チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしいのレビュー・感想・評価
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落ち着いて観てきた!3回目(^^)v
2人のお互いを思う優しさが好きだな~
ドラマのオープニング曲中もあった腕を伸ばし繋ぎあおうとするシーン、映画では指輪をつけて伸ばしあうシーン好きです(キュンとする)
お互いの気持ちを伝えあって迎えた朝雰囲気が伝わる。案の定、魔法なくなった。
温かい優しい、ちとぬるい、幸せな物語
幸せな映画でしたね……
まんがやドラマのコメディ表現は影をひそめ、すっかり愛の物語に。
小さいスクリーンでしたが、客席は年配のご夫婦やいろいろな年代の女性でぎっしり満席。
誰にでもある人生の節目の一つ一つを美しく、丁寧に描いていて、やはり胸が詰まりました。
優しい世界、酷いこと言ったりやったりする人は誰もいないのです。
思ったほど長崎してなかった😅
公園と福砂屋くらい?
ファンサな映画でした。
ドラマでつかんだファンへのレスポンス、として考えると、篤実ではあるものの期待に対して誠実かはちょっと疑問かな。
何というか、こう、物語の書き割りを素敵にして見せてくれたみたいな感じ?
映画ならではの表現、ジーンとくる場面がもう少し欲しかったなあと思います。
見れて良かった
冒頭で、ドラマ版の復習的なダイジェストがあるので、思い出しながら映画に入れた。映画では、安達の成長が特に感じられて、目標を持って強くなっていく様が良かった。逆に黒沢は弱いところも見せられるようになって、2人の絆の深まりを感じられた。安達が幸せそうにしている姿はとても可愛らしくて、ニコニコしながら見てしまった。柘植さんと湊くんの2人も相変わらず微笑ましかった。
いつもの主題歌がかからないって…
主題歌好きだったのに、オープニングもラストも主題歌がかからないって…テレビの延長で見に来たのに残念でした。主題歌がかかるとあぁコレコレって感じでどんなシーンも許せる〜って感じになるのですが…ストーリーもまぁあまり期待はしていなかったけど、面白味のない今一つ盛り上がらない感じで赤楚君も町田君も活かしきれていない感じでモヤモヤしたまま終わりました。
二人を見に行ったのでいいのですが…
また観たくなる作品です
BLの枠を超えた作品です。
繊細な描写が好きです。
観て幸せな気持ちになります。
そして台詞にめっちゃ共感できます。
ちなみにエンディングの余韻がすごい。
また観たくなります。
良い意味で裏切られた良作
原作最新刊まで読んでいるものです。
以下、原作と映画について。
遠距離恋愛〜ご両親挨拶くらいまでの原作は、チェリまほらしく、テンポ良いコメディの中で、二人の心の変化がとても素敵に描かれています。ただ、安達があっという間に帰ってきたイメージです。
映画はとても原作に忠実で、ここまで実写化できる俳優2人は、本当に演技力が高いと思います。
コメディ少ないという意見をよく聞きますが、原作もここの部分はシリアス多めですから、これくらいが良い塩梅な気がします。
良い意味で裏切られたというのは、ラストシーン。日本で実写化するのであれば、ただ「幸せになりました!」では現実逃避しています。
現実は厳しいこともあると思うが、それでも2人でいたい、と決心した2人の表情がただのファンタジー映画ではなく、考えさせてくれる映画で、本当に見て良かった。
見たいのはこれじゃなかった
結論から言うと、ドラマチェリまほの続編として見たい世界観の映画ではなかった、に尽きます。
映画化発表から公開までずっとお祭りの中にいて、肝心の映画は序盤こそ楽しかったですが、後はお祭りが終わった静けさの中で淡々と進む後片付けを見ているような感覚でした。
原作は未読なので、原作と同じ展開をしているのなら申し訳ないのですが、この映画でやりたいテーマを描写しきるには尺不足だったと思います。
前半は安達の長崎転勤を経て、魔法はなくなり、安達の中に黒沢と生きていく強い意志が芽生えますが、そもそも長崎転勤中のエピソードが少ないし浅すぎて、事故騒ぎとは別に、安達が長崎で何を考え、どういう経験をしてそこまでの強い気持ちを固めていったのかの描写がほしかったです。
