チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしいのレビュー・感想・評価
全149件中、101~120件目を表示
とても素敵でした
ドラマのその後を描いた作品。ドラマもとても良いので、映画を先に観られた方もドラマも観ていただけたらなあと思います。
黒沢から1歩進む勇気を貰い成長した安達と、安達のおかげで鎧を脱ぐことの出来た黒沢が、支え合って2人で生きていく道はこれから困難も大変なこともあるけれど、この2人ならきっと大丈夫。そんな風に感じられるラストでした。
人が人を想う尊さが、とても素敵に描かれていると思いました。
何度も見たくなる映画
基本映画は1回みれば満足、大好きだった某ドラマ映画も2回見ればお腹いっぱいで円盤も買いませんでした。
でもこの映画は何回も観たくなる。2回観て2回めが確実に面白かったし考えさせられた。
そしてまた次観たくなる
黒沢と安達が前を向いて未来を歩いていく姿を
見たくなります
ドラマのコメディを求めている人には物足りなく、評価は分かれるでしょう
後半はつまならく感じると思います
私はこの映画好きです
同性カップルが堂々と手をつないで歩ける世の中になるといいなと本当に思いました
評価は4だけど感謝を込めて5
感動で涙がとまらなかった。
主人公の安達と黒沢のお互いを思い合う気持ち。
静かにじっくり感じていくことができて、すごく尊かった。
二人の幸せをずっと祈っていきたい。
心から思える作品。
そして自分も大切な人の幸せを願って生きていきたいと思いました。
主演の赤楚衛二さん演じる安達の成長にドラマから見ていたファンとしては、すごくグッときました。
赤楚さん、黒沢演じる町田啓太さん
お二方のセリフはなくとも表情や仕草からも表現される感情には心に凄く響いて余韻がいつまでも続いてます。
永遠な自分のことなかで生き続ける作品
ドラマからの地続きを、映画でもそのまま丁寧に描いていました。監督が「余白」を意識したと記事でみましたが、まさにそこが観る人に色々考えさせる作品だったなと思いました。コメディ部分は相変わらずクスッとさせてくれて大好きだったし、人を想うということを丁寧に映し出していて、まさにこれぞチェリまほの映画!と大満足でした。本当に繊細なお芝居が、はっと息を呑むほど素晴らしかったです。
何回も観たのに、夜寝る前に「今すぐみたい」という衝動に駆られてまさに中毒性が高い作品です。
何度見ても色褪せず、その度に新たな発見があって永遠に自分の中で生き続ける作品だなと思っています。
深い深い内容でした。
赤楚くんと町田くんの演技に見惚れてしまって、ついついストーリーのうわべだけを見てしまいそうになりましたが、最後のシーンは深かったように思いました。多分、結婚式のシーンは安達くんの妄想(夢)で、絵本を見ながら妄想していたのかもしれません。現実は、そんなに甘くないはずです。2人の表情も幸せいっぱいというものではなく、硬かったような気がしたのと、すれ違ったカップルが2人が手を繋いでいるのを見て、笑ったような気がしたのですが…(気のせいかもしれません)これから決して楽ではない道のりを安達くんと黒沢くんは手を取り合って、前を真っ直ぐ向いて歩いていくのだろうと…そんな象徴的な終わり方だった気がします。
沢山ほっこりもしましたが、最後は深かったなあと思いました。本当に素敵な映画だったと思います。
もう一度、ゆっくり見直しに行きたいと考えています。
これじゃない感満載
まず最初にお断りしておきますと、TVシリーズは大好きで丁寧な作品作りにスタッフの熱意を感じとても大好きな作品でした。
原作も読んでます。
映画化も楽しみにしておりましたが。。。なんというかこれじゃないんだよなぁという思いでいっぱいでなんとも消化不良な気分です。
もちろんあくまで個人の主観ですし、私自身の趣向にハマらなかっただけで、この作品を評価している人に対してけなすつもりもないことを申し添えます。
そもそもこの作品自体は人の心が読める魔法が存在するファンタジーであること、登場人物の誰もが偏見を持たない理解のある優しい世界線であることが肝と思います。
映画においては急に両親に挨拶やら、特に黒沢の母親の葛藤や、皆に認められたいと安達の発言、唐突に結婚式等々現実臭くなって鼻白んでしまいました。
安達と黒沢の両親の反応の対比をしたかったのでしょうが、後半それだけに費やされて退屈にも感じました。現実のLGBTにおいてはあり得る問題かもしれませんが、チェリまほの世界線には合わないように感じました(もちろん原作に沿ってはいるので、映画オリジナルではないことは承知です)
最終回でも思ったのですが直接的なラブシーンをことさら回避したことは大人の事情があったと推察しますが、なぜ大人の事情がからむ俳優さんを起用する必要があったのか?
