劇場公開日 2022年9月9日

「【”罪と罰、そして赦し・・。”母子の複雑な関係性及び息子の母に対する想いの変遷を菅田将暉さんが、抑制した演技で魅せる作品。今作は哀しき物語ではあるが、柵を克服し、人を赦す大切さを描いた作品でもある。】」百花 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”罪と罰、そして赦し・・。”母子の複雑な関係性及び息子の母に対する想いの変遷を菅田将暉さんが、抑制した演技で魅せる作品。今作は哀しき物語ではあるが、柵を克服し、人を赦す大切さを描いた作品でもある。】

2022年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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NOBU
ニコラスさんのコメント
2022年9月13日

コメントありがとうございます!魔が差すことはあって当たり前だと思います。
ただ、幼少期の経験は人格形成に大きな影響を与えるでしょうし、そのときに居合わせなかった母、大事な人の元へ自分を捨て去り行ってしまった母への嫌悪感が冒頭公園で母を見つけたときに抱きつかれたのを拒絶したところに表わされたようで。それが自分たち夫婦が子を授かったときの不安感に繋がっているのだとしたら、それらを全て解き放ち赦せるだけ心を変化させる記憶の蘇りは並大抵ではないだろうと思ってしまい、最後にいずみが謝ることに違和感を覚えてしまいました。
そして、手帳を見つけ短時間で嘔吐するほどの衝撃的な内容が書かれていたとしたら尚の事心の溝は埋められないようにも思えました。
この作品は詳細な描写をせずに、捉え方は見た人それぞれに委ねたのだろう、だからこそ評価が割れているのだなと思います。
ですので、私の感想に対し丁寧にコメントしていただき、見終えてからまた深く考えることができてとても嬉しかったです!
ありがとうございました。

ニコラス
光陽さんのコメント
2022年9月12日

観るものの過去の経験は映画の評価に影響しますね。
泉と似たような経験がある僕にとって、この母の行動は吐き気かするほどの嫌悪感を持ってしまいました。

光陽
グレシャムの法則さんのコメント
2022年9月10日

うーん、NOBUさんは、やっぱり優しい。会社ではいつも厳しい上司なので部下からは……とよくご謙遜されてますが、根っこの部分ではすべからく温かい目線でご覧になってるのが、あらためて分かります。

グレシャムの法則
しろくろぱんださんのコメント
2022年9月9日

いつもありがとうございます。
とても分かりづらい作品でした。
菅田さん原田美枝子さんの演技は素晴らしく良かったのですが過去の映像が途切れ途切れで頭の中で繋げるのが大変でした。
私が痴呆になった気分を味わいました。

しろくろぱんだ