この辺はどうしてもやりたい後半のエピソードのために尺(と予算?)の関係で割りを食った部分なのかな。
そして安達の気持ちの深化がよくわからないまま、後半は急速に家族へのカミングアウトまで話が進んでしまう。早すぎてもう気持ちが付いていかない。
そこから同じような構成の実家挨拶を2連続で長々と見せられて、冗長で退屈だし、安達家の挨拶シーンなんて大昔に男女恋愛もので散々こすった古めかしい描写で、何を見せられてるんだろう…となりました。
映画の中で伝えたいことがたくさんあったのは理解できますが、ここまで駆け足になるくらいなら、もっとテーマを絞って、その過程を丁寧に描いてほしかったと思います。
そもそも安達の魔法がなくなるって、この物語において、めちゃくちゃキモの部分ですよね?禁じ手使ってまで魔法使い設定を戻したのに活かされてないから、なくなったときのカタルシスが薄すぎ。淡々と消化されてしまったのが、とにかく残念でした。
また、それまで恋愛経験もなく、まして同性愛者だったわけでもない安達が黒沢とずっと一緒にいたい、それを家族にも周りにも認めてもらいたい、という強い覚悟を持つまでになることも、かなりしっかりしたエピソードをもって描写しないと説得力がないです。
すべてのエピソードが薄くて浅いから、制作側の伝えたいことがセリフやストーリーの中に馴染んでなくて、やたらアピール過剰で説教くさく感じてしまいました。
ラストに硬い表情で手をつないで歩くシーンも、直前の結婚式は安達が見たおとぎ話の出来事だとすると、でも現実はそうじゃない、とつきつけられて終わり、ほろ苦さだけが残りました。
それでも安達と黒沢はその厳しい世界を手をつないで生きていくんだ、という描写なのだと解釈していますが、チェリまほは多幸感あふれる余韻で終わってほしかったので、なんか違うな。見たいのはこれじゃなかったなという気持ち。じわじわ沁みてくるのは感動ではなく、仄暗さがゆっくり広がってくる感覚で、何度見てもモヤモヤします。全体を通してハッピーとコメディ成分足りなすぎ。
「ドラマから地続き」という触れ込みだったと思いますが、整合性がなく安直で無理やりな実は魔法使いのままでした設定、どう考えてもドラマと合わない時系列、私が知っている「地続き」とは意味が違ったようです。
クリスマスイブに何もなかったとしたら、ドラマのクリスマス朝のシーンもエレベーターでのイチャイチャもバレンタインもなかったことになるので、クリスマスイブから分岐した並行世界の話だと思えば、納得でき…いや、できないわ。
追記
監督のティーチイン付き上映を見に行かれた方のレポを読んで、ここまで私が見たいものと、制作が見せたいものが違っていたのかと愕然としました。
特にラストシーンの二人の覚悟ってずっと真剣に黙って歩くことでしか表現できないことなんでしょうか。後ろ姿になってからでも、黒沢が安達の方を向く、二人が何か話しているのがわかる、などがあるだけで個人的には最後に残る感情がまったく違ったと思います。
手を見せる演出もここぞってところでだけ見るならいいんですけど、ここは役者の表情を見たいってところで手だけの画に切り替わるのが多すぎてくどかったです。最後海でのアーティスティックスイミングかと思うような振り付け、ドラマOPとリンクさせたいのはわかりますが、正直ダサくてここ笑うとこかなって思いました。もう少し引きの画で二人の顔映ってたら印象違ったかなと思うけど。
映画は全体的に感性が自分とは合わないなと思ってしまいましたし、万一また何かあったとしても、それはもう私が見たいチェリまほではないんだろうなと残念な気持ちになりました。
ドラマからの安達と黒沢のピュアラブストーリーです。ドラマを予習してみることお勧め
色々なレビューを見て思うことはやっぱりドラマを見ていないと、見る視点が変わってしまうということ。
黒沢がなぜ安達に惹かれたのか、黒澤の視点での恋の始まりがドラマでは描かれています。同性であるが故の黒沢の切ない恋心と安達が黒沢の想いに触れ,臆病で自信がなかった自分の殻を破り、前に一歩踏みだしてゆくさまが、キュンキュンのエピソードやコミカルなタッチと共に描かれています。この映画はその延長の物語であって、恋人同士になった二人がさらに真剣に二人で人生を歩んでいくことを決意する。ジェンダーを超えた心のふれあいを描いているのであって、同性婚のプロパガンダではないと思うのです。もっと感性で見ていただきたい作品です。エンドロールで流れる心音が心に響ます。この心音の歌詞がチェリまほの世界を物語ってくれています。