赤楚さんや町田さんはこれ以上ない安達、黒沢だったのでそれについて彼らが演じてくれたからこそ、チェリまほはここまで支持されたんだと思ってます。
だからこそ、ラブシーンをぼやかし続けたことが残念でなりません。
それこそLGBTに対して世間への忖度があったとしか思えません。
TVドラマは仕方ないと思ってましたがまさか有料の映画でも同じ表現になるとは。朝を迎える二人が白シャツでって。男女の恋愛ならこんな表現したのかな?って疑問に思いました。
冒頭おとぎ話から覚めてからというくだりがあったのでこういう現実問題をフォーカスしたい意図は察しましたが、そのくせラブシーンはおとぎ話笑、アンバランスが目立つ作品になってしまったなと感じた次第です。
愛しさと切なさと心強さと
原作未読でドラマからどっぷりはまってしまい今回待ちに待ち望んでいた映画化!ドキドキしながら視聴。 もう、こんなに心を持っていかれた映画は初めてです。 多少の足早感と、ドラマとのテイストの違いはあるけれど、それを差し引いてもあまり余るほど魅力にあふれた映画でした。
赤楚君と町田さんが演じると切なさが余計に引き立って胸を締め付けられる。
そんな数々のシーンに心揺さぶられ、何度も涙が出ました。
特に心に残ったのは、まず安達が事故に遭ったと聞いて黒沢が長崎に駆けつけてからのシーン。
ここは本当に美しく、それでいてエロティックでもある。 安達の家で雨に濡れた髪をふきながらうなだれ、自分の弱音を吐露する黒沢。 ほどなく安達の視点に切り替わり(ここが肝!)・・”この愛おしさをどうすれば伝えられるだろう” と、自然と彼の肩に手を添えて口づけようとする。 黒沢は少し驚きつつも受け入れ、お互いの手が絡まる・・このシークエンス。 直接的な描写ではなかったけれど、だからこそその余白に互いの感情が乗せら、掻き立てられる。 会えない時間ずっと抱えていた思いがこの瞬間に解放され、心の底から目の前の人を愛おしいと、自分の全部をあげたいと思う。 もちろんドラマ版の可愛い朝チュンも好きですが、映画のこの流れでのロストバージンってより深い結びつきでのことだから、二人の気持ちを想像したら、、ヤバくないですか? 私はすごく好き。
そして、もうひとつは同棲中のアパートの台所でのシーン。 安達が大切な人には2人の関係をちゃんと知ってもらおうって伝えた時の黒沢のハグ。 今までドラマで見たどのハグとも違う。 安達の決意を知って、愛おしさと、この人を本当に大切にしたいって思いがこもった包み込むようなハグ。 黒沢の腕にすっぽり収まった安達の健気さとひたむきさが際立ってハッとしました。
最後に。 あの結婚式は現実だったのだろうか? 安達が移動図書館で手に取って読んでいたお伽話に自分たちをなぞらえて見ていた夢物語ではなかったのか? とふと思いました。
そしてパンフレットがその絵本の装丁だったのが意味深で。 この映画はお伽話。 でもその中に散りばめられた愛しい想い、切なさ、優しさ、心強さ。 私はこの映画で受け取りました。
ラスト、地に足をつけ手を繋いで歩いて行く2人の姿に涙が止まりませんでした。 彼らが紡ぎだすこの物語をずっと見ていたい。それはもう私の祈りです。
2人の想いに寄り添ったエンディングの心音が心に染みました。
原作以上の説得力、ただ…
原作の色々なエピソードがきちんと整理され、原作以上に説得力がある内容になっていたように思います。満足☺️
特に、二人のご両親の言葉がとても良くて、原作よりも説得力が増したのは、演技の力ですかね? とても印象に残るシーンとなりました。
ただ、キスシーンも見せないし、朝チュンシーンもアンダーウェア(白T)着用なのは、事務所NGでもあるんですかね? ラブストーリーには必要なシーンだったのでは?
