!となっていました。コナンぽさを引き継ぎつつ新しい、緊張感や興奮を掻き立てるようなサウンドが素晴らしかったです。
感動シーンも度々あり、まさかコナンの映画で泣く日が来るとは思っていませんでした。涙脆い人はハンカチ必須です。
また、全てのキャラが大事に大事に描かれており見せ場のバランスがとても良かったです。でもやっぱり主役にいるのはコナンくんでした。これぞコナン映画。
コナン映画を見たことが無くても十分楽しめると思いますし、原作を読んでいれば作品により深みが増すと思います。どちらにしろ見た後は大きな満足感と幸せな気持ちで家に帰れる作品です。
最高のコナン映画
歴代コナン映画全部視聴済みで、沈黙の15分からは毎年劇場でコナンを見に行っていますが劇場で見た中でここまで満足感が凄かったのは初めてです。
丁度良いバランスでミステリー、ラブコメ、アクション、またキャラクターの配分も見事でした。中弛みしている場面が全く無く、最後まで前のめりで映画に夢中になっていました。既に亡くなっているキャラをどう話に絡めてくるか、またその思い出をどう現在に生かすのか、現在で事件を捜査しているのはコナンくんや安室さん、高木刑事や佐藤刑事なのにちゃんとバックに警察学校組の皆がいてまるで一緒に戦っているようでした。蘭ちゃんの見せ場が少ないと感じる方もいたようですが私は蘭ちゃんを危険に遭わせない為に影で守るコナンくんの構図が揺れる警視庁みたいで逆に良かったなと思いましたね。
今回のコナンは感動シーンも沢山あってコナンくんがエレニカさんを抱きしめるシーンは涙無しには見られません。今まで見たことが無いコナンくんなのにこれが江戸川コナンだ...と納得している自分がいました。
そしてクライマックスのキミがいればは言うことがありません。初期からコナンを見ている方は鳥肌も良いとこでしょう。探偵団が活躍して、それでも力が及ばないかと思われた時にエレニカさんの仲間達が協力してくれて、ラストで渋谷をコナンくん1人じゃなく皆の力で守っているのがとても良かったです。それでも主役はちゃんとコナンくんで、今回一番かっこ良かったのも間違いなく江戸川コナンだと思います。話も分かりやすくテンポよく、コナン初見でも1つの映画として見ても楽しめる非常にクオリティの高い作品だと思いますがコナンファンにしか分からない小ネタも沢山散りばめられててコナンの事を知っていれば知っている程刺さる作品だと思います。特に初期の映画が好きな方は懐かしい感じがするかもしれませんね。
普通に面白かった
安室さん主演の刑事ドラマのようで、
過去作のテンプレとなっている「蘭を守るコナン」という
構図で無かったのは新鮮で良かった。
オープニングの映画タイトル表示のタイミングが
過去作と異なっていたのも驚いた。
残念な所を挙げるとすれば、二つあり
一つ目は、
渋谷の建物を一切破壊しなかったことかな。
ゴジラのようにバキバキに壊してくれたら面白かったが、
ヘリが墜落してもビルに全く
傷一つ付かず、渋谷センター街を題材に使わせてもらうために、忖度したのかと思うほど。
二つ目は、
映画シリーズ全体に言えることだが、儲かっているのだから
あともう少し作画に力というか、金を注いでいただきたい。
日本アニメは「君の名は」の大成功をきっかけに
テレビ放送のアニメでさえも
劇場で上映できるレベルのいわゆる「神作画」で
描かれていることがとても増えてきている。
逆に視聴者の目が肥えてしまって、
作画に力を注いでいないと楽しめないようになっている。
金はあるのだから、作画崩壊気味なのを直していただきたい。
いっそのこと破壊された方が、
観客受けして聖地巡礼も捗ったのではないかと思う。
ちなみに成功例としてガルパンがある。
次回作が楽しみだが、
破壊される舞台のバリエーションに限界がきていると
個人的には考えているのでどうなるのか楽しみ。
途中で気持ち悪くなった
今回は
みんなめっちゃロシア語話す
登場人物多いけど、みんなバランスよく出てたなーという印象。伏線の回収もちゃんとしてるし、原作のネタも組み込んでてよかった!