なんかすっごい微妙(笑)
予告見て楽しみ〜!ってなってたけど、いざみるとう〜んって感じ。
一緒に見に行ったお友達はめちゃくちゃ良かった!って
言ってたけど、わたし的にはうーんだった笑笑
そのシーンいる??ってのが多すぎるし、
あっさり遠距離問題解決するしびっっくり!^^
予告作るのうまいな〜〜って思いました笑
ドラマが面白すぎたのか、映画に期待しすぎたのか、、
2回は見る!って決めてたけど悩む^^
うーん…
ドラマ版が大好きで、映画化されると知ってずっと観に行くのを楽しみにしていました。予告編も何度も見て凄く期待していたんですが…
長崎の転勤のエピソードはあっけなく終了していまい、魔法が無くなる過程もはっきりとは描かれず…ドラマのコミカルな楽しさもあまり無く、何となく消化不良です。
二人の幸せは嬉しいけれど、転勤のエピソードやすれ違いももっとじっくりと描いてほしかったので、辛口の評価となりました。
前半はラブコメ、後半はヒューマンドラマ
ドラマでハマって原作を読み、映画を見ました。
ドラマのラブコメの続きを見られると思ったら、それだけではない事に最初は戸惑いました。
でも、パンフレットを読んだり、特番で町田さんが言った「やる意義がある」という言葉を思い出し、制作陣、役者の方たちも全ての人が幸せに向かえるようにしたいという想いがあるのだと感じました。
前半の魔法使いの部分は楽しい雰囲気で、都心で他人の声ばかり聞いて疲れているであろう安達のためにキャンプをしたり、初詣へ行って安達と黒沢が未来への希望を話したりしています。
でも、長崎転勤をきっかけに夢ではなく、現実に向かっていきます。
自分たちの事を、周りに認めて貰えるように行動します。
その過程で伝えられる言葉がとても心に響くもので、安達家、黒澤家のシーンは赤楚さん、町田さん、ご両親とも演技が素晴らしかったです。
ラストはとても考えさせられましたが、安達から手を繋ぎ指を絡ませるのに、二人の進んだ関係とどんな未来も一緒に行こうとする意思が感じられました。
私はこの映画が好きです。
でも、ドラマのラブコメだけを期待した人には期待外れになるかもしれない。
賛否両論あるだろうな…と思いました。
−0.5は、長崎の夜のラブシーンを、やると決めたのならきちんと表現してほしかったからです。
手の描写はとても美しかったのですが、原作通りキスシーンを入れた方が気持ちがわかりやすくて良いと思いました。
それ以上は見せなくていいと思いますが…。
朝も、布団から見えるのは肩までなので服は無い方がわかりやすかった。
特に、ドラマラストが未遂だったのなら、それと差別化するために服は無い方が良かったです。
満足感とこれじゃない感
ドラマ版は概ね満足で映画も楽しみにしていました。
主演二人の再現度と演技は素晴らしかったです。
スクリーンでイケメン黒沢とあれだけもさい役作りしてもに終始可愛い安達を見られるのは幸せでした。赤楚衛二さん町田啓太さんありがとうございます。赤楚さんは痩せ体質なのに体重を増やすのも一苦労みたいでお疲れ様でした。
ドラマ愛ゆえに厳しめの評価になりましたが、高評価の方を否定する意図は一切ありません。
ただ私はドラマ版のテンポの良いラブコメ感が好きだったんだな、と映画を見て感じました。
それが減ってかなりシリアスな作りになっていました。
安達の長崎転勤、別離による互いの不安、一緒にいるための安達の努力や成長。
互いの家族への紹介、結婚式。
安達の父と黒沢が場面では思わず泣いてしまいました。
風間監督の丁寧で静かな画面の美しさは素晴らしいのに、なんだか見ていてしんどい。
原作既読で熟読はしていませんが、特に黒沢のキャラがもっと前向きで楽しいんですよね。
町田さんの演技力なら難なくこなせるでしょう。
映画では繊細さがヒューチャーされすぎていたからしんどいのかな。
安達もすごくがんばったけど、やや脚本に丁寧さが足りず、脚本的に決意表明的な強いセリフが唐突に思えるところもあった。安達が過労で倒れる場面は上手すぎて本気でドキドキしました。
安達の成長が目覚ましい一方、そこに至るまでの描写にもう少し丁寧さが欲しかった。
結婚式がまるで安達(黒沢)の想像や願望かと思わせかねないラストの演出は何故?