特にこの物語では、バージニティ喪失と共に魔法が解け、ファンタジーからリアルな物語に移行する大事なシーンだったはず。
眠り姫だって、白雪姫だって、魔女にかけられた魔法が解けるシーンでは、王子様がキスするのをはっきりと見せるのに。
原作にあるようなベッドシーンは必要ないと思うけど、頑なにラブシーンを見せない姿勢が透けて見え、逆に不自然さを感じてしまい「やっぱBL作品だからか」と意識させられてしまいました。
ほっこり癒される良い作品なのに、事務所の思惑(俳優たちにBLイメージがつかないよう配慮?)など、スクリーンの外の状況を想像してモヤモヤしてしまうなど、スクリーン自体に集中できない消化不良な状況になったのは、勿体なかった。
不完全燃焼だったので、マイナス0.5です。
ドラマとは違う映画らしいアプローチ
ドラマからどうやって地続きのストーリーに展開し、
更に、ここからのチェリまほファンだけでない観客を
どう満足させてくれるストーリーを作り上げるんだろう。。と
ドラマ自体が素晴らしかったので、
映画がつまらなかったら良い作品だっただけに嫌だなぁ。と
思っていたのですが∙∙∙∙∙∙
一度はドラマで完成された作品を、
映画では時系列も含めて納得できる
「なるほど!そういう事だったのか!」的なスタート展開に、
ドラマとは違ったキャラクターのアプローチや成長を感じさせるストーリーは、
映画ゆえ踏み込んだ内容でもあり、シビアな現実感覚も投影されて
ドラマではあまりフューチャーされなかった黒沢の脆さや、安達の芯の強さがゆっくりと浮き彫りになっていくさまも自然体でそれぞれの思いや考えにグッとくる。
映画だからこその「間」や「引き」の感覚は、
観ている側がどう感じるかを委ねられているようで
ギュッと詰まった内容の割には世界観に浸り、色々感情を揺さぶられた。
優しく人間愛に溢れた世界観はそのままに、
夢物語とリアルのバランスが本当に上手く出来上がった印象。
初日2回、翌日ライブビューイング舞台挨拶有りも2回、既に4回鑑賞。...
初日2回、翌日ライブビューイング舞台挨拶有りも2回、既に4回鑑賞。映画としては甘々評価。映画化まで実現したのはドラマが高い評価を得たから。ドラマを愛したひと達にとってはこれほど嬉しいことはないですよね。
濡れそぼる黒沢が愛おしい。自信を付け成長した安達が頼もしい。後何回観に行くのだろうか🤣
何度も観たくなる映画です。
ドラマからのファンで、初日含め3回観ました。
内容もセリフも分かっていても、1回目より2回目、2回目より3回目が泣ける映画です。
余白のピースを、自分の気づきで埋めていく映画だと思っています。だから、回を重ねる毎にピースが埋まっていき、演者さん達の目の動きだったり、手の動きだったりに意味がある事に気づける。
もし、1回観て「???」と思った方がいたら…是非もう一度観てみてほしいと思います。
キスシーンについて、マイナスイメージのレビューを見かけますが…私はあれで正解だと思っています。手をグッと繋ぎ合わせたシーンの方がよりチェリまほらしい表現であったのだと思います。
私は、安達家黒沢家の両親に近い世代です。それぞれの親目線で、「こんな風にできるかな?」「こう言ってあげたいな」とたくさんの事を感じました。だからこそ、海のシーンでは二人の背中を押してあげたい親心でいっぱいでした。
ラストの2人で意を決したように歩むシーンは、明るいだけではないであろう未来を力強く進む姿に勇気づけられました。
まるで…この世界のどこかに、本当に安達や黒沢がいると思わせるほどの赤楚くん町田くんの演技は必見です。
幸せのかたまり。
始まってすぐ、足立と黒沢。
ドラマの世界へ戻っていく。
挙動不審さが絶妙にキュートな足立。
圧倒的爽やかエエ男、黒沢。
おでこ出してる感じ、キレイ目の服装。
もうホントに黒沢!
町田さんは品のある男性を演じさせたら無敵です。
作品は足立と黒沢、二人の心の機微がとても丁寧に描かれていました。
幸せシーンも満載で、トラブルも幸せへのプラスエッセンスという感じ。
内容は実はあまり無いというか、割とずっとフラットなのですがそれを感じても十分みていられました。
足立の黒沢の服装のコントラストもとても良かった。
カッチリキレイ目、シャープな黒沢と
キュート、ふんわりゆるめの足立。
そして一番幸せな終わり方。
ただ残念、この感じは続編が難しいかもしれない。。
主題歌、挿入歌共にシティポップな感じが作品にとても良く合っていました。
舞台挨拶中継にいったのですが登壇している赤楚さん、町田さん。
足立と黒沢では明らかに無くて。
あの足立と黒沢はやっぱり作品の中でしかいないんだなぁと、より尊く感じました。
ホントに幸せな2人の世界。
ずっと続いて欲しい世界。
続編、難しいでしょうけどやってくれませんか?