ただ、警察学校組の4人が殉職してるのは精神的にキツイ‥涙
【見方が変わる映画】
主要人物・降谷零の、殉職した4人の同期との絆が描かれる原作が、本作で涙を誘う。昨今の世界情勢も、映画の見方を変える。アニメ作品ながら、側面の要素で見え方が深く変わる一本。
◆トリビア
○ TVアニメは2021年1月に25周年、同年3月に放送1,000回を達成した。
○ 「anan」表紙に降谷零が登場。男性アニメキャラクターのソロ表紙は史上初。
○ 小嶋元太と高木刑事の声優は同一人物の高木渉。高木刑事の名前も声優の名前からつけられた。
〇前作「名探偵コナン 緋色の弾丸」は公開3日間の興行収入が22億越えの過去最高を記録したが、コロナの影響でシリーズ初の100億点突破とはならなかった。
○ 高木刑事と佐藤刑事の結婚式から本作は始まるが、作者は過去のインタビューで「映画で2人を結婚させようと思ったが、原作でできなくなるのでやめた」と語っている。
◆関連作品
〇「名探偵コナン緋色の弾丸」(’21)
シリーズの前作。ラストでは松田陣平の声で「お前ら、出番だぞ!」。ツタヤレンタル中。
○「名探偵コナン」アニメシリーズU-NEXT配信中。
・「揺れる警視庁1200万人の人質」(第8シーズン304-305話)
佐藤刑事と松田刑事の関係、萩原刑事と松田刑事の関係が描かれる。
・「命を賭けた恋愛中継」(第18シーズン681-683話)
伊達航(だて・わたる)と高木渉(たかぎ・わたる)の「ワタル・ブラザーズ」の関係性が描かれる。
・「裏切りのステージ」(第22シーズン866-867話)
諸伏景光と降谷零(安室透)、赤井秀一の関係がわかる。
○「名探偵コナン警察学校編 Wild Police Story」(コミック・上下2巻)
警察学校組の青春時代。各電子書籍購入可。
◆概要
劇場版シリーズ25作目。降谷零と、すでに殉職している松田陣平、萩原研二、伊達航、諸伏景光の4人を含めた、通称「警察学校組」と呼ばれる5人がストーリーの鍵を握る。
【原作】#青山剛昌「名探偵コナン」
【監督】「ハイキュー!!」満仲勧
【声の出演】江戸川コナン=高山みなみ、毛利蘭=山崎和佳奈、毛利小五郎=小山力也、安室透=古谷徹、高木渉=高木渉、佐藤美和子=湯屋敦子、エレニカ・ラブレンチエワ=白石麻衣
【公開】2022年4月15日
【上映時間】111分
【主題歌】BUMP OF CHICKEN「クロノスタシス」(TOY'S FACTORY)
◆
◆以下ネタバレ
◆
◆謎解き
降谷が首輪爆弾をかけられ、警視庁前でロシア人が炎上し、松田刑事の名刺が見つかり、謎の暗号が残される。全編を通じて次から次に謎解きのヒントが落とされ、謎が深まりつつ答えに少しずつ近づいていくテンポの良さ。見ていて流石に飽きる事がなかった。
◆絆
警察学校で教官を救った時のように、土台になる伊達。爆弾を止める事ができた松田が言った「墓参りのお礼かね」。爆弾犯を撃った諸伏や伊達の連携も素晴らしかったし、少年探偵団がシーツでコナンを受け止めたのも、警察学校で諸伏を教場の旗で受け止めた四人と重なる。その警察学校組がコナンにラストの解決策のヒントを与えていた、その事を知った降谷の表情。同期4人をみな失ってしまった降谷が、コナンの策にまだ生き続ける4人を見たようで、あの回想シーンはとても胸が熱くなった。
◆ダブル
