ゴーストブック おばけずかんのレビュー・感想・評価
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成長譚としての魅力に欠けるのは残念
一つ一つのミッションをクリアしていくRPG的な面白さはあるものの、逆にそれだけなのが物足りない。
何よりも、主役である子供たちに魅力が感じられないのは、致命的と言ってもいいだろう。特に、男子の3人組は、外見こそ異なるものの、ほぼ同じようなキャラクターなので、登場人物同士に化学反応が起こらない。得意・不得意の設定や、家庭環境の違いなどで、それぞれに、もっと個性を持たせることはできなかったのか?少年・少女の物語なのに、彼らの成長があまり感じられなかったのも残念というほかない。(むしろ、成長しているのは先生の方か・・・)
子供向けに作ったためなのか、ストーリー展開や結末が簡単に読めてしまうし、肝心かなめのVFXも、実写の人間とCGとの雑な合成が目についてしまった。
子供向けだからこそ、こういうところは手を抜かずに、しっかりと作り込むべきだったのではないだろうか?
小学生にはぴったり
我が家の6歳girlと公開初日に。
ずっと見てたトレーラーで、是非 夏休みに、と思っていたので スケジュールの都合上 公開日に行く事になりました。
面白かったです。
6歳(年長さん)が食いつくように見ていたので、高学年になると、どうなんでしょう?ちょっともう物足りないと思うかもしれませんが。
逆にもう少し小さいと今度は 意味がわからない部分も出て来るでしょうね。
ベストは小学生の中〜低学年かな。
ゲーム感覚での化け物退治があるので そのあたりはゲーム世代の子どもは面白く見るようです。
ストーリーも CGも まあまあ良かったと思うので
小学生をお持ちのご家族には おすすめです。
セリフがもう まさにイマドキ。
そうか こういう時はこう返すのね
なるほどね こうなるか。
と ホントかどうかわからないけれど いいセリフ満載で
新垣結衣も子役たちも総じて良かったです。
私一人でも行くか?と言われたら
たぶん 行かない ですが ちゃんと楽しめました。
女の子は まあよくあるタイプの言い回しの子(可もなく不可もなし)だったので
これがもうひとつ 違う個性の子なら なお良かった、とは思います。
主題歌が星野源で あらそうね、となりました。
『当たり』の山崎貴
結局もやもや
『グーニーズ』『E.T.』などを思い出すような、子どもたちの冒険映画として作ってあったと思います。
監督(山崎貴)側からの企画じゃなくて、東宝のプロデューサーが児童文学のヒット作を、(自分の子どもが「図書館で借りられないくらい人気」と知って)映画化企画したのに監督として要請されたから、卒なく作りました、って感じ。
主要登場人物を5名に絞っていたおかげで、山崎貴とは思えないテンポの良さだったんですよ、途中まで。
白組のCGも結構頑張っていたんですけども。
ところが最終決戦で、敵の妖怪が目の前にいて、タイムリミットもすぐそこまできてるのに、ずっと喋っているところは『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を思い出す羽目に。
どこかで観た模倣感にまみれ、大人にゃ読みやすすぎるラストの安易な展開。
終わってみれば、やっぱり山崎貴映画。
何にも残らないし、なんだかモヤモヤしました。
ガッキーと神木くんがかわいいのが救いか。
大人が見ても良い
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