珍しいのですが『幸せ泣き』を沢山させる作品でした。
テレ東さんの『チェリまほ』、『きのう何食べた?』は最強2大BL作品です。
主演の赤楚衛二さんの演技を楽しめた
ドラマ版から観てきた一人であり、原作も拝読させて頂きました。
ドラマ版のラブコメメインと比べ、映画は割とシリアスシーンが多いかも知れません。この点に関して、やはりドラマ版の強めのコメディー感が欲しかったですね。
但し、原作者は映画を通し、人間愛ではなく、安達黒沢恋愛話の続きを伝えたいとのこともあり、ファンタジーとはいえ現実の壁なども入れたと思います。
元々ドラマでもきれいに完結してたので、続編は特にこだわりが無かったが、もう一度主演の赤楚くんの安達が観れるのがただただ幸せでした。そして、素人から見ても、一年半前の演技よりも感情の見せ方など更に上手くなっている気がします。可愛い安達以外かっこいい安達の成長をしみじみ感じることが出来ました。
町田さんの演技はドラマと少し違って、特に雨の日安達とのシーンなど、泣く演技や見せる表情に違和感を感じました。このような黒沢に感情移入できなかったシーンが数箇所ありましたが、短期間の撮影が原因かもしれません。
キスシーンとラブシーン有無は賛否両論ですが、私は映画のような匂わせの方が好きです。男女恋愛のドラマや映画でも普通に匂わせキスシーンありますよね。大袈裟かも知れないけど、性別と関係無く、ガッツリラブシーンに執着する人達って「プロだから」と言いながら、ある意味役者さんに対して一種のセクハラ(性加害)ではないかとても思いました。
映画のハッピエンドは本当にきれいに完結出来たから、ここでピリオドを打つべきで、続編がないほうがいいと思います。これ以上スピンオフとかやっても、ガッツリ絡むラブシーンがあるかないかに焦点が置かれる気がします。その流れになると、せっかく暖かいストーリー性が強い作品が台無しになってしまいそうで不安です。
トータルで本当に素敵な作品でした。
同性婚をテーマにするなら監督勉強と覚悟が足りない
監督が原作を読んで映像化したい場面をかき集めたような映画。
それを短い時間内に全部収めようとした結果、どのエピソードも薄く中途半端になったように思う。
特に同性カップルへの理解をテーマにしたいのならば勉強不足・理解不足と言わざるをえない。
元々主人公が魔法使いという非現実的な物語ではあるが、全てが都合よく展開しすぎておとぎ話のよう。
本気で衝突するようなシーンもなく、ラブシーンもリアリティがまるでない。
映画の良さはそういったリアルな部分を描いてこそだと思うのだが…
ドラマの続編ではなく映画にした意味がわからなかった。
作品の最初と最後に絵本が出てくるのでおとぎ話で良いのかもしれないが、主人公はあくまで絵本と現実とは違うと主張してるんだよね。
だが、この映画の内容ではおとぎ話だと思う。
原作者は同性婚実現のために寄付を行っているそうなので、原作に沿った作品作りをすればまた違ったのではないかと思った。
実写化するのなら実際に同性カップルへ取材して意見を聞くのだと思うが、取材をしているのかどうかも疑問が残った。
映画からはそういった背景は感じられず、もっと丁寧な作品作りをしてほしいと感じた。
続編として、やる意義がある作品
ドラマ版のファンで、エレベーターの扉が開くのをずっと心待ちにしていました。
他の人が言われるようにドラマ版のようなコメディ要素は少なめですが
その後が丁寧に描かれています。
インタビューで赤楚さんと町田さんも話されてましたが
「ドラマ版は完結したが、脚本を見てこれはやる意義があると思った」
その言葉からも、ドラマ版以上にメッセージ性を感じました。
賛否があるのは当然だと思いますが、
スタッフのみなさん、キャストのみなさんが一生懸命、真心込めて作られた作品。
豊田先生が描かれた優しい世界を、
再び続編として映像化していただいたことに本当に感謝します。
私はこれからもこの世界線がずっと続くことを願ってます。
ジェンダーを越えたpure love story
ドラマのキャスト、スタッフが再集結し、その後の安達と黒沢を描いた作品。恋人同士になり、さらに互いをかけがえのない存在として、確かめあってゆく安達と黒沢の関係性が丁寧にえがかれている。魔法に頼っていた安達が黒沢への愛をはっきり自覚し、自分の意思で二人の未来を考え又一歩前に歩みだしてゆく。黒沢の弱さも受け入れ支えあう存在として二人で生きてゆく決意をする。そういう絆にジェンダーは関係ないのです。blという枠に納めないで、映画好きの方に絶対見ていたきたい作品です。欲を言えば原作に準じ、もう少し大人テイストな触れあいシーンがあってもと。でも、海辺のシーンは本当に素敵で、エンドロールで流れる心音を聞きながら静かな涙が止まりませんでした。
全149件中、101~120件目を表示