前述の通り、映画で2人を結婚させようと思ったが、原作でできなくなるのでやめたという作者。結婚式がフェイクなのは何となく予想できたが、高木刑事の葬式には一瞬ドキリ。事件起きまくり、殉職しまくりのコナンシリーズの頭もあり少し虚をつかれたが、無事でホッとした笑。いつもキスシーンを誰かに見られてしまう佐藤高木カップルにはこれからも注目したい笑。ダブルという意味では、佐藤刑事が花嫁と見せかけて、プラーミャという本作の1番の黒幕こそがまさに“ハロウィンの花嫁”だった事も、脚本の素晴らしいところだった。
◆ロシア
第23作『紺青の拳』はシンガポール、第24作『緋色の弾丸』はアメリカ、そして本作ではロシアが舞台のひとつ。現在のウクライナ侵攻が頭にあるからこそ、プラーミャやエレニカの民間部隊が、製作側の想定以上に恐ろしく見えたように思う。映画が生き物のように時代情勢によって見え方が変わる、そんな事を改めてアニメ作品から感じてしまった本作でした。次回は灰原哀が主役か。楽しみにしたい。
骨太であろうとする
恒例のコナン映画
昔、家族サービスという言葉を使うオジサンたちって感じ悪いと思っていました。それが旦那と出会い、毎年コナン映画に引っ張っていかれるようになり、これぞ家族サービスと思っていました。昨年は仕事が忙しいのに人間関係の予習で漫画やYou Tubeで予習させられたにも関わらず、犯行シーンですっかり寝てしまいました。
それが、今年のコナンはすごく面白かったです!予告では警察学校が全面に出てたのでどうせわからないだろうと思っていましたが、深く知らなくても見せ場の連続でずっとワクワクドキドキでした!勢いで乗り切る部分もあるので、冷静に考えればおかしなシーンもありましたが、とにかくずっと面白かったです。犯人のアクションが良かったのかも。小ネタもちょこちょこいい感じに入ってました。
旦那は原作とうまく繋げてると品評してましたが、何もわからなくても楽しめました。
あと、私は少年探偵団が好きなのですが、みんなの格好が可愛かったです。
コナンを知らない大衆(子供)向け
コナン映画は毎年かならず観に行きますがキャラ推しビジネスなど近年は原作ファンを置いてきぼりのような気がします。
(警察学校同期の過去回想などはとても楽しかったです)
本作はそこまで安室、松田に寄った作品ではないですがとてもチープなシナリオだと感じました。
まずコナン映画ではオープニングで鳥肌がたつほどワクワクするものですが今回のはなんなんでしょうか、、
新しいかたちに挑戦するのも良いですが迷走しているように思います。
犯人も序盤から匂わせすぎですし民間さんの人質の取り方や終盤犯人の暴れ方も雑すぎないでしょうか。
安室さんもヘリコプター奪われんな。
トラップ仕掛けてたとしてもリスクが大きいですし国民を安易に危険にさらすのは安室さんらしくなくがっかりなラストです。
コナン君大活躍なのは嬉しいですがボールで止めて終わりとは、、解決してませんよね、、
みんなで協力して止めようとかいうクサイ展開もひどくがっかりでした。
しかし今作は意外にも好評価が多い気がします。
なんとなーくで映画を観にきた人やお子さんにはもってこいの出来映えなのでしょうか。
是非次回作は凝ったつくりであることを願います。
やつらが絡んで駄作ならもう作らない方がマシですよね。
コナンは、いつもカタルシスを約束する❓‼️
面白かったけど良作ではないかな
今までと演出を変えてきてより派手に、
子供やコナン初心者でも楽しめる印象でした。
ドキドキハラハラするようなことはあまりなく
ツッコミ入れたくなるシーンが多かったです。
面白かったですが、密度はあまりなく
満足度はまぁまぁでした。
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