今回は特に控えめだった安達が、あんなにがんばったんだからそりゃないよ。
制作側の同性愛カップルの現実を描こうとしている姿勢は素晴らしいのですが、私の求めているものが微妙にずれていたんだと思います。
BLは詳しくありませんが、主に海外のLGBTものはそれなりに見ているせいかもしれません。
また、題材に限らずもっとシリアスで重い題材の映画でも鑑賞後の気持ちは暗くならないものはいくらでもあります。
黒沢安達は二人とも真面目で誠実、タイプは違えど優しさも強さも繊細さもある。
イケメン俳優二人だからだけじゃなく、見ていてとにかく応援したくなる人柄です。
現実は日本や法律のみならずもっと厳しいところもあるし、カミングアウト出来ない人たちも多い。
ドラマで感じた幸福感は確かに感じました、
でも予想外に少な目で、見た後なんだか落ち込んでいる自分がいて混乱しました。
隙間を想像で埋めれば、何があってもこの二人は大丈夫なのでしょう。
でも、この作品にはもっと文句なしの多幸感を求めていたのだと思います。
でも役者、原作者(すごく良く出来た方ですよね)、監督、プロデューサー、スタッフには感謝しています。
文句ばかり言ってしまって勝手なものですが、テレ東ドラマは誠実で着眼点や質が良いものが多く、ずっと前からもこれからも応援しています。なので出来る限り課金しました笑
テレ東でなければこの作品は生まれなかったと思います。ありがとうございました。
もうちょっと
ドラマと原作を見てから映画鑑賞をとても楽しみにして観に行ってきました。
見終わってから期待しすぎていたせいか少し何か物足りない感じもしました。
映画全体としては感動あり可愛い二人に癒されたり切なさといった内容がありとても楽しめる映画になっています。
ドラマをみているとラブコメ要素と今の時代に寄り添った想いがいい感じに原作の世界観を崩さず素敵に描かれていて何度みても面白いのですが映画はドラマのようなラブコメ要素は少なくシリアスが多かったかなという印象です。でもここまでとってもいいラブストーリーの映画なのにキスシーンはカモフラージュされてたのに対してはどうなのかなって思いました。こう言う理由でカモフラージュしていますという意図がわかれば納得がいくかもしれないです。とっても人に寄り添ってる内容の部分の映画だけあって個人的にちょっと残念でした。
一番最後の二人で手を繋いで一本の道を歩いて行くシーンもまだハッピーエンドまでの道のりは続いてそうな感じの物語になってそうで本当に幸せで終わったのかと言う所です。続編があればどんな形でも安達と黒沢に会いたいです。
後は、黒沢の妄想の焼きマシュマロとか最高に安達が可愛いし妄想や心の声で安達に話かけたりしている部分は二人可愛いさいっぱいでほっこりしました。柘植と湊の話もとってもかわいいです。EDの心音の歌詞もとても素敵ないい音楽です。
映画ならではの美しさ
黒沢に会ってきました。
町田さんのお陰で安定の優しさを感じさせる黒沢
「黒沢だ〜」「また会えた〜」とほっこり、安心しました。
人への思いやりと気遣いを感じさせる 独特の「間」と声のトーン
しっかりと演じ分けて成り切ってくれる町田さんに感謝です!
黒沢が自分の弱さも出せるようになった、安達が頼もしくなりましたね
ドラマでは攻めや待ちの黒沢が
映画では受け手に転換する場面がとても印象的でした
帰ってからアマプラでドラマを観直して
二人の映画での成長を再確認しました
原作も読んだけど、映画は俳優さんが演じるからこそ表現できる
映像美やそこに込められた意味を感じました
お忙しい人気者の俳優さん達と僅か2週間で撮影したのも凄いですが
「5年くらいかけて撮りたいね」と言われたように
本来はじっくりと時間をかけて演じて撮って表現したくなるほど
二人の成長や社会の変化も見たいなぁと思います。
明日また黒沢に会ってきます
おとぎ話と現実社会とその中間と
「結婚の自由をすべての人に」
愛がわからない、結婚したい人の気持ちがわからない。
創作の世界でも「愛」なんて「結婚」なんて、と思っていた。
記号として楽しめたらそれでいいと。
映画を見たあと、
安達と黒沢が当たり前に結婚できる社会になってほしい
愛し合う人達みんなが「結婚」できますように
その思いで涙が止まらなかった。
ふたりの「愛」の尊さに熱くなった。
この映画にはそんなパワーがある。
この映画の世界観はおとぎ話と現実社会とその中間が混在してる。
いつかおとぎ話が当たり前になってほしい。
ラブ「コメディ」ではなくラブ「ストーリー」だった
しっとりとした映画でした。
「ずっと一緒にいられたらいい」というふわっとした夢見心地の感覚ではなく、「ずっと一緒に生きていきたい」という、明確な人生の目標ができた安達が、それを黒沢に伝えて、ふたりでそれを叶えるために、一歩ずつ進んでいこうとする様子には胸を打たれます。
ドラマ放送時の、美しい光の演出や、声の震えや触れる音が聞こえる繊細な音や声の演出も健在です。
モノローグも最小限で、赤楚さん町田さんの、揺れる心情が睫毛の先まで宿っているような演技を、劇場のスクリーンで観ることができて嬉しかったです。
ラストシーン、ドラマでは毎回黒沢がひとけの無い道で手を繋いでいたのが、昼間の人通りのある道で安達からそっと指を絡めて繋ぎます。それを見て、瞬間的な燃える恋を越えて、ふたりで温め続けられるような愛に辿り着いているんだなと感じました。
ドラマで二人が手を繋ぐときは二人とも笑顔でしたが、映画の最後ふたりが歩いているときの表情は少し違います。その道程に、その後の未来を見ているようでした。
あの公園にはいろんな人が歩いていて、同性同士の人だっている。それが恋人なのか友人なのかは分からないし、男女でいたって恋人同士かどうかは分からない。もちろん一人で歩いている人もいる。その中で、安達と黒沢だけがもしかしたら辛い目に遭う未来があるのかもしれないと考えると切なくなります。
BLのファンタジーと、ふたりが生きていく現実の境目を観た気がします。
付き合いたての、一番幸せなキラキラした時間を、もっと見たかったなという思いも正直あります。
キスシーンも明確には見せてくれないのかーと正直残念には思いました。でも、長崎の夜、黒沢が固く結んだ指を安達から解いて、たどたどしくも優しく繋いでいく演出、想いがつながりながら互いに力が入っていく様子には、すごくどきどきさせられました。
後半にいくにつれて、肉体的な接触で関係性の安定をはかろうとする関係性はとうに越えていっているのが分かって、より手を繋ぐ行為の変化を尊く感じました。
ふたりのどんな姿が見たかったのか、期待していたものは千差万別なので、それによって抱く感想が変わってくると思います。原作もドラマもある中で、より期待の形も様々だと思います。
映画という形で、またふたりが楽しそうにいる姿を見せてくれたことが、とっても嬉しかったです。
これは、優しさと強さを秘めたラブストーリーである。
自分は原作からのファンでドラマ、映画と追いかけてきています。
この映画を初めて見た時はそこはかとない物足りなさを感じながらラストまできた最後の最後、2人の表情に引っ掛かりを覚えました。
その違和感を解明すべく、パンフレットを見たりセリフの意味を考えたりと思考を巡らせた後に見直したところ、印象ががらっと変わりました。
この映画は、ドラマの続編です。
ドラマは多数の賞を受賞し、これは続編への熱意を受けて制作されたものです。
ドラマの最終回終了後、ファンの間で多数の意見が噴出しました。この映画はそれへの回答であり、また、それ以上のものでもあります。
この映画を見る方は、各々の「期待」を抱いて来る方が多いと思いますが、その期待はおそらく裏切られます。そこに失望したり肩透かしをくらった思いをする方が出ると思います。(私はそうでした。)
しかし、製作者の意図は「この作品を好きになって応援してくれた【全ての】人への感謝であり、主人公たちの幸せに対して真摯に向き合った作品」なのであろうと思います。
全ての、ということは、自分以外の見解を持つ人も含まれます。自分のような期待を持つ人だけに向けたものではないので、冗長に感じたりする部分もそれぞれ出てくるのではと思います。しかし、複数の視点からこの映画をとらえ、咀嚼していくと、重いメッセージに気付かされ、製作者の精緻さと深慮を感じることができる、そんな作品だと考えています。
(物足りなさを感じる人はそれなりに出ると思いましたので点数は少しだけ減らしています)
赤楚君がかわいかった、、以上。
長崎エピソードが端折られすぎじゃない?あそこ、安達くんが魔法を失う一番大事なイベントだけじゃなく、新店オープンまでやり切って、仕事で自分に自信を持てて、二人で生きてくためにレベルアップした感じがしたりとか、二人にとって大事なことがもっと起きてたと思うんだけど、ササッと終わった笑 長崎編と柘植カップルの話を2ndシーズンで、じっくりドラマでやればよかったのに?で映画でその後の婚約の話やなんやらやればよかったのに?まあ、たぶんなんか大人の事情でできなかったのかな、出演者のスケジュールとか?せめてキスはしとこうよ?ダメ?笑 朝チュンでもいいから、せめて腕枕はしとこうよ?それもダメ?どっちが男役、女役みたいにイメージ付けられるのがダメだったりしたのかな???謎。
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